2016年12月31日土曜日

2016年の出来事と総括

 2016年の出来事を順を追ってみた。
 1月、何より後悔とともに思い出されるのは、暮れにやった捻挫を甘くみてしまい、2月の桐生堀マラソンまで引きずってしまった。「捻挫を舐めてはならず」は半ば家訓ものとなった。

 続く3月のはなももは風邪を引いてDNS。気を取り直し、4月の佐渡トキマラソンに標準を絞るも強風の中の大会となり、途中で大会も中止となる。中止発表の直後に辛くもゴールして完走することはできたが、帰路のフェリーが欠航してしまい想定外の宿泊を余儀なくされ、翌朝、両津港から始発のフェリーに乗り、そのまま出勤したことはこの年のトキマラソンとセットの想い出になった。乗船口付近に突っ立って見た、朝の陽光に照らされた万代の港が忘れられない。




 そんなトキマラソンの翌々週は見附ハーフマラソンに初参加。トキマラソンに続きアランゼミで教わったいくつかを反芻、実践したレースとなった。ゴール後にサプライズ応援に潟鉄メンバーが駆けつけてくれたことはきっと忘れないだろう。


  5月GW、潟鉄バイク練。自宅から喜多方の往復で初めてのバイク200km超え。帰宅してビールを飲んだ直後、両脚のハムの内側の筋肉が痙攣、悶絶する。


 恒例の白根ハーフマラソン。ファイターズさんとおっぴえ師匠のデットヒートを尻目に早々に失速。絶好のコンディションだったのに砂を噛むようなレースになる。


 白根の翌週は佐渡スポーツイベント第2弾、佐渡ロングライドBタイプ130kmに参加。サクサク進んで計画通り14時台のフェリーで帰路に着き、翌日ハワイへと旅立った。


 6月、酒田おしんトライアスロン。3度目の正直でスイムが実施され初のOD(オリンピックディスタンス)を経験する。ホントに楽しかったナァ。
 この翌週は関川マラソンハーフ。途中で心が折れてしまい、一緒に出ていた家内と初の伴走ゴール。4年に一度ぐらいはこんなことがあっても良いかな。


  6月最終週、アランゼミのダッシュ連で軽度の肉離れ。マラソンから暫し離脱を余儀なくされ、替わりにスイムを頑張った。


 8月佐渡スポーツイベント第三弾、佐渡OWS。無事完泳したその夜、ヤンバラーズと走友会の合同企画、新潟花火ランに参加。何を隠そう、これが今年初の走友会のイベント参加であった。蒸し暑い夜、汗だくで打ち上げられる花火を鑑賞した。


  9月。ついに迎えた佐渡トライアスロンの当日。この写真を撮った1時間半後、予想だにしない悲劇が起こる。僕はこの写真を眺めるたびに、人生何が起こるかわからない、一寸先は闇であると言うことを教えてくれるので、今年の年賀状にキャプションを交えて載せたいと申し出たが、縁起が悪いからとあっさり却下される。


 9月末。例年なら湯沢ハーフにエントリーするのだが、今年は新津秋のマラソン大会に出走。久々の10kmマラソン。超有名ランナーのTT女子とゴールする。彼女のお陰で頑張れたもののスピード練習不足が顕著に現れる。



  10月。5度目の出走の新潟シティマラソンは目標に届かなかったが、ゴール直後にアベタケさんと交わした労いの握手が記憶に残った。そしてその2週後、2度目となる大阪マラソンでは目標達成を誓うも、僅かに届かず今年はサブ3.5ランナーを返上した。
 ちなみにフィニッシュゲートの上の「ポケモンGO」のスクショは灘波でのもの。やっぱ都会はスゲーんだわ…。

 ダイジェストで振り返ってみたが、2016年は記憶に残る数々の出来事が起こった年でした。もちろんここで紹介しきれない、他に色んな忘れられないエピソードがあります。こんなふうにプライベートを刺激的に過ごせるのは、一重にエンデュランススポーツに真摯に取り組んでいるからこそ。来年も頑張ります。皆さん今年も本当にお世話になりました。それでは良いお年を!

トレーニング'16.12.25~’16.12.31

 トレーニングについて。
日曜日、豊栄走友会のラントレに参加した。練習会に顔を出すのは、実に8月の新潟祭りの花火ラン以来。走友会の面々と顔を合わすのは久しく思えて、ちょっとした気恥ずかしさを感じた。
 この日の目的はずばりH間さんとのペース走だ。
 生憎の空模様でトンネルを往復しながら外の様子を伺う。トンネルでペース走はできない訳ではないが、できることなら外を走りたい。予報では時間が経つにつれ、天候の回復が見込まれそうだったのでグズついた空の下、僕ら2人は街へ向かった
 H間さんの胸を借りてピリッとしたトレとなった。常にこれぐらいやれるなら休日、新潟島まで出張ってきても良いなと思った。H間さん、ありがとうございました。


 火曜日、今年最後のスイム練。「煩悩スイム」が脳裏をよぎり、短水路往復108本を掲げて泳いでみたが集中力を欠き76往復で終了。煩悩スイムは無かったことにする。煩悩の数に辿り着けなかったことよりも通常のトレーニングに長距離練を取り組むことの必要性を感じた。なれない事をしたせいで、信じられないぐらいの脱力感を得て満足した。

 水曜日、アランゼミ忘年会。少数精鋭の忘年会参加者に向けた、アラン氏の2016年総括的かつ渾身の講義が、アルコールと共に饗された至極の飲み会となった。来年もまたやろう、いやこれは定期的にやりましょうと複数の参加者からは声が上がり、激しく同感。


※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : 2016年〆トレ


日 朝 走友会練 島ラン25km 135分
    夜 レスト

月 朝 固定ローラー25分
    夜 ラン6km 40分

火 朝 レスト
    夜 スイム3,800m 80分(50m×76)

水 休養日(アランゼミ忘年会)
木 休養日

金 朝 BR、筋トレ30分
     夜 ラン12km 64分

土 午前 ラン12km 67分
     午後 BR35分

12/31までのトレーニング…Swim16.8  Bike(94)  Run255

シベリアンハスキー犬 ツバキ日記16.12.31

年の瀬にやってきたツバキ。
3日目となる大晦日の今朝、お腹が空いたと大騒ぎ。
そして、おかわりを要求。

もうこの家の環境に慣れた様子。
柵から出して放っているとリビングの置き畳をフンフンいいながら嗅ぎまわってます。


2016年12月30日金曜日

シベリアンハスキー犬 ツバキ日記16.12.30

 ついに来ました。つばきちゃん。
 未来のトレーニングパートナー。御覧の通り、細面の美人さんです。


 家に着いた29日、車での長時間移動と環境の激的変化から、夕飯を食べずゲージの中でまどろんでばかりいましたが、今朝は少量ながら積極的に朝食を摂り、僕らに尻尾を振っていました。
 後ろ髪を引かれる思いで今年の仕事納めに家を出た次第です。年の瀬ですが、これから4人と1匹の生活が始まります。

2016年12月25日日曜日

トレーニング'16.12.18~’16.12.24

 今年、子供達へのクリスマスプレゼントは別日にしようと考えており、2人には割と早い内からそれとなく示唆していた。もちろんクリスマスにプレゼントしたかったのだが、どうしても手に入らないというのが理由だった(尚プレゼントはハスキー犬ではありません)。
 小2男子は未だMR.サンタの存在を疑ってはいないので、例年に増してサンタさんは多忙であると言う話を聞かせていた。一方の小5女子は物分かりが良く、近い将来に必ず果たされる約束として理解してくれているようだったが、小2男子の方はワレ関せず、MR.サンタに自分の要望を紙に書き記しているようだった。

 クリスマスイブの朝、深夜に及んだ潟鉄忘年会による宿酔いの頭を抱えた僕に、昨晩、弟がMR.サンタ宛に最終案をまとめ紙に認めていると小5女子の長女は報告してきた。彼の小さな背中がテーブルに向かって鉛筆を握りしめているのを想像すると、それはそれでなんとかしてやろうと思うのが親心である。僕はすっかり彼女の術中にハマり、遅ればせながら今年も小2男子の世界の常識を覆すことのないように行動することを決めた。同時に呆れた表情で彼女の要望を尋ね、翌日の朝の共謀を取り付ける。もちろん例のプレゼントは反故になってないようと、念押しされながら。 まったく、いつからこういう駆け引きを覚えたのだろう。

 …やはりこのタイミングで贈り物をもらうことが、子供達にとっては嬉しいのだと思う。それは大人だって。口では色なことを言えるが、本心はこの国民的催事に取り残されるのはイヤものなのだ。そんな思いやりのない打算的な考えに反省をしたクリスマスイブだった。

 さて、トレーニング。
 水曜はスイムポイント練。つい意気込んでアップからペースを上げる。ただし気持ちと身体は裏腹で、思うようにスピードに乗れない。中3日のスイムのせいか、それとも左肩の鈍痛のせいなのか。
 ポイント練は200mハード泳。3:30で5本決めようと意気込むが3本でギブアップ。4本目から100mに距離を落として頑張ったが息が続かない、終始肩で息をしたスイム練となった。


※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : 忘年会とトレーニングの両立


日 ラン13km 80分 LSD

月 朝 レスト
    夜 ラン12km 65分 (ジョグ,軽快走)

火 休養日(忘年会)

水 朝 レスト
     夜 スイム2,000m 60分(up500,k500,筋トレ,H200×3,M100×4)

木 朝 レスト
     夜 体育館ギャラリー10km 52分 (up,tg7,down)

金 体育館ギャラリー13km 77分 (up,軽快走)
     夜 レスト(潟鉄忘年会) 

土 朝 レスト
     夕 スイム1,500m 40分(up500,k500,筋トレ,100m5本)

12/24までのトレーニング…Swim13.0  Bike0  Run200

2016年12月20日火曜日

シベリアンハスキー犬 名はツバキ(椿 Camellia)

 ウチにやってくるハスキー犬(♀)の名は「ツバキ(椿)」に決定した。
 家族4人、それぞれに2つ以内の名前案を出してもらい、案がダブった場合はそれに、そうでない場合はそれぞれの案を多数決をもって決めるという方法で、決勝戦は「ツバキ(椿)」VS「ウラン」(←注:「アスカ」ではありませんでした)。
 後者はいくつかの理由で消去され、難なく「つばき」に決まりました。

 花名のツバキの由来は、葉が丈夫なことから「強葉木(つばき)」が転じたとか、つやのある葉から「艶葉木(つやはき)」が転じたなどの諸説。花言葉は「控えめな優しさ」「誇り」。古風で渋い名前だと思う。

 彼女のものがチョットずつ家に集まってくる。ゲージ、柵、マット…。そして、犬を家族に迎えることにひとり反対していた息子はずいぶんと肯定的になった。
 「犬はお迎えに行った人物を決して忘れないし、いちばん懐くらしいよ」と言ったら、表情を変えぬまま口元をニヤリと動かし、そのまま顔をクッションに埋めブツブツと何かを呟いていた。

 12/29家内と息子で、群馬のブリーダーさんのところまでお迎えに行く予定。往復7時間のロングドライブになる。

2016年12月19日月曜日

トレーニング'16.12.11~’16.12.17

 16(金)僕の住む町に雪が降り積もった。
 早朝、外を眺めると雪は全てを覆い尽くし、かつてそこにあった風景が一変していた。猥雑な構造物、葉の落ちた木々、全てに雪が降り積もり、白一色の世界が広がっていた。
 僕らはチラリチラリと雪の舞う空の下、プラ製で少し大振りなスコップを使い、雪を除いて自らの生活路を確保する。
 そうして本格的な冬の到来を、改めて実感する。
 雪は外気が上昇すれば溶けて無くなってしまう。所詮は水だ。たくさんの雪が降り、除けるたびに思う。時として倦いてしまい、恨み節の一つも吐くことはあるけれど、淡々と雪を道端に積み上げ、溶けるのをジッと待つ。
 気温が上がれば、いずれは雪は溶ける。そうするとそれまで執拗に雪が降り続いたことなんて、もうすっかり忘れてしまうものだ。そう、いつだってそんなものだ。

 さて、トレーニング。
 出張が続き時間の制約が掛かったが、週末に強度高めのトレーニングをおこなえたことで良しとしよう。これといって特徴はないが、週に一度は点となる活動日をつくり、心身ともに満足できるトレーニングを心がけたいと思う。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : 出張や忘年会との両立。

日 ラン15km 98分 LSD
    BR 20分
    スイム2,000m 80分(up300,k500,筋トレ,500m泳,50mEH他)

月 朝 レスト
    夜 ラン15km 85分 ジョグ,軽快走

火 休養日

水 朝 ラン8km 軽快走 (大宮アリーナ、氷川神社周辺)
    夜 スイム2,000m 80分(up500,k500,筋トレ,50m45-15×5本,100EH他)

木 朝 レスト
    夜 体育館ギャラリー12km  ジョグ,軽快走

金 休養日

土 BR40分 一定ケイデンス走
    体育館ギャラリー走12km 61分 (up~TGビルト~down)
    スイム2,000m 80分(up200,k600,筋トレ,50m50-10×8本,50mEH他)

12/17までのトレーニング…Swim9.5  Bike0  Run152

2016年12月11日日曜日

トレーニング'16.12.4~’16.12.10

 火曜日。この日の夜は随分と冷え込み、帰宅途中には暗い夜道に雪らしきものが舞い散っていた。寒いのでトレーニングを休んじゃおうかとも考えたが「手足が寒くなるとモチベーションが低下する」の言葉を思い出し、モチの低下は寒さのせいということにして、体育館へ足を運んだ。
 体育館のギャラリーでは数人のジョガーが走っており、その中にM谷さんの姿を見つける。お久しぶりです、と挨拶を交わした。
 こんな風に流石に12月ともなると体育館の利用頻度がぐっと上がる。1周193mのギャラリーコースをグルグルとひたすら周回するのだ。一日置きに左回り右回りと進行方向の変化はあるがすぐに飽きてしまう。従って、ここを根気よく走り続けることができるのは確かな動機を持つ人々だけと思っている。
 気兼ねなく外を走れるようになるまでの間ここが主戦場だ。周回コースのメリットを活かしてスピードアップに励みたいと考えている。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : スイム=インターバル泳 バイク=ペダリング探求 ラン=ポイント練

日 やまびこラン21km 137分 

月 休養日

火 朝 レスト
    夜 体育館ギャラリー走80周 15km (up20周〜TG60周)

水 朝 BR20分 回復練
    夜 BR30分、筋トレ

木 朝 BR20分
    夜 ラン10km 61分 ジョグ

金 朝 レスト
    夜 スイム2,000m (100×10,k500,50EH)

土 朝 BR30分
    夜 体育館ギャラリー走96周 ラン18km 94分 (up,軽快走,TG走)

12/10までのトレーニング…Swim3.5  Bike0  Run90

2016年12月3日土曜日

トレーニング'16.11.27~’16.12.3

 突然ですが、家族が増えることになりました。
 家にやってくる日が待ち遠しくて仕方ありません。
 一緒にランニングしたりジョアリングができるといいなぁ…。と、そんな願望に浮かれる前に大事なのことは「しつけ」です。ただいま勉強中。犬に関する知識はゼロに近いので、見るもの聴くもの全てが新鮮です。
 「しつけ」とは犬の知能をバックアップするもので、善悪の判断がつかいない犬に判断基準をあたえるものだそうな。ふーんなるほどねぇと関心しつつ、主従関係をしっかり構築して賢い子に育てたいと思っています。そして彼女が僕らをハッピーにしてくれる以上に、僕は彼女をハッピーにしなければならないと思うのであります。


 さて、早いもので師走に入りましたが、先月のトレーニングは大阪マラソンのケアから始まったこともあり、ボリューム感はやや小ぶりなもの、質は3種目それぞれ上げることが出来たと感じています。3種目を満遍なくやってポイント練の後に休養を取ると、概ねこれぐらいのボリュームになるのかなぁと、一ヶ月間のトレ内容を眺めつつ、12月はラントレの頻度を上げようと思っています。



※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※  
テーマ : スイム 中距離泳 バイク→ペダリングの研究 ラン→ポイント練 OR ロング走

日 朝 ランin石打丸山 6km 40分スロージョグ
    夕 レスト

月 休養

火 朝 バイク固定ローラー30分
    夜 スイム2,000m 80分 (UP500 9:30,K500,筋トレ,プルドリル,50mE&H)

水 朝 BR30分
    夜 ラン9km 45分 (up3km,4:45,4:26,4:22,down,4:29,downジョグ)

木 朝 レスト
    夜 ラン11km 61分 軽快走

金 朝 BR25分 
    夕 レスト(忘年会)

土 ラン15km 85分 軽快走
     スイム1,500m 50分 (UP500,K500,筋トレ,50mE&H)

11月のトレーニング…Swim20.4  Bike98(130)  Run197

12/3までのトレーニング…Swim1.5  Bike0  Run26

2016年11月26日土曜日

トレーニング'16.11.20~’16.11.26

 先々週からプールに行っても思うように泳げないコトが続いた。予定通りにトレーニング出来たからといって、能力の向上がみられるかというと、決してそんなことはないのだが、気持ちよく練習できず強い不満を感じている。

 理由は、それでなくても狭いコースで休憩を取る高齢者、特に我が物顔でここが俺の、私の定位置ですと言わんばかりに長居を決め込んでいる人たちによって、コースの一部が占拠されていることにある。大抵決まった顔ぶれなので、そうさせないことは容易いハズなのだが、なぜか許容されまかりと通っている。
 老若男女が入り乱れて使用しているので、泳ぎが遅い速いはどうしようもないことなので、互いに譲り合うしかないのだが、必死に泳いでいるこちらとしてはコースで休憩されていると邪魔で仕方ない。とくに複数で列を成して往復コースを利用しているときなど、ターンの進路が著しく限定されてしまい窮屈この上ない。いくつか公共プールを巡っているが、泳ぎを優先するコースで、しかも往復コースでおしゃべりしながら休憩をする利用者を見たことがないのだが…。

 彼らにとってはほんのチョットの時間のなのだろうが、泳ぐ我々から見ればコースアウトしていただくべきだと考える。利用者のモラルは当然だが、それを指導できない管理運営側の問題意識の希薄さも見逃せない。よくお世話になっている施設の一つなだけに、非常に残念な思いだ。
 …とこの文章を記し、プールへ行ったところ、夜の利用者がいつもより少なく(週末&急な気温低下から)往復コースを独占的に利用することができた。チョット溜飲が下がる。やっぱり気持ちよく泳げるというのはイイね。

 さてトレーニングについてだが土曜日、自宅から新発田の五十公野公園往復の40kmを走ってみた。
 スタートした朝7時は気温1℃とブラッドシフト現象と合わせて手がかじかんで仕方がない。カイロを両手に握りしめながら福島潟、月岡(美人の湯で10km)を経由して290号線に出て、ファミマの二差路を右に五十公野公園で19km。
 サンビレッジ(公園にある体育館)でちょっと身なりを整えた後、遠回りして距離を稼ぎながら再びファミマの二差路に出る(25km)。この頃になると気温は上がり、上着を脱いで走ってもちょうどイイくらいになる。この日初めて着用したミレーの速乾性の肌着(Tシャツの下に着る)のお陰で、汗で体を冷やすこともなく快適に走り続けることができた。
 豊浦へ向かい、ちょっとした起伏のあるお山目当てに進んでいると、熊出没注意の看板が建てられている(30km)。熊に出会ったら逃げれる脚はないので、迂回しながら豊浦を抜けビュー福島潟を目指した。
 35kmを過ぎたあたりから、ここからが今日のトレーニング!と思いながらペースを意識してみる。足の裏が少し痛む以外はすこぶる順調だった。
 ビュー福島潟の入り口(38km )で立ち止まり最後の補給をしていたら、不意にGOさんが現れてちょいとお話をした。GOさんの育てているポケモンGOのカイリューのCPに腰を抜かしつつ、残り2キロをこなして40kmでフィニッシュ。お天気に恵まれた、気持ちのいいジョギングとなった。
 練習の距離としては言うまでもなく最長距離である。ともすると僕は今、ものすごく調子が良いのかもしれない。


 ※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※  

日 朝 やまびこラン20km 139分 LSD
    夕 スイム1,800m 60分 (up200,k500,E25×12,筋トレ,50m10sレスト×12本,50H&E他)

月 朝 レスト
    夜 バイク固定ローラー35分

火 朝 レスト
    夜 ギャラリー走11km 60周 60分 、筋トレ

水 朝 BR45分(心拍数一定に)
    福島潟周回ラン12km 75分 LSD

木 休養(夜は会食)

金 朝 BR30分、筋トレ
    夕 スイム2,000m 50分 (up500,k500,100m105-15×5本,50m45-10×3本,50H&E他)

土 朝 五十公野(いじみの)ラン40km 3時間55分 (往路19km、復路21km)


11/26までのトレーニング…Swim18.4  Bike98   Run182

2016年11月20日日曜日

トレーニング'16.11.13~’16.11.19

テーマ : ポイント練

日 朝ラン ポイント練15km 77分(up3km、3kmビルト走×3set、down1km )
    護摩堂山散策(上り40分、下り25分)
    午後スイム2,000m 80分 (up200,k500,E25×12,筋トレ,50m10sレスト×12本,50H&E他)

月 休養日

火 朝 バイク固定ローラー 25分、筋トレ
    夜 スイム2,000m 80分 (up500 50m60s ,k500,筋トレ,25mH&E×50)

水 ラン ポイント練13km 71分(up3km、3kmビルト走×2set、down4km)
     バイク ビュー福島潟〜三川駅往復 98km 実働3時間半程
     スイム1,200m 40分 (up200,k500,筋トレ,ドリル、25mH&E×20)

木 朝 BR 25分、筋トレ
    夜 レスト

金 朝 BR 30分 (健康診断)
    夜 レスト (忘年会)

土 朝 ラン10km 51分(up3km、5:00TGペース走)
     スイム1,250m 40分 (up200,k500,25mH&E)

週の振り返り
 日曜はポイント練習。
 1本目4:35,4:32,4:30。続いて4:30,4:30,4:20。3本目は4:30,4:28,4:20。
 1本目はフォーム、ピッチ、ブレスの全てがぎこちなく辛さだけが先行したが、ジョグを挟んだ2本目以降は楽にピッチを上げ、次いでブレスを整えてステップに意識を傾ける。
 脚を持ち上げてピッチを上げようとするより、着地の際の反発力を利用して膝を高い位置に上げる動作の方が楽。ステップはタメをつくることを意識して外側へ脚を出すが、着地は母子球を狙い足が開かないようにする意識を持つ。ゼミで教わった技術をベースにより速く走る方法を模索する。

 水曜、有給休暇。
 ゆっくりペースでやまびこランでもしようかと思ったが、天候が思わしくないので近所でポイント練。1本目4:46,4:36,4:27。続いて4:41,4:31,4:18。まぁ今日はこんなところで勘弁してやろうとダウンジョグでHSR(放水路)をヨチヨチ進んでいると、前方からバイクに跨がる見覚えのある女人が現れる。ペコわとさんに鉄女ママだ。これから三川方面へ向かうそうな。僕は一も二もなく混ぜてもらうことにして、今日イチのダッシュで自宅へ戻り身支度を整えた。
 はじめましてのIさんにペコわとさん、鉄女ママ、そして僕の4人のトレインで290号線から赤谷、郡境を越えて三川村へ。鉛色をした空の下、眼前の山々は紅葉と針葉樹の緑のツートンカラーが広がっている。気温は低く僕の装備ではギリギリな感じ。高ケイデンスで体温をキープした。
 JR三川駅で休憩し、今しがた来た道を戻る。向かい風に行く手を阻まれながらも、ゆったりペースで月岡まで戻って来たところで夜勤明けのTさんと遭遇。「きぶんいち」にて腹ごしらえとおしゃべりを楽しんだ。
 ビュー福島潟に着く頃には、今までの天候が嘘だったような青空が広がり、この日一番の秋空を見ることが出来た。終い良ければ全て良しの素敵なサイクリングとなった。
 帰宅後、学校から戻って来た長男とプールへ向かう。平日なので閑散としていると思ったら大間違い。プールはシルバー世代の芋煮状態で付け入る隙がないほどの賑わい。午後の陽光が射し込むプールをかき分けるようにして泳いだが、なかなか思うように泳がせてもらえないので、キリの良いところでに退散した。スイムはちょっと物足りなかったがトレーニング三昧の一日となる。



11/19のトレーニング…Swim14.6  Bike98  Run99

2016年11月13日日曜日

トレーニング'16.11.6~’16.11.12

テーマ : ポイント練

日 朝 やまびこラン20km128分 ジョグ

月 朝 レスト
    夜 ラン ポイント練11km 55分(up3km、3kmビルト走×2set、down1km )

火 朝 レスト
    夜 スイム2,000m 80分 (up500 50m60s ,k500,筋トレ,25mH&E×50)

水 朝 レスト
   夕 バイク固定ローラー 40分
    
木 朝 BR30分、腹斜筋トレ
    夕 ラン ポイント練10km 52分(up2km,5kmビルト走,down,流し,down)

金 レスト

土 朝 ラン15km85分

週の振り返り

 月曜は予定通りポイント練習。
 1本目、TGタイムに対して入りの1kmは+10秒、続いてジャスト1km、ラストは−10秒で収めジョグで繋ぎ2本目はTGタイムで2km、ラスト1kmを-10秒以上で収める。
 ビルト走とインターバル走をミックスした70%〜80%強度トレーニング。特に2本目は呼吸のリズムとピッチがハマり楽にTGペースをキープすることが出来た。

 木曜日ランのポイント練。月曜を踏襲するつもりだったがupを短くして5kmの変化走。入りはゆっくり目で4:55、次いで4:45,4:40,4:30と上げラスは4:10。down走を挟みもう1SET。4:30から入るも気持ちが乗らないのでスピ練は終了にしてジョグで終了。
 こんなふうに強度高めの内容を、出来るところから積み上げていく。

11/12のトレーニング…Swim8.2  Bike0  Run61

2016年11月6日日曜日

トレーニング'16.10.31~’16.11.5

テーマ : 回復&休養

月 朝 BR Easy30分
    夜 レスト

火 朝 レスト
    夜 スイム1,400m 60分 (up,k500,筋トレ,25mH&Eなど)

水 朝 BR Interval30分、腹斜筋トレ
    夕 スイム1,600m 60分 (up,k600,筋トレ,25mH&Eなど)

木 朝 BR Tabata40分
    夕 スイム1,500m60分 (up,k500,筋トレ,50mH&Eなど)

金 休養日

土 朝 ラン5km30分
    夕 スイム1,700m 60分 (up,k500,筋トレ,100m2分,15sレスト×5本など)

週の振り返り

 今年のレースが終わりなんだか心が広く感じられる。ピリオダイゼーション(期分け)という表現が合っているのか判らないが、ここからはトラ3種目に対しテーマを与えて段階的に進めていく。
 まずはバイク。
 室内練習でポジショニングとペダリングを見直しながらコツコツ継続して6週目に突入。室内での距離は170kmと大したことはないが僕にとっては画期的なことで一歩前進。
 スイムは左肩の不自然さは相変わらずだが、テーマにこだわり肩甲骨の稼動を意識。100mのインターバルを中心にしてスピード強化を狙う。
 ランは脚の様子を伺いながらぼちぼちやろうと思う。

10月のトレーニング…Swim7.5   Bike43  Run263
11/5のトレーニング…Swim6.2   Bike0  Run5

大阪マラソン2016

 大阪マラソン前日。
 伊丹空港からモノレールを使い、千里中央から御堂筋線に乗り換え、本町からコスモスクエア駅に向かう。ところどころで出会す街の風景が3年前の記憶を蘇らせてくれる。駅に到着すると、同じ目的の人達の背中を追いかけるようにして会場を目指した。

 エントリー会場のインテックス大阪までは徒歩10分ぐらい。しばらく電車に揺られていたせいか、晴れ渡る空と外の空気が心地よい。少し風が強いかな。
 黄色いビニールバックを下げた、一目でそれとわかる人々が切れ間なくこちらへ向かって来る。すれ違いざまに聞こえてくる声は、ほぼ例外なく明日への抱負についてだった。
 府庁の高層ビルを過ぎる頃にはフィニッシュゲートが目に飛び込んで来る。明日は大阪城からここを目指すのであった。




 いくつかの建物で構成される巨大な会場を、オリエンテーリングさながらに道順に従って移動する。イベント会場、ゼッケンの受け渡し、ノベルティの販売、協賛各社の出店ブース、次々と流れに乗って順序よく会場を巡る。
 とあるブースで視線が絡んだタイから来日したランナーと2、3言葉を交わした。アジア系の参加者は少なくないようだ。大概、彼らは大きい声を発していて気が向いてしまうから、そんな風に思ってしまうのかもしれないけれど。

 インテックス大阪を後に宿泊先の灘波へ向かう。前回2013年のときは市営地下鉄2日間乗り放題のチケットで移動に重宝した。こういう出費はチリツモというやつで馬鹿にはならない。普段の移動に車を使う人間にとっては尚更そう感じる。(後日このチケットが今年も売られていることを知る)
 地下鉄を乗り継ぎながら自分なら1駅、2駅ぐらいなら歩いちゃうな、いやトレーニングがてらジョギングそれとも自転車かなぁ、などと電車に揺らながら移動について思いを巡らした。

 宿泊はファーストキャビン。某ビジネス番組で取り上げられた新スタイルのコンパクトホテルだ。口コミ評判を頼りに相応の準備をしていったが、想像以上に快適でコスパに十分見合っていると感じた。
 チェックインを済ませて心斎橋、アメ村周辺を散策する。週末の夕刻、ハロウィンと重なっていることもあり街は大勢の人々で賑わっている。ちょっとした歩行渋滞が起こっていて簡単に先に進めない程だ。外国の方の姿も俄然多くなるが、相変わらず関西弁が飛び交っていて、滅多に訪れることのできない関西圏に来ていることを強く認識する。関西弁が大好きなので耳に心地よくてたまらない。
 …にしてもボッチというのは途轍もなく寂しい。群衆の中の孤独だ。ほどほどに街の雰囲気を味わい、お一人様でアルコール抜きの夕食を済ませたあとは、明日の準備のため宿に戻ることにした。繁華街の賑わいに後ろ髪を引かれる想いはあったが目的は明日、気持ちを切り替えて撤収する。


 大阪マラソン当日。
 AM4:50分起床。枕が変わると寝つきが悪くなる性質なので、安定剤は必須だったがよく眠ることができた。コンビニで揃えた朝食を摂り、ゆるゆる準備してAM7:00にチェックアウトする。
 難波から鶴橋で乗り換えて森ノ宮へ。思いのほかランナーに出くわさないのが不思議でならなかったが、駅に着くと同じ目的の群れに出会えることができてひと安心した。
 大阪城公園に到着すると、手荷物預かり締め切りまであと20分というアナウンスが聞こえ、手荷物を預けるべく指定トラックの元へ急いだ。
 手持ちのキャリーバックは指定のビニールバックに収まらなかったが、ボランティアさんからガムテで袋を繕ってもらい引き渡し完了。グッドラック!それじゃお先にゴールで待っているよと、手荷物はトラックに積み込まれていく。手筈は整った。

 城内を歩きながらスタート地点の大阪府庁舎前へ向かう。ゼッケンナンバーの頭が「B」の集団に並んだのがスタートの25分前。「大阪城」を示す交通標識の真下あたりが今回のスタートポジションとなった。スタートからはおおよそ100mちょっと離れているだろうか。

 スタート3分前。
 ガヤガヤしていた周囲が少し鎮まった気がした。僕は左手のガーミンをセットし、右足に装着したICチップにチラりと眼をやる。ポーチの補給ジェルの蓋をそれぞれに緩め、最近マイブームのサンバイザーの真後ろにアミノ酸の包みを挟みこむ。念のためにと着ていたビニールポンチョを脱いだ。

 スタート30秒前。
 ガーミンが未同期で焦る。残りひとメモリで点灯を繰り返すばかり。そのうちにカウントダウンが始まる。5,4,3,2,1…スタートゲートの両サイドから勢いよく白煙が上り、辺りはランナーの歓声に包まれた。僕は相変わらずガーミンを気にしていた。ランナーの群れはすぐには動き出さない。1歩2歩と移動が始まる。まもなくスタート地点というところで群れが止まる。スタート地点に設置されたセイコーの時計は1:40を示していた。すんなり進まないことと左腕のガーミンにヤキモキする。スタート地点、ガーミンはオールグリーンではないが測定開始のボタンを押す。ゲートから吐き出されるようにして走り出した。2度目の大阪マラソンの始まりだ。


5km 25:35
 里程標とガーミンのキロラップのタイミングがまるで違うので確かではないが、 入りの1kmは6分近く掛かった。阪神高速13号の高架下へ分岐する道は幅員が狭まるうえ、すぐ右折するので仕方ない。いずれにせよタイムにこだわるのならば、前に位置取りした方が良い。
 沿道からの声援はみな元気良く途切れることを知らないようだった。時折それに気を取られながらも、僕はガーミンの動作が気になって仕方なかった。
 4kmぐらいのところで間寛平さんに追いついた。腕の振り方が大きく個性的なフォームが印象的だ。周囲のランナーに激励されている。僕も声をかけようとしたが、ランナー達から声をかけられる度にしっかり返答する寛平さんをみてヤメた。彼は見かけのままいい人のようだ。

10km 24:42 50:17
 宿泊した灘波の交差点を右折して御堂筋へ。夥しい声援の沿道と反対側の道路中央を走った。前半のロスが気になったが10kmを50分ぐらいに合わせるつもりで淡々と進んだ。

15km 24:29 1:14:46
 チャレンジラン(8.8km)のゴールを横目に再び灘波の交差点へ向かう。14km過ぎに思い出したように補給ジェルをちびちびと舐めてみる。

20km 24:21 1:39:07
 御堂筋を折り返して先ほどの難波の交差点を左折する。千日通りから京セラドームへ向かって走走る。大正橋を抜けると多くの製造業の看板が街並みを飾るのが分かる。この区間は道にちょっとしたうねりが出てくるが、沿道からの圧倒的な応援を受けるせいかあまり気にならない。折り返して再び千日通りへ向かう。

25km 24:36 2:03:43
  みたび難波交差点へ出て右折。調子が良すぎと言うか、ひょっとすると楽をしすぎてるのかなと自問する。良いペースで走っているのにジョギングしてるような錯覚に陥り、これだったらもっと上げておけば良かったかなと、組み立てを間違ったように感じる。この頃がまさしくランナーズハイ状態だったかも。

30km 24:49 2:28:32
  ランナー盛り上げ隊の高校生バンドが「タイガー&バニー」の主題歌を演奏していた。一瞬、何の曲だったか想い出せずもどかしかったが、サビの途端に脳裏に鮮明に蘇り、思わず笑顔になった。ヤル気が出た。選曲に痺れた。右の靴ズレがちょいと気になりだした頃だったが、負けるもんかと自分を鼓舞することができた。ありがとう、盛り上げ隊!

35km 25:24 2:53:56
  靴ズレは拇指球ではなくて、ナント中指から小指にかけての着地後に体重が乗っていくところ。小さくはなさそうだった。30kmの通過時計を見てムフフと喜んだばかりだったが、着地の度に右足のそれが気になって仕方がない。
 フードがたくさん置いてあるエイド(まいどエイド)でパイナップルに激しく反応してしまい、ほぼ直角的な動きを入れた際、靴ズレはさらに悪化した模様。前回このエイドを無視したことを後悔したので、突発的かつ大胆な行動を取ってしまった。
 痛みは気のせい気のせいと、呪文のように唱えてみるがあまり効果はなかった。ひとまず3度目の補給ジェルでうっちゃることにする。

40km 25:44 3:19:40
  この区間はひたすら高架橋の下を走り続ける。辺鄙なコースに関わらず沿道の声援は依然として切れることがない。35km過ぎからちょいちょい5分を超える時計が出て来た。ギリギリ30分に間に合うか逆算しながら終盤の難所、南港大橋を迎える。5.6%程の上り傾斜だろうか。前回の辛いイメージがあってかなり警戒していたが案外大したことはなかった。この辺りにはコブクロファンが大勢占めており、お目当の小渕さんを待ち構えているようだ。38kmのエイドでスプライトを2杯受け取りラストスパートのエネルギーにした。

FIN 10:46 3:30:26
 間にあわないかなーぁ、と思いつつもラスト2kmからペースアップしてゴールを目指したが、残念、結果は上記の通り。自称サブ3.5ランナー改め、約3.5あるいは過去3.5ランナーになろうと思います。
 結局、時計は及ばなかったけれど、それからどういう訳か出来てしまった靴ズレも痛かったけれど、ラストで余力を使うレースが出来たので、あまり悲観することなく来シーズンを目指せるんじゃないかなぁと感じている。
 故障の連続だった今期を糧にスピード強化に励もう。そうしてまた次回、ナニワの街を走れたらなぁと思うばかり。また来年!(了)
※尚、第7回目の2017年大会はは11月末日開催の予定。




2016年10月29日土曜日

トレーニング'16.10.24~’16.10.29

テーマ : 大阪マラソンに向けたコンディションづくり

月 朝 バイク固定ローラー 20分、腹斜筋トレ
    夜 レスト

火 朝 レスト
    夜 BR30分、腹斜筋トレ

水 朝 レスト
    夜  夜 ラン8km 46分 ジョグ、BR少し

木 休養日

金 朝 BR30分、腹斜筋トレ
     夜 ラン8km44分 軽快走

土 朝 ラン5km 30分 ジョグ、ダッシュ5本


週の振り返り

 今シーズンの締めくくりとなる最後のレース「大阪マラソン」が日曜に迫る。
 今週月曜日、ラス前電車で路線を間違い見知らぬ駅で、寒風に晒され鼻風邪を引いたり、仕事の兼ね合いなどもあって、想定以上に軽いトレーニングの週となる。これらが吉に出るかはわからないが楽しんでナニワのコースを走ろうと思う。何はともあれ今期達成できていない3時間半切が目標。これが出来なきゃ自称サブ3.5ランナーを返上しよう、そう思っている。いざ大阪へ。

《目標》
 5km 25分(4:59/km)
10km 50分
15km 1時間15分
20km 1時間40
25km 2時間5分
30km 2時間30分
35km 2時間54分(4:55/km)
40km 3時間19分
ゴール 3時間29分59秒

10/29までのトレーニング…Swim7.5   Bike43  Run221

2016年10月24日月曜日

トレーニング'16.10.17~’16.10.23

テーマ  : 大阪に向けて

月 休養

火 朝 バイクローラー練25分 T×1腹斜筋トレ
     ラン10km 49分 ・ スイム1,300m 40分(キック500、ドリル他)

水 朝 BR20分 T×1腹斜筋トレ
     ラン12km 70分 ジョグ

木 朝 レスト
    夜 ラン5km 30分 ジョグ

金 朝 ラン8km 48分 快調走
    夜 レスト

土 朝 ラン15km 76分 アップ〜軽快走〜スピ走
    夜 スイム1,500m 50分(キック600、50m60s×6、ドリル他、筋トレ)

日 朝 ラン15km 75分 アップ〜スピ走〜ダウン


週の振り返り

 月末に控えたフルマラソンを意識しながら、短時間でも成果の得られるような効率的なトレーニングを心がける。

 火曜はランのポイント練。アップから3kmを10〜15秒毎上げるビルト走をインターバルをいれて2セット。この日は予め負荷をかけるつもりで、身体と気持ちの準備を整えて臨んだが、想像以上に動けた。

 水曜はつなぎ、木、金曜は疲労感や脚の痛みを考慮して休みを入れた。大会前、押し切って悪化させるのは避けたいので、迷わずセーブ。気持ちが後退したのではないから良いのだよ、言い聞かせ週末練に照準を合わせる。

 週末、土曜。朝は穏やかな晴天。子供達と釣りにでも出かけたかったがトレーニングを優先する。
 5分走を狙い始めるが5kmぐらいで身体や脚が急に重くなる。一応の用意として持っていたジェルを補給して、しばらく気持ちいいペースに落とし様子を伺う。5分で距離を踏むのはちょっと出来そうもないと判断して、調子の様子を見て「苦しいけれど続けられるペース」を5kmほどやることに内容を変更する。着地の前後の動作、特に着地のポイント、ラン反射と大腿部の伸び具合、膝の出方に気を配る。目下の重要確認項目である。
 翌、日曜は10km間をレースペースより10秒ぐらい速いところでやった。天候が荒れていて風と戦う場面もあったが、恩恵も受けたと思うとイーブンか。思惑通りの調整走となった。

 今年に入ってから、何かしらの故障や問題を抱えながら走ってきたような気がするが、ここに来てまともにやれている。漸くだ。佐渡で負傷した左肩周りもランニングには殆ど影響はない。フォーム改造も紆余曲折はあるが確実に変化を遂げている(と思う)。これらを維持して大阪を堅実に走り、次のシーズンに向けてスピード強化に取り組みたい。
 
 ちなみに。仕事の方も佳境に突入しており、大阪へのコンディショニングの週がピーク。いつものことだけれど、大小関わらず予期せぬ事態が起こるもので憂がなくならない。週末は気持ちよく大阪へ飛び立ちたいものだ。


 10/23までのトレーニング…Swim7.5   Bike43  Run200

2016年10月16日日曜日

トレーニング'16.10.10~’16.10.16

テーマ  : レース後の疲労抜き

月 積極的休養日 バイクローラー30分、ポジション調整

火 朝 ジョグ&ウォーキング 3km20分
     夜 BR25分

水 朝 BR30分、ポジション調整、腹斜筋トレ
     夜 アランゼミ90分 (2kmジョグ、筋トレ、ウォーキング、ストレッチ)

木 朝 BR30分 T×1、腹斜筋トレ
     夜 レスト

金 朝 レスト
     夜 ラン10km 57分 ジョグ

土 朝 BR30分 T×1、腹斜筋トレ、ラン11km 65分 軽快走
     夜 スイム 1,600m 60分 (キック500、50m 50-10×6本、H泳、ドリルほか)

日 朝 バイク43km 2時間 290号〜飄湖
     昼ラン13km 70分 軽快走


週の振り返り

 シティ翌日、早朝から家族と笹川流れへ向かい釣を楽しむ。四頭筋に刺激が入るたびに僕は顔を歪め、思わず「アイタタタ…」と口にしてしまう状態だった。長岡ではチームバナナの6耐練が催されていたが、フルやウルトラの翌日に30km以上走れるようになれるのは、今のこの状態では見当がつかない。
 マラソン以降はアイシングやウォーキング&ジョグで血流を促し、タンパク質を充当して休養を取った。週後半で概ね疲労は取れた感じはあったが、いざランニングしてみると四頭筋に怠さが出る。バイク練の影響からちょっと回復が遅れているのかも。

 水曜は久しぶりのアランゼミ。ほぼ1ヶ月ぶりだった。
 フルを走りながら感じたランフォームやステップについて、それから次走までのトレーニングメニューについての質問を伺う。
 するとステップについて興味深い話しになった。
 身体の真下に着地し体重を乗せると足首に角度がつき、元の状態に戻ろうとするアキレス腱の反射的な力で地面を蹴る、というものだった。まさしくこれはウルトラランナーの岩本能史氏の言うところの「ラン反射」のことだった。
  そういえば快速ランナーのH間さんはちょっと前にアキレス腱を痛めて、思うようにスピードが出ないと話していた。気になって帰宅後に岩本氏の本を再読。ゼミの話とまったく一緒で、さらにプラスする事柄が記載してあった。
 速く走るための身体の使い方や、力学的原理を教授していただくゼミで、また一つ注視すべき事柄に出合ったようだ。
 ハッキリとした解答のないことに対して、気が付いた事柄を挙げそれらを結ぶ。すると少しだけカタチのようなものが見えてくる。僕らはゼミで、アランさんも含めて、皆で一緒にそんな作業を行っているのかもしれないと思った。

 ランは、肩甲骨を寄せ胸を開くこと、やや低い重心と膝の動きと着地についての考察をする。
 スイムは、キャッチする腕に耳を付けるイメージで体重を載せ替える動作と、最後までフィニッシュする動作。
 バイクは少ない時間でも一定量の負荷に慣れ、とにかく乗る時間を増やすこと。
 それぞれにテーマを持って、楽しむ工夫をしながらトレーニングを重ねている。

 10/16までのトレーニング…Swim4.7   Bike43  Run138

2016年10月11日火曜日

新潟シティマラソン2016のこと

 今年も雨模様の大会となった。6度目の出走となるが半分はそんな天候だ。
 家を出るときは土砂降りだったけれどスタートの頃には殆ど止んでいた。予報通りといえばそれまでだが、大会に関わる全ての人々の願いが天に通じたということにしたい。

 陸上競技場のスタート地点に向かう途中でヒグマサさんに声を掛けられ、ゆーサーモンさん、それとTAKEさんとお会いすることができた。互いの近況を報告しながら、今日の調子をそれぞれの走破目標になぞらえ合った。
 僕はこれで通算13度目のフルマラソン出走となる。回数だけは充分に積んで入るけれど、やってみないとわからないことが少なくはない。ただレースに向けた練習量と当日のコンディション(体調や天候)を鑑みれば、多少の誤差はあるものの、概ねの走破タイムは見積れるようになった。無論、自分の実力に照らして、そうなるようにレースを組み立るとも言えるのだけれど。
 今回の理想タイムは3時間半切り、実際はちょっと及ばないぐらい。35km以降が鍵を握る。結果はどうあれ、少なくとも次走の大阪に繋げられるレースにはしたいと考えていた。

 定刻スタート。
 ところどころで渋滞した割に、入りの1kmは5分20秒。悪くない。恒例となったコースを走りながら息を整える。萬代橋、ビルボ、信濃川の沿道、県庁敷地内。次回からコースが刷新されると聴いているので、ひょっとすると、この風景はこれで見納めになるにかもしれないなぁ、そんなことを考えながらコースを進む。
 序盤は省エネ走法、肩甲骨を軽く寄せ、上半身を使いながら四頭筋を温存、脚に負担を掛けないように走る。実のところ、金曜の夕方、土曜の朝と立て続けに走ったことで両脚に疲れが出ていた。かの小出先生の言うところの「重い脚」は出来たのだが、重すぎる感は否めない。走りながら直前の練習を少し控えるべきだったと反省。けれど反面、そうせざる得ない理由もあったので、致し方なしと諦めながらも、この経験はいずれどこかで生かしたいと思う。

 千歳大橋から関屋大橋の間で、突如、聞き覚えのあるバリトンボイスで名前を呼ばれる。不意に沿道の方に顔を向けると、紅いポンチョを着たハジメちゃんがいた。
 あまりにも不意だったのでリアクションが薄かったと思うが、申し訳ない。この場で謝っておく。一瞬、垣間見た君の姿は、紅いテルテル坊主のようで、走りながらしばらくニヤニヤしまったよ。声援ありがとう。

 10km地点の通過は50分40秒。だいたい予定通り。5km以降のラップが少し速い。あまり気にせず、そのまま浜浦の商店街を進む。
 最初のスポンジエイドで、水をたっぷり含んだスポンジを1つ右手に握りしめた。ゆーサーモンさんのいうところのゴルフグリップを完成させる。スポンジは何かと便利なので持って走るのが常だ。ただ今日は雨だから出番は少ないように思ったが、手持ち無沙汰になるのが嫌なのでいつものようにした。
 小さな坂を上ると海岸線にぶつかるまで下る。これも恒例なのだがこの下りは二アリー全力走。身体と心にひと刺激入れ、海をトレースする区間へと出た。

 海岸線はアスファルトに視線を落とし黙々と走った。濡れたアスファルトには、前を走るランナーの後ろ姿が鏡のように映り込み、それを追いかけるのが僕の仕事になる。
 それから時計を確認するのをやめた。気持ちペースの速い今のまま、気分良く進もうと思ったからだ。もちろん不安がないわけではないが、自分の調子を信じることにした。

 この往路でちょっとした事件が起こる。それは確か19kmあたりのこと。左手舗道に設置されたトイレから出てきたランナーが、歩道からコースへ出ようとした時に、恐らく歩道の縁石に足を取られたようで、つまずき倒れながら僕の足元に突っ込んできたのだ。
 実はその時だけ顔をあげていて、彼の挙動の一部始終を見ていたので、真横から突っ込んでくることが予測でき、わずかに接触しながらも間一髪で交わすことが出来た。が、あの転倒に巻き込まれていたら、間違いなく佐渡トラの二の舞になっていただろう。本気でヒヤリとした瞬間だった。思わず、ワーッと大声を出しちゃったしね。
 相変わらず神様は、僕をお試しになられるようだ。僕は無事だったが、あのランナーさんは大丈夫だったのだろうか。相当な勢いで転倒したので、きっと無傷では済まなかっただろう。

 20km通過は1時間40分とちょい。マズマズだった。
 折り返し以降もアスファルトに視線を落とし黙々と走った。そして新川を過ぎた頃、少し疲れを感じる。上半身の型が解けその度にフォームを修正した。両脚の四頭筋にもダルさがあった。脚がつっぱり棒のようになり、地面からの反発力を上手に受けることが出来なくなる。
 疲れるのがちょっと早い。練習不足があらわになった。気のせい、気のせいと自分に言い聞かせながら2度目のエネルギー補給。
 疲れとはエネルギー不足から生じる脳の保身の偽りの情報なのだ。ゆっくりと何度にも分けてマルトデキストリンのジェルを口へ運ぶ。そうすることで脳を騙し、黙らせる。去年のことを想い出しながら(30kmで心が折れたこと)脚をしっかり動かすことに意識を傾け、走ることに集中した。
 常々想うことであるが、シティの12km以降、このほぼ平坦の海岸線の往復は、無心で走り抜けることがポイントだと思う。距離に置き換えると20km弱。この区間をペースを乱すこなく坦々と進めることが肝要で、後半に備えることが出来るのである。

 30kmは2時間30分と数秒。おー、すばらしい!と思わず自賛。さぁ残り12km。目標ではここからペースを上げていかねばならないが…、脚がイケナイ。現状維持がやっとだった。
 青山斎場の坂を下り、左折する間際に「豊栄走友会、ファイトー!」と声援を頂き、やる気が起こる。そして関屋分水橋が眼前に見えた瞬間、海からは派手な向かい風。あちゃー、こりゃ想定外。風とケンカしないように小さくなって橋を渡る。脚の疲労感が次第に増していく。もう僕の言う事を聴いてくれそうになく、少しペースは落ちた。
 タコ公園、市営プール、青陵大、マリンピア。この道中、何を考えていたか今となっては思い出すことは出来ない。ただこの区間でファイターズさんを捉え、あっさりと抜き返されてしまったことは良く覚えている。彼の背中を見ながら進むことで走ることに集中できたのは間違いない。ファイターズさんに感謝である。

 37km地点、ようやく港トンネル、タワーが現れた。
 タワー手前の交差点ではゲストの高橋尚子さんがランナーに激励のタッチを交わしている。めちゃくちゃ疲れていたけれど、彼女を見て満面の笑みが浮ぶ。僕も御多分に漏れずタッチしてもらう。彼女とのタッチは通算するともう何度目になるだろうか。
 沿道から「豊栄走友会ファイトー、頼んだぞー」と、応援というより、檄が飛ぶ。缶々おじさんだった。彼もまた恒例であり、いつも応援をいただいているのであった。

 歴史博物館の手間、左に折れるホンのわずかな坂が激坂に思えた。それぐらい両脚はすでに棒きっれと化し、ヘロヘロになってヨチヨチと進んでいると目の前には美女2名が。ペコわとさんにH澤さんだ。
「すぐ前にファイターズさんがいるよー、頑張れー」と言われたが、「ムリ、ムリ」と笑顔で返答した。応援ありがとう。ものすごく元気が出ました。

 あと3km。ラップペースを確認する。キロ6分に近い。ズルズルとペースが落ちているのがわかったが、ただありのままを受け入れ、脚を前に出すこと以外何一つ出来なかった。
 次は大阪。そこで終盤の走りはきっちり決めよう。30kmまでは上出来だったじゃないか。そんなことを何度も反芻した。

 前を行くランナー、項垂れて路肩を歩くランナー、そして後ろからぼくを追い越すランナー、沿道からの様々な声援…。僕の足取りに合わせてゆっくりと風景が流れ、僕の呼吸だけが響く世界に僕はいる。ゴールの陸上競技場に近づくにつれ安堵が増す。あと少し、もう少し。

 ゴールはネットタイムで3時間36分。目標には届かなかったけれど、今の実力を出し切った結果だ。
 来年からは新しいコースに生まれ変わるようだが、このコースは僕にっとては忘れがたいコースだ。初フル、サブ4、それからサブ3.5。マラソンにまつわる様々な出来事が、想いが詰まったコース。そう思うと少し寂しい気もするが、いつか練習で走ってみるのも悪くないなぁ、などとやりもしない事を考えたりしてしまう。
 さぁ次は大阪、2度目の出走だ。力を出し切れるようコンディションを整えねば。

 ちなみに初フルの妻は4時間19分で完走。目標にはちょっと届かなかったけれど、上出来の結果だった。自分の初フルとは比較にならない内容で、末恐ろしさを感じてしまう。もう少し彼女の先生でありたいと願うばかりである。(了)