2013年6月25日火曜日

重川材木店マラソン教室のこと③

6/23(日)重川マラソン教室の3回目。僕はロードバイクで会場に向かった。朝6時前バイクジャージを着込みリュックを担いでいざ会場へ。初めての試みなので少しドキドキしながらペダルを踏む。晴れ渡った空と涼やかな風がぼくの味方だ。
 港トンネルを抜け海岸通りへ出る。ちょっと遠慮しながら車道を走った。波の穏やかな海は潮目がはっきりと浮かびあがり、そのずっと向こうに佐渡ヶ島が輪郭を露わにしている。海岸にはタモを背負った釣り人がチラホラ見受けられ、ランニングコースにはランナーがそれぞれのゴールを目指し走っている。そんないつもの西海岸通りをぼくはバイクで走り抜けた。
 有明橋を渡ってからの直線が気持ちよかった。シーサイド方面から、たくさんのサイクリストとすれ違う。集団だったり、ソロだったり。クロスバイクの方も見受けられた。すれ違うたびに、何らかの合図を送りあうのが心地よかった。ぼくもサイクリストの仲間入りを果たした気になった。

 会場にはマラソン教室開始10分前に到着。無事、間に合ってほっとする。着替えながらエネルギーを補充。家を出てから2時間近くペダルを踏んだが、思ったほど疲れは感じられない。むしろ達成感のほうが大きかった。準備を終え、ミーティングルームに入ると参加者の数に驚く。30名を超えていた。日曜開催の効果か、どうしてこんなに増えたのかはわからないが大所帯の教室となった。

8週目ぐらいかな?
今回、重川材木からの先導役は第1回目同様、三浦選手と堀井選手だった。準備体操、ウォーキングを経て1周1kmのクロカンコースを7分ペースで入り、6分、5分50秒、5分40秒、ラストは5分20秒を切るぐらいのペースで計10周10kmほぼ1時間のランで終了。僕はウェアを絞れるぐらい大量の汗をかいた。クロカンコースのアップダウンは脹脛(ふくらはぎ)にほどよき効く。足首にもくる。上手く表現できないが、アスファルトを踏むのとは違い地面が凸凹しているので、一歩一歩踏む度に気を抜けない。それが脚と対話をするようで普段とは違う楽みを覚える。

 いつものようにランが終わると重川社長の講話。
 今回のポイントを要約する。
 初心者は、初め、走る体づくり、脚づくりに取り組むこと。最初はウォーキングでもいい、少しづつ距離を伸ばし、ゆっくり走る。頑張りすぎたり無理をしない。キツイと思う練習はせず、明日またやりたいなァ、と思うぐらいでやめることが肝要。ジョギングが習慣化したらスピード練習をいれればよい。仮に目標とするレースが半年後ならば、最初の2ヶ月は体づくり、脚づくりに取り組み、次の2ヶ月で距離を伸ばし、残り2ヶ月でスピードを強化する練習をすればよい。残り2ヶ月をスピード練習にあてなくても長い距離をゆっくり走ることに専念してもいいそうだ。ゆっくり走る練習、スロージョグだけでフルを2時間10分で走る能力を開花させたランナーもいたそうだ。
 

 またレース経験者には、色々なレースをどれもこれも力を出し切ろうとはせず、狙ったレースに力を出せるように調整を心がけることを説かれた。本命を定め、本命以外で頑張り過ぎないこと。頑張ると走力のピークを迎えてしまい、狙ったところで力を出しきれないことになるとアドバイスされた。走ることが好きな人ほど、ついそうなってしまう傾向にあるとおっしゃっていた。
 

 基本的なことだが、ぼくはいくつか気づかされた。練習メニューの見直しや、今後のレースエントリーを組み立てるうえで参考になる内容だった。

 教室が終わり、ぼくはそそくさとバイクにまたがる。気持ちの上では再びトレーニングスタートだ。教室に向かう際は時間を気にしながら進んだけれど、帰りは制約はないので、体力と相談しながら気持ちよく走ろうと思っていた。
 新川大橋のパーキングで休憩をとっていると、幾人ものサイクリスト通過していった。皆一様に必死な感じにみえた。じゃ、ぼくもと言うことで、せめて関屋分水までは必死にペダルを踏もうと思い立つ。ややアゲインストの風を感じ、汗を滴らせながらペダルをこいだ。結局港タワーまで頑張れた。が、あとは惰性でユルユル進み自宅に到着。往路と同じく1時間50分経過した。
 バイク、ランまたバイクと、一日の運動量としては悪くない量をこなす一日となった。 次回も天候がよければバイク練を兼ねて参加する予定だ。次回は7/21(日)開催。


6/25までの走行距離(ラン)・・・181km

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