2025年9月16日火曜日

2025.9.8~9.14

 レース後というのは安堵と興奮が混ぜ合わされて、ポジティブな気分なときは多大な希望や期待をしてしまう。しかるに冷却期間を置くことが肝要。冷静さを取り戻してから今後の計画を練ろう。この記事の確認をしている朝の段階では来年の佐渡はAタイプへチャレンジする気持ちが満々だ。

★トレーニング備忘録
9/8(月) 休養。地元のお祭り。楽しくなって思いがけず屋台のあれこれを食べる。不思議と、お酒は欲しくなかった。

9(火) 昨日よりも脚部の疲労感が強く、トレーニングを休もうかと考えてしまうが、アクテイブレスト的アプローチで終業後にジムのプールへ向かった。スタートはキックドリル、続いてインターバル泳。これまでの気づきを集約するように100mを泳いだところ、時計はすんなり97秒台。

ストレッチタイムは頭頂部と水面を合わせる。顎を引いてしっかりプールの底をみることで前重心を作る。
指先、手首、肘の順番で水をとり、肘を高い位置に保ったまま最後までプッシュ。反対の腕のエントリー動作と同期は必須。もちろんキックもね。
エントリーは肩甲骨をつかって肘を上げ、肩から真直ぐの位置に入水し肘ピンを忘れない。
ストレッチタイムを取る方の肩に頭を寄せ左右の重心を入れ替えて推進力にする。氷上を進むスケーターのように。
①~④2ストローク1ブレスを1セットとして繰り返す。

10(水) 終業後はジム、フリーウェイトから。1ヶ月以上ぶりだ。バーベルスクワット60㎏を5r~8rを6セット。腹筋ローラーを10r×3セット。まずはこれぐらいからかな。バーベルスクワットはその最中に脚にきた。ジワジワ攻めるように鍛えていこう。
 続いてスイム。キックドリルからインターバル泳。2ストローク1ブレスで大きく水を掻く。スイム頻度が高いせいで調子は悪くない。この勢いを保てるようにせねば。

11(木) 終業後はジム、トレミ。疲労感がうっすらあるのでまずはジョグで入り息を整える。これまでのフォームのおさらいをやりながら、脚と骨盤の動きに上半身や腕振りを合わせる。これまで上半身や腕振りから先に意識がまわっていたので順番を変えた。こういうちょっとした変更で気付きを得たりするものだ。キロ5まで上げ、ダウン走まで含めて7㎞。40分間トレミで汗をながす。それから何か掴めそうな感のあるスイムへ。①~④を意識して50mインターバルを少し。

12(金) 業務にて完全休養。久しぶりの徹夜作業。

13(土) 前日は日中から通しで朝方まで仕事をしていたが、午前中こなさなければならない用事を済ませジムへ。まぁそういうときは大抵忘れ物をするものでジムはスイムのみ。100mインターバル泳を18本。いい感じで泳ぐことができた。

14(日) 新潟シティマラソンに向けて調整開始。気持ちよいところから入って、中盤からフォームに気を回して走る。予想以上にペースが上がらなかった。

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9/8(月)  休養
9(火)  スイム0.85(15) アクテイブレスト
10(水)  筋トレ(11)、スイム1.0(17)
11(木)  トレミ7(40)、スイム0.55(10)
12(金)  休養
13(土) 午前 スイム2.05(36)
14(日) 午前 ロード13(78)
9/8~14(km)…S4.4、R20、Re.3

第37回(2025年)佐渡トライアスロンのこと

 1.スイム

 佐和田の海の浅瀬には白波がいくつも見える。

 Aタイプがスタートする朝の海といえば鏡面のような穏やかな印象がある、が今年は違った。浅瀬には波が立ち海面のところどころがうねってみえた。今年はハードモードだった。

 波立つ海を泳ぐことよりも、ぼくは波酔いを心配した。海で練習を始めた頃、二日酔いみたいなひどい波酔いを経験してから、海で泳ぐときには必ず酔い止めを服用することにしていた。普段は1錠を割って半錠ほどで済ますのだが、今日は1錠を使うことにした。

 Bタイプのスイムチェックが始まったあたりから進行役の新田さんが

「体調が心配だったり、泳力に自信のない選手はスイムスキップの申請をしてください。無理はしないでくださいね。」としきりに自制を促していた。安全第一のお知らせぐらいにしか気に留めていなかったが、海からの風が強まり、幾重もの白波が立つのを目の当たりにすると、時間経過とともに高くなる波を危惧しているのが理解できた。待機する選手からスイムスキップを選択する声も聞こえてくる。

 ぼくらBタイプの選手がスイム会場に移動を終えた頃、スタートの15分前ぐらいだろうか、審判長からスイムの距離変更が告げられた。今年のB.Rのスイムは1、350mに短縮された。ぼくは腹を括ってスタートを待っていたので距離短縮の措置に別段なにも感じないままに海上に浮かぶ目標物の説明を聴いていた。


 定刻7:30。号砲を合図に選手たちは一斉に海へ向かう。ぼくはちょっとだけ浅瀬を歩き空きスペースを見つけ海へ飛び込んだ。ひどく濁った海底を見ながら、水を掻きストリームラインの姿勢で波に翻弄されてみた。波の間隔や強さを掴もうとした。波の通過にあわせて水中を進み、通過後にブレスできればと考えていた。

 最初の何度かは上手く行った。しかし、今思えばそれはほんの僅かだったかもしれない。周囲からのプレッシャーを受けた途端にタイミングが合わなくなった。

 ブレスの最中に波に揺られると自分がどこへ向かおうとしているかが判らなくなった。ヘッドアップすると眼前に波が現れ前を塞がれ、盛り上がった波の斜面とそこに浮かぶ選手らの姿しか見えなかった。

 波に翻弄されながら周囲の選手達からあまり離れないように努めた。腕の時計が振動し、スタートから10分経過したことを伝えてくれた。目標に向かっていればあと自分の泳力なら一つ目のブイまで150mぐらいだろうか。あたりを付けてヘッドアップを繰り返し、ようやく視認できたブイは確かにそう遠くはなかった。


 第1ブイを通過して第2ブイを目指す。ブイの間を繋ぐロープをつたって進んだので波はあったけれどそう難しくはなかった。

 岸に向かうのも難しくはなかった。波に乗れば楽に進んだ。ぼくはリレーの選手をみつけ、その方の左後方について先導役に利用した。

 眼下の海底にはごろた岩が見える。岸は近い。もうしばらく泳がなければならないのだけど、言わずもがな沖に向かうのとは気持ちはまったく異なった。距離を短縮したことをふと思い出した。

 海底が身近に迫ってくると、すでに立ち上がっている選手がみえた。思わずぼくも立ち上がる。つられてしまった。しかし岸までは50m弱距離があった。2度ほどドルフィンぽいことをしたが全然上手くできないので、いつものようにギリギリ岸まで泳いだ。 ※スイムアップ0:22分


 2.バイク

 拍手と声援。バイクのタイヤとアスファルトの摩擦音にホイールの回転音。朝の佐和田の街にトライアスロンの音が響く。第2幕バイクパートの始まりだ。

 まずは両津をめざした。追い風。漕ぎ出しは力んでしまうようでハムストリングスやら四頭筋が疲れてしまいペダルを漕ぐのが嫌になる。いつもそうだ。なので自分の気持ちいいリズムでペダルを踏むように殊更に努める。周囲はもちろん追い風につられてはいけない。入りは自分のリズムが大切だ。左手に展開する雄大な大佐渡の山々に時折目をやりながら国仲バイパスを走った。


 新穂を経て両津、佐渡1周線に辿りつく。両津海岸から河崎、真木、入桑、姫崎を通って水津までくるとスタートの河原田から距離にして約30km。特徴的な佐渡島の形状の釣針のような地形をトレースすると風は完全な向かい風となった。

 AS(エイドステ-ション)で補給ボトルを受け取る。今年のボトルは黒、ソフトタイプでとてもカッコいいボトルだ。前にリレー参加の佐渡市長のバイクがいて、ボランティアの子らが、市長速いねーと話し合っているのが聞こえた。白いTシャツを着た彼の株は上がったに違いない。


 向かい風とは喧嘩しない。無理に頑張らない。向かい風の30㎞/hキープは難しいが、焦らずいつもの自分の漕ぎ方を通した。ちょい重いと感じるぐらいのギアで自分の体重を乗せるように、そして踏み込みすぎないようにペダルを踏む。ケイデンスは高くはない。風が強いと感じたらギアをひとつ落とす。ひたすらそれを繰り返す。

 岩首、多田、城ヶ崎に赤泊、そして羽茂を超えて小木。距離にして概ね80km。スイム会場に続いて小木ASで待ち構えていたIさん夫婦の応援が背中を押した。

 誘導に従って右折すると斜度のある上り坂が現れる。小木の坂だ。勢いはすぐに削がれ大減速する。太陽が顔をだしていて秒で汗だくになる。リズムよくこれ以上ないぐらい上手に上っているつもりだが、次々と後続に抜きさられる。力の差をみせつけられた。小木の坂はいつも試練が詰まっている。

 その登坂途中、反対車線の右手側、順位を教えてくれる男性がいらっしゃった。過去にもこの坂で通過順位を教えていただいたことがある。おそらく同一人物だろう。ぼくが通過するときに「44番!」といわれ励みになった。レース中の順位なんて知りようがないので、本当にありがたい。

 ぼくは前乗り、上ハンドルを軽く指先でつまみ腹圧を上げる。セオリー通りのロードバイクの登坂に徹底した。


 上りの難所を越えると素晴らしい追い風になった。そして進むにつれて空は暗転した。曇は陽射しを遮ってくれるので歓迎だが、あまりの急激な変化に驚いてしまった。

 下り坂ではホイールにしっかり仕事をしてもらいバイクコントロールに専念。最後の上り坂となる西三川のあたりは追い風を利用して楽に上ることができた。

 追い風は真野まで続いた。八幡館を通過したあたりから力はやや弱まった感はあった。がサイコンに目をやるとAve.30km/hを表示していた。終盤の追い風と下り坂のおかげだ。河原田までの残り僅かを気をよくして漕いだ。

 こうして振りかえると、普段やっていること、場面において適宜やらなければいけないことをやり通せるかが肝要。とはいえ気温が高くならなかったことがバイクパートに耐えられた一番の要因に間違いない。 ※バイクアップ3時間37分


 3.ラン

 トランジションで審判長から声をかけられた。まさかのペナルティー!?なんてことはなく小佐渡の風の状況とバイクへの影響をヒアリングをされた。端的に答えたつもりだが役立ったのだろうか。

 肩書きに「長」の着く方の重責は計り知れない。スイム短縮の判断なども含め、現場の情報収集に勤しむ彼の姿をみて頼もしかった。ぼくらは運営に関わるあらゆる人々によって競技に没頭できることをゆめゆめ忘れてはいけない。

 宮古島のときのように忘れ物をしていないか身の回りの確認をしてスタートした。空は一面の鉛色でいつ雨が降ってもおかしくない様相だった。進行方向から強めの風が吹いてくる。海をみると緩むことのなさそうな白波がいくつも立っていた。

 走り出しは悪くなかった。バイクからランの動作移行の違和感もあまり感じなかった。なにより陽射が照りつけないのが大いに助かった。携帯したビニール袋に氷を詰めてもらって身体を冷やしながら走った。

 1周目は調子に任せた。かなり前(赤泊あたり)から気になっていた生理現象を沢根ASで済ませる。トライスーツがワンピースなので着脱に手間取った。ミドルのレース中に用を足すのはこれまでほとんどなかった。それぐらいに汗をかかなかったということだ。


 沢根の折り返しから河原田まではサブ4ペースぐらいで走れたが、以降はキロ6分以下に落ちた。もちろん自覚していたが中盤なのでキープに徹した。エネルギー切れもあり得るのでひとつジェルを口に入れる。右足の中指が靴に当たって痛かったが、それはペースダウンの原因ではなかった。

 海岸沿いコースの2週目。顔見知りの選手に声を掛け合う。周回コースの良いところのひとつ。広角を上げて笑顔に努める。

 頭で何度もフォームをチェックする。この5月ぐらいからフォーム改善として、骨盤周りと上半身の連動動作、腕振りにピッチ。それから厚底シューズを上手に利用できているか、などなど。ここまでやってきたことを同じように繰り返すように努めるがペースアップに結ばなかった。

 誘惑もたびたびあった。しかし、次のASまでは止まれないと自分と交渉をした。その頃はペース維持がやっとだったと思う。終盤はペースを上げられるだろうと楽観的だったがそんな余地はわずかもなかった。

 限界を超えるとか、自身に抗えなんていう言葉はぼくには空虚でしかない。頑張るという言葉も嫌いじゃないけれど具体性に欠けている。自分のできること、これまでやってきたことを愚直に繰り返すしかない。同じことやっているつもりでも疲労によって精度が低下している。なのでしつこく繰り返す。終盤はこれしかない。今年は走れる環境があったが、どういうわけか走ることができなかった。これが今回のランパートの総括であり、今後の課題である。

 ※ラン 2:07分 ゴールフィニィッシュ 6時間9分

2025年9月8日月曜日

週末は佐渡へ。2025.9.1~9.7

 レース週なのでコンディション重視の適度な運動を心がけたが、殊のほかスイムは想定を超えた内容になった(笑)。意地を張ったとかではないのだが、気が付いたらいつもより量が多かった感覚だ。
 とどのつまり改善したい事柄を明確にして、その感触を得るまで泳いで距離が増えたのだから「質より量」という言葉の通り、賢くまとめようとせずに思い切り量をこなすトレーニングをやっていなかったと省みた。そうしたぼくの性格がスイムの技量を停滞させているのに違いなくスイムに限ってではないだろう。

★トレーニング備忘録
9/1(月) 終業後ジムプールへ。トライアスロンレース直前に水に慣れ親しみつつ、足底筋膜炎の緩和を狙う。振り返るとレース週の月曜というのは大抵スイムを選択する傾向にあるようだ。
 基本は100mインターバル泳。プッシュのタイミングと腰の捻りを合せたり、2ストローク1ブレスにてストリームラインおよび前重心を意識したりと、漠然と泳ぐのではなく、スムーズに水中を進む感触を得れるかを試した。
 …つらつらと思い出しながら記していたら、ひとつ気がついた。ストレッチする肩に頭を寄せ、伸ばす腕の脇の下、そして上半身からつま先をまっすぐにする意識で泳いでみたらストレッチタイムが伸びるかもしれない。脇で水に乗っかる前重心の意識はあったがストリームラインまで思いを巡らせたことはなかった。早速やってみたい。
 折角なので追記。ゆっくり泳いで自身の動作確認をしながら、水中の身体を御することで気づきを得ことがわかっていても上手く活用できていない。思いついたように頭のテッペンから順序立て意識するポイントを確認することはあるけれど一貫性に乏しいし、泳ぎながらだとすぐに忘れてしまう。本格スイマーさんがドリル表をみながら練習する姿を目撃することがあるが、何かを参考にしながら確認していくのも手だろうか。

2(火) 終業後ジム、前日同様スイム。この日も100mインターバル泳。本当は500m泳の時計を計って調子を把握したかったのだけれど混雑もあってタイミングを逸してしまった。
 前日泳いでいたのでインターバル泳は全体的に速い。ストリームライン、前重心に掻き動作と細部に意識を回すことができた。月曜の思いつきを実践してみたが、2ストロークの時は当然効果あり。キックとストロークを同期させる際の体勢やキックの幅なんかに意識を向けることもできた。また、そのおかげでブレス時のストレッチタイムがやや短いように感じたので改善を試みる。結果、時計は変わらなかったがストローク数を減らすことができた。この2ストローク一連の動作を1セットとして細部を詰めるのも手かも。
 レース直前恒例のヘッドアップ練は初期動作から見直した。しっかり下を向いて身体を使って顔を上げた方が上手くいく。ヘッドアップ前は多めに息をすることに気が取られ、頭の位置が半端なところからスタートしていた。やや息は苦しくなるかもだが視認精度を上げ、ヘッドアップの回数を減らしたい。忘れずに佐渡へもっていきたい。

3(水) 気持ちはやや後退していたけれど、終業後はジムへ向かう。ササと着替えてストレッチをしてトレミに乗る。徐々にペースを上げてキロ5分半ペースへ。気持ちが前向きになったので5㎞以降はペースをさらに上げてキロ5オーバーまで上げて終了。ひと刺激いれることができたので気分がよい。

4(木) 終業後はジムプールへ。キッズ教室で3レーンが使用、一般が泳げるレーンは限定され、ひとレーンに3人泳いでいたりと密集していた。プール際でアリャまどうしましょうと立ち尽くしていたら、見覚えのあるスイマーさんに声を掛けられる。事情を説明したところ協力を得て500m泳の時計が測定できた。500m泳はぼく流の追切りみたいなところがあるので、やらないとどうも決まりがつかない。時計の9分2秒はうれしい数字ではないけれど、友人のアドバイスを念頭にかなり安定した泳ぎができた。これで佐渡スイム対策は完了としたい。

5(金) 休養、佐渡への最終準備

6(土) 始発フェリーで佐渡へ。午前中に大会受付をすませ昼食からの午睡。夕食前にランコースの一部を試走。汗を流す。21時には就寝する。

7(日) 佐渡トライアスロン当日、別記。

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9/1(月)  スイム1.7(30)
2(火)  スイム1.8(32)
3(水)  トレミ8(44)
4(木)  スイム0.7(15) アクティブレスト
5(金)  休養
6(土) 午前 バイク19(47) 午後 ラン6(35)
7(日) 佐渡トライアスロンBタイプ(S1.35,B108,R21) 6時間8分台フィニッシュ
9/1~7(km)…S5.5、B127、R35、Re.2

2025年9月3日水曜日

佐渡の予測と準備のこと

 昨年の今頃はこんなことをこぼしていた。
『いまの力量から勘案するとスイム38分バイク3時間30分でなんとか。いや、やっぱり無理かな。ランは5分半/㎞で進めればと思うのだが当日の気温次第。
 現時点の天気予報では最高気温32℃。そうするとランは余裕で2時間を超えてしまうか。いやランだけでなくバイク終盤も引っ張られそう。トランジションを計5分として…走破時間は6時間20分を切れないだろう』
 実際、昨年の走破時計は6時間13分。上記の太字の数字を足すとその時間になる。さらに春の宮古島は3種目すべての予測は外れたが合計時間はドンピシャだった。さて今回は?予測は下記の通り。

●Swim 2km 39分台(57s/50m) …450kcal
●Bike 108km 3時間35分(正午前にランへ) …2,500kcal
●Run 21㎞ 2時間3分(5分50秒/km) …1,200kcal

 トランジション5分するとFINISHは6時間22分。とは言え昨年の時計はわずかでも上回りたい。となるとやっぱりバイクとランの短縮だがなんとも言えない。
 また消費カロリ-はこれまでの自身の測定数値に少し付加して算出し4,150kcal。そのうち半分ぐらいは準備したい。

補給
 バイク時のスペシャルドリンク2本(謎の白い粉たちのブレンド400Kcal/本)、掛水1本Vespa2個、ライスピュレ各種4個各100kcal、Mag-on(120kcal)2個、カフェイン入りモルテン3まで

食事
 ウォーターローディングとしてアルコールは5日前、カフェイン(コーヒー)は4日前から摂取をやめる。大会前日の土曜のお昼から炭水化物多目、夕ご飯は午後6時頃に食べたい。当日の朝は3時半起床、4時には朝食を摂りたい。
 調子は良い。当日、運が味方してくれるのか。トラブルなく順調にすすでランで踏ん張れたらもしかして…。14時前のフィニッシュを目標にいざ!

2025年9月1日月曜日

2025.8月のまとめ

 今月、密かにラン走行距離200㎞越えという目標があった。漠然とした数値目標にみえるだろうが、この200という数字を超えることは近頃はそうない。これをこなしたら何があるということでもないが、具体的数値目標に取り組むことでみえるものがあるかもしれないと期待したのだ。
 下記の通り、休みも手伝って余裕をもってクリア。そしてやはり、走れば走ったなりに積みあがってくる手ごたえを感じることができた。それと、あたりまえだが量をこなす分、時間と機会をつくらねばならなかった。その点においては努力や手間ではなく、取り組む気概さえあればなんとでもなることも判った。
 引き続き10月の新潟マラソンを目指して継続的に距離を踏もうと思う。楽に走るフォームへのこだわりもなんとなく掴んだ感触もあるし、来年の宮古島大会のランはフルで決まりそうだし。
 ただただ残念なのは左の足底腱膜炎が再発症した。そう簡単にことは運ばないらしい。

8月のトレーニング・・・Swim4.1(5)・Bike502(10)・Run217(21)・Rest.7
1(金) 休養
2(土)  ロード11(64)、午前 ジムブリック エアロバイク35(75)、トレミ5(30)
3(日)  ロード14(83)、午前 OWS1.0(19)

4(月)  トレミ11(61)
5(火)  スイム 体調不良
6(水) 休養
7(木)  トレミ9(51)
8(金) 佐渡練 午前 バイク19(42)、バイク108(246)
9(土) 佐渡練  ロード4(26)、午前 バイク37(80)、バイク19(43)
10(日) 午前 トレミ18(99)、スイム
8/4~10(km)…B183、R42、Re2

8/11(祝)  トレミ16(89)、スイム
12(火)  トレミ13(69)
13(火) 休養
14(木)  ジムブリック エアロバイク27(60)、トレミ8(44)
15(金)  ロード8(45)
16(土)  バイク100(200)
17(日)  ロード10(61)、午前 OWS
8/11~17(km)…B127、R55、Re.1

8/18(月) 休養
19(火)  スイム0.8(15)、トレミ10(58)
20(火)  スイム0.8(14)、トレミ12(68)
21(木)  ジムブリック エアロバイク26(60)、トレミ5(28)
22(金)  休養
23(土) 午前 ジムブリック エアロ56(130)、トレミ15(80)、スイム
24(日) 午前 ロード5(32)、 ロード12(71)
8/18~24(km)…S1.6、B82、R59、Re.2

8/25(月) 休養
26(火)  エアロバイク28(61)
27(火)  スイム1.0(17)、トレミ10(56)
28(木)  ジムブリック バイク20(40)、トレミ5(29)
29(金)  休養
30(土) 午前 ジムブリック エアロ37(85)、トレミ3(6)、スイム0.5(9)
31(日) 午前 ロード8(44)、 ロード5(29)
8/25~31(km)…S1.5、B85、R31、Re.1

時間的余裕。 2025.8.25~8.31

  佐渡大会は9/7(日)開催なので、昨年と比べると1週間の余裕がある。焦りがないと言えばそうではないが、かと言ってあれこれを巡らすわけでもなく、自己の許容内で程よい緊張を保ちながら気持ちよい日常を送っている。備忘録に記しているように身体が動いていることがもっとも大きい。
 さらに、いまの心身状態に一役かっているのが読書である。もう長いあいだ「私小説」が手につかなかったのだが、あることをきっかけに手にしてみた。嗜好性がつよいので読み続けられる物語とそうでないものがある。
 ぼくは、エンジンが掛かると乱読がすすみ、好奇心は猫をも殺すではないけれど、はずれを引き続けて気持を消失してしまう。そんなことが度々なので今回はあることを頼りに手にとっている。
 ちなみにいま手にしているそれは「大当たり」である。1冊読了したばかりだが作者の熱が消えず、他の作品を手にすることが楽しみしかない。そう思える作品や作者に巡り合えることは決して多くはないものだ。本の神様が導いてくれたのかもしれない。
 いまの心の状態をもたらしているのは間違いないく読書からきているものだと確信している。なにかを成そうするときは心身の調和が必須なのだ。

★トレーニング備忘録
8/25(月) 仕事終わり、かかりつけの整形医院へ。右肘にシコリのようなものがあり着くと痛んだ。DHポジションで痛みが顕著になるので早速受診することにした。
 診断は右肘に滑液包ができて炎症を起こしているとのことだった。注射器で中身の液体を抜いてもらう。2年前の佐渡の直前週、左足首に溜まった液体を2日連続で抜いてもらったことを思い出した。そういうのができやすい体質なのだろう。
「きれいな黄色をしてますねぇ。」先生と看護師さんがほぼ同時に声を揃えているので、思わず「ぼくにも見せてください。」と口走った。注射器には半透明の黄色い液体が3mlほど採れていた。舐めたら苦そうだった。
 「溜まったらまた来てね」と先生は言ってその場を離れていった
 この春、左ひざの痛みの際もそうだったが、異常がなければ大げさにしない方だ。とても心強い。

26(火) 終業後はジム。前日を受けてではないけれどエアロバイクを1時間走。右肘はさほど気にならなかった。負荷17で調子よく漕げたので後半は負荷を下げケイデンス高めで漕いだが28㎞の距離壁は超えることができなかった。
 次いでトレミへ。支度してシューズを履こうとしたところ、びっくりするぐらい靴下がびしょ濡れ、もちろん汗で、シューズを履くのをためらってしまい、とはいえ靴下の替えもないのでこの日はこれで終了。 

27(水) 終業後はジム、スイム。プールに脚を運ぶとなかなかの混雑ぶりなのでコースシェアしてインターバル泳。泳ぎはじめから100m99秒台と何日か間が空いた割に時計は良い。ストレッチのせいだろうか。ストリームラインは頭頂部からつま先まで、掻きは最後までしっかりとを意識する。途中、隣のレーンの顔見知りの方から、肩が大きく回っているねと褒め?られる。
 キリ良いところでプールを上がって、着替えてトレミへ。ビルト走10㎞。ちょっとしたことで5㎞過ぎから大幅ペースアップ。下腹部の重心を前方に置き、上半身は対称の位置関係にある肩と骨盤のねじれる動作を意識して歩様と連動させる。顎は引きずぎず下半身に上身を乗せるイメージ。
 表現としては相変わらずわかりにくいが、これらの言葉が一番しっくりくる。GWからずっとこだわってきたランニングフォームがかなり固まってきた。これからが楽しみだ。

28(木) 終業後はブリック練。動画をお供にエアロバイクはave.30kmを意識して40分ちょいオーバーで20㎞、次いでトレミへ移って、キロ6ペースから入り5分半ペースまでの5㎞走で終了。気持ちよかった。

29(金) 休養。

30(土) 天気予報で最高気温36℃とありジムブリック練を選択。普段とあまり変わらない通勤の電車でジムへ。先週上手にできたイメージで臨んだが、ジムで本意ではないことがありバイク、ラン共に集中力を欠いてしまい計画にはまるで届かなかった。ブリック練のあと、ウエット着用のスイムを準備していて、そちらも止めてしまおうとも思ったが、無理やりプールに脚を運んでスイムを少し。
 ひとつ心配事が。この日、起床して喉に痛みを覚えたのですぐさま抗生剤を服用した。社内で咳をするスタッフや明らかに喉がかれた不調そうな方々に囲まれたので念のための措置だ。

31(日) 前日のトレーニングをリカバリーしたいと考える。とはいえ来週は本番。さらに外の気温は早い時刻から上昇の一途。普通なら回避するところ敢えて気温が上がり始めたころランニングへ外に出た。走りだしは悪くなく、さらに想像より時計が速かったので勢いにまかせペースを上げたが途中で気持ちが失せ8㎞でヤメ。帰宅して、準備していたバイクに跨って実走の感触を確かめた。バイクも遠出するまでの気持ちはなく僅かな時間で終了。
 15時頃、気温は高かったがもう一度ロードへ。身体を動かし大汗をかけたので気が晴れた。

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8/25(月) 休養
26(火)  エアロバイク28(61)
27(水)  スイム1.0(17)、トレミ10(56)
28(木)  ジムブリック エアロバイク20(40)、トレミ5(29)
29(金)  休養
30(土) 午前 ジムブリック エアロ37(85)、トレミ3(6)、スイム0.5(9)
31(日) 午前 ロード8(44)  ロード5(29)
8/25~31(km)…S1.5、B85、R31、Re.1