2016年3月2日水曜日

瞠目、開眼。

 3/1(火)
 3月になったというのに雪がチラついている。予報はこの両日の我慢だと教えてくれているのだが、再び季節を巻き戻されたようで、少なからず気持ちに影を落とす。春が足踏みをして僕らを焦らそうとしているみたいだ。
 この日の夜、僕は遊水館でスイム教室体験会を予定していた。詳しい内容は知らされていなかったが、当館の顔見知りのスタッフから、きっと参考になりますからという言葉で勧誘され、その場で参加を申し込んだのだった。
 スイミングについては教本、ネット、ブログ諸々で雑文やら動画を参考にしてドリルを取り入れたりするけれどなかなかしっくりくるものがなく、一進一退が続いていた。昨シーズンのスキル、スピードなど各面での進化を問われると、頭を掻きながらなにやらゴニョゴニョと口ごもるしかない状態だ。量が質を凌駕するほど泳ぎ込んでいるわけでもなく、週2回そこらでは大きな変革を望む方が無理というものか。それでも限られた機会において、この高原状態から抜けだせるようなキッカケを掴みたいと思っていた。

 体験会はビート板、プルブイ、フィン、パドルなどの道具を使うことでフォームをチェックすると同時に、楽に速く泳ぐ感覚を掴むドリルが主な内容だった。
 フィンやパドルは初めて装着したのだが、これらを使用したあとに道具を外して素で泳いでみるとその心地良さは別格だった。特にパドル。腕から肋までで水をキャッチしに行く感覚、プルの時、伸ばしている方の腕の位置、プル動作に伴う上体のローリングなど、よりダイナミックにグイグイと水中を進む感触に思わず興奮してしまった。馴染みのプールの光景が少し違って見える程だった。道具を使うことでこんなにも変わるものかと本当に驚いてしまう。
 そして締めはイージー&ハード。泳ぎながらペースチェンジを行い心拍をコントロールしてこの日の教室は終了。1時間があっという間だった。
 物事は自分一人で黙々とやるよりも、誰かのアドバイスを受けながらやった方が進捗するものなのだ、仕事もトレーニングも。
 この教室のネーミングは「はつらつクロール」(だったかな?)。内容とはちょっぴり?噛み合わないネーミングだが4月から毎週火曜に通う僕のスイミングの教室名である。

 そして、この日から佐渡トライアスロンの抽選申し込みが開始。初めて参加した昨年よりもドキドキワクワクする。もし抽選に漏れてしまった場合は、珠洲へ向かうことも考慮しているが、是非もう一度、佐渡Bに挑戦したい。

2 件のコメント:

鉄女ママ さんのコメント...

ムムム。。。パワーアップの予感大ですね!
パドルは効果高いのですね~
気になっていましたが、外したら全然掻けなくなる自分がいるだけじゃないかと
躊躇してました
( ..)φメモメモ  パ、ド、ル・・・・と。

また効果のほどを教えてくださいまし。

Cyguns さんのコメント...

鉄女ママさんへのお返事です。
抵抗が大きくなる穴の空いてないものがオススメかと。
もちろん向き不向きはあるでしょうがプルの修正にはもってこいかと思いますね。
ちなみに僕は左のリカバリーが右のそれとちゅっと違うことがわかりましたよ。
パドル、グローブぜひお試しください。