2013年5月8日水曜日

GWバイク連。道の駅関川。

 連休となると、あれこれやろうとついついメニューを盛り込みがちになる。スケジュール過多に陥るケースが多い。だがこの度は週の頭に体調を崩してしまい医者にかかり、身体の具合と相談しながら連休を過ごすことを余儀無くされてしまった。

GW後半、走友会のファイターズさんが企画してくれた全行程100km超のバイク練習に参加した。初の走行距離でどんなことになるかまったく想像が出来ない。楽しみだけどものすごく不安。ベテランサイクリストの中に混じっての練習。とにかくみんなの迷惑にならないよう精一杯ペダルを踏むしかないと覚悟して臨む。

 5/4午前6時集合。田植えする農家の方々がとタメを張れるぐらいの気合の入った集合時間。申し分のない天候だ。気温が低いのは致し方ないとしよう。
 前日、自転車屋さんにバイクの点検をしてもらい、概ねの準備は整えた。 ファイターズさん、オニバスさん、KYさん(はじめまして)、A女史とぼくの5名で「道の駅関川」に向け出発した。
(ちなみに皆さん佐渡トライアスロン経験者。もちろん今年も参加者決定の猛者揃い)

 往路。ぼくがもっとも恐れていたこと。それはバイクを手に入れて40km走った際、とにかくお尻が痛くてサドルに腰掛けるのが苦痛だった。あれが長時間続くようだと…。けれど今回は杞憂だった。少しはサドルに慣れたのか痛くないポジションを見つけた。これなら大丈夫。
 ファイターズさんの先導で時折休憩を挟みながら月岡~新発田~胎内を経て無事に「道の駅関川」に到着することができた。自宅からの距離で片道58km。
(何時に到着したか時計を確認していませんでしたσ(^_^;))
道の駅関川
ぼくたちは道の駅の出店でおでんやら焼き鮎に舌鼓を打った。ここまでは何の不安もなく信じられないくらい順調だった。

 復路。一気に天候が怪しくなる。空は鉛色になり遠くの山の輪郭が鮮明だ。そんな時は必ず雨が降る。大石川に沿った道から胎内へ向かう道すがら、往路の追い風が今度は逆風となって立ちはだかる。ぼくは速度を保てずにファイターズさんから千切れてしまった。先頭で風を切るキツさを体感する。そうこうしている間に雨。胎内までの山間部では降ったり止んだり、突如晴れ間が覗いたりとめまぐるしい天候となった。

 そして本当の試練はここからだった。昨年経験した関川マラソンの上り坂。走っているつもりでも全然前に進まないじゃん!と叫ばずにはいられない傾斜を今度はバイクで登る。昨年はヒグマサさんの背中が徐々に遠くなっていった坂だ。マラソンの時は登坂の途中から平坦な村道へ出たが今回はガチで頂上へ向う。長い、ながーい登り坂。ファイターズさんの背中はもうとっくに見えない。辛すぎてよく覚えていない。速度は8kmまで低下。バイクから何度降りようと思ったことだろうか。A女史に励まされ、KYさんからペダルを踏むアドバイスを頂きながら頂上へ。半泣きだった。なんとか登りきったものの、エネルギーと気合のほとんどを使い果たしてしまい以降のちょっとした登りも身体に応えた。
 走行距離80kmを過ぎたあたりからハンガーノック気味で非常用の飴をいくつもほおばる。平地で1番重いペダルを踏めなくなる。下りの加速を利用する元気もなくなってしまう。
 ヒルクライマーはこの壮絶とも言える登坂の苦しみがたまらないらしい。ドSだな。ぼくには俄かには信じ難いことだ。

 ・・・と辛く苦しかったことばかり書き連ねたが、そんなオプション付きのバイクはやっぱり楽しい(笑)。この経験で改めてバイクとの関わりを修正したいと思う。トレの中で1番の練習不足はバイクだ。サイクルシューズを揃え、天候に左右されず練習出来る環境を整えなきゃ…と様々思い描くきっかけになった。

  企画してくれたファイターズさん、一緒に走って頂いた皆さんありがとうございました。またやりましょうね(笑)


5/4の走行距離(バイク)…118km

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