2018年1月27日土曜日

トレ☆レポ 18.1.21~1.27

 今週はシベリアからやってくる冬将軍(言い方が古いな・・・)の到来に警戒を強めなければならなかった。先々週、新潟市街地は記録的な積雪に見舞われたこともあり、この強い寒波に注意するよう警報が発表されていた。
 自然のありように対して僕らのできることは多くはない。いつもより行動する時間を前倒すか、いっそ外出を控えることぐらいしかなく、残念ながら宮仕えとしては後者というわけにはいかず、風雪吹きすさぶ外をいつもよりマフラーを深めに巻いて目的地を目指すしかない。
 そうしてこんなときほど公共のあらゆるインフラの有り難さを感じずにはいられないのだ。僕らはそれらを当たり前のように受益して、概ね普段と変わらない生活が営んでいく。それは本当に素晴らしいことであり、それらを支える人々にこの場を借りて感謝の意を表したい。

 そんなこんなでマフェトン理論実践8週目。
 今週は2度も心拍のアラートを無視してスピードアップ。思わず「気持ちイー」と叫びそうになる。モヤモヤしていた脳内がリセットされクリアになる。時には思い切り身体を動かすことは必要なのだ。衝動を抑えることはできやしない。そろそろ潮時なのかもしれない。
 理論で培ったアップ&ダウンはそのまま踏襲しつつ最大心拍の設定を変更しようと思う。次週からはAT値あたりを狙った心拍を設定したい。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : マフェトン理論の実践

日 スイム1,500m 500m×2,9:10,9:05,100×3,小3♂とドリル。
 体育館G走58周11km 体調すぐれずも心拍内でジョグ。

月 レスト ミニ新年会

火 体育館G走68周13km
    最大心拍59→61秒/周。調子の良くないときに起る。ラスト1kmはアラート無視、162拍をマーク。

水 体育館G走68周13km 最大心拍で62秒/周。寒いから?


木 レスト

 (休暇)体育館G走95周18km 最大心拍61〜62秒/周。ターサー5装着。
    スイム1,200m 500m,100m×3,50インターバル×5など。平日の遊水館は…バツだなぁ。

体育館G走100周19km 最大心拍で57S/周。後半は若干アラート無視気味。

【 1/27までのトレーニング(km) …Swim12.8 Bike0.0(00)  Run301】

2018年1月20日土曜日

トレ☆レポ 18.1.14~1.20

 マフェトン理論、実践7週目。
 14(日)のギャラリー走はこれまでで最も調子が良かった。やはり休日の心拍数と就業後のそれはベースが異なる可能性が高い。
 確かに考えてみれば平日のトレは仕事の後、たとえデスクワークが主であったとしても肉体的疲労やストレスはあるだろう。そしてトレ開始が概ね19時以降だとして、僕の場合は起床から14時間は経過しているわけだから、そういったもろもろが心拍数にプラスに作用するのかもしれない。
 一方、休日トレはコンディションを勘案して開始するように心掛けている。つまりトレーニングファースト、より効果的なタイミングを狙っているので、こちらは平日と比べ、疲労感や心的ストレスは少ないと考えられる。
 つまり総合的に判断すると日常生活の中でもHRMを計測し、その傾向を把握した方が良さそうである。実践から7週、我ながら気がつくのが遅い…。

 ※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※

【テーマ : マフェトン理論の実践】

体育館G走81周15km 最大心拍で57〜59秒/周。MAFテストより良い。

月 ロード7km カブトヤマなどで疲労抜きジョグ。アクティブレスト。

火 体育館G走38周7km トレ前に空腹を満たしたのが仇、インシュリンショックで棄権。

水 体育館G走80周15km 最大心拍で59〜61秒/周。7kmから身体が軽くなり心拍越え頻発。
     
木 レスト 毎年恒例の新年会。

金  体育館G走53周10km 最大心拍60秒/周。新年会明けは寝不足気味。適当に切り上げる。

土 スイム1,100m 25×20,50×2など。小3♂と一緒に練習。
    体育館G走94周 18km 心拍139で58S/周。75周で73分。

【 1/20までのトレーニング(km) …Swim10.1  Bike0.0(00)  Run227】

2018年1月16日火曜日

さらば、麻礼。

 昼休み、ボケーとしながらヤフーニュースを眺めていたら、突然目に飛び込んできた。漫画原作者・狩撫麻礼の訃報である。
 僕にとっての狩撫麻礼は「迷走王・ボーダー」「ハード&ルーズ」だ。
 他のペンネームの作品もだいたい読んでいる。まぁ、どちらかと言えば狩撫麻礼の方が好みである。

 ※参考 https://brandnew-s.com/2018/01/15/kribumarei/

 10代後半の僕にとって、ある意味において本当の「大人の漫画」であり生き方の選択であり、当時のバブル絶頂の世相と反する、光の当たらない場所の日常は反逆的でリアルなファンタジーに映った。
 金やモノでは満たせない魂を揺り動かすような何か、たとえば人生を変えてしまうほどの力を持った音楽、拳闘(ボクシング)のルールに則りながら生死を掛ける世界観、無為こそ脅威とする虚無(ニヒル)思想、その当時まさに廃れていこうとする価値観を提起しながら大人の男の焦燥や孤独のようなものを表現していた。

 どの作品をとっても根底に流れる精神は普遍であり、読み手の僕はそんな漫画を読んでいること自体、特別なかっこよさを感じていたものだ。
 いまでも「ボーダー」は大切に保管してある。できれば子供たちが高校生くらいになったら我が家の本棚にこっそり並べようと思っていた。
 時代背景がイミフで、理解できない台詞が散りばめられた変な漫画としか思われないかもしれない、が、それでも我が家では彼を読み継ごうと思うのである。ノスタルジアではなく希望のファンタジーとして・・・。
 合掌。

2018年1月14日日曜日

トレ☆レポ 18.1.7~1.13

 マフェトン理論実践、6週目。
 理論実践スタートから躊躇われたこと、それは水泳である。
 氏いわく、アネロビクス(無酸素運動)はエアロビクス能力形成を阻害するので徹底せよとある。
 水泳はスコーンと簡単に心拍が上がる。ロング泳やインターバル泳で脈拍をカウントすると140はラクに超えているのだ。
  僕の場合、ランに没頭すると脚や腰に疲労が蓄積しがちになるので、プールはケアの一端を担っていることもあるので今月からプールへ通うことにした。いつまでも躊躇っていても仕方ない。必要以上に時計を気にせず、フォームやストロークの効率に意識を向けるようにして心拍が上がらないように心がけるしかない。

 それから今週ひとつ歳をとった。マフェトンの公式に則れば1ポイント最大心拍数が下がることになるが今回は据え置きとする。身体の声に耳を傾け導かれた措置である。
 そもそも僕の最大心拍数は139拍であるが、HRMの上限アラートは140に設定していて、これを越えるとアラートが鳴る。体育館ギャラリーの場合は走りやすさも手伝い、ちょっとスピード欲が出るとすぐに上限を超えて141拍となる。
 ちなみに、他の運動強度と照らし合わせてみるとカルボーネン法ならば強度72%、自覚的運動強度(RPE)のスケールやカテゴリーレシオスケールならば「ややきつい」「中程度」といずれもエアロビクス(有酸素運動)の領域に属している。

 そして今週の土曜は2度目のMAFテスト。結果は58秒/周を少し切る程度、概ねキロ5分ペース。前回より周回で1秒遅い。
 3週間前のテストとの比較では走力の向上は見られなかった。ただ気が付いたことは、就業後のトレーニングと休日のそれでは心拍のベースが異なるという点だ。
 就業後のトレで最大心拍数狙いで走ってもなかなかキロ5分ペースはでない。酷いと周回で62秒、良くて59秒である。
 試しにキロ5までスピードを上げて、心拍を観察した際には145まで上昇した。また本来狙いたいマラソンペースのキロ4:45だと150を超えてしまう。
 気がつけば6週間、常にこの領域を走っているのだが、強度を上げハァゼィしたときたが心配になっている。来月、恒例の桐生堀にエントリーしているが場合によっては最大心拍数で走り抜くことも選択肢に入れつつ、引き続きマフェトン理論の実践なのである。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : マフェトン理論の実践

日 ロード6km スロージョグ。
   スイム2,000m 500×2,50×15,25×10、ロード10km 朝全然ダメだったのでプール後に。

祝 スイム2,000m 1,000m,500,50×10
  体育館G走58周11km 最大心拍62→60秒/周。疲労大。

火 レスト 疲労感大。そこに悪天候にて交通機関の遅延も手伝い諦めがつく。

水 体育館G走74周14km 最大心拍61→59秒/周。休みを挟んで身体が軽い。

木 レスト 雪害にて交通機関の遅延。

金 体育館G走80周15km 最大心拍60秒/周。やはり休みを挟むとラクだ。

土 体育館G走80周15km 5km過ぎからMAFテスト。16周、最大心拍数で58秒/周。後半アラートあり。
    スイム1,000m 疲労抜き。500m泳がきつく感じられた。

【 1/13までのトレーニング(km) …Swim9.0  Bike0.0(00)  Run155】

2018年1月12日金曜日

ナイキ・ヴェイパーフライのこと

 現在、僕のメインのランニングシューズはアシックスのターサージール4だ。練習用、レース用とそれぞれ使っている。
 走り始めたころはアディダス、興味本位でニューバランス、それからミズノと渡り歩いて今のアシックスに辿り着いた。レースで使用するようになり、かれこれ4年ほど経過したと思う。

 昨年の今頃、遂にターサージール2が入手不可能になり、初めて「4」を試したときは、ヒールカップが浅く違和感はあったが、結局「4」の全体的な装着感に満足、特に足囲が良かった。このときシューズのモデル変更は随分性格が変わることを知った。

※ウィズ(足囲)について
https://www.murauchi.com/store/sports/ashisize/ashisize.html

 昨年11月にターサージール6が発売されことを知り、草臥れてきた「4」を入れ替えようと物色を始めたところだった。僕は新商品が出た後、前のモデルをネット購入するという買い方が専らで、同じものかあるいは「5」を試すか、薄ぼんやりと想像していた。他のブランドやモデルにはまったく目がいかないでいた。
 だが、たまたま今年の箱根駅伝に使用されたシューズの一覧が目に飛び込んできた。これについてはニュースソースの詳細があるのでご覧いただきたい。

※ニュースについて
http://bunshun.jp/articles/-/5763
ヴェイパーフライ4%。結構厚底だ。

 この記事で少し目先が変ってしまった。僕の眠っていた物欲が今頭をもたげようとしている。このナイキのヴェイパーフライとズームフライが気になるのだ。現在、ヴェイパーは大変高価なので、とても手が出ないが是非履いてみたいシューズである。

2018年1月6日土曜日

トレ☆レポ 18.1.1~1.6

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 マフェトン理論実践5週目。
「速くなる(走る)にはその強度に慣れることが必要だ」という昨年末、ささやかな酒宴におけるその何気ない台詞に激しく同感しつつ、その基礎づくりこそがマフェトン理論なのだと考えに至る。

  理論のフレームは有酸素運動と炭水化物に偏らない食事を通じ、耐久性の高い強い身体をつくろうというものだ。東洋医学的というか、漢方の処方みたいなところがある。
 僕は心拍数を指標にトレーニングとするという点にフックした訳だが、氏の翻訳本を何度も読み返していると、翻訳編集の意図が心拍数を用いたメソッドをフューチャーするあまりに、氏が訴えたいポイントにズレが生じているように感じる。ある種のもどかしさを覚えてしまうのだ。
 著書が発行された当時としては食事、特に炭水化物に対する提言は画期的だったろうし、運動しながら心拍数を把握するギアは現在と比較にならないぐらい得難いものだったのではないか。そんな状況を踏まえつつ読み進めると、今まで僕が読んだランニングや運動に関するHow to本の持つベクトルと異なることに気がつくのである。理論の関連図書として手に入れた、Dr.マフェトンをリスペクトして書かれた藤原氏の著書は間違いなくそれを意識して補填しており、前半の導入部はマフェトンのトレースなのだが、後半は更に斜め上をいく記述がいくつも散見され、僕はちょっと読見通すことができなくなりそうになった。
 マフェトン理論なんていう学術的な表現をするから伝わりにくくなるので、「マフェトン先生のトライアスロントレーニングのすすめ」ぐらいにしておけば、そうややこしくはなかったのではと思わずにいられない。まぁ、そんなタイトルでは商業ベースには乗らないだろうけど。
 しかし僕はそのマフェトン先生のすすめこそ、間違いなくトライアスリート必読の良書であるとを確信している。

  さて、トレ開始から概ね1ヶ月。心拍数を通じた身体感覚が少し理解出来るようになった。今までは計画を優先して無理にでもトレすることが多かったが、心拍というタガのお陰で妙なストレスは軽減し、気持ち良くトレーニングできている。2月初旬、9週間を実践に充てるつもりだ。それまで自分なりに工夫しながら継続したい。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
テーマ : マフェトン理論の実践、スイム練スタート。

月 ロード15km スロージョグ。

火 スイム2,000m 500×2,50×20
   ロード16km 最大心拍内で5:20〜30秒程度。プールの後は脚が軽い。

水 スイム2,000m 1,000m,500m,50×20。肩の筋肉が強張り後半は腕が前に出ない。
   体育館G走74周14km 最大心拍59~60秒/周。昨日に引き続きプールの後は好調。

木 (仕事始め)
     体育館G走73周14km 最大心拍59〜61秒/周。四頭筋の疲労が蓄積している感じ。

金 レスト

土 ロード25km サブ4ペースで最大心拍。何が起こったのだろうか?

【 1/6までのトレーニング(km) …Swim4.0  Bike0.0(00)  Run84】