2013年9月18日水曜日

’13/9/15 野尻湖ランのこと

 9/15(日)。走友会のヒグマサさん、F井さん、H間さん、骨っ子さん、そしてぼくの5名で野尻湖を訪れた。遠征ランと銘打った30km走が目的だ。

 野尻湖はかれこれ4年ぶりになる。以前は冬、大寒の頃ワカサギを狙って訪れたことがあった。当時は魚釣りに凝っていて色々な釣りに挑戦した。ワカサギ釣りはこぢんまりした魚信(アタリ)のない地味な釣りにみえるけれども、なかなかどうして他にはない妙味がある。ここ野尻湖は不凍湖なので、屋形船で湖面に繰り出し、畳敷きでストーブが焚かれた暖かな船内で釣り糸を垂らす。馴染みのない方にはちょっと想像し難いと思うが、時期と場所を考えると、とてつもなく快適な環境で釣りを楽しむことができるのだ。船内のガラス窓を通じ、朝陽が湖面を照らす様子だとか、穏やかだった外が突然暗くなり吹雪になったかと思えば、突如雪の舞う宙空にスッと陽光が差し込んでキラキラと反射する、さながらダイヤモンドダストが広がったような素晴らしい光景を目の当たりにしながら、ぼくらはいそいそと三桁を目標にひたすらターゲットを針にかける作業に没頭する。ぼくにとっての野尻湖とはそういう場所だった。

 釣りの話はさて置き。
 野尻湖周回コースは1周15.3km。1km毎に距離表示やら注意看板などが立っていてジョガー、サイクリストに配慮が施されている。ぼくらは遊覧船乗り場からスタートして国際村へと向かう。この日の天候は小雨模様。けれど、茂る木立のお陰で雨はあまり気にならない。木の葉に落ちる雨音が静謐を演出している。道端には秋らしくドングリやら栗がたくさん転がっていた。きっと動物達も多く生息いているものと思われる。
 のっけからいくつもの起伏を超えなければならないタフなコースだった。ペースとしては6分半、登坂が長い場合はあるいは7分ぐらいで進んだ。途中「象の小道」という看板がひっそりと立っていた。湖に続くであろうその小径を横切って1km程進むと木立から眼下に湖が見える。そこからしばらくは降り勾配になり、竜宮崎そして寺ヶ崎のアリーナへと続く。ここでようやく道路が湖面の高さに近づき菅川の集落へ出る。距離にして概ね10km。県道をそれて松ヶ崎へ向かうコースがもっとも勾配のきつい登坂となる。(1kmで70mの登り、つまり7%勾配)登りの途中、木立の切れ間から左を眺めると、つい先ほど走っていた菅川の集落が一望することが出来る。こんなに高いところまで来たのかぁと思わずにはいられない。そこから頂上まで緩やかな登坂が続く。頂上を超えると何度も蛇行を繰り返してひたすら降る。湖面が見え、アリーナまで来れば残りは僅かだ。スタートした遊覧船乗り場の建物が目視出来る。

 1周を終えしばし休憩。膝の痛みを堪えて走っていたH間さんは2周目をレンタサイクルで伴走することに。マネージャーさながら声援を後方から送ることに。

 2周目。前半5kmぐらいは1周目と変わらないペースだったけれど、コース形状や骨っ子さんの天敵(笑)の所在も概ね掴めたのでややペースアップ。6分前半で進む。菅川集落で用を足し、難所の登坂に備える。再び走り出すと、走力のあるヒグマサさん、F井さんは何事もないようにスイスイと坂を登って行く。ぼくは二人の背中を見ながら追いかける。頂上に到達したところで、ペースダウンした二人になんとか追いつく。それからはゆっくりと坂を降りゴールを目指した。残り2kmぐらいのところでヒグマサさんが加速。流石の脚力だ。F井さんも?と思いきや、ニコニコしながらぼくと伴走しゴール地点に辿り着いた。
 2周目はあれよあれよという間に終えた感があり、随分と楽に走れた。実は、ぼくにとっては久々の30km走だった。新潟シティ前の必須課目をようやく一つクリアして良い気分になった。
 
 

 午前中に走り終え以降は完全に観光モード。ブルーベーリーのソフトクリームを皮切りに、昼食やら、お買い物やら、温泉やら、マッサージやら・・・これらのオプションを存分に楽しみました。
 終始、運転とナビをしてくれたH間さん、骨っ子さんには感謝です。
 野尻湖、また行きたいですねぇ。

 9/18まで…スイム0km、バイク15km、ラン154km

2013年9月10日火曜日

9月の練習で想うこと。

 新潟シティに向け週末は20km以上走ることを目標に取り組んでいる。 おかげで休み明けの月曜日はひどい筋肉痛に見舞われる。2日続けてその距離を走ることがあまりなかったことが一番の原因だと思われる。頑張って走ってますっ!と言いながらも身についた筋力はその程度のものなのだ。口ほどにもないというわけだ。

 この時期までくると土日どちらかで30kmをやるべきなのだけれど20kmを超えたところで満足してしまう。
 「ま、とりあえずやったよね」(純喫茶アイドルのマスター甲斐さん風に)と妥協してしまう。先へ進もうとするガッツやモチベーションが上がらない。そうだ、そうだ今日はこの辺で引き揚げようってな具合で。
 すべての持久系の運動は自身との折衝なのだ。体力とか能力に見合う人格をも育成することが必要だ。数年前、何となく走り始めたことを思い起こせば、確かに、随分とやれるようになった。走るという行動を起こすことで、そこに費やす時間を作るため習慣が一変した。そして一昨年はより計画的にやった。いくつかのレースを走った。結果も得た。それで何となくやれる気になっていただけなのだと気付く。
 おっと、危ない危ない。ラン一つとってもまだまだ改善できる余地は十分にある。やれる範囲で収めるか、それとももっと掘り下げるのか。もちろん後者だ。リアルに痛む大腿四頭筋を手掛かりにより先を探ってみたい。

 9/8(日)。骨っ子さん発信の練習会に参加。雨模様の間隙をついて集合した6名で島ランに繰り出した。本川大橋を超え河川敷に入ってからのF井、H間、ヒグマサさんらのペースは舌を巻く。5分半〜5分前半そして5分のビルトアップで約5km。大きく離されながら必死に追いかけた。That's 走友会練習!おかげさまで良いスピード練習になりました。

 今月はしょっぱなから佐渡トラ、浦佐山岳耐久マラソンそして弥彦HCと大活躍された諸先輩に刺激を受ける。さらにスポーツに参加するものの一人として東京オリンピック開催決定のニュースもとても勇気付けられる。
 頑張りますか、ネ。


 8/31まで…スイム1.0km、バイク122km、ラン267km

 9/10まで…スイム0km、バイク0km、ラン86km