2015年6月27日土曜日

トレーニング(レース週)'15.6.22〜6.27

6月4週のトレーニング
テーマ : 酒田おしんトライアスロンに向けたコンディショニング

月 休養
火 ラン13km 5分30ペース走 70分
水 バイク ショート連 20分
木 朝ラン10km 6分〜5分半とSI変化走 60分
金 朝ラン10km 6分ペース 60分
     プール 500m 2本 +α 40分
土 バイク ショート連 30分

今週の振り返り 
 関川マラソンを走って良かったと時間の経過につれて感慨深くなる。同年代からはもちろん、それぞれ活躍した仲間達からの刺激を受け、もっと自身のトレーニングや自己管理をブラッシュアップしなければと思う。
 そして今週日曜は酒田おしんトライアスロン。これを記している木曜現在、関川のダメージが未だに残っている。よく考えたら全力ハーフ走の翌週にショートトラのローテーションは些か身の丈を超えているのではと今更ながら思う。然るに、回復を意識した生活とテーパリングを心掛け当日を迎えたい。

 6/27までのラン走行距離…171km(トレ時間/週…4時間40分程度)

2015年6月25日木曜日

準備が8割

 物事を進めるに当たって「準備が8割、実行2割」なんて言葉があるように(あっ、聴いたことナイかな?)計画とそれに沿った準備を隈なくやらなければ、いざ行動する際に様々な想定外の出来事に見舞われてしまい、計画の変更を余儀なくされてしまう。そうなると目標の通りとはいかなくなるものだ。
 そういう意味ではトライアスロンは準備がとても大切だ。機材や道具の準備はもちろん、各パートに於けるシチュエーション、トランジットの想定が欠かせなくなってくる。
 そんな中、レース予行を兼ねたバイク練の最中、ひょんなことから後輪に2㎝程度の亀裂を発見。不幸中の幸いなのだけど急遽タイヤ交換のメンテナンスが加わった。
 ポジション、ビンディング位置調整、それから補給ジェルを車体に貼り付けての乗車確認…。やらなきゃならないことは、いくつもあるのに落ち着く隙がなく気忙しい。
 バイクにまつわる準備でもう一つ。車に設置するバイク用ルーフキャリアを購入した。日曜の酒田が初使用となる。このキャリアの取り付けにも一悶着あって今尚継続中。試しの搭載は前日までにもつれ込みそう。
 スイム、バイク、ラン。それぞれのシーンを切り取りながら反芻しあれこれと準備を進める。残り2日、大変だけれどこれら準備も含めて楽しみたいと思う。

2015年6月22日月曜日

第42回Up・Down関川マラソン

 2年ぶりの出走。前回は途中で気持ちが折れてしまい、完走こそしたけれど不完全な想いが残った。昨年は酒田おしんトライアスロンとバッティングし出場できず。そして今回満を持してと言うほどではないけれど、苦い想い出をバネに力を出し切るつもりで臨んだ。

 会場にはたくさんの仲間達が集合した。参加者はもちろん応援組みと称してバイク練を兼ねて続々と登場する。
  

 ハーフ走のぼくたちはスタートの混雑を避けるため前方に待機した。スタートを待つ間、ぼくは小まめに水分補給をする。2年前、待機中から喉が乾いていたのに水分補給を怠ってしまい、早々に暑さに負けてしまった経験があったからだ。今年は同じ轍を踏まぬように、やや過剰装備に見えたであろう日除けの付いた帽子、冷却用のスポンジ、それからジェル状のアミノ酸…ぼくにとって欠かせない対策だった。二転三転する天気予報を半ば無視し、暑くなったときのことを想定して準備した。結果的にこれらは正解だった。

 恒例の前説とスターターの村長さんからの一言。そして、スタートの号砲。
 ぼくはためらいなく前に出た。いつもより気負っていたのかもしれない。4分半でシュミレーションした走破タイムのイメージをなぞらえるように走り出す。5月の白根マラソンの前半が慎重だった反省を込めて、早いうちからスピードに乗る作戦だ。

 陽射しが強い。アスファルトの照り返しがキツく、風がない場所はねっとりと空気が絡みつくようだ。想像していたより難しいレースになりそうだった。下川口橋を渡る頃には速めに入ったことを後悔していた。
 橋を右に折れ、大石川沿いにうねった道をダムの方面へと向かう。ここまではかろうじて4分半をキープしていた。コースの木陰と川から吹いてくる涼風が救いだ。川の中洲では除草作業が行われていて時折その作業音が耳に届く。ウィーンと唸るカッター音とランナーのアスファルトを踏む足音が山間に響き渡る。そうしている間にも気温は確実に上昇していた。レースの後半はきっと暑さとの戦いになるだろう。

 5km通過は23分と少し。意図的に落としたのではなく、落ちてしまったという方が正しい。4分半は最初の3kmまで。もう少し距離を踏めば身体が慣れ楽になるはずとペースキープで進む。
 折り返しからしばらくして、恐らく8kmあたりでスピリットZさんに抜かれる。2年前もこの辺りで抜かれたかも。一瞬、悪いイメージが広がる。彼を中心に5,6人の集団が出来ていた。ぼくは少しペースを上げその集団の後ろに位置した。がっちり並走するほどの余裕はないし、かと言ってあまり離されてしまうのも得策ではない。やんわりと付いていくことにする。10km通過は46分中盤。残り半分と少し、悪くない時計だ。
 晴れ渡る空、緑の稜線に川のせせらぎ。風光明媚な関川村にいつもとは違う、少しいびつに展開するランナーの集団が風景に溶け込もうとしていた。

 再び下川口橋に出て、丸山大橋へ向かう。コースを右折した途端、ピタリと風が止んだ。そして眼前には上り坂が待ち構えている。最初の難関。木陰の坂を喘ぎながら上る。もちろんスピードは保てない。日向に出ると陽射しと傾斜のダブルパンチで更にペースが落ちる。四頭筋を随分と酷使してしまったようで、丸山大橋へ出る頃には脚に強い疲れを感じていた。下りで休ませないと持たないだろうと思った。

 フェマンさんら応援組みから声援をもらう。そしてそこからは下りだ。坂に対して垂直に姿勢を取る。身体を任せ加速する。坂は蛇行しながら続く。ぼくはブレーキが掛からないように坂に身体を預けた。下りきる頃には息も整い平地に備えることができた。辛い上りがあれば、それ相応の下りはあるのだ。ちょっとホッとする。あわよくば前との差を詰められるかと思いきやスピリットZさんはさらに前方に位置していた。赤いキャップが目立つのでそれが良く判った。

 15km通過は1時間9分を超えていた。5km毎23分台は保っている。あと30分ぐらい我慢すれば嫌おなくゴールできるのだと思うと気持ちが軽くなる。けれど確実に暑さにやられていることも認識できた。喉の乾きを感じる間隔が狭くなっている。最初の給水からスポドリにしておけばよかったと反省。ペースキープが難しくなってくる。

 16km過ぎでファイターズさんに抜かれる。順当と言えば順当で走力通りなのだけれど、10mぐらい離されたところで突如ぼくのスイッチが入る。ファイターズさんの背中を追う。ペースがグッと上がる。もしかしたらスピリットZさんにも近づけるかもしれない。ここで力を出さなくてどこで出すんだと、ファイターズさんの背中を追い続けた。
 問いにならない問いと、答えにならない答えが頭の中をグルグル回る。とにかく追いかける。息が切れる。呼吸を深く吸い込む。17kmの坂で並走し、下りですぐにまた前を行かれる。さすがだなぁと感心しつつ追いすがる。千切れない。きっとファイターズさんも脚を使っている筈だし、前を行くプレッシャーもあると思った。粘る。そして最後の給水で再び追いついた。

 赤い鉄橋の小見橋を渡るとゴールのふれあいドームが見える。最後までしっかり踏もうとフォームに集中した。前傾姿勢、腕振り、骨盤…。いつもの練習を想い出し、各パーツを点検するように動作を意識する。この日一番の安定したフォームで走れたのではないだろうか。残り1kmの里程標でもう一つペースを上げ、ゴール前は下り坂の勢いを借りてフィニッシュテープを切った。
 1時間37分34秒。
 仲間に引き出された結果であり、ここを頑張ったことで、ぼくらのランシーンがまた面白くなってきたと思う。お互いに切磋琢磨する理由が整いつつある、そんな関川マラソンでした。 (了)

トレーニング(レース週)'15.6.15〜6.21

6月3週のトレーニング
テーマ : ハーフ走へのコンディショニング

月 ペース走 15km アップから5分走 76分
火 朝 ジョグ 5km 30分
水 休養
木 プール1,300m、50m 60〜65sサークル 5本 40分
金 朝ジョグ 10km 60分
土 朝ジョグ 10km 60分
日 関川マラソン ハーフ走 1時間37分
    プール 1,000m+α 40分

今週の振り返り 
 年齢からくるものか、はたまた気候(暑さ)からのものなのか回復に時間が掛かる気がする。先週土曜のショートインターバル(SI)から中1日の月曜ペース走のダメージが殊のほか尋常ではなかったからだ。そういうわけでレース週ということもありトレーニングは軽めの内容とした。
 ところで、SIの目的は最大酸素摂取量の向上を、それからペース走はLT値の向上を狙った練習だ。これらを積み重ねて来たるべく秋シーズンに向けて土台を拵えることが今の目標だ。
 マラソン練習とは走力に関わる閾値を押し上げるトレーニングを、身体と心の調子に注意深く向き合いながらコツコツ積み重ねることだ。それが上手く出来ると過去の自分を超える、つまりレース結果に繋がっていくのだと思う。そして練習に費やされる時間や体力は有限であると気がついた時、ぼくらは選択と集中を余儀なくされるのかも知れない。

 6/21までのラン走行距離…138km(トレ時間/週…6時間半程度)

2015年6月15日月曜日

生涯マラソン2015 in村松公園

 各走友会の持ち回りで開催される生涯マラソン。参加ランナーが事前に走破タイムを申告して、そのタイム通りに走れるかを競うイベントである。
 今年は五泉楽走会さんが幹事を務め、コースは村松公園を中心にした6.8km。もちろん競技中に時計は持ってダメ。日頃親しんでいるランニングの勘所が試されるイベントだ。
 ぼくの申告タイムは30分30秒、ハーフ走のペースをイメージしてキロ4分半で申告をした。イベントの趣旨を理解しつつ、参加目的はポイント練習のつもりで走ることだった。

 まるで底が抜けたような澄み渡る空の下をバイクで会場を目指す。本当に気持ちの良い清々しい朝で、天候に恵まれたことを感謝せずにはいられない。
  会場でコースの説明を受けクロスカントリーだということを知る。そんな想定は微塵も無かったので、シューズはソールの薄いものを持参していた。準備違いに戸惑ってしまったが諦めるしかなく、長い距離ではないので何とか頑張れるだろうと高を括った。クロカンならば尚更しっかり走らなくては申告タイムには到底届かないと思った。

 申告タイムが上から3番目だったのでゼッケンは3番。最前列に並んでスタートを待つ。
 10:30分号砲スタート。
 眩しい陽射しの注ぐ競技場トラックの上をポンと飛びす。前を行くランナーの背中を追う。コースはすぐにトラックから外れ公園の木々の間をすり抜ける。速いペースの上に未整地の起伏、砂利で覆われた地面は蹴り足が心許ない。ソールが薄い分、路面の情報がダイレクトに伝わってくる。息もハァハァゼェゼェとキレギレだ。オーバーペースの刺激充分のスタートだった。

 右に左に折れながら村松公園を駆け抜け、外周の舗装道にホッとするのも束の間、鬱蒼と生い茂る木々に囲まれた道へと進む。地面の砂利を踏むガシャガシャという音が林に響く。そして緩やかな上り坂がペースを落としにかかる。必死に走っている割にスピード感がない。予定ペースすら割り込んでいるんじゃないかと焦ってしまう。

 唯一の給水所を 通過したところでコースから外れてしまう。後ろから、そっちじゃなーい!と声が聞こえ、ぼくと、ぼくの前を行くランナーは2人で苦笑いしながら踵を返す。

 コースを誘導するスタッフから声援を貰いながらヘアピンカーブを折れると下り坂が現れた。駆け下りながら力を抜いて一息いれる。荒いだ息を整える。けれど下り坂は期待したほど長くはなく、すぐに平坦な畦道に出る。時々砂利で脚が取られ、足首に思いがけない負荷が掛る。呼吸も辛い。ギリギリのところでペースを保つ。

 田畑を結ぶ畔をぐるり1周すると再び来た道を折り返す。
 ファイト、頑張れ!とすれ違うランナーの数だけ応援を頂いた。今しがた下った坂を上りながらのことだ。ぼくもナイスランです!と苦しい息を押し殺しながら応答する。タイムを競うレースとは違ったコミニケーションがそこにはあった。

 林道の途中、1人のランナーに抜かれる。目一杯の自分と比べ、とても軽々と走っているように見えた。ぼくは引き離されぬように追った。ペースが上がり再びゼェハァと息を切らす。
 そうこうしながら来た道をトレースすると、眼前にはゴールのトラックが広がっていた。これで終わりだと思い安堵した。もうひと絞り力を出しながら、ゴール寸前で時間調整をするか迷ったけれど、ピンと張られた赤いゴールテープを目の前にすると立ち止まる選択はすっかり消えてしまった。

 走破タイムは29分9秒。若干のロスがあったので29分は切れていたかな。何はともあれ手を抜くことなく駆けることが出来たので良いトレーニングになった。
 この手のイベントは自分の走力を信じて、思い切り走った方が結果につながるのではなかろうか。結果をみると来年は10km走のベストから割り出したタイムで申請した方が、大会に求められる結果にも繋がりそうだ。
 不慣れなコースだった翌日、脚のあちこちに痛みやら疲れが出たことは言うまでもない。


豊栄走友会メンバーの10名とバナナ


 

トレーニング '15.6.8〜6.14

6月2週のトレーニング
テーマ : ランのポイント練習、ウエット着用スイム練


月 朝 ビルド走 6分〜4分半 7km 40分
火 体育館ペース走 65周 12km 60分
水 朝 疲労抜きジョグ5km 35分
木 バイク走胎内 80km (D to D 2時間54分)
    プール 1,000m+α 40分
金 朝 ジョグ5km 30分
    プール1,500m (35分) +α
土 400mインターバル6本+LSD (15km 90分)
     海練2往復、プール1,000m+α (40分)
日 ジョグ10km 60分

今週の振り返り 
 トレーニングの質を上げる。身体を動かすとき常に頭のどこかにあるテーマだ。それは目前のレースに備えてというより、秋以降のフルマラソンに向けられた意識である。無論すぐそこに控えているレースをおざなりにするつもりはなく、上限いっぱいの力を出し切って過去の自分を超えるつもりだ。

 月曜、前日のクロスカントリーの疲労が脚のあちらこちらに残っている。けれど調子は悪くないので短いながらしっかり追った。
 火曜は室内ペース走。ギャラリーコースの照明の一部がLEDに変更されていてコースが明るく雰囲気が違ってみえる。走り初めは時計に追われたけれど、後半から漸く身体が軽くなり時計に合わて走った.
 木曜は振替休日。朝、バイクで胎内へ。自宅から片道1時間半を目標にする。帰りはもっと早くなるかと思いきやほぼ同タイム。バイクで燃え尽きた1日だった。
 土曜。前々から約束をしていたKさんのコーチ付きでインターバル走。当初200m48秒を10本の予定だったけれど、400m 1分30〜35秒、ジョグ6分回しで6本やった。コースは緩い上りを利用し刺激は充分。こういう練習を走友会でもやれたいいのにと思う。気温が上昇していく中、おしゃべりしながらのLSDも時間を忘れるほど楽しいものだった。
 次いでOWS練。骨っ娘さん、F井さん、H間さんに合流。2往復目で方向感覚が麻痺してしまい、迷走ならぬ迷泳で距離を大きくロス。スイム練はなにかと問題が起こるので、正直あまり好きじゃない。けれど身体を張った笑いになったので満足。…とは言え、技術的な問題があるのかもしれないと思い、午後プールで確認する。落ち着いて前方確認することで解決できる模様。
 6/14までのラン走行距離…87km(トレ時間/週…約10時間)

2015年6月9日火曜日

トレーニング '15.6.1〜6.7

6月1週のトレーニング
テーマ : ポイント練習

月 休養 
火 朝 坂道ダッシュ12本、1km全力走 (6km 40分)
     ジョグ 10km (60分)
水 朝 坂道ダッシュ11本(5km 30分)
木 休養
金 朝 ビルド走 6分半〜4分半 (6km 30分)
土 休養
日 バイク 80km (近隣走〜村松公園〜自宅 150分)
    生涯マラソン 4分30秒ペース 6.8km (30分)

今週の振り返り
 
 6月。本格的な暑さがやってくる前に強度の高いトレーニングに取り組まなきゃなんて思いながら早速言い訳をするつもりではないけれど、今月は仕事が忙しくかつそれぞれに難易度が高い。更に会合や食事会の予定がいつもより組まれていて、ウィークデーのトレーニングの時間確保がままならない。これは間違いなくぼくの邪魔をする輩が存在しているとしか言いようがない。いや、実はもう一人の自分の仕業かも…。と、まぁそんな状況ではあるけれど、今月も楽しみながら有酸素運動に取り組みたいと考えるのであります。

 6/7までのラン走行距離…33km(トレ時間/週…5時間)

2015年6月1日月曜日

やすらぎ堤の100kmマラソンのこと

 先週土曜日、新潟トライアスロンクラブ主催の100kmマラソンが開催された。この大会10年?5年?に一度に開かれると言われる超レアな大会。伴走OKと聴いたので、果敢に出走するM谷さん、H間さんの邪魔、じゃなくて応援伴走を目論み、やすらぎ堤に出向いた。
 スタートから1時間半後のAM7時コースに到着。青空のもと快適で清々しい朝なのだけれど、天気予報は気温の上昇を伝えていた。
 様子がわからないので近くのボランティアスタッフに声を掛ける。
 やすらぎ堤の10kmコースを10往復。制限時間は14時間半の夜20時まで。参加者は50数名、ボランティアスタッフの方が少し多いぐらい。その方の見立てでは10時間を切るぐらいが優勝タイムではないか…。

 暫くボランティアの方と一緒に通過するランナー達に声援を送った。手拍子をしながらナイスラン!と声を掛ける。ランナーから一様に合図が返ってくる。みなさん100km先のゴールを目指して走っていると思うと何かしらの貫禄を感じてしまう。

 お目当てのランナーズが現れないのでコースを走ることにした。すると、直ぐにM谷さんを発見。距離を伺うと20kmを過ぎたあたりとのこと。ペースは5分10秒台と想像以上に速い。さすがの走力と思いつつ邪魔、じゃなくて伴走していると次いでH間さん発見。つかさずH間さんに取り付く。こちらは5分20秒。やはり速い。
 伴走しながらナンチャッテ参加者の気分を味わいつつ、すれ違う参加ランナーに声援を送った。ナイスラン!と声を掛けると確実に返答をして頂く。参加者が互いに励まし合っているようで、否応なく何度となくすれ違う往復周回コースが、こうした一体感を醸し出すのかもしれない。100kmを完走しようとする共通の想いがランナーの間で共鳴しているのかもしれない。

 小時間ほど、ちょうど1往復の伴走。河川敷きに注ぐ陽射しは、時間とともにその強さを増していく。ぼくは必要以上に発汗した。100km走という途方もない数字にぼくはたじろぐばかりだった。

 ぼくはウルトラマラソンへの挑戦は今のところ微塵も考えていない。けれどフルマラソンの目標達成の手段の一つになり得るのならば考えはなくはない。ウルトラから学ぶべきことはたくさんあると思うし、フルマラソンの遥か延長に聳え立つ競技であることに違いはないのだから。
 ほんの少しだけ、ウルトラの雰囲気を味わうことができた週末の朝だった。次の開催は何年後になるのだろう。その時、ぼくはまた誰かの伴走をするのだろうか…。

トレーニング '15.5.25〜5.31

5月5週のトレーニング
テーマ : ポイント練習、バイク~ランのトランジット連

月 帰宅ラン/6分ペース 17km (100分)
火 朝ショートインターバル走 250m×5本 (5km 30分)
水 朝ロード / ジョグ 5km (30分)
     スイム 1,300m  (ドリルなど40分)
木 ロード / 5分40秒ペース 10km (60分)
金 帰宅ラン/5分40秒ペース 17km (100分)
土 朝ロード/ジョグ 5km(30分)、100kmマラソン伴走 15km  (90分)
     OWS 少々
日 バイク 84km(胎内往復 240分)

今週の振り返り
 
 ウィークデーは帰宅ランに始まり帰宅ランで締める。来月末までに体重3kg減を目指しているので目下、有酸素運動は必須。更に晩酌を焼酎に置き換えて、ビールと名のつくものは週に一度、一杯だけに留めている。この涙ぐましい努力が実るのか…。
 それはさて置いて、週中、脚に強い疲労を感じた。今まで蓄積してきた疲れの澱のようなものが何かの拍子で表れたようだった。疲労抜きのジョグやスイムで様子をみたけれど症状は変わらない。むしろ、気になり始めたら余計にダルく感じる始末。
 一時の効果でもと考え、長めの半身浴で脚を温める。これが効いたようで時間が経過しても脚の倦怠感は和らいだままだった。この日は様子見を兼ねて、アクティブレストでジョグを1時間。これが仕上げになり翌日はしっかり回復、気持ちよくトレに臨むことが出来た。
 今週のテーマから大きく外れてしまったがやむを得ない。身体あってのトレなのでケアを怠らないようにしたいものだ。

 5/31までのラン走行距離…275km(トレ時間/週…12時間)