レースの2週間前は重要な時期だと自身に刷り込みができているので、細部について律しようとする心が働く。トレーニング量はもちろん食事や飲酒、体重に心の状態と、いつもより気を配っている。現時点でこういった台詞を肯定的に記せるのはコンディションが良い現れか。力み過ぎず自分らしく日々の生活を過ごしていきたい。
★トレーニング備忘録
8/18(月) 仕事終わりにジムへいくつもりだったが、夕刻に近づくにつれて倦怠が増す。倦怠はヤル気で解消できるので、大抵はジムに向かって何かしら身体を動かすのだが、疲労感が小さくなかったのでトレーニングオフを選択した。
「休む技術」というタイトルで、国民的漫画の怠け者代表?のあの主人公が横たわっている、カラダに関する専門誌の今号の表紙が脳裏に浮かび、思い立ったが吉ということで、書店に脚を運んで当誌を購入、帰宅の電車で記事に目を通した。
既知の内容がほとんどだったが「脳疲労」の項目で「脳の疲労は大脳新皮質の使い過ぎで、大脳辺縁系が制御している本能の領域を開放することで大脳新皮質を休ませられる」という一文が目をひいた。
運動が習慣化していると、先述したように身体を動かすことでヤル気がでる、あるいは増幅することを経験的に知っているので「やるべき」とか「やったほうがいい」という言葉で、休みたい気持ちを拒んでしまうことが度々あるのだが、それこそが大脳辺縁系の司る「本能」に従わずに大脳新皮質を使うことになるらしい。
この日の倦怠が脳からくるものかは定かではないけれど、自身の内の声なき声に耳を傾け本能に従ったということになるのだろうか。
19(火) 終業後はジム。疲労感が拭えないのでスイムを選択。入りの500m泳は辛うじて9分切りの8分57秒台。掻きのピッチを上げて息苦しく感じる動きをキープしたので時計への期待はあったが案外だった。ガーミンの詳細をのぞくと確かにストローク数は多かった。つまり普段よりも効率の悪い泳ぎだった。
掻き動作、ハイエルボーで体側に近いところを掻く意識で時計に光が差したかにみえたが、そう簡単ではないのかもしれない。肩甲骨をより大きく動かそうと意識したのが裏目ったか、はたまたプッシュをホドホドにすることで、なにかが疎かになったのかは解らない。次ぐインターバル泳でも時計がでなかったのでスイムはヤメにした。
気分転嫁を兼ねてトレミへ。フォームに意識を全振りしたジョグペースで10㎞走でこの日は終了。
20(水) 終業後はジム、前日と同様の内容をトレースする。スイム500m泳は入水ポイントを肩の延長上、かつ最後まで掻ききらない意識で掻いたが、時計は期待通りにはいかず、まるで図ったかのような時計で8分59秒台。3回ターンをミスったのもマイナスに作用した。但しつづくインターバル泳はそう時計は悪くなかった。プッシュに対する考え方は間違ってないのだが、最後までしっかり掻く方が推進力につながるのならば、掻きだす腕の形状と力を込めるタイミングを見直したい。レースまでまだ時間はあるのでスイム頻度を上げていこうかな。
トレミ。ビルト走10㎞とダウンジョグ2㎞。アップを考慮しながらサブ4ペースで序盤を進み、後半はペースをどこまで上げられるかを探る。
21(木) 終業後、ブリック練ができれば御の字とジムへ。先週同様に薦められた動画をお供にエアロバイクを1時間。のんびり漕いでいたつもりはないが距離は26㎞と少なめだった。次いでトレミへ移動。動画の続きが気になってしまい、ながらジョグで5㎞走で終了。
22(金) 休養、翌日の備える。
23(土) 佐渡2週前、状態確認の週末。天気予報で最高気温36℃とあり、腕組みをしながら宙をみあげたが自分に正直にジムブリック練を選択する。
出勤と変わらない時間にジム入りする。思った以上の人多さに驚いた。目当てのエアロバイクは空きあがったの一安心。ストレッチ後、早速跨ってケイデンス重視で漕ぐ。補給や着替えを交えて2時間ちょっと漕ぐ。距離が存外だったので、やや後ろ向きな気持ちでトレミへ移動してジョグペースから入ってビルト走で15㎞走。こちらは思考とは裏腹に軽快に踏むことができた。室内の敢えてのサングラス効果かも。不安なトレミ(ランニング)をそれなりにやれたので満足感が増加した。締めは水圧コンディションニング目的でプール。この日は都合5時間半のジム滞在となった。
ロッカーで携帯を覗くとチームテチのグループラインがとんでもなく盛り上がっていた。甲子園決勝、沖縄尚学戦だ。なにを隠そうぼくも初戦から応援していたので決勝は気になっていた。しかし背は腹に変えられない。高校球児選手の皆さん、今年も感動をありがとう。
帰路。午後の気温ピーク時に屋外にでる格好になった。激しい陽射に照らされた街は静かだった。警戒した人々は室内に息を潜めているようで人通りは極端に少なく感じられた。
24(日) 近頃思うのだが、回復力が低下している。加齢の最たるはこれだと思う。前日のトレ量に夜の食事や飲酒なんかも含め、体力を要したあとの回復がとかく芳しくない。
この日は早朝の涼しい時間帯の中距離走を計画したが、起床からまったくダメで、身体を動かしたいと1㎜も思えなかった。
出走予定時刻から2時間ほどを費やし、支度を整えて外へ出る。容赦のない陽射しとアスファルトから立ち上る熱気と湿度に早々にやられて外出から30分ほどで逃げ戻るように帰宅した。気温の急上昇する時間帯に外に出るものじゃないが、久々の猛暑を経験できたということで自身を納得させつつ、この日の予定を大幅に変更した。
夕刻。陽の傾いた頃合い(17時過ぎ)に再びランシュを履いて外へ。朝と比べるとまるで軽装だったが予想通り日蔭では気温差が生じて場所場所で風を感じた。さらに比較的に涼やかな風だった。
走り始めの前半につまづいて思い切りコケてしまったことを除けば、久しぶりのコースを気持ちよく走り、水補給場所で折り返して12㎞走。終始ジョグペースだったが、中盤以降はフォームをしっかり意識できてより楽に走ることができた。
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8/18(月) 休養
19(火) 夕 スイム0.8(15)、トレミ10(58)
20(火) 夕 スイム0.8(14)、トレミ12(68)
21(木) 夕 ジムブリック エアロバイク26(60)、トレミ5(28)
22(金) 休養
23(土) 午前 ジムブリック エアロ56(130)、トレミ15(80)
24(日) 午前 ロード5(32)、夕 ロード12(71)
8/18~24(km)…S1.6、B82、R59、Re.2
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