2012年10月1日月曜日

フルマラソン前週のこと

 先週末から殆ど走れていない。本来ならハードな練習の翌日ほど鍛えがいがあるというのに走る時間がつくれなかった。
 晩酌の理由づくりに体を動かした程度で距離は稼げなかった。それなのに週末9/29(土)は気分任せで走る。理由は特にないがそうしたかったから。

 翌30(日)は走友会メンバーと合流して最終調整を行う予定だったが、こちらも急な用件のために叶わなかった。ならば2ヶ月前からコミットしていた、自宅から福島潟周辺を廻るコースを1時間以内で走り切ることに挑戦することに。フル前の調整練習としては適切ではないかもしれないが、9月の締めのRUNとしては悪くない選択だと思った。

 アップそこそこにスタート。必ず1時間以内に走り切る自信があったので、時計は気にせず進んだ。
 いつも一人で走るときは様々なことが脳裏をよぎる。それらに捉われてしまい、走りに集中を欠いてしまいがちだが、今回はフォームやピッチに、とにかく走りに集中するよう心がけた。
 姿勢を真っ直ぐ正す。一完歩を数ミリでも前に置く為にハムを、膝を上げることを意識する。ストライドを大きく取るために腕の振りにも意識を向ける。そうしたルーティンを繰り返しながら淡々と駆けた。
 目安にしているポイントで前回挑戦した時より3分ほど早く通過した。以降、ややピッチを落としフォーム(姿勢)重視で進んだ。
 ラスト1km、目標タイムまで残り5分。そしてスパートして59分50秒でフィニッシュ。3度目の挑戦で目標を達成した。自分で決めた目標を到達するのはなんとも清々しい。けれどゴール手前のスパートダッシュは決して格好いいものではなかった。次回はスパート無しのイーブンペースで走り切りたいと思った。

 同夕方。台風が近づく鉛色の空の下、僕は晩酌の理由を作るため、軽くジョグへ出掛けた。これがホントの9月の走り締めだ。天候とは裏腹に福島潟放水路は多くのジョガーで賑わっていた。すれ違い挨拶を交わす。皆さん、何か明確な目的を持って走っているのだろうか。それとも走ることが大好きで仕方がないのだろうか。別に意味がなくてもいいのだけれど、尋ねられるのならば伺ってみたいものだ。

 次の日曜日10/7は新潟シティマラソン。僕の目標のレースだ。憂いていることはスタート時の入りと、幅員の狭い区間の混雑は免れないということだ。何はともあれ持てるすべての力を発揮すのみ。

 今月の走行距離・・・245km

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