2025年11月28日金曜日

2025年 第38回伊是名88トライアスロンのこと② スイム編

 11/23(日) レース当日。朝の気温は20℃快晴。バイクで自走して静寂に包まれた島内をスイム会場へと向かう途中、砂糖キビ畑の切れ間から水平線に浮かぶ太陽をみる。朝の陽光に照らされた海がキラキラ輝いていた。絶好のトライアスロン日和とは今日のことをさすのだろう。
 昨年の容赦ない陽射しとその熱は忘れられない。今年の開催は昨年より3週遅いことが幸いし日中の予想最高気温は25℃。ランの頃に気温のピークを迎えるはずで、暑さに順化していない身体には堪えるかもしれないと対策を用意した。T2(バイク→ラン)スタートから現れる上り坂を皮切りに、ランコースにはいくつかの坂が在る。ランの記憶はどれもが苦く辛いものばかりだった。ランだけではない。もっと酷いのはスイムだった。左周回のコース、浜を背にして左方向へ流れる潮とうねりに翻弄された。珊瑚礁つくりだす潮の流れにまったく対応できなかった。何度も気持ちが折れた。泳ぐのをやめて本気にリタイヤしようとも考えた。その伊是名のスイムとランを今回はこなせるのか。そこを焦点に再び臨もうとしていると言っても過言ではない。

1.スイム (1,000m 2周回)
 潮の流れのせいだろう、三角形(500m-90m-410m)に設営されるコースロープの沖のほうが膨らんでいる。浜に近い方は左からの潮の流れが、離れたところでは右からの流れがあるのかと推測した。満潮は8:58分。スタート時刻は9時。つまり泳いでいる途中に引き潮になる。

 定刻、号砲が鳴る。スタート
位置はコースロープから離れた右手、前に人を置いた2列目ぐらいから海に飛び込んだ。選手は多くないので酷いバトルにはならない。2ストローク1ブレスを心掛け入りのペースをつくる。まずは気負うことなく泳ぎに専念、フォームに意識を配る。
 予想通り潮に流されてコースロープに近づいていた。ロープとの間に同じくらいの泳力の選手を1人挟んでドラフティングポジションをとる。そのとき右ブレスすると、なんとチームメイトのTさんがおるではないか!スイムはぼくに負けないようにしたいとレース前に宣言された。まさかのマークか?彼はぼくに気がついていたのだろうか。
 目印となるのぼり旗を確認しつつ沖へ向かう。左に流されはするが、それを意識して潮に逆らうように泳げばなんとかなかった。ロープに対して斜めに泳ぐ感じだ。昨年はこの流れに慌てふためいて、常にロープにからまった。昨年よりは流れが弱いのかもしれない。
 視標とするのぼり旗は海底から突き出ている鉄筋?のようなものにブイ(うき)と共に設置されていた。海水の透明度が非常に高いので4本の棒状の存在を至るとことで確認できる。元々はもずく養殖の網をひっかけるための棒で、コンクリの塊として海底に沈めていると宿の主人から伺った。それらを海中の指標物としてヘッドアップを最小限に抑える。余談だが、今年の宮古島でも海底の珊瑚目標に進行方向を決めたものだ。
 息に余裕があれば2ストローク1ブレスで泳ぐ。黒い珊瑚に群れる群青の熱帯魚、砂地をニョロニョロ泳ぐ海蛇をみることができた。南の島の海を体感した。
 浜から500mに位置する曲がり角のブイには、監視のダイバーが海中にいて我々の様子を見守っていた。彼の立ち姿から海の深さを推測するとおおよそ4mぐらいだろうか。
 進行方向が変わると突如大きなうねりに巻き込まれた。ブレスで前後不覚になるほどで、コースから離そうとする潮の流れだと思い、ヘッドアップを細かく入れて旗を見失わぬようにする。そのときはじめて旗の赤、青、黄色の3色の並びに規則性がないことに気がついた。(もしかしたらロングスパンでは色の規則あったかもだが、2本連続で黄色の幟旗が続いたところがあった。)もっとよく観察しておけば良かったと後悔する。色の順序とその間の距離を前日の試泳で把握していれば、きっと何かの役にたったに違いない。昨日の試泳ものときは海水の冷たさに頭が持ってかれてしまいそれどころではなかった。

 浜へ向かう410mは長く感じた。コースロープに沿って泳ぐことができれば最短なのだろうが何度か離されそうになった。やや右に向かって泳ぐことができなかった。さらにウェット着用しているのに関わらず、突如急に海水が冷たく感じる場所なんかもあった。そういう場所はまた別な潮の流れがあったのだろうと想像する。
 1周目を終え砂浜にあがる。時計をみると20分と少し。給水をもらい2周目に向かった。ここも潮を考慮し、内から離れた右から入った。(バイクにつづく)
(スイムアップ42分17秒)

2025年 第38回伊是名88トライアスロン①

11/21(金)  伊丹空港で飛行機を乗り換えて那覇へ向かう。たしかGW明けの伊是名トライアスロンのエントリー開始よりも前、那覇までの直通航空券の早割を目あてにネット検索してみたら、予想に反してとても高価だった。晩秋の週末3連休の沖縄は人気のようだ。やむを得ず、時間はかかるが半額ぐらいになる乗り換え便を選択した。

 その頃はこの日が来ることをとても楽しみに思っていたが、いざこうして迎えてみると当時感じていた高揚感や期待感は消え失せて、すべての準備と目的地に無事に到着することへの使命感の方が勝ってしまい、淡々とスケジュールをこなしているだけでどこか味気なさを感じている。そもそもこの伊是名行きは自分にとって、レースへの挑戦もあるが南国バカンス的要素の割合が優っているのだがどうしたものだろう。軽く一杯引っ掛けて、お気楽に移動なんてことはルーティーン化した体調づくりに反するので流石にないが、何か移動の際の楽しい仕掛けが欲しいなと思う。


 伊丹空港に到着して携帯のメッセージを確認する。こういうときはなぜか普段ないような類いの業務連絡の一つや二つ入るものだが今回は何もなかった。よかった。その変わりとは言ってはなんだが、トライアスロンチームの面々が宮古島トライアスロンの抽選結果を報告しあっていた。そう、今日は宮古島の当選発表日。沖縄の3名に京都の1名は当選!やったね、おめでとう!

 昨年は沖縄3名とぼくは抽選で落選して2次の抽選待ちだった。結局は皆無事に参加できたから良かったけれど、1次で落選したときは気持ちが沈んだ。

 40回記念大会、フルマラソン復活ということがあり、是が非でもという参加者は多いと耳にしている。この旅の途中でぼくだけ取り残されることなんて…メールを開く。当選の通知。よかった。肚の奥底にズシンとくる感じがした。こういうのをなんていうのかうまく言えないけれど、大会へ向かう覚悟が整った。エアチケットも取得してるのでまずは一安心。

 ちなみに昨日、とある講習会参加の抽選申し込みの当選メールが届いた。そして今日は宮古島の当選の知らせ。こちらの望み通りにことが進もうとしている。どちらも仕事以外で、ぼく個人と世の中との接点をもたらすものなので誠実に臨みたいものだ。

 宮古島へ共に向かう予定の友人らにメッセージを送る。果たして彼らはどうなのか、当選しているといいな。


 那覇空港には予定より20分遅れで到着。自宅を出てからおおよそ7時間が経過していた。黄昏る那覇はまもなく日が沈もうとしていた。我がチームのキャプテンが空港まで迎えにきてくれた。彼の運転で市内にある彼の自宅へと向かい、バイクを組み立てさせていただく。作業を終え、バイクを車に積み込んで再び出発。伊是名島へ向かう船の出る港に近い本部(もとぶ)という街を目指した。しかし、途中ぼくのひと言で、副キャプテン殿の自宅に寄ることになり、結局キャプテンと共に泊まることになった。

 皆で買い出しをしてノンアルコールビアで家族の皆さんと乾杯。楽しい夜の時間を過ごす。翌朝に備えて23時前には就寝する。

 この旅のどこかで楽しいと思える自分に出会えることを期待していたが、那覇に到着してから思わぬ展開に終始笑顔が絶えなかった。気の置けない友人というのは貴重な存在だとつくづく思う。(つづく)


2025年11月26日水曜日

伊是名の週 2025.11.17~11.20

 これを入力しているのは20(木)。明日21㈮沖縄へ向かう。那覇到着以降は友人らに下駄を預ける。金曜中に沖縄北部の本部町(モトブチョウ)まで移動するのか、はたまた那覇市内の友人宅で一夜を過ごすのか、どっちかな?どちらでも旅先の出来事として面白おかしく受け取れるので楽しみしかない。
 この平日は伊是名の準備一色だったが、金曜日は宮古島トライアスロンの抽選結果のメールが届く。倍率にして1.3倍ぐらいらしい。それにもうひとつ。某講習会の参加の可不可のお知らせもある。どちらもぼくの近い未来に大きな影響をもたらす内容だけにドキドキしている。

★トレーニング備忘録
11/17(月) 終業後ジムへ。下肢の張りが感じられるので水圧効果を期待してケアとしてスイムを選択。距離合わせのインターバル泳。

18(火) 朝ジム、筋トレ。フリーウェイト、バーベルフルスクワット50㎏10r、60㎏8r×2、55㎏8r×2。プルダウン5s、バタフライ4s、腹筋ローラー10r×3s、時間がまだあったのでサイドレイズ7㎏10r×3s。出社時間を勘案して20分前に支度を整える。朝食なしの筋トレもこれぐらいならカタボリックを起こさないのかな?こ

19(水) 実をいうとこの日も朝トレを考えていたがトラブルが起こって朝は中止となり終業後にジムへ。ストレッチからエアロバイクを40分目安で漕いでからトレミ5㎞と少しを走って終了。これをもって伊是名を最終追切りとしたい。

20(木) 終業後はジム、トレミジョグ。

21(金)~25(火) 伊是名88トライアスロン参加のため沖縄へ。

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11/17(月) 夕 スイム1.0(18)
18(火)  筋トレ(20)
19(水)  エアロバイク20(42)、トレミ5(29)
20(木)  トレミ6(32)
11/17~20(km)…S1.0、B20、R11、Re.1 

2025年11月17日月曜日

精密検査 2025.11.10~11.16

 かねてから予定していた腎臓の精密検査を受ける。かかりつけ医に進められ、有給休暇を取って地元の総合病院に脚を運んだ。
 見慣れない病院の様子にどきどきしながら受付をおこない、採血に採尿、そしてCT検査で胴体撮影を行う。待合で醸しだされる独特の雰囲気を感じつつ、大きなモニターに映し出される国会中継を眺めたりしながら診察の順番を待った。
 入館しておおよそ1時間半。心の準備をして受けた診察は、腎炎などの病気は認められなかったものの腎機能低下は間違いのないと伝えられた。
 診察を担当していただいた先生は、ぼくの妙な質問に対しても丁寧に説明をしていただき理解を得ることができた。とても満足。診療中、ぼくの胴体の断面映像を一緒にみながら「とてもきれいな腎臓ですねー」とちょっと微笑みながら褒められる。機能的数値は良くないのだけれど良いところをみつけて褒めてくれたのか。悪い気持ちはしなかった。
 腎臓についての印刷物や、いずれ服用するであろう薬の説明なども頂いた。この日の診察は、あくまでも速報値に基づくものなので後日改めて先天性の事象と絡めて結果を伺うことになった。
 正常機能に対し自身の腎臓機能がどれぐらいの位置にあるのか、わかりやすい絵図で示されると実感が湧く。取り急ぎなにかしらしなければないので安心した。しかし機能低下は事実なので日常生活を気をつけなければならないなと思った。
 ぼくは大概の成人病を抱えているので、その影響がいつか他にでるだろうと想像はしていたけれど、こういして具体性を帯びてくると自身の生命としての脆(もろ)さを認識せざるを得ない。長寿は望めないのかも。とりあえず元気なうちに精一杯生きようか。

★トレーニング備忘録
11/10(月) 終業後ジム、スイム。週末のロードバイク試乗で身体のあちこちが筋肉痛で走る気になれずプールを選択。曜日要因と気温が急に低くなったこのタイミングならばプールは過疎っているだろうと思いきや予想外の盛況っぷり。偶然にもレーンシェアの相方は審判長殿と一緒だったので気兼ねく泳ぐことができた。
 アップの500m泳はギリ9分内で収まり、以降の100mインターバルも8本目ぐらいまでは100秒前後をキープ。全力泳に近い感覚で距離を重ねるごとにスピード劣化をかんじたが、そういう状態で得る気づきもあり、やはり距離を積む練習は大切だなと思った。

11(火) 専門医による精密検査を受けるために有給。もちろん間隙をついてトレーニングは行う。天候は曇りのち雨で屋外は遠慮する。近所の体育館は改装工事のため休館しており車で20分ほどに他の体育館へ向かった。
 平日の館内は閑散としているかとおもいきや、昼にかかる時間にかかわらずご年配の方々が多い。静かな賑わい、枯れ木も山のにぎわいとは失礼か。ま、ぼくもその一人だけど。
 そそくさと着替えてギャラリー走へ。なんだかんだで1周180mを73周。フォームのあちこちを改善しながら周回し段々とスピードに乗ることができた。
 床はビニールタイプの張りモノではあるが、地は土間コンクリートで衝撃がダイレクトに脚にくる感触がある。コースの幅は狭いけれどいわゆるスパイラルコースというつくりで混雑しなければ走りやすい。
 なにかしら周回をカウントするアイテムが欲しい。これから冬がくるので準備しようか。走り終えたあと、いつもの足底炎の痛みがでる。ギャラリー走の頻度はそう多くはできないかもしれない。

12(水) 毎年恒例のお客人らとの食事会にてトレーニングはお休み。はじめて利用させていただく旅館だったので少し勝手が判らなかったが、給仕していただいた方が機敏に応対していただけたので滞りなく終えることができた。無事終了でひと安心。

13(木) 終業後はジム。腕時計(ガーミン)を忘れてしまったのが痛い。今週も先週木曜とおなじメニューの筋トレ&トレミ。フリーウェイトでのバーベルフルスクワットを50㎏で10レップ。ウェイトを担いでしゃがみきると一旦脚から力が抜け、再び立ち上がる際の内転筋やハム、四頭筋が総動員されていく感覚に注力して60㎏6r~8r×3s。後半レップはよろけそうになり声がでる。地味だがフォームにこだわって継続しよう。次いでマシンのバタフライを10r×4s、プルは使用中だったのでトレミへ移動。
 トレミは6分/㎞スタートのサブ4ペースまで2㎞をアップとし、以降5分/㎞に向けて速力を上げる。「キロ5ペースで5㎞走る」がトレミにおける当面の目標だが、この日は四頭筋やら膝廻りなど脚のところどころが痛んだので2㎞通過でペースダウン。よええー。上着を交換してキロ5分20秒のペース走で3㎞走って終了。

 話は変るが、いわずと知れたフットボーラーのメッシ氏は、気分でトレーニングの内容を変えるのは一流ではない、とコメントしているとかいないとか。ぼくら日々のトレーニングを積み上げる使用人フルタイムワーカーにとって悩ましい事柄のひとつだ。トレーニングへの強い気持ちは無論、宮仕えの胆力も併せて求められるのである。
 宮仕えという表現は、昨今あまり目にしないけれどまさに真のそれである。置かれる環境は人それぞれ、不断の努力が必要なのは誰しも同じ。一概には言えないが、仕事の悩みとは常に背中合わせで思いがけず精神的疲労感がとてつもないこともままある。トレ計画を変更することはあろうが、基本的には変更しない方針で臨みたい。

14(金) 帰宅後ロード。陽が落ちると一気に冷え込むこの頃。そこそこの防寒で周回コースでビルト走。これからの季節のロードはこの1㎞周回コースがメインになるかもしれない。

15(土) やはり寒い。朝方はかなり冷え込むようになっているので気温をみながらバイクで出たが鼻水がとまらない。ロードバイクの防寒装備はそこそこ年代ものになっているので入れ替の検討をしたい。装備でもう少し暖かくなると嬉しいのだが。
 この日は来週末の伊是名の仕上げ走。バイク練習コース50㎞からのブリックランで12㎞走。バイクは頑張ったわりにave.30kmには届かなかった。ランはave5分50秒。微妙だ。

16(日) 前日の疲労感というか、あちこち痛いところがあるので時間をあけてお昼すぎにロードへ。残念ながら思ったようなペースにならず低調。

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11/10(月) 夕 スイム2.1(37)
11(火) 午後 ギャラリー走13(82)
12(水) 休養
13(木)  筋トレ(10)、トレミ8(43)
14(金) 午後 ロード8(47)
15(土) 午前 バイク50(74)、ロード12(69)
16(日) 午前 ロード14(84)

11/10~16(km)…S2.1、B50、R55、Re.1 

2025年11月10日月曜日

試乗車が家に届く週末 2025.11.3~11.9

 キャノンデールの試乗車、スーパーシックスエボとnewシナプスの2台が家にやってきた。
今回の新車購入検討に際して試乗を希望したところ、ショップのみなさんの尽力で実現した。物価高騰と円安と価格に拍車がかかり、こと海外製品を購入することにハードルが爆上がりしている。ちょっと前の自分ならおとなしく見を決めているだろうが、今回は違う。家計にかかわる大きな事案ではあるけれど機会(チャンス)は待ってくれない。ぼくに残された時間はそう多くはないだろうから、ここいらでいっとくべき案件として絶賛稟議申中である。

 CAD10完成車から始まり、シマノRS80の45mmのホイールを履き替え、次いで今乗っているエボシックスに入れ替え、フルクラムスピード55に履き替え…と、ギアを交換する度にその性能に驚いた。もしかしたら今回は人生最後のロードバイク購入になるかもしれないので熟考して判断したい。自分にとっての最適解とはなんであるかを明確にしたい。


★トレーニング備忘録
11/3(祝) 天候は雨。ジムトレ一択の室内ブリック練。ストレッチからエアロバイクにまたがり負荷18で臨んだがのっけから辛い。すぐに負荷を15に落として本格始動、ケイデンスは80をキープ。30分経過で着替えを挟んで、再び跨って負荷16にしてもう30分。目標1時間を踏んでさっとトレミへ移動。キロ6で入ってみたけれど、これもなかなかに辛い。これ以上で走れないんじゃないかと不安になる。伊是名は3週間後。昨年のランの不甲斐なさを払拭したいのが果たしてどうか。
 出来ない理由を並べても詮ないので1㎞通過毎にペースを上げて、苦しかったらペースを落とせばいいと自分に言い含める。
 さきのエアロバイクもだがとにかく大量に汗をかくので5㎞で上着の替えを挟み、再び走りだす後半は5分半ペース。なんとか10㎞走り切って、計画していた内容でこの日のトレーニングを終える。

4(火) 終業後ジム、スイム。いつもの動的ストレッチを経て入水。100mの時計とDPSを確認しながらインターバル泳を繰り返す。ゆったり動作で速い時計をだすのがテーマなので各動作に意識を廻す。
 特にプル、プッシュ時の姿勢と左右の手足のタイミングに気を配る。水の抵抗に対して減速しないポイントだと思っている。またオープンウォーターも近いのでヘッドアップによるサイディングを織り交ぜてトータル2,000m泳。スイムは1回あたりの距離をこなさなくなっているせいか終盤は疲労を感じた。漠然とはしているが目標に向けて積み上げていきたい。

5(水) 休養。帰宅後、久々にワンコズと散歩。陽が沈むのが早く暗がりを2匹とともに進み秋の深まりを感じる。

6(木) 終業後はジム、先週木曜と同じく筋トレ&トレミ。まずはフリーウェイト、バーベルスクワットでアップとして50㎏10レップ、同60㎏8r、65㎏8r×2s、50㎏8r。負荷を上げられそうにないのでフルスクワットを意識した。マシンでバタフライ、ラットプルをそれぞれ10r×3s。
 続いてトレミ。6分/㎞でスタートしてサブ4まではほぼいつもの入り。中2日のランニングなのでリフレッシュ感たっぷりで余裕の走りを想い描いていたが、全くの逆。ぜんぜん気持ちよく走れない。更に2㎞あたりで鼻出血に気づき、それを理由に走るのを止めるのは癪なので、鼻に詰めものをして再び走りだした。4㎞通過で出血は止まっていたようなので、ついでに汗だくの上着を着替える。そこを起点に徐々にペースをあげてキロ5分10秒程度でペースキープ。
 実はこの日はアップしてからキロ5で5㎞を走ろうと考えていた。そこは生きものの性とでもいおうか、思った通りにはいかない。このところランにはよい感触があったので能力値上昇を期待してしまった。一歩進んで二歩下がる、そんな感じかも。

7(金) 帰宅後にまずはロードをと考えていたが、予定していた試乗車受け入れが早まり受領。
試乗車、キャノンデールのスーパーシックスエボとシナプスLAB71の2台が家にやってきた。LABはとんでもないサプライズだった。所用も加わりトレーニングはお休みとした。

8(土) 気温は低く風は弱くないが雲間からお日様が顔をだす。午前中の早い時間からいつもの練習ルートでシナプスLABを、ご近所周回コースで今使っているバイクの3台を交互に乗りつなぐ。ちょっとした調整などしながらお昼過ぎまで。さまざま気づきを得る貴重な機会となった。

9(日)  前日に引き続き午前の早い時間にシナプスLABを駆っていつもの練習コースへ。概ね2時間ほど走って帰宅。次いで自分のエボシックスに跨って乗り比べる。この土日についての詳細は別記したい。
 ひさびさにロードバイクに乗ったせいで身体の至る所で筋肉痛が発生。DHバーの有無の違いを感じた。昼食と昼寝を挟んで、少し雨模様の空に下ロード走(ランニング)へ、ビルト走的にペースを上げる。最近購入した上着、某仕事着専門メーカーのものをまとって出かけたのだが、防寒は問題ないのだけれど汗については…。下がTシャツ1枚だったことも祟ってしまい着心地最悪。次回は組み合わせを考えねば。

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11/3(祝) 午前 エアロバイク27.5(60)、トレミ10(57)
4(火)  スイム2.0(37)
5(水) 休養
6(木)  筋トレ(13)、トレミ8.5(46)
7(金) 休養
8(土) 午前 バイク56(124)
9(日) 午前 バイク64(147) 午後 ロード8(45)
11/3~9(km)…S2.0、B147、R26、Re.2 

2025年11月4日火曜日

ランへの執着 2025.10.27~11.2

 サブ4未満ランナーがサブ3.5を想い描いてトレーニングしている設定だ。平日のラントレは強めのワークアウト日と位置づけてインターバルとペース走を主軸に計画を組む。
 インターバルは本数とペースに変化と幅を持たせ、まずは5分/㎞ペースで25分間、距離にして5㎞を楽にこなせる走力を目指す。スモールステップの積み重ねで目指す。

★トレーニング備忘録
10/27(月) 終業後ジム。月曜からの仕事疲れのようなものがあって身体を動かすことに気持ちはやや消極的だった。こういう時はスイムに限る。
 心の癒しを求めやんわり泳いでいたところ、筋骨隆々のガチ勢っぽいスイマーが現れレーンシェアすることに。当然、段違いのスピードで煽られる格好になり、状況とは裏腹にスピード練習になってしまう。隣のレーンで様子を伺っていた常連さんから、ちょうどいい練習になってるんじゃんないと優しいコメントを頂いた。
 切り上げてトレミへ。距離は5㎞と決めてビルト走。先週土曜のスピードに乗って気持ちよく走れた感覚を思い出しながらフォームを再現する。ポイントは肩甲骨を絞って両腕の位置はやや後ろにし、それにあい対するように下っ腹が先行するイメージだ。

28(火) 終業後ジム、ランニングが目的。ストレッチをいれてトレミ。キロ6からサブ4ペースへ移行して2㎞過ぎからペースアップして5分5秒/㎞をきっちり5㎞。その後はジョグで距離合せの10㎞走。帰宅後しばらくして虚脱感あり。強い練習をしたという手ごたえがあった。

29(水) 終業後ジム。この日は交代浴(サウナ、冷水浴、温浴)でケアをして休養に充てる。30分程度だが身体が軽い。

30(木) 終業後ジム、筋トレ&ランニング。まずはフリーウェイト、バーベルスクワット50㎏10レップ(アップ)、同60㎏10r、65㎏8r、70㎏5r×2s。マシンでバタフライ、ラットプルをそれぞれ10r×3s。
 続いてトレミ。6分/㎞でスタートしてサブ4まではいつもの入り。調子を整えて一気に5分の/㎞に上げ走るがややしんどい。キロ5ペースで5㎞走できればと考えていたが方針転換して1㎞インターバルに変更する。4本目はキロ5を切るペースで1㎞走ってこの日のトレーニングは終了。

31(金) 休養。佐渡の友人が家族とともに訪問する。

11/1(土) 友人の訪問や所用などあってトレーニングは午後から。天候を考慮してジムで室内ブリック。エアロバイクは負荷19で入り40分走。着替えを挟んで再び跨ったどうも集中力を欠く。そこで予定内容を変更しプールヘ脚を運ぶ。隣のレーンでは複数で泳ぐ御仁らのリーダー的な方がクロールのレクチャーを行っている。それとなく見ていると、ストレッチタイム直前の動きとして腕の動きと上半身の関係を説明していた。手を伸ばすだけでなく身体を合わせて捻りを入れる動きを披露していた。ぼくもつられるように意識を傾けてみると、そもそも伸ばす手の反対側に身体は開くのだがそれを意識的に動かすのとそうでないのでは推進力が異なることに気づいた。そんな些細なことがありキリよいところまで泳ぎこの日は終了。

2(日) 午前中ロードへ。気持ちは前向きだが身体が重い。序盤から前半は体調に合わせるようにジョグペース、キロ6ペースを割る感じで進み、中盤から少し頑張る。強い疲労感があって云々ではないので、この日は身体に耳を傾け無理のないところでトレーニングを終了した。いつもだけどね。

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10/27(月) スイム1.05(16) トレミ5(28)
28(火)  トレミ10(55)
29(水) 休養
30(木)  筋トレ(11)、トレミ7.5(41)
31(金) 休養
11/1(土) 午後 エアロバイク34.5(75)、スイム1.05(17)
2(日) 午前 ロード15(79)
10/27~11/2(km)…S2.0、B34、R37、Re.2 

2025年10月31日金曜日

2025.10月のまとめ

  いわずもがなの一区切りの大会を終え、気持ちを新たに目標に挑もうと環境を整えている。バイク機材の入れ替えはおおよその目途がたったけれど、根本にあるセルフコーチングの欠点を改善または補填するかはもう一歩踏み出せない感じだ。
 10/1(水)は来年春の宮古島トライアスロンのエントリーが開始。ぼくは早朝にエントリーを終えた。この2年共に2次募集(ウェイティング)でなんとか参加が叶ったが、この40回記念大会はランがフルに変更したこともあり、トライアスリートの耳目を集めているようだ。結果発表は11/21。伊是名88参加に向けて沖縄へ向かっている頃に判明する。どきどきする。

10月のトレーニング・・・Swim5.3(7)・Bike118(4)・Run182(17)・Rest.11
10/1(水)  筋トレ、トレミ10(56)
2(木)  スイム1.6(28)
3(金) 休養
4(土) 午前 ロード20(110)
5(日) 休養
10/1~5(km)…S1.6、R30、Re.2

6(月) 休養
7(火)  トレミ7(40)
8(水)  筋トレ(7)、トレミ7(40)
9(木)  スイム0.7(12) アクテイブレスト
10(金)  ロード5(32)
11(土) 休養
12(日) 新潟シティマラソン(Fin 4:03:32)スイム少々
10/6~12(km)…S0.7、R61、Re.3

13(祝) 休養
14(火)  スイム0.5(10) アクテイブレスト
15(水)  エアロバイク27.5(60)
16(木)  筋トレ(10)トレミ7(40)
17(金) 休養
18(土) 午前 ロード15(89)
19(日) 午前 ロードエアロバイク27.5(60)、トレミ6(33)、スイム1.0(17)
10/13~19(km)…S1.5、B55、R28、Re.3

20(月)  トレミ10(56)
21(火) 休養
22(水)  筋トレ(12)トレミ10(58)
23(木)  エアロバイク24(50)
24(金) 午前 ロード6(35)
25(土) 午前 ロード10(58)
26(日) 午前 エアロバイク41(88)、トレミ5(31)、スイム0.5(10)
10/20~26(km)…S0.5、B63、R41、Re.1 

27(月) スイム1.05(16) トレミ5(28)
28(火)  トレミ10(55)
29(水) 休養
30(木)  筋トレ(11)トレミ7.5(41)
31(金) 休養