2019年7月29日月曜日

劇場で映画を観る'19.7.28「新聞記者」

 この日の早朝、トレーニングの最中に自分へのご褒美として思いつき劇場へ脚を運ぶ。それぞれに観たい映画を選び、それぞれにシアターへ脚を運ぶという形式で家族サービスも兼ねている。
 ぼくは「新聞記者」を迷わず選択。劇場で邦画を観るというのは本当に久々。シム ウンギョンと松坂桃李のダブル主演。この2人の俳優はもちろん、内閣官房長調査室「内調」の多田参事官に扮する田中哲司の「この国の民主主義はカタチだけでいいのだよ」のセリフがものすごーくフックして、先週に引き続いて登場する本田翼に感心する。
 この映画の背景《リアルストーリー》に引っ張られ、機会があれば観たいナァと思ってたのだけど、想像以上に俳優が良かったし、映像やBGMに重要な意味や表現が込められているのがちゃんと伝わる、丁寧かつ真剣に作られた映画らしい映画でした。

1日1食生活とトレーニングの両立について トレ☆レポ19.7.22〜7.28

「1日1食生活と有酸素運動(トレーニング)の両立」これが、ぼくにとって大きなテーマである。
 端的に述べると現在の食事量では、トレに必要なエネルギーまでカバーするには炭水化物が足りないようだ。が、この不足により脂肪がエネルギーに転化され、自身の軽量化がススムのだからこの加減はとても重要だ。
 しばらくはこのまま継続するつもりだが、長時間トレをやる週末を例外的に食事の回数を増やすなどの工夫をして、自分のファスティングの方法を見つけようと考えている。
 またこの食生活は想像以上に様々なメリットをもたらしているので、ぜひ習慣化しようと思っている。
 先週日曜を除く14日間、1日1度の食事以外カロリーを含まない飲み物を摂るだけの間欠的ファスティングのルールを遵守している。今後長期的に継続していくイメージは、そう1.5食ぐらいに緩めてもよいかなぁとも考えている。何ごとにも弾力性やバランスは大切だし、今の状態を頂点とした緩め方も必要だろう。但しネットなどに紹介されているような代用食による置き換えは、ぼくの採用しているファスティングの根本的な考え方が異なっているので参考にはならない。空腹の時間をいかに継続するかが胆なので、もっぱら食べるタイミングを調整することになるだろう。繰り返すが、それはハードなトレーニングを行う日の食事や補給の摂り方をくり返しながら、経験的に見つけていくことになるだろう。

 前回も記したが、概ね24時間モノを食べないという「食生活の引き算」は1日1回の食事を、様々な意味で価値あるものに引き上げてくれた。
 今回は食生活の思い切った方向転換が効を奏したわけだが、漠然とした習慣を見直すこと、あたりまえだと思っていたことに疑問符を付けることが、思わぬ効能を引き起こす最たる例かもしれない。
 目下、1日1食の生活は日常にまったく支障はない。むしろ以前よりも思考の「冴え」や「キレ」は良くなったかもしれないし、感情的にも乱れやムラが少なくなったようにも感じる。
 まぁ、このあたりは周囲の人々の評価を待つものではあるが、わずかでも自覚があることを大切にして継続に努めたい。

 …そして平日の早朝トレ、約1時間程度の有酸素運動は当初と比べるとかなり元気に動けるようになり慣れてきている。
 来週は佐渡OWS、1ヵ月後にはトラを予定しているが、どうなっていくのだろう。焦らずどっしり構え、ひとつひとつ丁寧にこなしていこう。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
目標:朝練、ブリック練
22(月) 朝 ロード少し
23(火) 朝 ロード11km
24(水)  ロード12km
25(木) レスト
26(金)  ロード10km(夜 深夜業務あり)
27(土) バイク 45km&ラン 10km (2.5h)
28(日) バイク 60km&ラン 10km (3.0h)

【7/28トレーニング(km) …Swim3.0  Bike330 Run224

2019年7月26日金曜日

劇場で映画を観る'19.7.20「天気の子」

 この日は♂小5も予定がなかったので、ならばっ!と劇場へ脚を運ぶ。なんの疑いもなく公開初日であるところの新海誠監督の「天気の子」を観ることに。
 久々に訪れたイオンシネマは、他の話題作の封切もあって大混雑。お目当の映画も無論人気で当然のように座席は埋まっていた。
 ここしばらく閑散とした劇場しか目にしていなかったので、人ごみに浮き足立ちそうになった。


 さて「天気の子」。
 描き出される東京の街と大空の情景が織り成す一大コントラストはアニメーションでなければ表現できないし、次々と変化する街と空のシーンが、この物語の全体印象を彩っていく。
 ♂小5と映画の内容について話をしたが、ぼくの気付かなかったことについて、いくつか解説を受けとても参考になる。「へー、そうだったんだ!」を連呼してしまった。
 至るところで涙腺が緩みそうになる、美しくて切ない物語でした。(了)

2019年7月22日月曜日

ファステイング改め、1日1食生活のこと(10日目)

「間欠的ファスティング」と表現すると、もの凄くカッコウがよくなってしまう。それはそれで良いのだけど、判りやすく伝えるために、これからは「1日1食生活」に改める。
 開始して今日で10日目、まだ日は浅いもののこれまでの気付きを記す。
  • 3日目から少量(自分比)の食物で満腹感を得るようになった。
  • 味覚が鋭くなる。加工食品の調味料が個々に認識できるように。
  • 睡眠時間が短くなり、目覚めスッキリ。
  • 身体感覚として身体が軽くなった感じがする。⇒ アドレナリンの増加
  • ちなみに今朝の体重は73kg台(-2kg)。
 今回のファスティングの目標は体重減はもちろん、インスリンを抑制してリバウンドしない身体を作り上げることが目的だ。
 喉が渇いたり、空腹感に苛まれる場合は水、コーヒー、お茶や炭酸水でしのいでいる。また少量に塩とクエン酸を常備して、味覚のアクセントに加えている。

 ぼくの場合はトレーニングとの両立が大問題となるのだが、週末のトレ(ブリック練)はさすがに胃が空では続かないだろうと思い、開始する少し前に消化の良いものを少し食べ、いくつかのぼくの定番の補給材を準備して4時間ほど身体を動かす。ファスティングを平行するトレーニングとしては最長となったが、これぐらいの内容となるとレース同様に直前の食事の量とタイミングを考慮する必要があり、さらに併せて、時間の経過や状況に応じた補給が必要だと感じた。
 こんなふうに、ひとつひとつ検証しながらトレーニングとファスティングの両立を進めていこうと考えている。

 ぼくは食べることがそもそも大好きなので、その日唯一となる食事のことを考えるとき、そこはかとなく楽しい気持ちになる。食事の回数を減らすことで以前と比べて生活が豊かになった気がする。ファスティングの思いがけない効果のひとつかもしれないと思うのだ。


ファスティング開始。トレ☆レポ19.7.16〜7.21

 先日、書店をブラブラしていたら見つけた。ぼくはこの手のネタにはとことん弱い。学術書風の装丁でほどほどの重量感があり、実用的ノウハウ本とは異なる印象を持った。値段に少し躊躇しつつ購入。あれよあれよの間に読了する。


 …というワケで(本の内容には触れません)、連休の初日13(土)から本書を参考に「間欠的ファスティング(断食)」を開始。トレーニングの質と量を増加しようと計画していた矢先であったが、こちらを優先する。何事もやってみなければ判らないしね。
 具体的方法を簡潔に述べると1日で摂る食事は夕食のみ。間食ナシ、代用食ももちろんナシ。食事の内容は本書を参考にしているが、食べたいものを口にするという、いたってシンプルなものだ。

 トレーニングについて。
 ファスティング初日はブリック練。バイクは念のためにいつも使っている粉飴をボトルに入れて80kmほど。が、続くランでは、もうびっくりするぐらいバテてしまい5kmで終了。
 2日目。朝1時間ほどワンコ達との散歩を楽しんだあとにランへ。普段ペースで気持ちよく走ろうと考えていたが距離を重ねるごとにペースはダウン、完全にバテてしまい15kmでワークアウト。
 3日目は起き抜けすぐにラン。が、エネルギー不足に拍車はかかっているのか、5kmぐらいからペースは落ちてしまい、アッという間にヘタレてしまう。もしかしたら宮古島のランより辛いかも…とヘロヘロになりながらキロ7分オーバーを連発して終了。

 上記の3日間は有酸素運動に必要なエネルギー補給を意識せざるをえず、以降のファスティングとトレーニングの進め方に一考を要すものになった。当たり前なのだが運動前の食事、あるいは運動中の補給は非常に大切なものなのだ。
 ファスティングを併せながらこれまでのようなトレーニング量をこなすのは、なかなか難しそうだ。しかしトレーニング(有酸素運動)は半ば強制的に脂肪燃焼を促す手段なのだから断固両立を目指す。本書にも今までどおりの日常生活を送ってください、と書いているしね。
 このブログを記しているのは5日目。前日よりファスティングを楽に行えている。今朝の早朝ランニングはペースは遅いもののやり遂げることができた。間に1日お休みが挟んであるかもしれないが、身体が慣れて少しづつ前進しているものと思いたい。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
目標:新習慣との兼ね合いをみる

16(火) 朝 筋&ロード、夜 チョイ筋
17(水)  ロード10km夜 筋
18(木 ロード11km
19(金) レスト  筋
20(土) ロード13km
21(日) サイクリング&ラン

【7/21トレーニング(km) …Swim3.0  Bike230 Run167

2019年7月16日火曜日

トレ☆レポ19.7.8〜7.15

  ぼくのミニブームはオリジナルのスポドリをつくることだ。
 砂糖、塩、クエン酸を2ℓの水道水で溶かすのだけど、ぼくの好みはキビ砂糖を80g、クエン酸は共に2gの配合。茶褐色の水溶液でお世辞にもおいしそうには見えないが、世に流通するスポーツドリンクに含まれる合成甘味料は入ってないし、カロリー計算しても16kcal/100ml程度だ。
 3種類の材料をさまざまな分量で調合して基本形の「80-2-2」に辿り着いたのだが、それぞれの甘味、塩味、酸味をグラム単位で変えると、材料がシンプルな分それぞれの味が際立つので変化がよくわかる。ちょっとした違いにホーホーとか、ムムとかいいながら作っていて割りと楽しい。
 このお陰でバイク補給で愛飲している粉飴ドリンクが簡単に作れるようになった。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
目標:ターゲットオーバー走、サイクリング、ブリック練、スイム
8(月) アクティブレスト 夜 筋トレ
9(火) 朝 筋スト,ペダル練、夜 ロード12km (10kmT.O走)
10(水)  スト、ロード6km、夜 ロード8km 身体が脚が重い。
11(木) 夜 ロード11km(8kmビルト走)
12(金) レスト
13(土) サイクリング&ラン
14(祝) ロード15km
15(祝) ロード11km

【7/15トレーニング(km) …Swim3.0  Bike105 Run128

2019年7月8日月曜日

ランシュ放浪記~大雨の鹿児島編 トレ☆レポ19.7.1〜7.7

 予定通り鹿児島へ。停滞する前線は鹿児島県南部、宮崎県、熊本県に記録的な降雨をもたらし、一縷の望みに賭けたぼくの鹿児島サイクリングは、激しい雨のまえに儚くも消え去り、代替案のほかのカロリー消費に移行されることに。見知らぬ土地をロードバイクで走る愉しさにはまったくもって歯が立たないが致し方なし。そう訪れることのできない土地なので、返っていつかまた機会を見つけてと思わずにはいられない。

鹿児島市内を走る路面電車

 降り注ぐ雨の中、路面電車を使って鴨池公園を目指す。ときおりバケツをひっくりかえしたような激しい雨が電車を叩いた。勢いの止まりそうもない雨の中、お目当のプール施設に到着する。
 国体大会の会場となる鴨池公園プールは屋内に長水路有している。これまでもいくつかのプールを利用しているが、中でも屈指の規模であった。
 深さ1.2mの50m路は適度に浮力を与え、少しばかし二日酔の頭には心地好い。
 そして、泳ぎ始めて間もなくして、災害警報レベル4が発令されたというアナウンスが館内に流れる。とりあえず1,500mぐらいはこなそうと往復を繰り返し、さっさと着替えて宿泊先に戻ることにした。
 結局、この日は災害情報番組をモニターしながら、部屋の中で雨が止むのを待つしかなかった…。

早朝の桜島

 翌日の早朝4時。ランニングの身支度を整えて未明の街へ。乾ききらないアスファルトは信号のあかりを反射させ、市内中心部を走る車はタクシーとトラックがぽつぽつ。道行く人はまったく居ない。ぼくは海を、桜島を眺められる場所を目指した。
 前夜の予報通り明け方の鹿児島市内には陽の光りが返ってきた。眼前に現れる桜島を雨上がりの空気はこれぞとばかり浮かび上がらせ、ぼくはその姿に圧倒される。うっすら噴煙が立ち上る桜島を目撃し、まるで生きているかのように鳴動する大自然を傍に置くというのは、鹿児島びとの人格形成に計りしれない影響を及ぼしているのだろうと真面目に考えてしまう。

 桜島へ向かうフェリー乗り場から海岸をトレースしながら周古集成館、そして折り返して鹿児島市内の西郷(せご)どんゆかりの地をいくつか巡り宿泊先へ戻る。西南戦争に思いを馳せながら汗を流す。これはこれで感無量。鹿児島、桜島よ!いつかまた。次はバイクで。(了)

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
目標メニュー:鹿児島サイクリング,鹿児島ラン、鹿児島スイム
1(月) 朝 ロード8km (5分、ラスト上げ)
 夜 ロード10km (ラスト上げ)

2(火) 朝 ロード少々 (鹿児島出発)
3(水) 午前 スイム1,500m 100m×15 in 鴨池公園プール
4(木 ロード14km

5(金) 夜 ロード11km(10kmT.O)
6(土) 午前 ロード14km(足を捻り中止)、午後 スイム1,500m ドリル&インターバル
7(日) 朝 サイクリング、午後 筋トレ&ペダル

【7/7トレーニング(km) …Swim3.0  Bike025 Run60

2019年7月1日月曜日

トレ☆レポ19.6.24〜6.30

 6月は楽しく身体を動かし汗を流すことができた。月の後半は悪天候を理由にすこしランニングをサボったことが悔やまれるが、気持ちを新たにして、今月からは来たるべきレースを意識し、たとえばブリック練習の頻度を上げたりと、ここまでの出来栄えを確認しながらもっと動ける身体を作っていきたい。
 この2ヶ月間を振り返ると、筋トレをはじめとしてトレ内容にバリエーションが加わった。そこから導かれる結果はさて置き、そんな取り組み方が出来るようになったのは、やはり宮古島トライアスロンに至るプロセスがあったからだろう。
 たとえトレーニングの環境が整わなくとも、やるべきことにフォーカスされていれば、そこそこの結果が伴うものなのだ。自分の年齢、体格、そして精神力に見合う身体能を伸ばす方法は必ず存在するという願望がかった仮説を立て、データや活字の間を彷徨っている。
 例えば、あれこれ様々なジャンルの本を並行して読んでいると思いがけない発見があるものだ。今ぼくの頭の中では多彩な顔ぶれが並列し、星の瞬きのごとく明滅している。彼らがその目的を目指すことに必要だった具体的方法をインプットする。一見するとただの混沌。だがそこから派生するコト、生まれくるモノは必ずあると信じている。

 さて、話は変わるが、今週は鹿児島市に3日ほど滞在する予定。バイクであちこち脚を伸ばそうと計画していたのだが、残念なことにいまのところ行くのも躊躇われる天候であるが、果たして…。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
メニュー:ペダル練、ターゲットオーバー走、サイクリングなど
24(月) 夜 筋トレ、ペダル練 SIT×3
25(火) 夜 ロード12km(10kmTオーバー)
26(水) 夜 ロード10km(5分走)
27(木) レスト
28(金) 夜 ロード10km
29(土) 午前 ペダル練〜ロード7km
30(日) 朝 ロード少々、午前 ペダル練 午後 スイム1,500mドリル&インターバル

【6/30トレーニング(km) …Swim60  Bike400 Run165