かねてから予定していた腎臓の精密検査を受ける。かかりつけ医に進められ、有給休暇を取って地元の総合病院に脚を運んだ。
見慣れない病院の様子にどきどきしながら受付をおこない、採血に採尿、そしてCT検査で胴体撮影を行う。待合で醸しだされる独特の雰囲気を感じつつ、大きなモニターに映し出される国会中継を眺めたりしながら診察の順番を待った。
入館しておおよそ1時間半。心の準備をして受けた診察は、腎炎などの病気は認められなかったものの腎機能低下は間違いのないと伝えられた。
診察を担当していただいた先生は、ぼくの妙な質問に対しても丁寧に説明をしていただき理解を得ることができた。とても満足。診療中、ぼくの胴体の断面映像を一緒にみながら「とてもきれいな腎臓ですねー」とちょっと微笑みながら褒められる。機能的数値は良くないのだけれど良いところをみつけて褒めてくれたのか。悪い気持ちはしなかった。
腎臓についての印刷物や、いずれ服用するであろう薬の説明なども頂いた。この日の診察は、あくまでも速報値に基づくものなので後日改めて先天性の事象と絡めて結果を伺うことになった。
正常機能に対し自身の腎臓機能がどれぐらいの位置にあるのか、わかりやすい絵図で示されると実感が湧く。取り急ぎなにかしらしなければないので安心した。しかし機能低下は事実なので日常生活を気をつけなければならないなと思った。
ぼくは大概の成人病を抱えているので、その影響がいつか他にでるだろうと想像はしていたけれど、こういして具体性を帯びてくると自身の生命としての脆(もろ)さを認識せざるを得ない。長寿は望めないのかも。とりあえず元気なうちに精一杯生きようか。
★トレーニング備忘録
11/10(月) 終業後ジム、スイム。週末のロードバイク試乗で身体のあちこちが筋肉痛で走る気になれずプールを選択。曜日要因と気温が急に低くなったこのタイミングならばプールは過疎っているだろうと思いきや予想外の盛況っぷり。偶然にもレーンシェアの相方は審判長殿と一緒だったので気兼ねく泳ぐことができた。
アップの500m泳はギリ9分内で収まり、以降の100mインターバルも8本目ぐらいまでは100秒前後をキープ。全力泳に近い感覚で距離を重ねるごとにスピード劣化をかんじたが、そういう状態で得る気づきもあり、やはり距離を積む練習は大切だなと思った。
11(火) 専門医による精密検査を受けるために有給。もちろん間隙をついてトレーニングは行う。天候は曇りのち雨で屋外は遠慮する。近所の体育館は改装工事のため休館しており車で20分ほどに他の体育館へ向かった。
平日の館内は閑散としているかとおもいきや、昼にかかる時間にかかわらずご年配の方々が多い。静かな賑わい、枯れ木も山のにぎわいとは失礼か。ま、ぼくもその一人だけど。
そそくさと着替えてギャラリー走へ。なんだかんだで1周180mを73周。フォームのあちこちを改善しながら周回し段々とスピードに乗ることができた。
床はビニールタイプの張りモノではあるが、地は土間コンクリートで衝撃がダイレクトに脚にくる感触がある。コースの幅は狭いけれどいわゆるスパイラルコースというつくりで混雑しなければ走りやすい。
なにかしら周回をカウントするアイテムが欲しい。これから冬がくるので準備しようか。走り終えたあと、いつもの足底炎の痛みがでる。ギャラリー走の頻度はそう多くはできないかもしれない。
12(水) 毎年恒例のお客人らとの食事会にてトレーニングはお休み。はじめて利用させていただく旅館だったので少し勝手が判らなかったが、給仕していただいた方が機敏に応対していただけたので滞りなく終えることができた。無事終了でひと安心。
13(木) 終業後はジム。腕時計(ガーミン)を忘れてしまったのが痛い。今週も先週木曜とおなじメニューの筋トレ&トレミ。フリーウェイトでのバーベルフルスクワットを50㎏で10レップ。ウェイトを担いでしゃがみきると一旦脚から力が抜け、再び立ち上がる際の内転筋やハム、四頭筋が総動員されていく感覚に注力して60㎏6r~8r×3s。後半レップはよろけそうになり声がでる。地味だがフォームにこだわって継続しよう。次いでマシンのバタフライを10r×4s、プルは使用中だったのでトレミへ移動。
トレミは6分/㎞スタートのサブ4ペースまで2㎞をアップとし、以降5分/㎞に向けて速力を上げる。「キロ5ペースで5㎞走る」がトレミにおける当面の目標だが、この日は四頭筋やら膝廻りなど脚のところどころが痛んだので2㎞通過でペースダウン。よええー。上着を交換してキロ5分20秒のペース走で3㎞走って終了。
話は変るが、いわずと知れたフットボーラーのメッシ氏は、気分でトレーニングの内容を変えるのは一流ではない、とコメントしているとかいないとか。ぼくら日々のトレーニングを積み上げる使用人フルタイムワーカーにとって悩ましい事柄のひとつだ。トレーニングへの強い気持ちは無論、宮仕えの胆力も併せて求められるのである。
宮仕えという表現は、昨今あまり目にしないけれどまさに真のそれである。置かれる環境は人それぞれ、不断の努力が必要なのは誰しも同じ。一概には言えないが、仕事の悩みとは常に背中合わせで思いがけず精神的疲労感がとてつもないこともままある。トレ計画を変更することはあろうが、基本的には変更しない方針で臨みたい。
14(金) 帰宅後ロード。陽が落ちると一気に冷え込むこの頃。そこそこの防寒で周回コースでビルト走。これからの季節のロードはこの1㎞周回コースがメインになるかもしれない。
15(土) やはり寒い。朝方はかなり冷え込むようになっているので気温をみながらバイクで出たが鼻水がとまらない。ロードバイクの防寒装備はそこそこ年代ものになっているので入れ替の検討をしたい。装備でもう少し暖かくなると嬉しいのだが。
この日は来週末の伊是名の仕上げ走。バイク練習コース50㎞からのブリックランで12㎞走。バイクは頑張ったわりにave.30kmには届かなかった。ランはave5分50秒。微妙だ。
16(日) 前日の疲労感というか、あちこち痛いところがあるので時間をあけてお昼すぎにロードへ。残念ながら思ったようなペースにならず低調。
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11/10(月) 夕 スイム2.1(37)
11(火) 午後 ギャラリー走13(82)
12(水) 休養
13(木) 夕 筋トレ(10)、トレミ8(43)
14(金) 午後 ロード8(47)
15(土) 午前 バイク50(74)、ロード12(69)
16(日) 午前 ロード14(84)
11/10~16(km)…S2.1、B50、R55、Re.1