2019年6月24日月曜日

トレ☆レポ19.6.17〜6.23

 隣のレーンに見知ったスイマーがいらしたので挨拶がてら声を掛けた。すると彼はぼくだと判ってちょっと驚く。
「中高生スイマーが一般レーンで泳いでいるのだと思いました~」と言われた。
 なかなか巧妙な台詞だ。こちらも気持ちよく泳げていた自覚はあったので褒められたような気がして嬉しい。
 この日はアップからキック 、サイドキック 、スカーリングと、いつもより丁寧にドリルを行った。
 クロールでは手(腕)の位置や通過点、身体のローリング、ストレッチングタイムなどしっかりと動作を意識する。押しのけられた水がスムーズに後方に流れる。水流を崩さない、あるいはムダな水流を発生させないとでもいうか、ゆったりした動作でそこそこのスピードに乗って気持ちよく泳いでいたのだ。そこを先ほどのように評されたのだ。
 ドリル主体の練習のときは、この感覚を忘れずに練習しようと思った。この日のように丁寧にドリルを行うのは少ないかもしれない。
 そして週末スイム練。しっかりドリルを積んで、細部に意識を回しながらクロール。水をキャッチして後方へ送り出す感覚がいつもより研ぎ澄まされる感じだった。そしてインターバル練へ。脈を計りながら適度な間隔で泳いでいると突拍子もなくひとつのアイデアが思い浮かんだ。
 ブレスの数を減らせば、タイム短縮は可能ではないの?
 悪くなかった。物理的な時短術ではあるが結果として技術を磨くことにつながるのだろう。しばし、このテーマに拘ってみることにしたい。
 今週は平日トレ3連休を挟んだ割りに、いろいろと収穫のあった期間であった。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
Menu:筋トレ、スイム、ターゲットオーバー走、サイクリング


17(月) 夜 筋トレ(70)、スイムドリル1,000m、トレミ(TR)7km
18(火) 夜 ロード12km (10kmTオーバー走)
19(水) ~21(金) レスト
22(土) 朝 ロード15km 午後 筋トレ(70)、スイムドリル1,500m
23(日) 朝 サイクリング(村上パト) ~ ブリックラン 5km

【6/23トレーニング(km) …Swim4.5  Bike360 Run126】

2019年6月17日月曜日

「Lumina #73」からの宮古島のおもいで。トレ☆レポ19.6.10〜6.16

 トライアスロン誌「LUMINA」の最新号を手に取った。タイトルは「ストロングマン2019」。特集はもちろん4月に行われた宮古島大会だ。
 自分の出走したレースの記事を読むというのは格別だった。ぼくのことは1μも触れられることはないのだけれど、さまざまな光景が脳裏を過ぎった。
 制限時間間際に降り始めた雨は、その後風雨となり、ずぶ濡れたぼくはバイクプールでガタガタと身体を震わせ、歯の根が合わなくなってしまった。大会終了後、競技場から機材を回収して、宿泊先の上野まで自走で戻ろうと考えていが、まったく無理な状況だった。よしんば強行したとしても途中でどうにかなっていたかもしれない。
 想定外の出来事に対応するのはトライアスロンの必須オプションだが、レース後の天候のことまで頭は回らなかった。あのとき、Techi(テチ)の皆と一緒じゃなかったらと思うと…、きっとレースよりも辛い想い出ができたに違いないだろう。
 そして、もう一つ。翌日の宮古島空港でのこと。
 ヒトの入る隙間もないぐらいに大混雑する昼の空港ロビーで、手荷物検査の順番待ちをしていたところ、妙齢の男性となにかの拍子で言葉を交わした。
 ふと彼の左腕に目が引きこまれる。するとぼくの憧れの腕時計(ヴィトン タンブール)が装着されているではありませんか!
 ぼくの性格上どうしてもそれに触れずにいられない。それを口にしたのをきっかけに服飾品についての話に華が咲いた。もちろんトライアスロンのことも。搭乗手続きがなかなか進まず険悪な空気の漂う中、ぼくらはお構いなしに逸品やレースのことを語り合い、心を躍らせる。男性は、旅行に訪れたらトライアスロンが行われていたと話していており、この時期、観光でこられる方もいらっしゃることを改めて知った。
 そして、沖縄に到着した機内で、ぼくからお別れの会釈をしたときに、彼は不意にぼくの名を呼んだ。洒落た時計を覗かせるその左手には、リザルトの掲載された宮古島の新聞が掲げられていた…。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
Menu:筋トレ、ペダル練、スイム


10(月) 夜 筋トレ、ペダルSIT5
11(火) 朝 筋トレ少
   夜 筋トレ(WT50)、スイム1,300m(50インターバル)、トレミ(TR)6km(ビルト)
12(水) 夜 ロード10km、スイム少々
13(木)  筋トレ(WT80)、TR8km
14(金) レスト
15(土) 午前 ペダル練
      午後 筋トレ(WT)、スイム1,000m(ドリル練,50Int)
16(日) 午前 ペダル練
   午後 ロード7km(ジョグ,ダッシュ10)&ペダル練

【6/16トレーニング(km) …Swim2.0  Bike260 Run102】

2019年6月10日月曜日

トレ☆レポ19.6.3〜6.9

 このところの週末は、ミドルレンジ以上のトレーニングを組み込みながら複数種目をこなすようにしている。そしてラン、バイクについては幾度となく繰り返していることだが、自分のやっていることを再点検しながら改善点を模索している。
 例えばラン。肩甲骨をしっかり寄せる。上半身を前傾させ、肩の力を抜いて両腕を下げ気味に。脚は股関節の稼働と腿の高さを意識し、足首が膝よりも前に出ないようストライドは小さく。
 これらすべて速く走るための工夫なのだが、この姿勢を保つのは結構しんどい。すぐにどこかが緩んでしまう。
 かつて10kmPBを出した頃の走り方に似ているのだが、当時はそれほど各部位を意識していなかったが、今よりずっとスピードに乗れていた。今期はなんとしてもあのスピードを取り戻したいのだが、果たして。
 次いでバイク。注視するのは引き脚。ハム強化によってサドル前方でペダルを踏みすぎていたせいか、引き脚が頭からごっそり抜け落ちていた。どおりで坂が辛いわけだ。そこに気がついてから、ペダルで真円を描くイメージで漕ぐことで、踏み込もうとする力を軽減できている気がするし、多少スピードに反映されている。これは反復あるのみ。
 バイクもアベレージスピードを上げるのが目標。先週、練習コースで思いがけずPBを出しているので調子は悪くない。バイク強化にミドル走とSITは欠かせない。

 前回のブログの冒頭、なんだか心がひろ~いと記したが、引き続き気分のよい日が続いている。くよくよと考えごとをせず、自分のことに集中できる環境というのは実に有難い。
 今後の予定としては、ささやかながらトレを兼ねたお楽しみを予定している。レース以外で楽しみをつくるというのは久しくなかったので、とても楽しみだ。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
Menu:筋トレ、ペダルSIT、Target Over走、サイクリング
目標強度:メリハリ


3(月) 朝 筋トレ 夜 ペダルSIT4(脚の倦怠感大)
4(火) 朝 ロード10km (フォーム重視ジョグ)
5(水) レスト (前日の夜が祟る)
6(木)  ロード5km 筋トレ
    夜 ロード11km (Taget Over走7km)
7(金) レスト
8(土) 午後 ロード17km (坂ダッシュ13&キロ5分走)
9(日) 午前 サイクリング~親子サイクリング
    午後 ロード7km

【6/9トレーニング(km) …Swim0.0  Bike230 Run70】

2019年6月3日月曜日

トレ☆レポ19.5.27〜6.2

 いつになく気持ちが広い。このところずっと続いている青い空と、しばらく出走するレースのないおかげで、強迫観念めいたトレーニングへの意識が薄らいでいるせいだろう。
 いずれまたその時がくればやるしかないと思いつつ、それまでは自由気ままに身体を動かそうと考えている。
 こういう状況をぼくは「自由」と表現しているワケだが、こなせねばならないスケジュールとか、必達目標から解き放たれることは識相をクリアに保つ為にとても大事なことなのだろう。
 そんな状況下のもと、トレーニングでは肩甲骨を使うこと、寄せるように意識して走ったり漕いだりするしている。
 やや前屈みになり背中に生えた両翼をはばたかながら、腕とリンクしながら背中から下半身に推進力が伝っていくイメージを持つ。ハァゼィと苦しい呼吸に意識を取られるときほど、このイメージを想い描く。部分が全体へ波及する。ひとつひとつの動作が組み合わさり相乗し、ぼくはぼくの目指す方向へ進んでいけるのだ。なーんてね。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
Menu:筋トレ、Target Over走、ペダルSIT、サイクリング
目標強度:大 

27(月) 朝 筋トレ
28(火) 朝 ジョグ(なぜか疲労感大、途中から散歩)
   夜 筋トレ、ペダルSIT5(ハァゼィ大)
29(水) 夜 ロード10km (キロ5ペース気持ちよく)
30(木) 夜 ロード 10km(TP5km)
31(金) 夕 筋トレ

6/1(土) 朝 サイクリング 胎内周辺
2(日) 朝 やまびこ走 20km~サイクリング

【5/30トレーニング(km) …Swim0.0  Bike554 Run181】
【6/2トレーニング(km) …Swim0.0  Bike125 Run020】

2019年5月27日月曜日

トレ☆レポ19.5.20〜5.26

 この梅雨に入るまでの時期が、新潟ではいちばん気候が良いんじゃないかと思うのだが、今年は例年よりずっと気温が高い。おかげで仕事を終えて帰宅する頃、迷わずTシャツ半パンの格好で外に出れるのでぼくは歓迎している。屋内トレーニング、たとえばスイムやウェイトなんか本当はもやりたいが、晴れ渡る青い空をみると屋内にいるのが勿体なくて、とぼとぼ暮れていく風景の中へランシュを履いて飛び出すのだった。
 この期間は鍛錬期として短時間でもハァゼィするような負荷のトレーニングに取り組み、スピード能力の底上げを図りたいと願っているのだが、果たして…。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
Menu:筋トレ、Target Over走、ペダルSIT、坂走
目標強度:大 


20(月) 夜 筋トレ、ペダルSIT3
21(火) レスト
22(水) 朝 筋トレ
   夜 ロード10km (5kmTP)
23(木) 朝 筋トレ
   夕 ロード10km 
24(金) 朝 筋トレ
25(土) 朝 サイクリング(桑川駅まで)~ラン
26(日) 朝 やまびこ走 20km
   午後 OWS

【5/26トレーニング(km) …Swim0.0  Bike545 Run159】

2019年5月20日月曜日

白根ハーフマラソン2019のこと トレ☆レポ19.5.11〜5.19

 遅ればせながら、先週の12(日)白根ハーフマラソン大会に出場した。
 ぼくにとって出走率の高いレースの1つ。昨年は10kmの部に出場した。ここ数年バイク自走で会場入りするのが専らになっている。
 宮古島のリカバリーとして1カ月過ごし、そろそろ次に向けたトレーニングに取り組もうとしているのだが、今、自分がどれぐらいやれるかを知るにはうってつけのレースだった。
 3月末にエントリーしたとき、GWにはリカバリー期を終え、多少なり対策ラントレができるだろうと予測していたが読みは甘かった。ステータスの上昇を見込めるようなことを行ったかと問われれば筋トレ程度、直接的なラントレは皆無だった。
 そんなワケで目標はキロ5分の1時間45分以内とし、結果、1時間43分でフィニッシュ。20km走のラントレをしっかりやった、というのが走り終えた感想だ。

 一応、レースをかい摘んでおく。
 スタート1分前にランナーの列に並ぶ。用を済ませたらギリギリになってしまった。
 入りの1kmは5分15秒、以降5km通過までは4分40秒で進み、次ぐ7km通過までを5分に近いタイムで進んだあとペースはやや回復、12km通過まで4分50秒内に収める。そこから徐々にペースは落ちて17km通過は5分ジャスト(16kmから向かい風)。そしてフィニッシュまでの4kmは、5秒ほどタイムを短縮して4分50秒台で駆けた。前半飛ばした分、後半失速という典型的な内容だった。
 陽射しは強かったが風のお陰で気温はソコソコ、エイドの給水をかけ水として使ったお陰で向かい風以外は心地好かった。
 それと、走る際に常に気にかけたことはフォーム。上半身に気を配った。前傾しつつ胸を張り肩甲骨を寄せる。両脇をシメて、顎を引いて前方に視線を置く。そこそこできていたかな。
 そして蹴り。これは着地動作から地面を押す意識を持って地面を「蹴る」「押す」のだが、今期はこれを習得して臨もうと目論んでいる。
 走り終えた後、あまり痛くなった覚えのない四頭筋の一部と、脚裏のアーチ部の筋が痛んだ。使わない場所だったのだろう、すぐに疲労が顕れた。
 レース評価としては及第点。フォーム、ステップに意識を配って走ったこと、終盤ペースアップできたことを評価したい。この結果と経験を踏まえ、これからのラントレを組み立てよう。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
11(土) サイクリング 早朝&午前 2時間
12(日) バイク自走&白根ハーフ走

13(月) 夜 筋トレ(60)、トレミ(TR)走、スイムドリル
14(火) レスト
15(水) 朝ロード、筋トレ
   夜レスト
16(木) 朝ロード
   夕 ロード ペース&インターバル
17(金) 夕 ロード10km
18(土) 朝 サイクリング
   午後 筋トレ、スイム
19(日) 朝 やまびこ走 20km
   午後 サイクリング

【5/19トレーニング(km) …Swim0.0  Bike410 Run116】

2019年5月16日木曜日

ツバキ&アンズ日記 2019.5

 今、我が家にはツバキ(♀2)とアンズ(♀2ヶ月)の2匹のハスキーがいます。
 犬の親子関係はいずれは「仲間」とか「同志」の関係に落ち着くと、ものの本で読んでいたけれど、ツバキはいまだアンズの下のお世話をやきます。されるアンズはお構いなし。ただしトイレについて、アンズはツバキの行動から学習し大抵は所定の場所でいたしてくれています。もちろん、おもいきっりOBもありますが・・・。

 アンズはやんちゃ極まりなく、なんにでも突進して噛み付きに掛かります。ツバキにも容赦なく、ツバキもそれに応戦するように日に日に手荒くなっています。そしてふと騒ぎが止んだなぁと思うと、アンズは電池が切れたように横たわって眠っています。
 ハスキーは見た目とは違い、とてもおとなしい性格の犬種と思い込んでいたのですが、たまたまツバキが大人しい性格なだけだったのかもしれません。それぐらいアンズは普通に騒がしい子犬です。
 アンズはこれからどんどん大きくなっていくわけですが、果してこの2匹の関係はどうなることやら。
 楽しみと心配が半々。時折ここで彼女達をリポートしたいと思います。

アンズ&ツバキ

2019年5月11日土曜日

トレ☆レポ19.5.7〜5.10

 スピード強化をテーマに身体をつくろうと目論んでいる。そこでトレーニングの質を高める具体的な方法を、我が家の本棚やネットなどから手繰り寄せている。併せて、楽しみながら頑張れる工夫も取り入れたいのだが、モチベーションの維持は目標に対する心の熱量如何によるが、心底楽しめる対象は絞られてきているので、そこに焦点をしっかり合わせていきたい。

 感化されやすいことと粘着質な性質が枷になり、ひとつのことに執着しはじめると、どうも悪循環に陥りやすい。なので自分にとっての「心の充足」が得られるよう、いくつかの好みの物事を取り入れた日常生活を送るよう心掛けている。そうでもしないと「偏屈」や「拘り」が顔を覗かせ、いろんな価値観や多様性を許容できなくなってしまいそうなのだ。これまでの数々の失敗からの反省を活かし、より自分らしい生き方、在りたい自分について真剣に向かい合うことができるようになってきたのかもしれない。
今「マインドフルネス」と「ライフデザイン」は、ぼくにとっての重要なキーワードである。もしかしてやっと人生の「守破離(シュハリ)」の「離」に差しかかったのかもしれない。

 ・・・と、話を元に戻して取り組むべくトレ内容をあげる。
  • ランフォームの意識を少し変えて、ポイント練習をする。
  • ラン強化の筋トレ(筋サーキット)を組む。
  • スイムは水中の姿勢に拘る。
  • バイクはSITの頻度を週イチペースにする。
 殆どが宮古島対策中に気がついたことではあるけれど、期分けの考え方からすると、ここから2ヵ月間ぐらいは筋力アップ、スピード重視のトレ構成にするつもり。それぞれの種目の具体的な方法についてはこのブログに記載していくつもりだ。

 さて、日曜は白根ハーフ。そこに向けた具体的なトレは出来ていない。バイク自走で会場に入り、あんまりハァゼィしないで駆けて、何もなければ1時間45分以内で戻ってきたいナ。調子がよければネガティヴ走で頑張ってみる、かも?


 宮古島のリザルトが発表されたので、興味のある方は覗いて見てください。

第35回宮古島トライアスロンリザルト(2019.5.7発表) 
https://tri-miyako.com/lib/doc/records/seiseki35.pdf

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
7(火) アクティヴレスト 筋、ペダル練
8(水) 朝 ダッシュ練 夜 筋トレ(60)、スイムドリル
9(木) 夕 ロードインターバル 6km
10(金) 筋トレ各種、トレミ走

【5/10トレーニング(km) …Swim0.0  Bike230 Run44】

2019年5月7日火曜日

佐渡サイクリングのこと~GWのおもひで 2019.5.2.3

 令和元年のGW、家族サービス云々よりも自分のやりたいことを優先し、ひとり佐渡両津港行きのフェリーにバイクと共に乗り込んだ。実は、今のいままでバイクで佐渡を1周したことはなく、この機会にやってみようと思いついたのだ。
 コースは両津港から佐渡1周線を小佐渡に向けてトレース、小木から350号線に入り、佐和田の大河原を経由して大佐渡を回り両津港へ戻るというものだ。

 深夜の両津行きフェリーの2等船室は十分にパーソナルスペースを確保することが出来た。ぼくは出港してからすぐに眠りについて、両津湾内に入ったというアナウンスで目を覚ました。起き抜けに関わらず機械的にいそいそと腹ごしらえをし下船の準備を始める。

 AM6時前、快晴の空の下、小佐渡へ進路をとる。スタートは向かい風。外海府に出ると追風に変るのかなぁなんて考えながら、久しぶりの佐渡の景色を眺めクルクルとペダルを回す。
 水津、岩首、多田(おだ)、赤泊そして小木。見慣れた道を進んだ。小木港で用を足して坂へ向かう。小木の坂は頑張らないようにペダルを漕ぐがやっぱり息が弾んだ。もう何度となく通っているが相変わらず上手くこなせない場所だ。ここを通過するたびにいつも思うのだけど、坂の下手さ加減は1mmも変らない。

聖地、大河原。
 西三川を越えたあたりから追風の恩恵を受けて佐和田大河原に到着。自販機で補給用の飲み物を買ったのだが、思い返せばこれがいけなかったかも。
 さぁ大佐渡!と気合を入れて相川へ向かったが急激に血糖値が上がった為か、ものすごく具合が悪くなる。ときどきこれがある。
 なんとか辿り着いたホテル大佐渡の前、相川の町が見渡せる高台の見晴らしの良い休憩所でひと休み。相川から折り返して金井の宿泊地(Nさん宅)へ向かおうかと思うぐらいコンディションは良くない状態だった。

 眼前に拡がる紺碧の海と快晴の空。時刻は午前10時。出発してから4時間が経過していた。今日の目標は佐渡一周。そうそうこんな機会はないのだから、ヘロヘロになっていいから、ゆっくりでもいいからと自分に言い聞かせてサドルに跨った。

Z坂のトンネル手前から
 入崎キャンプ場、岩谷口で一息いれて、Z坂、大野亀、それから二つ亀、弾崎と大佐渡の名所をイッキに通貫ける。
 弾崎を越えたあたりから追風を感じ、両津までの里程標が目に入り安堵する。が、両脚のハムと四頭筋の疲労は濃く、ちょっとした坂がツライ。力が出せない。所詮はこの程度と諦め、時計と睨めっこしながらペダルを回した。

 両津港にはPM2時前に到着。両津to両津の所要時間は休憩を入れて8時間10分。距離はちゃんと確認していなかったけれど概ね190kmからを数キロ欠く程度。この日のサイクリングは佐渡の景色と天候に支えられた。佐渡トラまでにはもう一度ぐらいはやりたいと考えている。

 翌日、早朝ランニングのあとドンデン山へ連れていかれる。山野草を眺めながら急坂を上り汗を流す。山頂付近はまだ雪が残り雪割り草が顔を出していた。
 頂上の山荘から一望する小佐渡の景色は圧巻だ。澄み渡る青空の下、国仲平野を一望するパノラマが眼下に広がっていた。また拝みたい景色だけど登山はもうたくさん。次回は車にしようね。(了)

両津のくびれと加茂湖

新しい時代を迎える週。トレ☆レポ19.4.29〜5.6

 平成最後の日と令和のはじまりの日、ぼくは会社のデスクに座り、PCに向かって仕事をしていた。世間で言われるような10連休を謳歌できる方は、きっと特別な方々に違いないと思わざるを得ない。

 ーさよなら平成。
 年号とは時間の流れに名をつける制度であり、名付けられた時代の下、ぼくらは日常の生活を送る。
「平成最後の〇〇」というフレーズを見聞きするが、新しい年号を戴く時代がやってくるということほど、わかりやすい時代の節目はない。
 世の統治者が変わり法律や制度、風習なんかが、がらり一変することはぼくが生きているあいだはないと思われるこの国において、明治以降、わかりやすい時代の節目というのは終戦を除いて、新しい天皇が即位し時代の呼称が変わるこのケースしかない。
 甚だ不謹慎かもしれないが、家族のそれぞれが、あと何回こういう経験をするのだろう、という話題を振りながら、ほんのこの前に出来事が「平成の記憶」として思い起こされることに一抹の寂しさを覚えてしまう。
 「漠然とした不安をいくつも抱えた現代社会は、新しい年号を戴く新しい時代を歓迎する心理が働き易い」という解説をなにかで目にしたとき、ぼくの感じる寂しさの原因の糸口が見つかった。
 当たりまえなのだが、年号の呼称が変化したところで、ぼくらの営む日常生活には殆ど変化ななく、せいぜいは新年号を向かえる販促活動(セールスプロモーション)によって欲求のトリガーを刺激される程度だろう。まぁ、現代の日本全体に影響を及ぼすプロモーションといったらこんなことぐらいだろう。ひさびさのビッグコンテンツかもね。
 なにはともあれ、ぼくは新しい時代の幕明けに希望の扉が開かれることを期待したい。
 ーこんにちは、令和。

 さて。
 トレ量を回復させながら、もっと内容を充実させられないかと、ネットだとかモノの本なんかを手繰りながら、気がつけば宮古島に思いを馳せている。それはフルマラソンを初めてサブ4を目指そう!と思い立ったときの感覚に似ている。
 宮古島は終始レースを楽しむことができた。特にグッとやる気の入った瞬間は記憶に新しい。ひとつはスイムアップして時計を見たとき、そして、もうひとつは13時半までにランに入れることを確信したときだ。確か、そのどちらも大粒の雨に打たれていたっけ。
 そんな経験を通じて、改めてぼくがレースを楽しめる状況とはなにかを理解する。
 ぼくは自ら設定した走破タイムをトレースしながら、あわよくばその先へいくことを無上の喜びとしているのだ、と。
 そして、舞台となる場所の風景や景色、沿道の応援など、なにかしら非日常を感じるオプションがレースの付加価値となる。
 僕のはじめてのロングだった宮古島は、時に悩んだり恐れおののきながら、フィニッシュすることが出来て、そこに至るまでのすべてのプロセスを、よい想い出にすることができた。それは本当にラッキーだったと思う。
 ぼくは、また次の宮古島トライアスロンにエントリーするだろう。これから僕の1年は宮古島出場の可否に大きく作用されることになるかもしれない。
 新しい時代と共に、目標がひとつ誕生した。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
29(祝) 島ラン20km ジョグ2h
30(祝) レスト

5/1(祝) 早朝 ツバキ散歩&ラン
   アクティブレスト 筋トレ,ペダル練
2(祝) ロード10km 前半ハイペース、後半気持ちよくジョグ
3(祝) 佐渡1周サイクリング+α 204km 
        両津港S、小佐渡〜大佐渡経由(190km未満,休憩含め8時間)

4(祝) 早朝 ロード11km、その後ドンテン山登山(休憩含み4時間工程)
5(祝) アクティブレスト AM筋トレ、ロードに出るも疲労感大でヤメ。
6(祝) 朝 親子サイクリング1時間程度、PMロード11kmジョグ

【4月のトレーニング(km) …Swim9.0  Bike610 Run171】
【5/6トレーニング(km) …Swim0.0  Bike230 Run32】

2019年4月28日日曜日

トレ☆レポ19.4.22〜4.28

 宮古島から戻ってきた翌日(火曜日)から通常モードで復帰したのだが、その日から体調を崩す。鼻はグズグズでなんだか熱っぽい。
 人は気温の低い方に移動したときが、体調変化のリスクに晒されるものなのだ。で、結局この鼻風邪は今もって治らず、ずっと引きずっている。そんな体調不良もあって十分すぎるほどオフ日を得ているのだが、トレに対する心の熱量は高く、アイテムを購入したり、筋トレの追加メニューを考えたりと、次のためのステップアップを練っている。どれもこれも宮古島対策中に気が付いたものを実行に移しているのだが、次の本命レースまでには十分な期間があるので、移行期間の今は、筋力アップや基本スキルを見直すようなトレーニングを積むにはちょうどいい。

 水曜日、ようやくバイクが帰ってきた。今回のバイク輸送は、往復でそれぞれ10日を必要とした。相棒が戻ってきたみたいで嬉しい。掃除とメンテをして、いつもお世話になっているショップにお礼がてら宮古島のボトルを持って顔を出す。これでやっと全てが完結したような気になった。
 そこで改めて。宮古島の経験は時間経過ともに特別な出来事としてぼくのなかで熟成されて、完走できたことは心の拠り所のひとつになっている。
 腕や手の甲に残る日焼けの跡は、宮古島で得た確かな印で、それらを見ながら胸を張らずにはいられない。いつか人生を振り返るとき、欠くことのできない出来事として語るに違いないが、その時、ボイルされた記憶の中で残るレースの詳細が何であるかとても楽しみだ。

 さて。今月一杯でエントリーを締め切る「酒田おしんトライアスロン」は見送ることにした。トラデビューしてからずっとエントリーしていたレースだけに、断腸の想いというのは大袈裟だがそれなりに未練はある。が、もっとやりたいことに資本を注ぐことにした。酒田おしんよ、また、いつか…。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
22(月) 筋トレ(WT50),ジョグ 1h未満
23(火) レスト
24(水) 筋トレスイムドリル,トレミ 1.5h程度
25(木) 自宅トレにて筋トレ、バイクSIT×4本 1h
26(金) レスト
27(土) 筋トレスイムドリル,トレミ 2h程度
28(日) AM ロード16km 脚に任せてアップと10km走。残りはジョグ。
   PMサイクリング 併せて2.5h程度

【4/28トレーニング(km) …Swim9.0  Bike613 Run151】

2019年4月22日月曜日

宮古島の考察と余韻。トレ☆レポ19.4.12〜4.21

 宮古島トライアスロンへの挑戦を決めてから、ずっと意識してトレーニングを積んだのだが、果たしてどれだけ有効な練習ができていたのだろうか。これからのトレーニングメニューを組み立てるために、大雑把だがトレについての気付きをまとめる。

1.パワーアップを確信できたのはバイク
 たとえば東平安名崎までの向かい風の道中、またそこを折り返してからの上野の連続する坂上りで余力を持ちながらペダルを踏めた。新潟の冬季はなにかと制限されるので、筋力アップすべき部位を絞ってウェイトトレーニングを取り込んだ成果ではなかろうか。
 屋外でのバイク練は3月中旬以降。100km走をレース直前週と3週前の祝日に2度やった程度。バイク練と言えば専ら固定ローラーのペダリング。つまり固定ローラー+デッドリフトで脚を作ったというワケだ。

2.模擬練ブリックランが有効
 先に述べた100kmバイク練の直後、中距離ラン(15km程度)で5時間ほど体を動かした。レース1ヶ月以内で複数回やれたのは効果的だ。バイクからランの入り方、実践的に補給を組み込むことで思わぬ発見も得て、実際のレースでは摂る頻度、スペシャルドリンク設置など考察を生かすことができた。直前週の強度を下げたブリックランは直接効いた。これは佐渡で好タイムを出したときと重なる。

3.レース1ヶ月以内のフルマラソン出走
 このフルマラソンは残念ながら上手くいかなかったレースではあったが、ここをマイルストーンとしつつ、レース前後のラントレの内容を変える。ランの練習量が少ないように感じる中、4時間近く身体を動かしたことはラントレの精神的な支えにもなった。
 またこのレースを境に、疲労ケアをする期間を挟み、宮古島まえにひと山ピークを作ってから本番に向けテーパリングをした。1ヶ月前というのタイミングは絶妙だった。

4.無理せずにトレーニングを休む。
 全体的にものすごいトレ量をやった覚えはない。特に体調を崩した2月前半、佳境を迎えた3月のトレ合計量(距離)に目立った数字はない。むしろ少ないようにも見えよう。数字を積み上げる拘りは全くなかったとは言わないが、ほとんどなかった。
 しっかり意識したのは1回あたりの継続時間と強度であり、たいがい通常2時間のトレーニングで、時間が作れる時はそれを上回るようにした。いつものことだが連休も作ったし、調子が悪い場合はアクティブレストとして30分〜50分以内に留めた。
 普段より頑張ったことに違いないが、あくまでも可能な範囲に留めた。

 今回の宮古島エントリーからフィニッシュに至るまでの経験は、僕にとってとてつもなく大きい。トレーニングは元より、あらゆるものにフィードバックして、僕のマインドを、大袈裟に言えばこれからの生き方に影響させることも可能ではないかと思う。後者はさて置き、まずはそれぞれの種目のトレーニングを見直して、もっと強くなりたい。

 最後に。宮古島で言葉を教えてもらった。
「わいどー」は、がんばれ。その「わいどー!」に対して返す言葉ってなぁに?と尋ねたところ「あららがも」と教えられた。
 なにがなんでもやり抜いてみせる、ど根性!そんな意味らしい。
 あららがも、である。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
12(金) レスト 宮古島へ出発
13(土) 宮古島サイクリング60km、ロード5km
14(日) 宮古島トライアスロン スイム3.0km,バイク158km,フルマラソン完走
15(月)~19(金) レスト5日間

20(土) AMバイク2H 気分良く
           PM WT50kg,Reスタート&メニュー追加の筋トレ
                 パドル,フィン使用の試泳、トレミでジョグ
21(日) AM 脚慣らし程度にロード10km
           PM スイムドリル1,000m+α

【4/21トレーニング(km) …Swim9.0  Bike390 Run120】

2019年4月16日火曜日

第35回宮古島トライアスロン 感動編(2019.4)

 宮古島トライアスロン、それは夢のような1日だった。
 宮古島人にとってトラ開催日は島を挙げての一大イベントだ。島の人口が最大になるのはこの日だとか。
 「ワイドー」(頑張れ)の掛け声が、街のそこいらじゅうから聞こえてくる。名前で声援された数は数え切れない。宮古島はもちろん、伊良部、池間といった海を渡る橋を通るそれぞれの島でも、それはもう大盛り上がりで住民が迎えてくれる。
 そして何より、ゴールの盛り上がり方が素晴らしい。衣装を纏った子供たちが、ゴールする選手につき「ワイド、ワイド」と小気味よく太鼓を鳴らしながらフィニッシュまで付いてきてくれる。これは何かの神話や伝承の一部が由来しているのだろうか。

 また選手に同伴者がいる場合は、横断幕、花束、もう様々なアイテムがゴールに飛び込む選手に贈られる。
 パーティーで意気投合した沖縄のトラチームTETI(テチ)の同伴ゴールをお手伝いすることができた。キャプテンとぼくの2人で幅3メートルほどのチーム横断幕を広げ、選手の背後について同伴ゴールするのだ。さっきまで選手として出場していただけに光栄なことだ。
 ある選手の同伴ゴールのその途中、突然年配の女性が選手に駆け寄り、ご祝儀袋(花代)を渡すではないか。その選手の同伴者はお父上だったのだが、ゴールに駆け込んだ瞬間、「今日は俺が奢るから、全部任せろ」って、お父さん、かなりの興奮っぷりでお話をされている。島の言葉だったので大半はわからなかったけれど・・・。
 なにそれ、そんなの聞いたことない!トライアスロンのフィニッシュにこれだけの熱くなれる選手以外の人達がこんなにいるなんて。とにかく地元選手のフィニッシュは盛り上がる。見ているこっちもワクワク、楽しくなっちゃうほどに。
 この感動フィニッシュにまで参加させていただき、応援する側としても大会を楽しむことが出来た。また参加したい大会のひとつ、訪れたい場所となった。宮古島はオンリーワン。
 …そして、ぼくの初ロングトラ完走に至るまで、関わったすべての人々に感謝します。
 ありがとうございました。

地元選手のフィニッシュ

選手フィニッシュのひとこま。

※第35回宮古島トライアスロン 10時間41分にて完走。

第35回宮古島トライアスロン 当日編(2019.4)

 早朝5:20分、スイム会場にバスで到着する。外は暗く、土砂降りの雨。預けたバイクにカバーを掛けているので心配はしていないが、そもそも雨を想定していないので自分が雨を凌ぐ手段がなかった。そこで、ウエットスーツにスイムキャップを被り準備開始。体も冷えないし具合はいい。
 この雨を受け一部ではデュアスロンが囁かれていたが、AM6時トライアスロン実施の宣言がなされ会場では歓声が沸いた。

 スイムは1,500名の一斉スタート。自分の泳力を考慮してスタート位置を取るのだが、たとえばプラカードでそれを示す方がいない。そして肝心のアナウンスも雨のせいで死んでしまい拡声器を通じて行われるが、浜の真ん中にいたぼくでもほとんど聴き取れない。そうこうしている間に7時15分、スイムがスタートする。
 とにかくバトルがすごい。ぼくがいたところがまずかったのかもしれないけれど、まぁ大変。コースの幅もそう広くないせいもある。ぼくにとって、OWSは今年初なワケで、幾度となく手を休めフロートすることを余儀なくされる。今までの経験したバトルで一番。ここに出場するならバトル対策を練習した方が良いだろう。今回は沈めなかったけれど、2度沈められた。(スイムアップ 1:00:15)

 トランジション、バイクパートへ移る。
「To Swim Finish」とプリントされた袋に、あらかじめバイクに必要な道具を入れて準備をしておく。それを所定のラックから取り、道具を取り出したあと、スイムで使ったウェットやら何やらを突っ込んで、バイクラックへ向かう移動経路の途中のスタッフに渡す。
 このとき、ぼくは袋に入れた道具を通路にぶちまけてしまった。タイムロス云々より、後方の方々にご迷惑を掛けましたこと、この場を借りてお詫びします。

 バイクスタートは土砂降りだった。市街地を抜ける頃には晴れ間が広がる。陽射しが強烈で露出した背中が焼け、ぐんぐん気温が上がってくるのがわかる。暑さにやられないようにエイドでは常にかけ水をオーダーした。
 伊良部大橋、池間大橋と海上に掛かる橋をバイクで走るのはとにかく最高の気分だった。思わず声が出る。風向きはどちらもの島も、行きが追い風で戻りが向かい風だった。35mmのリムでは横からの風は全く気にならなかった。
 池間から東平安名崎(ひがしへんなざき)灯台まではひたすら向かい風、これにちょっとした坂が加わるとツラい。レース後、教えてもらったのだがこの区間の向かい風は恒例らしい。ここはサドルポジションの移動で対応できた。デッドリフトでハムを鍛えた効果か。
 バイク全体を通して言えることなのだが、とにかく頑張らない、心拍を上げすぎない。これを心がけた。
 いわゆる2周回目の140kmを過ぎたあたりで、再びアゲインストの風を受けることになるのだが、ここはしんどかった、が、そこからは無理に抗うことはせず、速度を犠牲にしても体力を使わぬよう楽にペダルを踏む。そのペースでも13時30分頃にランに入れる目算が立ったので気持ちは上がった。(バイクアップ5:09:20)

 そしてラン。絶対に歩かない、そう決めて臨んだ。
 競技場を出たところにエイドがあり、俵おにぎりをそれぞれの手に持って喉に通す。そこから1kmほどある下り坂の惰性を利用してランの動きを呼び戻す。入りはゆっくりと決めていた。追い抜かれる度に不安になったが計画に変更はない。マイペース、余力を持ってキロ5分の後半、あるいは6分に近い速度で、何かのタイミングでペースをあげられればと機会をうかがい市街地を抜ける。するとコースは緩やかなアップダウンの繰り返しとなる。曇っていた空から時折陽が射す。日焼けした身体が火照るので、エイドではスポンジとスポドリを受け取りながらペースを保つ。
 ハーフの折り返しはトイレを一度使って2時間12分。悪くはなかったが余力はなくなっていた。確か23、4kmあたりから頭痛と吐き気を覚える。熱中症だろう、弱気になる。またそのあたりに急勾配の上りがあり、絶対に歩かないと決めていたので、そこは意地でも歩かなかった。振り返れば、このレースで我を通した唯一の場所だったかもしれない。
 30kmを越えてからはスポンジとコーラで繋いだ。初めて用意した既製品の寄せ集めをパッキングしたスペシャルドリンクが精神的な頼り綱になり、実際、弱った身体に効いた。
 残り10kmを切る頃は、18時前のフィニッシュを目標に脚を動かす。市街地に戻ると「ワイドー」と声援が飛び交う。名前も呼ばれ励みになる。私設エイドで氷を渡される。それも、ぼくのペースに併せて一緒に走りながら。相当弱ってみえたのかな。これはとても嬉しかった。

 ラスト。競技場のゲートを潜る。フィニッシュはすぐ目前。笑顔になる。コーナーを曲がり、直線コースはいつもどおり、ど真ん中に位置して脚を進める。MCがぼくの名前を呼ぶ。後ろから「ワイド、ワイド」と子供たちが太鼓を叩きながら伴走してくれる。ゴール、フィニッシュテープを両手でもち高く掲げる。だれもが憧れるフィニッシュポーズ。そして回れ右してコースに一礼。やっと終わった。(マラソン4時間31分)
(もうちょっと続く)
エリートK君と。
by K嫁スポーツ撮影

第35回宮古島トライアスロン 前日編(2019.4)

 宮古島滞在2日目。
 夜中に目が覚めてしまい、どうにも寝付けなかったので薬を服用して眠りにつく。気がつくと朝7時ちょうど。服用したのは眠剤ではないが、今のところぼくにはこれが効果絶大。忘れもしない、最初に佐渡トラBに出場した時は、まったく眠れずに困り果てたが、ここぞのときは薬を服用するようになってから眠れるようになった。

 朝食を済ませ、早速バイクを組み立てる。バイク預託までには十分に時間があるので、試走のついでにフィニッシュの宮古島陸上競技場へ向かう。フィニッシュ後、バイクを撤収して自走で宿に戻らねばならないので道を把握することも兼ねていた。

 交差点にまもるくん人形が立っていたで記念撮影。出で立ちと表情がシュールな印象だ。その存在は交差点の守護天使といったところ。
 背高く茂る緑のさとうきび畑、今にも牛が顔を出しそうな牛舎、ときどき現れる背の低い緑の葉はタバコ畑、ブロックで組み上げられた無機質な農作業庫・・・。
 この時期、島は製糖期だそうで、刈り取られたさとうきび畑だろう、赤茶の土がむき出しになって葉がそこいらに落ちている。そこに突然、薄い青やピンク色の鉄筋コンクリートの造りの住宅が現れる。見慣れた瓦葺の木造住宅とは趣はまるで異なっており、また家並みというような連なりはなく、十分な間隔をあけて点在するいという表現が相応しい。そんな宮古島の風景に紅の花弁のハイビスカスが鮮やかに映る。that's南国、である。


 そんな初めて目の当りにする景色を楽しみながら市街地に出るのには、そう時間は掛からなかった。しかし、ここで方向音痴炸裂。グーグルマップを使いながら目的地へ向かっているのだが、どういう訳か常に反対方向へ向かってしまう。
 道行く2人組みの中学生に道を尋ねたところ「こっちの方が近道ですよ」と、ぼくの指さす方とは反対を教えてくれたその台詞に思いやりを感じずにはいられない。無作為抽出ではあるが島の民度はすこぶる高いのではあるまいか。

 市街地は築うん十年の鉄筋コンクリートの建物を大切に使っているというのが印象だ。街並みには宣伝広告物のようなものは極めて少ない印象だが、アチコチに立つのぼり旗が目に付いた。翌日のトラ開催告知のぼり旗が多少影響しているのかもしれないが、風の強い島ならではの、取り外しが容易に出来る利便性を買われて使用されているのかと勝手な想像を働かせた。
 ところで、こちらではトライアスロンを「トラ」とは言わず、「トライ」と表現している。地元新聞紙面の字ヅラを眺めて気がついたのだが「トライ、トライ」と表現されている。なんだか塾の宣伝みたいに見えてくる。まぁ、どちらでもかまわないのだけど。
 午前中は市街地の散策、フィニッシュ会場とトランジットのバイクラックの位置を確認した。

 午後。自走でバイク預託及びスイム会場へ向かう。ちなみに、またどういうわけか道を会場と反対の方向へと進んでしまうのであった。そうして無駄な時間を要して到着した会場の東急ホテルは、セレモニーで知り合った沖縄トラチームさんのおっしゃる通り長蛇の列。受付してバイクをラックに掛けるまで30分近く必要だった。
 ラックに掛けたバイクには、補給やシューズを含めあらかたセッティングをして、あとはバイクボトルを装着するのみとした。これに夜露雨対策のバイクカバーをかけて完了。預託会場を退出する前にトランジットの流れを係員に尋ねると丁寧に説明してくれた。
バイク預託の東急リゾートホテル

 スイム会場へ脚を運ぶ。スイムの荷物ラックを確認したのちに浜辺へ向かうと…、そこには見たこともない透明の海が広がっていて、思わず息を呑んだ。
 うつくしい…と声に出す。その声を聴いていただろう、背後のご年配のアスリートが満面の笑顔を浮かべながら「そうだそうだ佐渡と比べると雲泥だ」とおっしゃる。「宮古島ブルー」というそうな。この海を泳ぐこともプレミアムなのだと確信する。スイムの準備してくればよかったと後悔するが、手荷物が増えるだけなので単身ではちょっと面倒。前日だけでもレンタカーを借りていれば良かったかもしれない。

スイム会場

 運営の準備した巡回バスを使って宿に戻り、少し走って汗をかく。近所の温浴施設で汗を流して、あとは夕食を食べてさっと寝てしまおうと、あらかた準備を済ませる。
 夕食を予約した定食屋さんで一人食事をして勘定をすませると「明日、頑張ってくださいね」と声を掛けられる。そんな、なんでもないひと言が心の琴線に触れた。(続く) 

第35回宮古島トライアスロン 出発~到着編(2019.4)

 空港までは妹から送ってもらった。
「兄貴も好きだねー」とひと言。彼女の息子たちも身体を動かすことに熱心なので、ぼくが宮古島まで出掛けることを特に気に留めてはいない。
 運転をする彼女の、もっぱら家族に関する他愛ないエピソードに耳を傾けていると空港に到着。たまにこういう機会を持つのも悪くないなと思った。

 宮古島へ向かうぼくの出で立ちは、ジーンズにTシャツ、薄手のウインドブレーカー、さらにその上にジャンパーを着込っむいう、ぱっと見は変な格好だ。宮古の最高気温は27℃の予報。きっとTシャツ1枚でも十分だろう。1枚1枚薄皮をはがすように脱ぎ、あちらの気候に合わせるつもりの格好だ。こちらとは15℃の気温差。この差による体調の変化、環境順応が気がかりの一つだった。

 那覇空港の到着は予定より15分遅れる。本を持ち込んだのは大正解で、惰眠と読書を繰り返しながら3時間ちょっとの空の移動は暇をもてあますことはなかった。ちなみに本は伊藤計畫の「ハーモニー」。「虐殺器官」の方が好みだがページをめくる毎に、この作家の構想力に舌を巻くのはどちらでも変わらない。
 さておきこの日、空港は混雑していたようで、軒並み便に遅れが生じていた。ぼくが乗る宮古島便も例外ではなかった。ようやく飛び立つ機内で考えたのだが、やはりスケジュールはタイトに組むべきではない。また次があるならばもう1日前に入るのがベストだろう。
那覇空港

 宮古島空港で荷物を受け取ったのは17:40分を回っていた。空港の建物から出ると暖かくて強い風が吹いている。宮古島ブリーズ、勝手に名づける。
 空港から出てすぐ目の前に現れる、白いドーム状の建物が選手登録の受付会場だった。入り口に無数に立てられたのぼり旗が夕日に照らされ、風に激しく揺れていた。

 左腕にタグを留められ、ゼッケンを受け取る。これでもう逃げられない。果たして、無事に完走できるかどうか。不安はその一点に収束する。
 競技説明会とオープニングセレモニーを待つ。大きなキャリーバッグが加わった手持ち荷物にうんざりしながらも、会場の雰囲気を味わおうと散策した。
 ブースの数は佐渡トラの1.5倍ぐらいで、紹介される物販の種類もそれ相応、トライアスリートが好みそうな、真新しさと品質を謳う品物が陳列されていた。

会場のブース

 説明会の時間が近づくと会場に一気に人が増えた。参加選手が一堂に会するわけだから関係者まで含めると2,000名は近いのか。所狭しと並べられたテーブルの料理には手をつけなように、まだお預けですよ~と再三アナウンスが流れ、プログラムは粛々と進行した。
 まったく未知の空間にひとりぼっちというのは精神的にキツイ。ロング挑戦への不安も増幅する。群衆の中の孤独。いや、アスリートの中の孤独というやつだ。時折、LINEで家内にこぼすことでうっちゃっていたが「そういうことは、まるで気にしないと思ったー」のコメントで余計に寂しくなる。
 そんなとき不意に「どちらからですか?」と声を掛けられる。側に置いてある大きなキャリーバックのお陰か。いかにもさっき到着したばかり、会場に直行してきました感を演出してくれる。
 その一言を皮切りに同じテーブルにいる方々に自分から声を掛けることができた。
 結局この日、会場で意気投合した地元のアスリートさん達に上野(うえの)の宿泊先まで送っていただき、なにかあればいつでもどうぞと連絡先を教えていただいた。
 緊張と不安の中、人の優しさに触れる宮古島入り初日となった。(続く)

オープニングセレモニー

2019年4月12日金曜日

出発。トレ☆レポ19.4.8〜4.11

 週末のバイク-ラン練のせいだろうか、週のはじめは強い倦怠や眠気に襲われて2日間を休養に充てる。本番に向けて体調を整えられれば良いので無理はしない。それ以降、いつもやっていることの質を落として汗を流した。
 それから、レースに集中できるようトラ以外の懸案を頭の中から取り除いた。宮古島以外のことは終わってから考えることに。実はこれが一番厄介で面倒な作業だったかもしれない。
 そしてようやく出発の朝を迎えた。今日、現地に赴く。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
8(月) レスト
9(火) アクティブレスト ペダル練
10(水) S1,000m、トレミ走(TR) 10km
11(木) TR10km

【4/11トレーニング(km) …Swim5.0  Bike120 Run60】

2019年4月8日月曜日

宮古島トライアスロン出場に向けて2019 渡航の準備のこと②

 宮古島への渡航手続きについて記しておく。
 当然だが、出場が決まると移動手段と滞在する宿を確保する必要がある。現場は離島でありキャパシティは限定されているハズ。早い者勝ちみたいな心理が働くのか、当選発表の時期は問い合わせは殺到する。
 佐渡トラでは、ゴール近隣の宿泊施設はすでに常連客の事前予約が入っており、利便性の高い宿泊施設はほぼ予約不可能である。それを考慮すると厄介な問題になりそうで不安に駆られる。勝手のわからないぼくは、まず手始めにと大会公式HPに案内があるJALパックに問い合わせをする。
 当然、エキスペンシブ。トライアスリートは時間とお金に余裕のある御仁が多いのは間違いないのだけれど、それにしてもなかなかだった。ぼくはノックするドアを間違ったと諦め、ひとまず羽田から宮古島までの移動と滞在の宿を予約した。新潟から東京へ出て、新橋経由の羽田の往復、それにバイク輸送は別途計上ではあったが・・・。
 これで気持ちがかなり萎えた。だってだって、渡航費用一式で最高級国産カーボンホイールが揃っちゃう予算になるのですよ!
 これは他に手段のないときの保険と考え、新潟から直行できるプランを地元の旅行代理店にリクエストする。しかし最初の段階で、すでに予約で埋まっていて高価な航空券しか残っておらず、公式とほとんど変わらないコストだった。
 それが半月程たち、先ほどのJALの本予約の締め切りを迎える頃、地元代理店から安価なプランが組めました!と連絡をもらう。
 期待しないで欲しいと言われていたのが急転、費用を確認して即予約。バイク輸送を入れても、高級カーボンホイール片側分で収まった。
 世間にはいろんな選択肢が存在するが、タイミングというのはとても重要なのだ。需要が増加する場面いおいて、供給する側の理論でコトは進む。少し熱が冷めた頃、常識的な範疇で契約することができたのはラッキーだった、が、きっとコストの下がる手段は他にあると思われる。余裕があれば現地でヒアリングをしようと思う。
 それにしても、くれよん、カンガルー、バンザイっ!!みなさんのおかげです。

 渡航および滞在の決済、バイクの運送の予約手続きなどは3月中旬に完了。
 バイクはメンテを経て3/31に梱包、4/2の午前中に宮古島へ旅立っていった。
 あとは手荷物。これはいつも作成する自前の工程表と持ち物リストでカバー。

  渡航の準備については、ざっとこんなカンジである。

トレ☆レポ19.4.1〜4.7

 なぜ、宮古島へ行こうと思ったの?と質問されると、ぼくは決まってこう答えることにしている。
 宮古島でそういう催しがあるから、そこへ行かなきゃならないんだ。
 差し当たっての回答はこうだ。そして、ギリギリなんとか完走できそうなトライアスロンがあるから、そこまで出掛けることにしたのだと…。
 レースを想い描く。気力の限界を迎え、前に進むことが出来なくなること想像をしたり、すっかり暗くなったころ、ヘロヘロになってフィニッシュする自分の姿を想像したり。
 …何度も繰り返し考えていたら、そこに至るまでのプロセスの大変さや重要さに気がついた。エントリーからあらゆる準備、そしてトレーニング。この数ヶ月ずっと宮古に想いを馳せて生活してきたのだ。
 そしてようやくその時が近づいてきた。緊張とプレッシャーがセットで押し寄せてくる。ゴールテープを切るに越したことはないが、もしリタイアしたとしても…、どんな現実をしっかりと受け入れようと腹を括るしかない。
 今の自分を根こそぎ注ぎ込んで、もがいてやろう。それができたとき、そのあと、自分に何らかの変化が起きていることを期待しよう。
 とにかくもがく、諦めない。ローケンロー!と自分を鼓舞しながら。


 さて、テーパリングを意識しつつ、スイムトレの割合を増やそうと考えたこの週。月曜日、生まれて初めて屋内プールでインターバルなしの1,500を泳ぐ。
 横のレーンでは、本物のスイマー達がパドルにブイ、それにフィンを装備してスイスイ泳いでいる。そんな彼らの生み出す推進力と機動力に煽られながら、ぼくは必死に水を掻く。ブレスで水を飲むこともしばしば。そして、ぼくの超貧弱な三半規管はフィニッシュ目前にぶっ壊れてしまう。波酔いだ。プールから上がってもまっすぐ立てない。あとにランニングを目論んでいたがとてもとても。這う這うの体で帰路に着く。

 火曜。空腹への対策と酔い止め薬を飲みリベンジの1,500泳。昨日同様、本格スイマーが大波を立て、さらに片側にはスーパースイマーのM氏が加わる。次元の違う両サイドに挟まれながら32分で完泳。本番の半分に過ぎないが少しだけ不安が拭われる。
 そしてサウナに向かおうとするM氏を呼び止めてレクチャーを乞う。下肢の沈みを指摘され、ストリームラインの手ほどきを受けた際の、彼の肩甲骨の柔軟性に舌を巻いた。
 肩甲骨の廻りのストレッチ、これに本格スイマーらに習った練習方法を取り入れること。宮古が終わったら、ゼッタイにやらねばと思った。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
1(月) スイム(S)1,500m
2(火) S1,500m、トレミ走(TR) 10km 後半5kmは’45まで上げ
3(水) S1,100m 500×2本TR5km 気持ちが続かない
4(木) アクティブレスト ペダル練
5(金) レスト
6(土) バイク100km~ロード15km
7(日) ロード10km、S適当

【4/7トレーニング(km) …Swim4.0  Bike110 Run040】

2019年4月4日木曜日

家族が加わることについて

 ツバキ(シベリアンハスキー♀2歳) から生まれた5頭の子犬のうち、一番最初に出てきた(生まれた)シルバーの子犬を我が家に残すことになった。記事のタイトルの通り家族が増えるのだ。
 実は当初、ぼくと息子が反対を表明していた。
 1頭ならまだしも、20kgオーバーともなろう動物を2頭も飼うことを想定して家を建ててはいないワケで、彼らの居場所の問題、過ぎるイタズラによる、さまざまのモノの喪失や劣化について心配でならないし、彼ら生涯に渡るお世話の不安もある。
 ぼくは、ツバキがいてくれれば充分だ。しかし、他はもう1頭家族に迎えたい気持ちを抑えることが出来ないらしい。
 同志だった息子も、子犬を抱っこした瞬間にあっさり飼う派に転向して、反対はぼくひとり。確かに子犬はかわいいし、ツバキも仲間がいれば彼女の犬生はより充実するだろう。
 ・・・仕方ないナ。

可愛いさに本能が瞬殺

 4月、2度の「名前決めミーティング」を経て、彼女の名前は「杏(あんず)」に決定。呼称は「アン」です。反対していたぼくの案が採用になりました。
 これで我が家は4人と2頭家族です。以後、お見知りおきを。

杏(あんず)ちゃんです。

2019年4月1日月曜日

3月のトレについて。トレ☆レポ19.3.25〜3.31

 今月のトレーニングの振り返り。
 デッドリフトを含む筋トレ、スイムからのランと、平日に複数のメニューをこなせるようになったのはジム通いのメリットそのものだ。ジムへ足を運ぶたびに相応の汗(着替え必須)をかき、ほぼ確実に筋肉に爪痕を残せることができるのは大きい。それにトレミを使うことで一定の強度で走れることも同様だ。
 …が、良いことばかりではない。
 大方のメニューが確立し、徐々に身体が馴染んでくれるだろうと思っていたが、平日の質量の変化は、相応の疲労をもたらしたのだ。補給(食事)や回復(お休み)がうまくなかったようで、この月末最終週は疲労からくる倦怠や不調の様子を伺いながら、最後は気力、体力ともに底をついてしまった。日曜の朝、ベッドから起きれなくなるというのは久しくなかったことで、しかも前日のトレ中にかなりの疲労を覚え、予定を切り上げたのに関わらずだ。春眠暁を覚えずならまだしも、そうではなかった。
 宮古の調整として重要なタイミングなだけに口惜しい。が、またもや週末に天候が崩れたこともに多少なり救われ、もう致し方なしと諦めHPの回復に専念(睡眠、読書、映画、バイクのメンテや送り出しのための梱包etc…)する。
 さぁ、宮古まで残り僅か。そこに至るまでの時間を愛おしく過ごさねば!

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
25(月) アクティブレスト ペダル練
26(火) 筋(WT)、スイム(S)1,000m、トレミ走(TR) 9km
27(水) レスト
28(木) TR 20km
29(金) TR 15km
30(土) S1,500m、TR5km
31(日) アクティブレスト ペダル練

【3月のトレーニング(km) …Swim7.5  Bike290 Run234】

2019年3月25日月曜日

宮古島トライアスロン出場に向けて2019 走破タイムと補給のこと①

 宮古島トライアスロン出場にあたり、「目標設定」,「トレーニング」,「渡航の段取り」,「道具や補給の準備」などなど、決めておく必要のあるものから、気になっている事項について記していく。
 出場を決めてからずっと考えていた「目標」。
  •  スイム3km「1h+α分」
  •  バイク157km「5.5h」
  •  ラン42.195km「4.5h以内」
 合計11h。見積もると、こんな感じ。
 スイム50m/分、バイク30km/hと強気の設定。ランは前半のハーフまでものすごく頑張って5分半、その後ヘタれることを前提にした4時半。そして2回のトランジションは計10分。スタートは7時なので18時~19時にはフィニッシュできる計算だ。
 実行委員会から送られてきた「ストロングマン テキスト」を読むと、スイムからバイク、バイクからランとトランジションが別の場所だったり、前日のバイク預託(ヘルメット、ボトル2本が必須)など、ケアレスミスの多いぼくとしては、準備や段取りが不安で仕方ない。いつものようにチェックリスト、スケジュール表を作成して当日を迎えたい。

 次は「補給」について。
 レース前はとても重要だ。3,4日前からアルコールとカフェインを絶つという毎度のルーティーンはもちろん実行する。その上で、最大の難関は現地に到着する12日(金)に行われる大会レセプションにて、愛するオリオンビールが饗される模様。これを見て見ぬフリができるかどうかは全く自信がない。レース後の最大のお楽しみにしたいのだが…。
 そして、レース中の補給。11時間なんて想像できないが、いつも参考にする計算式をあてはめると、
  •  スイム…700kcal
  •  バイク…4,500kcal
  •  ラン…3,400kcal
合計8,600kcalと随分多い。常用している補給はスポーツドリンク(アクエリアス)に粉飴120gとクエン酸(2mg)を溶かしたもの(約570kcal)、サバスのカフェイン入りのジェル(170kcal)。
 10時間以上のレースを考慮して空腹対策を加えたい。エイドを頼らざるをえないが、出来るだけ自分で準備したい。が、今のところ具体的なモノは未定。トランジションで補給できるものを検討している。また、スペシャルドリンクの用意も可能ということなのでこれも同様に検討したい。

 ※手持ちの補給について
  1. スイムチェック時、スポドリと水。
  2. バイク前に固形物を補給(未定。バナナかな?)。
  3. バイクボトル3本(内1本はスペシャル用か?)(1,710kcal)とベントBOXにサバス3本イン(510Kcal)。
  4. バイクフィニッシュ20分前ぐらいにアミノ酸ジェル系、ランのトランジションに固形物(未定)を補給して、サバスカフェイン入りジェル3本携帯してラン(510Kcal)。
 これで約3,000kcal。完走に必要なエネルギーにはまるで足らないが、あとはエイドの活用となる。また繰り返すようだが、空腹を満たすための固形物はそれになりに歯ごたえがあり、それでいて消化がよい食べ物を携帯したい。流動食など物色しているがいまのところはまだ未定。バナナ辺りが無難だが、果たして・・・。
 「目標」と「補給」については以上!

トレ☆レポ19.3.18〜3.24

 トレを見込んだ休日、天気予報を考慮しながら計画を断行することもあれば、変更を余儀なくされる週だった。
 急転する気候は今期の暖冬少雪のひずみなのか。同じ週、北海道から戻ってきた同僚が、こっちより向こうの方が暖かかったという感想を漏らしていた。
 天候に「異常」という言葉を使わなくなって久しく、観測史上初とか、数十年に一度とか、具体的事実に基づく形容がなされ、本質的な問題から遠ざけるような印象が為されている。海外では、中学生がこれ以上の温暖化阻止を掲げる声を上げ、それに賛同する人々に関する報道を目にしたが、ぼくらは子供達の未来を担保にして、便利さを享受しているのではあるまいか・・・。

 さてさて。今月は本番への手がかりを掴む為、優先順位はバイクからのラン、筋エネルギー消耗後の有酸素トレ、あるいは空腹でのトレなど、臨場感のある雰囲気で身体を動かしている。
 計画の7割ぐらいしか実現できていないが、それがぼくの実力と受け止めている。程々に抑えるのが、ぼくの流儀ともいえるが、不実行は格好の良いコトではない。そこに対する反省をポジティブな力に変えていきたい。
 宮古への挑戦は心身のレベルアップはもちろん、トレへの取り組み方や時間配分を見直す機会にもなっている。今後の人生の過し方になんらかの変化をもたらすことを期待したい。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
18(月) レスト
19(火) 筋(WT)、スイム(S)1,000m、トレミ走(TR) 10km
20(水) レスト 疲労感大。さっさと寝ることに。
21(祝) AMバイク練100km ave30~ロード5km 雨天中断
   PM ロード10km ジョグ
22(金) WT、S1,000m、TR10km
23(土) TR15km
24(日) ペダル練

【3/25のトレーニング(km) …Swim5.0  Bike270 Run200】