2019年10月23日水曜日

疲労と回復について トレ☆レポ19.10.12〜10.20

 今のぼくは具体的なレースを意識せず、やりたいトレーニングで汗を流すことが出来ている。そういう状態をぼくなりに言葉すると「心が広い」という表現がとてもしっくりくる。そう、それは新潟シティマラソンの中止が発表された直後の夕方からだ。これからしばらくのあいだ、この心の広い状態で汗を流すことを楽しみ、次の目標へ向かっていきたい。

 さて、話題は変わるが、情報収集しているテーマのひとつ「疲労と回復」について述べたい。
 言わずものかなこの「疲労と回復」とは、体力(筋力)向上の3要素であるトレーニング、補給(食事)、回復の一角を成す1つであるが、今のいままで、特に深掘りすることはなかった内容だ。だってトレーニングを休んで日常を過ごすこと、適切な食事とノートレをセットにすれば、自ずから体力や疲労は回復するものだと当たり前に思っていたのだから。
 運動(トレーニング)による筋持久力の低下や、筋肉に蓄えられた筋エネルギーの不足から疲労はもたらされるもので、そういった損耗を一定水準まで戻す、あるいは引き上げることが回復だとイメージしていた。
 だがしかし、手にした関連本によると疲労の正体とは、脳の自律神経の中枢の疲れが直接的な原因で、運動による筋持久力の低下やエネルギー不足がもたらすものではないことが、医学的エビデンスであると記述してあった。
 ぼくは、これまでトレーニングの回帰的現象として、多用する部位の筋肉の損耗が疲労感になるとイメージしていたのだが、どうやらそうではないらしい。全くないわけではないが、ちょっとやそっとの運動では起こらないようだ。実験症例としてあげられているのはバイクを4時間漕ぐことについての筋疲労の記述があり、それについてもたらされる疲労は認められなかった、という記述内容からそう理解した。あくまでも運動を行っている我々の脳が疲れているのであって、多用する筋肉が損耗しているのではないということなのだ。
 繰り返すが、疲労感とは自律神経の脳中枢自体の疲労がもたらしているものであり、脳自身のアラートなのだ。筋肉の損耗やエネルギー低下が引き起こしている感覚ではないのである。
 となればこの「脳の疲労」にフォーカスすることは、かなり重要でなかろうか。
 そして、さらに追い討ちをかけるのだが、この脳の疲労を経口にて回復する物質は認められているものは驚くなかれたった1つだけなのである。
 それは…!…、…、…。
 ちょっと待て。胡散臭いテレビショッピングみたいになってきているぜ。

 常日頃、身体を動かすことに熱心なぼくらにとっては、これらはとても重要なことな事柄なので医学的証拠に基づきながら理解しておくべき内容であろう。イメージや概念、あるいは習慣のようなものが随分と先行している分野だけに、にわかに信じがたいことが少なくはない。目下、他の文献も探索中である。もう少し材料を揃え、また後日記載したい。まずはここまで。

☆☆☆ 今週のトレーニング ☆☆☆
目標:体力(筋力)増強
12(土) 朝 筋トレ&ペダル
13(日) 朝 筋トレ&ペダル、夕 ロード5kmビルト走
14(祝) 朝 ロード 30km
15(火) 夕 ロード 6kmビルト
16(水) 夕 筋トレ、ペダル
17(木)  ロード15km
18(金) 朝 筋トレ
19(土) 朝 ロード15km
20(日) 朝 筋トレ、ロード15km
【10/20までのトレーニング(km) …Swim0.0  Bike30 Run147

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