2019年7月8日月曜日

ランシュ放浪記~大雨の鹿児島編 トレ☆レポ19.7.1〜7.7

 予定通り鹿児島へ。停滞する前線は鹿児島県南部、宮崎県、熊本県に記録的な降雨をもたらし、一縷の望みに賭けたぼくの鹿児島サイクリングは、激しい雨のまえに儚くも消え去り、代替案のほかのカロリー消費に移行されることに。見知らぬ土地をロードバイクで走る愉しさにはまったくもって歯が立たないが致し方なし。そう訪れることのできない土地なので、返っていつかまた機会を見つけてと思わずにはいられない。

鹿児島市内を走る路面電車

 降り注ぐ雨の中、路面電車を使って鴨池公園を目指す。ときおりバケツをひっくりかえしたような激しい雨が電車を叩いた。勢いの止まりそうもない雨の中、お目当のプール施設に到着する。
 国体大会の会場となる鴨池公園プールは屋内に長水路有している。これまでもいくつかのプールを利用しているが、中でも屈指の規模であった。
 深さ1.2mの50m路は適度に浮力を与え、少しばかし二日酔の頭には心地好い。
 そして、泳ぎ始めて間もなくして、災害警報レベル4が発令されたというアナウンスが館内に流れる。とりあえず1,500mぐらいはこなそうと往復を繰り返し、さっさと着替えて宿泊先に戻ることにした。
 結局、この日は災害情報番組をモニターしながら、部屋の中で雨が止むのを待つしかなかった…。

早朝の桜島

 翌日の早朝4時。ランニングの身支度を整えて未明の街へ。乾ききらないアスファルトは信号のあかりを反射させ、市内中心部を走る車はタクシーとトラックがぽつぽつ。道行く人はまったく居ない。ぼくは海を、桜島を眺められる場所を目指した。
 前夜の予報通り明け方の鹿児島市内には陽の光りが返ってきた。眼前に現れる桜島を雨上がりの空気はこれぞとばかり浮かび上がらせ、ぼくはその姿に圧倒される。うっすら噴煙が立ち上る桜島を目撃し、まるで生きているかのように鳴動する大自然を傍に置くというのは、鹿児島びとの人格形成に計りしれない影響を及ぼしているのだろうと真面目に考えてしまう。

 桜島へ向かうフェリー乗り場から海岸をトレースしながら周古集成館、そして折り返して鹿児島市内の西郷(せご)どんゆかりの地をいくつか巡り宿泊先へ戻る。西南戦争に思いを馳せながら汗を流す。これはこれで感無量。鹿児島、桜島よ!いつかまた。次はバイクで。(了)

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
目標メニュー:鹿児島サイクリング,鹿児島ラン、鹿児島スイム
1(月) 朝 ロード8km (5分、ラスト上げ)
 夜 ロード10km (ラスト上げ)

2(火) 朝 ロード少々 (鹿児島出発)
3(水) 午前 スイム1,500m 100m×15 in 鴨池公園プール
4(木 ロード14km

5(金) 夜 ロード11km(10kmT.O)
6(土) 午前 ロード14km(足を捻り中止)、午後 スイム1,500m ドリル&インターバル
7(日) 朝 サイクリング、午後 筋トレ&ペダル

【7/7トレーニング(km) …Swim3.0  Bike025 Run60

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