2014年6月5日木曜日

その差1cmぐらい。

ぼくの脚は長さが左右違うらしい。
昨年の夏、高地トレーニングと称し野尻湖へ遠征ラントレをした帰り、ふらり寄った上越市のスーパー銭湯のマッサージ機器コーナーの妙齢の(失敬)お姉さんに
「右脚が左よりも1cmぐらい短いですね〜、たまにいらっしゃるんですよね〜、フフフ…」
と柔かに言われた。
ぼくは、へーそうなのかぁ、とあまり気にならなかった。世の中きっちり同じものよりも不揃いなことの方が圧倒的に多し、アシメな方が美しいことだってある。
ただそれ以降、シューズの減りなんかを確認する度にはそのことを思い出した。左右の減り具合を比較すると右の方がやや大きく鋭角だった。あー、こういうことになるのかぁ、と銭湯の妙齢を思い出した。

先月。整体に詳しい知り合いに会い、腰のあたりをなんとなしに指圧してもらっていた。いつもより走り込んでいたので腰周りが疲れていた。腰から骨盤のあたりを揉みほぐしてもらっていたら
「自動車事故とか手術とか、なんかしたことある?」
と真面目な顔で尋ねられた。すぐに銭湯の妙齢のことを思い出し、以前こんなことを言われたんですよねーと伝えた。すると、
「たくさん走るってるみたいだし、これじゃ大変でしょう…」
特に大変だと思ったことはないのだけど、どうやら骨盤がずれているらしい。その影響で左右の脚の長さが異なっているのではないか、放置しておくのは良いことではないと告げられた。それでも、そのことで困った経験のないぼくは、馬耳東風といった具合だった。
けれどつい先日、たまたま手に取ったスポーツ系の雑誌に、左右の脚の長さが違うランナーが、シューズを調整し強くなったことがある、という記事を目にした。
「!」
6/4(水)。1cmほど短いと言われた右側に、別のインソールを追加して朝ラン6kmと帰宅ラン16km。走っているときは、どうこうというのはなかった。右のシューズの甲が高くなった分、靴紐を調整するのがちょっと億劫だったぐらいだ。
そして翌朝。目が覚めてベットから降りると、左足の疲れに比べたら右は明らかに軽かった。まさか!これが調整の効果か!?と一瞬思ったけれど、はたとインソール効果かもしれないと気づいた。この日の朝ランは両方にインソールを仕込み、左は既存のインソールを抜くことにした。
果たして効果は?

6/5までの走行距離…ラン60km

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