その道に通じる方のアドバイスはとても貴重だ。
例えばバイクショップを訪ねたとき。
具合のよろしくない変則機の調整が目的だったが潤滑油一発で解決。いとも容易く問題解決した気まずさと手持ち無沙汰から、サドルポジションについて質問を投げる。
オーナー氏曰く、「一定の力で、長く走れるポジションを見つけるべきですよね」
バイクに乗ってみてと言われお店の前を往復する。サドルとハンドルの高さ調整して頂き、再び跨がる。ちょっと窮屈かな。
「ちょっと窮屈ぐらいが良いんです」と、まるでこちらを見透かすよに、すこぶる和かに仰る。
以降、自分でポジションを変えてはいない。
いつかのプールでのこと。クロールで行ったり来たりしていると、どうもブレスが上手くいかない。どうにかならないものかなぁ、と指導員に声を掛けてみる。
泳ぎの全体に力みが感じられて、スムーズさを欠いていると指摘を受けた。肩甲骨の動かし方やキックの幅なんかについても。そして最後に、
「2ビートは止めたほうがいいかも」
一先ず言われた通り、要の2ビートを止め普通のキック(6ビート)にする。
泳ぎの全体に力みが感じられて、スムーズさを欠いていると指摘を受けた。肩甲骨の動かし方やキックの幅なんかについても。そして最後に、
「2ビートは止めたほうがいいかも」
一先ず言われた通り、要の2ビートを止め普通のキック(6ビート)にする。
すると途端にブレスが優しくなった。
それからというもの、なんらかのアドバイスを受けるように心掛けている。
もう一つ。先日、体育館のジムでファイターズさんとお会いした。
今後の大会スケジュールのことを話し合った。一通り話し終えると、かつてはランだけで年間10レースぐらいは出場していて、レースで力を付けたと話してくださった。
最近、スピード練習の継続の難しさから、ちょっとした行きづまり感があったけれど、他に強化をする方法があったことに気付かされた。本気で追い込めるのはレースだけだからなぁ。
その分野に、懸命に取り組んでいる方の言葉には、関心させられたり、時には心を揺り動かす《説得力》を持っていると思う。何気ない言葉が力を引き出す場合だってある。
ぼくらは、素直に耳を傾けることこそが大切で、それが可能性の扉につながるのだ。
2 件のコメント:
パンは捏ねすぎてはダメ、粉の力を信じて任せる←沁みないでしょう?www
全くしません。
なぜなら、極めて抽象的だから。
…でも、パンを作っている人には何となく伝わるかのかな?
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