2014年6月27日金曜日

'14.6月第4週のこと

日曜はヒドい波酔いで予定していたランが出来なかった。そんな事情もあり、この週の平日はランの距離を意識する。今月も300kmはキープしたい。

6/23(月)
退社後、通勤ラン。山ノ下、松浜経由の23kmを2時間10分。いつもより10分ほど早かった。道すがらのりピーさんとすれ違い挨拶を交わす。いつも、パッと花が咲いたような表情をみせる方だ。疲れが吹っ飛ぶ。
6/24(火)
朝ラン、ビルドアップで5km。夜はスイム。目下の練習テーマはストレッチングタイムを長く取ること。ドリルなど取り入れて小一時間。
6/25(水)
朝ラン、ジョグで5km。退社後、通勤ラン。泰平橋、新井郷川経由で17kmを1時間40分。そのままプールへ向かうつもりだったけれど、いろいろな言い訳を並べ晩酌へ突入した。
6/26(木)
目覚めは良かったけれど、疲れを感じたので朝はトレおやすみ。積極的休養日にしようかと、チラッと思ったけれど、帰宅後、後ろ髪を引かれながらもプールへ向かう。
2ビートでストレッチングタイムを長くとるクロールの練習。泳いでいると、山形の加茂水族館で見たアシカの泳ぎ想い出す。あんな風に水に逆らわず泳げたらイイのになぁとイメージする。体型はアシカというよりアザラシなので、イメージする動物が間違っている可能性も…。
6/27(金)
朝ラン、ジョグ6km。脚が重いのでいつも以上にゆっくり走る。放水路を走ると大体、同じところでM谷さんがバビューン!と力強く通り過ぎていく。今朝も変わることはなかった。

話は変わるが、25mプールを往復しているのだけれど、いつも何往復したか忘れてしまう。腕時計を着けることが出来ないので、何かよいアイテムがないかそれとなく当たっている。距離を明確にしてモチベーションに繋げることができる筈なので、きっと、あるとないとでは、大きく違うと考えているのだけれど…。

6/26までのラン走行距離…275km。

2014年6月23日月曜日

週末連のこと

 先週の日曜日、初参戦したトライアスロン、酒田おしんはスイムが中止となり、デュアスロンになってしまったけれど、少なくとも大会の雰囲気を味わうことができた。特にバイク。レース中の疾走感に高揚した。
 バイクは練習不足。トップとは10分以上の差、時速5km以上のひらきがあった。更に終盤3周目は腰や脚に疲れがでたし、ランに影響した。 もっと踏まなければならない。相応の結果だ。
 …ということで6/21(土)はバイクをメインにデュアスロン練習。
 まずはアップを兼ねてラン。早朝は涼しくて、走るにはちょうど良い。気持ち良く小一時間ほど走ってから、玄関トランジションでバイクに跨る。
 福島潟経由で豊浦へ廻り290号線から村杉へ。途中、出湯のパン屋さんで一息入れやまびこ、村杉温泉を通過し、瓢湖へ向かい460号線に出て、再び福島潟を目指す。
 インターバル形式で力の出し入れをする。向かい風、上りなどシチュエーション毎にペダルを踏みわける。概ね50km、ちょうど1時間30分だった。

 再びラン。バイク直後は脚が回らない。
 前傾をいつもより深めに、重心を鳩尾あたりに意識して、肩を左右に振るように進む。もちろん背骨はまっすぐ。2軸フォームとでも言うのだろうか。
 いつもは上半身を固定して下肢を動かすような、見た目にこじんまりとしたフォームだ。けれどこの時は、先に述べた、自分の体型を生かせるフォームで走ってみる。感触は悪くなかった。

 陽射しが強くなってきた。補給を持たない丸腰だったので、予定コースを変更して涼しい場所を選んで走った。カブトヤマトンネルを数往復して桜並木通りへ向かう。その途中思わず転倒。脚が上がってなかったのが原因だ。幸い怪我はなかったけれど、これがモチベーション低下に繋がり、結局30分程度でランを終了した。
 その後すぐに子供達と約束していたプールへ出掛けた。開館時間になったばかりだというのに、すでに大勢の人で賑わっていた。午前中いっぱいプールで過ごす。これで3種目を達成(笑)。


 翌6/22(日)。小雨が降っていたので朝ランは中止。準備して日和浜(ひよりはま)に向かう。この日は潟鉄ショートトラ練習だ。ぼくはOWSだけ参加した。

 結局、テトラ間を3往復して終了。前回より少しは様になったつもりでいたけれど、まるで言うほどではなかった。
ウエットを着用すると浮力がつくのだけれど、その分だけ下半身が余計な動きをしてしまう感じで、2ビートのキックがうまくいかない。しかも、今回はひどい波良いのおまけがついた。ほうほうの体で帰宅し、そのまま夕方近くまで調子が戻らないという、ビックリするぐらい重症だった。
 結局、日曜はこのスイムのみで終了。ちょっと不完全燃焼の休みになってしまった。


6/22までの走行距離…ラン219km

2014年6月19日木曜日

第29回みなと酒田おしんトライアスロンのこと 2014.6.15

 トライアスロン初参戦の前日。
 早朝にジョギング、夕方にはフォームの確認を兼ねプールで汗を流す。バイクはサドルの位置調整のために少し跨がった。それから今更ながらパンク修理の練習もした。
 やるべきことは全てやった。
 目標はズバリ完走すること。初レースでどれほどの力を発揮できるのか判らない。どんな結果になるのか、そして何を感じるのか。今回は体験会のつもりだ。

 忘れものがないように荷物を入念にチェックする。モノが不足して力が出せないとか、ましてや出走が危ぶまれるなんてことは絶対に避けたい。それにしても随分と用意するものが多い。
 こんなふうに翌日のことばかり考えて過ごした1日だったが、ものスゴく贅沢で幸せな時間だった。レース前日ほど期待と緊張がバランス良く混在する日はないと思う。

 翌朝。AM5時を少し回った頃、酒田市に到着。車で2時間ちょっとの移動だ。見積もった時間よりずっと早い。天候が気になっていたけれど、雲の切れ間から覗く朝陽が眩しかった。これ以上空模様が悪くなることはナイと思った。食事を摂りながら会場を目指す。

 会場に近づくと、屹立する白く巨大な風力発電のプロペラが見えた。ロケーションを盛り上げる絶好のオブジェのようだ。
 駐車場の警備スタッフの方から教えて頂き、トランジションエリア(以下、TE)に近いところに車を駐める。駐車場(第一駐車場)はスイム会場とTEの中間に位置し、海を眺めることができた。
 海は波が高く時化ていた。岸に向かって幾つもの白波が押し寄せている。想像していなかった様相だった。風力発電のプロペラがグルグル回っている。自分のスイムでは前に進むことすら難しいんじゃないかと思うぐらい、波と風が立ちはだかっていた。

 受付の際、腕と脚にエントリーNo.を書き入れてもらうと、レースに参加する実感が湧く。トライアスリートみたいだと思った。モチベーションを上げる大切な儀式の一つだ。ただし残念なことに半袖のバイクジャージで腕の番号が隠れてしまう。どうやら袖なしのウェアが正解だったようだ。
 バイクと荷物をTEへ運ぶ。時々小雨が混じるので、バイクに乗る時のシューズやらなんやら、ランのそれらをそれぞれビニール袋に分けバイクの横に置く。徐々にTEに人が増えてきた。お隣さんも登場。挨拶を交わし自分は初参加である旨を告げ、それとなく質問をする。セットするバイクの向きのこと、受付で渡されたゼッケン、そしてゼッケンNo.入りのシールをどう使えばいいのかなど。彼のアドバイスは親切かつ的確だった。おかげでセッテイングが捗った。

 トランジションで普段通りに競技できる準備を心掛けた。例えばスイムアップ後、バイクシューズを履く際に脚に砂がつくのが嫌なので、水とタオルを多めに持ち込んだ(残念ながら使われることはなかったけれど)。それからバイクグローブを用意した。そしてランは素足でなくソックスを履くなど、競技中にストレスを感じないような配慮をした。もちろんその分、支度に時間は掛かるのだろうが致し方ない。

 スイムの準備をしようと駐車場に向かう途中、運営スタッフとすれ違う。彼はすれ違いざま、独り言のようにスイムは中止だなぁーと呟いた。ぼくはその呟きにつかさず反応し声を掛けた。
 恐らく間違いないけれど、本部からの発表を待っていて欲しいと云われた。
 スイム会場では数台の水上バイクが海上を行ったり来たりしていた。ブイのセッティングを行っているようだった。相変わらず無数の白波が岸に押し寄せていた。風も強い。

 AM7時。スイム中止が発表され、代替えとしてランコースを1周(3.5km)することが選手に告げられた。デュアスロンへの変更だ。目標を失ったような残念な気持ちになった。
 やむを得ない。ぼくは変更内容を確認し、TEへ踵を返す。必要のなくなったモノを片付けランシューズを履いた。
トランジションエリアの光景



スイム中止の発表

 スイム中止以外スケジュール通りに進む。開会式、注意事項説明、スイムを中止してランに変更したことの説明、それからアンクルバンドの配布など。スタートに向けてあらゆる物事が順序良く消化されていった。

 代替ランはスイムと同様、2分間隔のウェイブスタート。ぼくは第2ウェイブのAM8:22スタートだ。最初からスピードに乗れるようにアップする。6分経つとアップの効果はないという言葉を思い出しギリギリまで身体を動かす。

 AM8:20。第1ウェイブがピストルとホーンの合図でスタートした。拍手と歓声が上がる。始まりだ。そして、すぐに第2ウェイブが整列する。ぼくは集団の前方に位置取る。ホーンとピストルが鳴った。ぼくのレースの始まりの合図だ。息を整えながら進む。ウワーッと煽られて、速い流れになるかと思っていたけれど、入りは落ち着いていた。ぼくは少しずつペースをあげる。3.5kmはあっという間だった。スパートで息が弾む。
 ランコースからTEを目指す。ぼくらは本会場を抜け一度スイム会場へ向かい、改めてTEに入るよう誘導された。予めこうなった場合を想定していたような段取りの良さを感じた。
 TEを進み自分のバイクに辿り着く。息は弾んだままだった。先ずヘルメットを装着。次いでサングラス、シューズ、グローブと身につけていく。バイクゲートから次々にバイクが吐き出されていくのが目に入った。焦燥する。グローブをはめるのにやや手間取ってしまう。グローブは乗りながらはめることにして、バイクを押してゲートをくぐった。赤と緑色の乗車ラインを超え、左脚のクリークをはめ右足は押し込むようにペダルを踏んだ。もたつくことなくスタートを切る。バイクパート開始だ。

 会場前を通過してすぐ左にカーブする。沿道から声援が聞こえる。直線コースだ。ペダルを踏む。心拍数を確認すると199。え?バカな!心拍計のストラップがずれていることに気付く。定位置に直しても心拍数は180。見たことのない数値だった。何はともあれペダルを踏むことに集中する。フォローの風で35km/hを簡単に越える。それでも後方から1台、また1台と追い越されていく。心拍は170を超えたまま。落ち着くためにボトルを口に運ぶんだ。始まったばかりで先は長い。次いで補給ジェルを摂りながらペダルを回す。

 バイクはコースを3周回する。勝手がよく判らないのでドラフティング禁止ルールだけはしっかり意識した。1周目の往路でコースをなんとなく把握する。カーブ、クランク、折り返し。それらを復路で復習する。どこで減速してカーブやクランクに入るか。そしてどこからスピードをあげればよいのか確認する。
 直線路での追い越しなどは周囲を参考にした。通常のライドのようにしっかり合図を出してから次の動作をする方がいたので、それをそっくりマネをした。
 1周すると自動車のサーキットレースに似ていると感じた。どこで攻めるかはコース形状によってだいたい決まっている。つまり、どこでスピードを上げて攻めるかを組み立てれば良いのだと気がついた。


最初の直線

 2周目。直線でスピードに乗る。抜きつ抜かれつしながら進んでいく。体もほぐれペダルを回すのが楽しくなる。バイクの楽しさとはこれか!っと思えたほどだ。
 往路の中間あたりで距離を確認。バイクフィニッシュまで丁度半分の20km。ここから3周目の復路までは頑張ってペダルを踏もうと決めた。
 実際、随分頑張りすぎて腰が疲れ次いで足首が痛んだ。バイク練不足が露になる。それでもペダルを踏み込むのが楽しくて仕方がなかった。
 最後の直線で心拍数を確認。165まで落として息を整える。降車ラインに向かい減速しながらシューズバンドを緩める。TEに入り自転車を引く。案外と距離を感じた。
 自分のトランジションにバイクを掛けヘルメットを脱ぐ。ランシューズに履き替え、グローブをとりサンバイザーを被った。TEからランコースへ。練習で幾度となく経験した通り、身体が言うことを聞いてくれない。しかも左足首が着地のたびに痛む。マジでヤバいと思った。この大会でここが一番辛かった。

 ランもコースを3周する。バイクに跨っていたときは風を感じていたけれど、走り出した途端に蒸し暑く感じた。コースには陽が射して気温が上昇しているようだった。
 左足首の痛みが気になって仕方がない。キロ6分を余裕で越えていたと思う。走っていれば筋肉がほぐれ、痛みも和らぐだろうと思って辿々しいながらも進むしかなかった。少し時間を要したけれど、幸いにも痛みは和らいだ。2周目から調子を取り戻しペースを上げる。
 約800mごとにある給水には随分と助けられた。水を口にするより被る方が多かったけれど、短い間隔で給水があるというのは本当に有難い。
 
 ランではTEで声を掛けて頂いた同郷のアスリートの方と、すれ違うたびに声を掛け合えたこと、特に3周目のナイスラン!の掛け声が、大きな励みとなり背中を押してくれた。
 ラストスパートの3周目の復路は、完全に調子が上がり、ここからもう10km追加でもいけるゾと思うほどで(ホントにそうなら嫌だけどネ)気持ちよく駆けた。
そして、初トライアスロンのゴールフィニッシュ!



フィニッシュ


 スイム中止は残念でならないけれどレースの雰囲気は十分に堪能できたし、これからのトレーニングの糧になるのは間違いない。
 そしてこの場を借りて大会に関わったすべての皆様に感謝したいと思います。
 皆さんのおかげで、楽しい時間を過ごすことが出来きました。来年もまた会場でお会いしましょう!そして、ゴール後のスイカ、それから振舞われたカレーライスに舌鼓を打ちたいと思います。

6/18までの走行距離…ラン183km


2014年6月12日木曜日

酒田まであと3日かぁ。

初トライアスロン、酒田おしんまであと3日。
OWSを想像すると、思わず腕を組み天を仰いでしまう。まぁ仕方ない。ウエットスーツの浮力を味方に泳ぎ切るしかない。浜に上がる周回設定だしね。

スイムはレースエントリーをきっかけに、本気で取り組むようになった。何冊かのHow to本をパラパラとめくってみた。そんな中の一冊「クロールはゆったり泳ぐと速くなる」(高橋雄介 著)が最もしっくりときた。本書をバイブルにDPS(Distance Per Stroke)を意識したクロールに取り組んでいる。残念なのはスイムが好きになる早さにくらべ、上達する早さはまったくと言ってイイほど一致しないところだ。
さて、6/15(日)酒田おしんトライアスロンの綿密な?計画について記そう。
Swim
技術がないので精神力で克服だ。先週のOWS練習での、Iさん、ペコわとさんの助言を忘れないようにスイムはバトルだということを胸に刻んで混雑する位置取りは避ける。
Bike
跨った直後にアイドリングを兼ねて補給を行う。心拍数を目安に速力を維持して90分が目標。練習時の平均スピードは25kmを下回っているけれどもう少しやれるはず。その後のランを考えて余力を残しつつ、どこまでやれるか試されるところ。
Run
50分を切りたい。走り出しを考慮し前半5kmを26分、後半24分を目標にする。ポイントは入り、前半だと思っている。
Transition
忘れ物をしないように持ち物リストを出発間際に確認、照合する。現地ではスイムからバイク、そしてバイクからランで何を身につけるかを、リストを見ながらイメージトしながら配置を決める。
走破タイムの見積もりは3時間とちょっと。バイク90分、トランジション5分、ラン50分。スイムは40分希望。力を出し切り完走したい。
このレース次第で次のエントリーを考えるつもりだ。何はともあれ、大いに楽しみたい。

6/12までの走行距離・・・ラン120km

2014年6月11日水曜日

今年初のOWS(Open Water Swimming)のこと

6/8(日)早朝ジョグをこなした後、今年初のOWSへ出掛けた。
青い空と静かな海。絶好の環境だった。当然ながら浜辺には、ウエットスーツを着たぼくらだけ。テトラポットに囲われた練習場はちょっとしたプライベートビーチだ。水温18.5℃、片道230mの往復だ。
 
早速、練習開始。
唯一の頼みはウェットの浮力。気負っていたせいもあり、スタートからすぐに息がもたなくなる。全てにおいて下手なのだけれど、とくに息継ぎに苦手意識がある。ひとり大きく遅れる。自分の動作を意識して修正やら試行を繰り返した。 
泳いでいる間は呼吸が苦しくて余裕なんてなかった。けれど魚を見つけたり、息継ぎの際に目に入る風景とか、海水が気持ちよく感じられたことが随分と助けになった。
3往復目でウエットスーツで擦れた首筋がヒリヒリと痛み、海水で喉が渇いた。本番ではこういうこと全部をひっくるめて、泳ぎ切らなきゃならないと思うと、ちょっと自信を失いそうになる。来週に向けて悪い印象を残さないように、ぼくは片道230mを3往復したところで砂浜に上がった。

少し時間を掛けて着替えをして島ランへ。陽が高くなるに連れて、陽射は強くなった。辺りが眩しい。梅雨入りしたばかりだというのに夏のようだった。ぼくらはゆっくりと海岸沿いを進む。
ジョグ中もスイムのことが気になり、伴走して頂いたAさんに幾つかの質問をする。経験談も含めいろいろな話をして頂き、とても参考になった。
 
午後、プールへ脚を運ぶ。午前とは一転して空は鉛色に変わっていた。
OWSで気がついたことや、頂いたアドバイスを試みる。なかなかイメージ通りにはいかないけれど、とても楽しかった。いずれにせよ、質に転ずるまで量をこなすだけだ。
本番までアトわずか。少しでもマイナスを減らしたいと思っている。


6/8までの走行距離…ラン102km


美海女1名とその他。



2014年6月5日木曜日

その差1cmぐらい。

ぼくの脚は長さが左右違うらしい。
昨年の夏、高地トレーニングと称し野尻湖へ遠征ラントレをした帰り、ふらり寄った上越市のスーパー銭湯のマッサージ機器コーナーの妙齢の(失敬)お姉さんに
「右脚が左よりも1cmぐらい短いですね〜、たまにいらっしゃるんですよね〜、フフフ…」
と柔かに言われた。
ぼくは、へーそうなのかぁ、とあまり気にならなかった。世の中きっちり同じものよりも不揃いなことの方が圧倒的に多し、アシメな方が美しいことだってある。
ただそれ以降、シューズの減りなんかを確認する度にはそのことを思い出した。左右の減り具合を比較すると右の方がやや大きく鋭角だった。あー、こういうことになるのかぁ、と銭湯の妙齢を思い出した。

先月。整体に詳しい知り合いに会い、腰のあたりをなんとなしに指圧してもらっていた。いつもより走り込んでいたので腰周りが疲れていた。腰から骨盤のあたりを揉みほぐしてもらっていたら
「自動車事故とか手術とか、なんかしたことある?」
と真面目な顔で尋ねられた。すぐに銭湯の妙齢のことを思い出し、以前こんなことを言われたんですよねーと伝えた。すると、
「たくさん走るってるみたいだし、これじゃ大変でしょう…」
特に大変だと思ったことはないのだけど、どうやら骨盤がずれているらしい。その影響で左右の脚の長さが異なっているのではないか、放置しておくのは良いことではないと告げられた。それでも、そのことで困った経験のないぼくは、馬耳東風といった具合だった。
けれどつい先日、たまたま手に取ったスポーツ系の雑誌に、左右の脚の長さが違うランナーが、シューズを調整し強くなったことがある、という記事を目にした。
「!」
6/4(水)。1cmほど短いと言われた右側に、別のインソールを追加して朝ラン6kmと帰宅ラン16km。走っているときは、どうこうというのはなかった。右のシューズの甲が高くなった分、靴紐を調整するのがちょっと億劫だったぐらいだ。
そして翌朝。目が覚めてベットから降りると、左足の疲れに比べたら右は明らかに軽かった。まさか!これが調整の効果か!?と一瞬思ったけれど、はたとインソール効果かもしれないと気づいた。この日の朝ランは両方にインソールを仕込み、左は既存のインソールを抜くことにした。
果たして効果は?

6/5までの走行距離…ラン60km

2014年6月2日月曜日

秦基博 「GREEN MIND 2014」 5/31 新潟県民会館

ライブから2日経った。普段の生活のちょっとした空白に、頭の中で秦君の歌声がリフレインする。楽曲はイロイロ。ライブの余韻か。もちろん、幻聴が聴こえてるわけじゃない。覚めない二日酔いみたい。

2年前にアルバム「Best of Green Mind 09」を手にしたことから始まった秦君ヘビーローテーション。移動中、例えば通勤やジョギングにはまず欠かすことはない。秦君の声とギターから生まれるサウンドと叙情的な世界に心を絡め取られてしまっているのだ。
 
ライブは2階ブービー列。ステージを見るには双眼鏡が必要な位置。眼を細めてステージを凝視してもギターを爪弾いているのが秦君とは認識しづらい。双眼鏡を持ってくればよかったと改めて後悔する。けれど、開演から約3時間「アイ」「Girl」「キミ、メグル、ボク」「鱗(うろこ)」などなど、ぜひ聴きたかった楽曲を、素晴らしい環境で聴けたことに満足満足。
印象に残ったのは「自画像」。サンプリングしながら自身の演奏と幾重にラップしながらギターソロを決めたのがトンデもないぐらい男らしかった。ライブならではの芸当だ。

次回会うまでに、楽曲の演奏が終わるたびに、独特なスピード感で「ありがとうございまーす」と言う秦君のマネ、を極めることにしますwww
じゃ、またね!
県民会館。開園5分前。




 
 

'14.5月31日のこと

5月31(土)AM5時半。潟鉄ジャージを纏ってトレを開始。
酒田まであと2週間ということもあり、追い込むつもりでこの日はデュアスロン。
最初のランはアップしながら1km毎にペースを上げ、ラストは流しで5km。そして我が家の玄関でトランジション。メット、サングラス、グローブを装着。予めペダルにセットしたバイクシューズにスッと足を通せればまったく問題ないのだけれど、お約束的に手間取ってしまう。

福島潟、豊浦を経由して290号線から南部線へ。ゲートから頂上まで20分。直進して下り坂を満喫していたら突如登りが現れ、一瞬ヤバっと思ったけれど然程の難所でなくて胸をなでおろす。そこから中々山まではひたすら下り。内の倉ダムをパトロールした後、14号線を進み帰路へ。走行距離にして70km。3時間近くバイクに跨っていた。
 
再びラン。思うように脚が動いてくれない。逆らわずにヨチヨチと走る。20分ぐらいしてから違和感が無くなったのけれども、全くスピードに乗れない。併せて強い陽射しが心を折ろうとする。途中で何度も止めてしまおうかと思ったけれど、実践練習と思い強制的に脚を進めた。
 
本番当日も今日のような天候だとかなりのストレスとなるだろう。ランは時間を読めるパートだと考えていたが、実際はそんなには甘くはない。結局、この日の締めのランは10kmを1時間掛けてしまう。しかも軽い熱中症のオマケ付き。水分補給を甘く見積もっていたことが一番の原因。どれもこれも本番に活かさねばね。


5/31までの走行距離・・・ラン348km

 
南部線頂上付近。

内の倉ダム。周回が楽しかった。