2016年2月29日月曜日

トレーニング'16.2.22〜’16.2.28

2月4週レーニングテーマ : スピード練習

月,火 休養
水 16k  (ターゲット走) ギャラリーペース走11k 55分 RMビルト走5k 25分
木 10k (ジョグ) ギャラリー5k 32分、RM5k 29分
金 休養
土 スイム1,500m イージー&ハード 40分
    16k (軽快走) 90分
日 18k (ターゲット走) アップ〜ターゲット走16k トラック41周 75分

週の振り返り
  水曜日。連休明けと気温の低下もあってなんだかフォームがぎこちない。気持ちよく踏めないせいで体育館のギャラリーを走り続ける意欲が低下しそうになる。それに時計周りのコーナリングはスローイン、ファストアウトを上手にやらないと右足首に負担がかかる。終始、狙ったペースに追われっぱなしだったのでランニングマシンでオカワリ。隣のM谷兄さんとおしゃべりしながらビルト走で締める。週の中日、終えてみれば予定以上にやれていた。これぞ休養明けの効果である。

 日曜日は市陸練。スピリットZさんとティーンエイジャーの群れに紛れ込んでのトラック走。場違い感は十分だったけれど、彼らの美しいランニングフォームと部活にいそしむその雰囲気に刺激を受け、想定以上に頑張れた。
 しかし目標にしていた距離には未達。スピード走は足首には負担が大きいようで12.3kmあたりから気になりだすとペースキープが覚束なくなってしまう。今年はずっとこんなんかなぁと、トラックの白線に視線を落とすばかりだった。
 一方、Zさんは快速。幽体離脱して東京で駆けていたのかもしれない。目標に向けて臨む姿を垣間見て、自分の不甲斐なさに頭を掻きつつ、前向きな気持ちを奮い立たす材料になる
 晴天のトラックでの練習は様々な面において良いトレーニングだった。

今月のRUN 2/28…244km(トレ時間 5.5H/週)

2016年2月23日火曜日

世界一うつくしい昆虫図鑑のこと

 まったくの衝動買いだった。帰宅の途中に書店に立ち寄り目当の本をペラペラめくり、少し思案したうえで購入を見合わせることにして、なんとなくフラフラと書店を彷徨っていたらこの図鑑が目に飛び込んできた。
 白地に、メタリックボディの甲虫が理路整然と並ぶその訂装に胸を射抜かれをてしまい迷わず手に取ってレジに並んだ。


  本のページをめくってこれほど心が躍ったのはいつぶりだろう。テーマに沿った秀逸なデザインが未知の生命の世界へと誘い、人智の及ばぬ自然の摂理あるいは意図的な創造主の存在を疑いたくなる。
  僕らの身近なところで生命の営みを行う彼らの存在があり、奇異なるものとして拒むことでそれを忘れているだけなのだ。虫捕り網を携えて自然に飛び出すのも悪くなく思えてくる。そんな精神の旅がここにある。
 フィクション、ノンフィクション、活字の織り成すあらゆるストーリーに疲れたときは、こういう本を手にとるとよろしい。そもそも本を手に取る本質的動機を思い出させてくれる。そんな良書だ。


2016年2月21日日曜日

トレーニング'16.2.15〜’16.2.21

2月3週レーニングテーマ : スピード練習

月 ラン5k 33分 (回復走)
火 ラン19k 95分 (ペース走10k 50分、ビルト走9k 45分)
水 休養
木 ラン13k 72分 (軽快走)
金 休養
土 休養 ちょこっとスイム
日 ラン21k 120分走
    ラン10k 50分 ターゲットペース走

週の振り返り
 火曜日。体育館のギャラリー走はどうしてもコーナリングで脚に負担が掛かってしまう。スローイン、ファーストアウトのコツで多少は軽減するけれど、特に時計回りは利き脚に疲労が蓄積していくようで時間の経過とともに耐え難くなる。ギャラリー走の後ランニングマシンで4分半をターゲットにしたビルト走。
 桐生で点火した心の炎が消えないうちにスピード練習を重ね古賀はなももを目指す。

今月のRUN距離2/21…184km(トレ時間6H/週)

2016年2月16日火曜日

第62回桐生市堀マラソン 2016.2.14

 今年初戦のハーフマラソン。それはちょっとした故障を伴って走るオプション付きのマラソンだった。無理をするつもりはないけれど、かと言ってDNSは絶対にない。今の自分にとってプラスにするにはどうすれば良いのか迷っていた。レースが近づくにつれ、無難なペースで走り抜けばいいと安易に考えていたのだが、いざ当日、現地に向かう途中で今一度考えてみる。何事も試してみて初めて気づくことはあるものだ。次走につなぐ内容にしたいのならば、想定を超えたところでやらなければ何かを得ることは出来ない。運転する車の中、モヤの立ちこめる明け方の関越道は物事を決めるのには案外うってつけ場所なのかもしれない。



 早朝から続く雨は段々と小降りになり、殆ど気にならない程度になった。少し肌寒いが風は感じられない。天候には恵まれたようだ。参加規模1,460人、制限時間2時間のハーフマラソンがスタートした。
 僕は後方からのスタートだったこともあり最初の2kまではキロ5:00オーバー。出だしでちょっともたついてしまう。時計を求めるなら前方に並ぶべきなのだ。
 3k通過でキロ4:30秒ジャスト。懸念した右足首の痛みはそれほどではなかった。イケる。けれど油断禁物。慎重に、丁寧にステップを踏む。以降は4:40秒前後を目安にレースを運ぶ。

 コースは桐生川に沿うように市街地から山手へと向かい、なだらかな上りの勾配が続いた。沿道の声援は疎らながら途切れることはない。派手さは感じられないがこの大会が地域に密着し支えられている様子が伺える。62回という歴史に育まれたのだろうか。
(5k 24:01)

 7kを過ぎ、明らかな上り勾配が体感できるようになるとコースは山間に入る。この辺りはちょっと息を入れただけでスピードが落ちてしまいそうだ。まだ前半。オーバーワークに気を付けながらフォームに気を配りペースを維持する。
 コンディションは悪くはなかった。ただ、ちょっとした下りになると右の足首と踵が痛んだ。それからこの2.3週間のラントレ不足から息が持つか心配だった。
 昨年この大会に参加したM谷さんから折り返し以降は下りが続くので帰路はラクだよと聞かされていたが、往路を走ってそれが理解出来た。今の僕にとっては折り返しの復路こそ対応が必要だった。
(10k 23:20)

 10kで47分台。良いとも悪いとも判断がつかない。ただできることをしっかりやるだけだ。
 右に大きく折れるカーブの先に折り返しのパイロンが目視できた。
 折り返す小回りの動作の途中、不意に右足に痛みが走る。それをかばうように今しがた来たコースを下った。次々と後方から追い越される。気が高ぶる。でも、ここは僕にとって我慢のしどころだ。
 脇を締め肩甲骨と骨盤を使って両脚を動かす。もちろん腰は高く。少し歩幅が狭まり、脚を前方に置きにいく感じの走りになる。
 目指すはコースがフラットになる地点、残り5kあたりまでは下りのアドバンテージを味方につけて走る。

 下りの道中、40分切りがみえてきた。実のところ予想外でちょっと驚いた。ほぼ自分の走力を出せている。やればできると思った一方で、もしこれがフルだったらどうなのかと考える。このまま脚は持つのか、ペースは守り続けられるのか。いくつかの不安が過ぎる。桐生を走って言えるのは、この状態でフルに出走しても力を出し切るのは難しい。30kぐらいまではやれそうな気がするけど、それ以降は良いイメージが持てない。チョット無理かも。従って来月の古賀は状態によってはDNSを検討する必要がある。でも可能ならば出走して4月の佐渡トキになんとか間に合わせたい。そう思うと引き続き経過観察が必要だし、尚更ここで何かを試さねばならない思うのだ。
(15k 23:22)

 下り坂が緩やかになる頃、桐生の市街地がみえてくる。沿道の声援も再び増した。足の痛みは我慢できる。予定通りペースアップだ。
 ラップは再び4分30秒台を刻んだ。感覚的にはもっと速く進んでいるつもりだったが、この間のキロラップは総じて30秒前半だった。スピ連不足と後半の疲れか。ネガティヴ走の実践と、少なくともこれでスピード練習が出来ているのだと思うことで良しとした。
 18kを過ぎたところ5kのランナーと合流する。僕らの白いゼッケンがピンクのそれに飲み込まれる。あっという間にコースが狭くなる。近いペースのランナーを見つけては取り付いて引いてもらう。そんなふうにコースをかき分けるように進み、残り2kの看板を確認しスパートを掛けた。
(20k 22:58)

 フィニッシュまで緩むことなくしっかり追った。ゴールを付き抜けたあと、くるりと振り返って一礼。フィニッシュは1:37:52(完走証より)。最後まで諦めず、手を抜かず、かつ計画的に事を運べたので嬉しかった。ポジティブな気持ちでレースに臨み最善を尽くせたと思う。こうして改めて振り返るともっとよくできたと思い当たることはあるのだけれど…。

 本大会を経験して想うこと。往きが上りで帰りが下り。オートマチックでネガティヴ走が経験できる。つまりは時計を望むのには悪くないコースだ。それに待合所の図書館は造りこそ年代を感じるが参加者への配慮が感じられる。全体的にホスピタリティの溢れる良い大会だった。それにノベルティのTシャツが群を抜いて格好いい。
 来年は万全のコンディションで参加したいものだ。(了)

2016年2月14日日曜日

トレーニング'16.2.8〜’16.2.13

2月2週トレーニングテーマ : リハビリ練


月 休養
火 ラン15k 80分 (ギャラリー走10k5分走 マシン5kインターバル走)
水 マシン走10k 1時間 (ジョグ)
木 高立山〜菩提寺山 雪山登山 3時間
    スイム1,000m+α 40分 (500m、ドリル)
金 ラン21k 112分 (軽快走)
土 スイム1,500m 50分 (イージー&ハード)
    ギャラリー走 32周6km 33分(スロージョグ)

週の振り返り
  長期化の様相を呈する右足首。こんな事になるのなら捻ったときに走るのをやめて、すぐに適切な処置をすべきだったと思うのだが、無論それはあとの祭り。
 今年の初戦、桐生堀マラソンを目前に走破計画も立てらない。ぶっつけ本番で臨む。

今月のRUN距離2/14…117km(トレ時間10H/週)

2016年2月12日金曜日

雪山登山のこと

 2/11(祝) Wエイジ企画の高立山登山に参加した。
 本来ならば桐生堀マラソンに備えてランニングをするのには打って付けの祝日なのだけれど、予想通り右足の具合がよろしくない。ならばLSDの代替、雪山登山で心身共にひと刺激を入れるのも悪くないと思った。
 雪山登山という聞き慣れない言葉に胸が踊る。対象の高立山(タカタテヤマ)は低山、天候に恵まれ雪山と言えど気軽なものだ。ちょっとした冒険に出掛ける気分で、手持ちの装備を整えて集合場所へ向かう。

 メンバーは僕を含めた5名。雪道はハイカー達の足跡で踏み固められた白銀の一本線だ。僕らは隊列を組んで忠実にトレースして山頂を目指す。あれこれお喋りしていたら、呆気ないぐらいあっという間に到着した。スタートから1時間程度だった。
 低山と言ってもそこに開けるパノラマは充分に目を楽しませてくれる。正面に聳える五頭山、菅名岳と言った山々を一望することができた。まぁ、どれがどの山なのかさっぱりわからないけれど。


 山頂の山小屋はこじんまりとしながらよく整理されていて居心地は悪くない。なんといっても薪ストーブで暖が取れる。「エイジカフェ」と銘打ったG明さんとKさんに淹れてもらったドリップコーヒーを口に運ぶ。それぞれ持ち寄ったお菓子に舌鼓を打つ。次から次に小屋に訪ねてくるハイカー達と旨いコーヒー。どうしても腰が重くなってしまう。結局、僕らは小一時間ほど山小屋でのひと時を愉しんだ。

 僕らは高立山を降り大沢公園に出て一路、菩提寺(ボダイジ)山を目指した。枯木立と小川の流れる雪道を少し汗ばむぐらいで進む。時折、風が吹いて木に積もった雪が舞い散り、それらに陽光が降り注ぎキラキラと光り輝く。地上の銀白とグレーの木立、そして頭上に広がる青い空。冬晴れのコントラストが惜しげもなく拡がっていた。




 菩提寺の山小屋には立ち寄らずに集合場所を目指して山を降りた。(実はこの時、菩提寺の山小屋にはR子さんがいらしたらしい)時間的に余裕があったのでちょっと遠回り。皆、ところどころで現れる急斜面を子供のようにはしゃぎながら一気に駆け降りる。斜面は彼らにとって御馳走だ。僕は右足を庇いながら間違っても挫くようなことはないように慎重に降った。けれどそれも最初だけ。スッ転んでも雪が受け止めてくれることがわかると、斜面に身を任せ雪道を駆けた。前回の秋の登山もそうだったように、下りを激走するのが登山(降山)の醍醐味の一つだ。スパイクやらスノーシューと言った小道具がたまらなく欲しくなり、それらをどこかの雪山で試してみたいと思った。

 山登りのたびに思うことは、非力な人間がありのままの自然に身を投じるというのは、それなりの準備や知識、判断力が必要で雪山ならばそれは尚更だ。今回はそれに十二分に答えてくれた雪山登山だったと思う。晴れ男、晴れ女よ、本当にありがとう!
 とにかく気持ちのいい仲間たちと過ごす、句読点のような1日となった。




2016年2月7日日曜日

トレーニング'16.2.1〜’16.2.7

2月1週トレーニングテーマ : リハビリ練

月 休養
火 ラン8k 50分(ジョグ)
水 スイム1,700m 70分(各ドリルなどなど)
木 休養
金 ギャラリー走80周15km 76分(アップ〜5分走)
土 スイム1,500m 50分(各ドリル)
    ギャラリー走63周12km 65分(ジョグ)
日 ギャラリー走50周9km 53分(ジョグ)
    スイム1,000m+α 60分(100m×10本、ドリル)

週の振り返り
  2/1(月)佐渡ロングライド130kmにエントリー。210kmは荷が重く感じられたことに加え、その翌日から諸事で遠征することもあり体力温存を考慮してミドルに申し込む。狙いはスコットカップ(ミドル)なのだが、もちろん本命の佐渡トラ次第。今年も当選することを強く願い佐渡のスポーツイベントに参加しようと思う。

 金曜からラントレ再開。体育館のギャラリーを気持ちよく5分走。復活かと思いきや、翌日の右足首さんの機嫌はチョー悪い。なーんにもしてないのに痛みが。週末はちょっとまとめて走ってやろうと思っていた計画を変更して、スイムとジョグでうっちゃる。
 せめて、これ以上悪化しないようにケアに努めることに。はぁー、日曜の桐生はどーしようかしらん・・・。

今月のRUN距離2/7…44km(トレ時間7H/週)

2016年2月1日月曜日

トレーニング'16.1.25〜’16.1.31

1月5週トレーニングテーマ : スピード練習がしたい!

月 休養
火 ギャラリー&トレミ走18k 100分(5分半走)
水 休養
木 休養
金 スイム1,000m+α 40分(65秒サークル、スカーリング)
土 休養
日 スイム1,000m+α 50分(キック、スカーリング)

週の振り返り
  月曜は前日から降り続く雪の影響で公共交通機関の機能が停止。それでも日中は陽が差して雪に覆われた街は眩しかった。こんな光景はそれほど多くはないと思い、しっかりと脳裏に焼き付けるようにあたりを観察する。この日のトレはお休み、翌日に備える。

 火曜。ランニング開始序盤から右足首が痛んだ。そのうち馴れるだろうと高を括って無理のないペースでギャラリーを走る。時折スピードを上げ様子をみるが、付加をかけると確実に鈍痛を感じた。目標にしていた周回数は諦めてランニングマシンに移動する。マシンはクッション性があるので暫くは良かったがペースを上げると痛みが強まった。結局マシンは20分ちょっとで止めた。

 水曜。朝。歩くたびに右のくるぶしやかかとが痛む。ついでに腰も痛い。右をかばっていたからかな。トレの翌日にこういったことは起こらない。真剣に一定期間ラントレを中断する必要がありそうだと思った。そして大きな衝撃が友人の訃報。享年45歳。さまざまな想いが去来した。

 木曜。意気消沈。しばらくのあいだ走らないことにした。現在、足に関して4点ほど不安要素があり、それらの様子を安静にして観察する事に。もう今週は走らない。体よくサボれてラッキーぐらいのノリだ。

今月のRUN距離1/31…283km