年末に向けかなり慌ただしい。今年は間違いなく質や量ともにMAXだと思う。繁忙を極める時ほど心理的逃避行動の一つとして強い刺激を求めることは少なくはない。ぼくは専らトライアスロンの情報を求め、体験記的な本やブログなんかを読み漁っている。
というわけで、3連休初日の23日はトライアスリートの真似事よろしく、朝RUNのあとプールで500mほど泳ぎ、その後体育館でジョグ、トレーニングルームで筋トレ、バイクそしてトレミ。ほぼ丸一日かけてラン、スイムそしてバイクをやったわけだ。まあバイクは横に置いておくことにして、大苦戦したスイムを基本から学ぶべく、これから毎週1度はプールへ通うことに決めた。当初の目標として2ビートでゆっくり泳げるように練習をするつもりだ。
24日は朝ラン。前日の過度なトレーニングのせいで上半身が筋肉痛だ。いつも以上に体が硬く感じる。常用している筋肉とそうでないところで大きく差が出た。どれだけ使っていない部位があったか体感できた。そんな体のこわばりがモチベーションを著しく落とし、翌日もあるもんねー、と言い訳しながら尻尾を巻くように退散、養生に当てることにした。そして翌25日は走友会のトレーニング。男女合わせて14名が集まり、各自のペースで島ラン2周(30㎞)する。ぼくもなんとかこなし、午後は出掛ける予定があったのでメンバーとの挨拶を端折って早々に帰路についた。が、アルコールをいただきながらの優雅な昼食?が迂闊だった。ぼくはダメダメ人間と化し午後の予定を反古にし爆睡。あってはならない連休最終日となった。
11/27までの走行距離…151㎞
2012年11月27日火曜日
11月第4週のこと
11/18(日)は所用で千葉へ。ドアドアで片道4時間半。時間をうっちゃるために電子書籍はもちろん雑誌や文庫本をカバンに詰める。上野に降りると新潟の空がうんざりするほどの快晴でジョギング日和この上ない。日曜の午前中にトレーニングしないのは何ヶ月ぶりだろうか。ウーンと眉間にシワを寄せて考えるが見当がつかない。日曜日には欠かさずランニングの神様をに様々なことを悔い改めることにしている。「ミリオンダラーベイビー」のクリントイーストウッドには及ばないけれど。
日曜の練習分を取り戻すべく平日は火、木曜と体育館で52周(10㎞)走る。これからの季節は区の体育館がメインとなる。やはり人も多く走友会の面々にお会いした。特にO女史には後ろをつつかれちょっとしたスピード走になった。そしてその成果として翌日はしっかり筋肉痛になった。ほんのちょっと練習をさぼただけなのに…不甲斐ない。皆それぞれの目標に向かって練習に励んでいる。ぼくはこの冬の大会はノーエントリーだ。だからこそモチベーションをあげ励まねばと思うこの頃である。
2012年11月15日木曜日
11/11(日)五泉紅葉マラソン
陣取った体育館に射し込む陽の明かりが眩しかった。冷え込んだ空気が太陽の上昇と共に気温が上がっていくのがわかる。今年最後のマラソン大会に相応しいコンディションになった。
ぼくは左腕に5㎞ごとのタイムシュミレーションを記した。
入りは5分を切る感じで5㎞24分、10㎞48分、20㎞96分。
凡庸なタイムだが等身大の力だ。イーブンペースを守り、巧く走れれば100分台もあるかもなんて淡い期待を込め目標を設定した。
この大会は仮装で参加する方が多く、賑やかなコスチュームのランナーを眺めているだけでも楽しい。リラックスしたムードで定刻通り9時30分にハーフの部はスタートした。村松公園からから1キロ半ほど進んだ交差点を起点に3つのコースをそれぞれ折り返し、スタートした村松公園へ戻るコースだ。
初めて参加する大会はコースを知らないぶん慎重になる。けれどそれに相反するように10㎞通過が47分。寺泊10㎞のタイムとあまり変わらない。平坦なコース、折り返し付近で走友会の面々と声を掛け合うことで緩まずに走ることができたからか。
終盤の3つ目のコースが楽しかった。緩やかな登りを進み、急な坂を下ると村落に入り最後の折り返し地点を迎える。再び来た道を戻り今度は坂を登り、緩やかな下りが続く。ラッキーなことに追い風のオプションがついた。残り3㎞からペースを上げる。他のランナーも考えは同じだった。ぼくは抜き去ろうとするランナーに歩調と呼吸を合わせ並走する。キツイが不思議と粘れる。しばらくすると相手が沈む。そしてまた別のランナーがやってくる。同じように歩調と呼吸を合わせ並走する。自分にも強いプレッシャーがかかる。
コースのレイアウトの起点となる交差点をゴールに向けて左折。エイドには手を出さず眼前の坂を登りきることに集中した。踏ん張りどころだ。坂を登り切ると緩い下りになりゴールの村松公園はすぐ目前だ。脚が重い。スピードを保ちトラックに入り最後の力で必死に走り1時間40分49秒でフィニッシュ。レースの幕が降りた。
コースのあちこちに県外から来られた特定のランナーへの歓迎メッセージや、出場ランナーへのメッセージが綴られた手書きのポスターが電柱にくくられていた。主催のホスピタリティを感じずにはいられない。
早朝時ののエントリーも中学生の皆さんがゼッケンを渡していた。沿道にはおばあちゃん達が声援を送る。大勢の地域の方々のボランティアで成り立っている大会だった。来年も必ず参加しようと思う。ぼくにとっては2回目のハーフマラソンだったが、走り終えて本当に気持ち良かった。あの気持ち良さはこれからのマラソン人生(ちょっと大袈裟?)でも確実に記憶に残ることだろう。何度も「あー気持ちよかった」と声に出した。出さずにはいられなかった。間違いない、ハーフはおもしろい、そう確信した。
☆11/18までの走行距離・・・81km
ぼくは左腕に5㎞ごとのタイムシュミレーションを記した。
入りは5分を切る感じで5㎞24分、10㎞48分、20㎞96分。
凡庸なタイムだが等身大の力だ。イーブンペースを守り、巧く走れれば100分台もあるかもなんて淡い期待を込め目標を設定した。
この大会は仮装で参加する方が多く、賑やかなコスチュームのランナーを眺めているだけでも楽しい。リラックスしたムードで定刻通り9時30分にハーフの部はスタートした。村松公園からから1キロ半ほど進んだ交差点を起点に3つのコースをそれぞれ折り返し、スタートした村松公園へ戻るコースだ。
初めて参加する大会はコースを知らないぶん慎重になる。けれどそれに相反するように10㎞通過が47分。寺泊10㎞のタイムとあまり変わらない。平坦なコース、折り返し付近で走友会の面々と声を掛け合うことで緩まずに走ることができたからか。
終盤の3つ目のコースが楽しかった。緩やかな登りを進み、急な坂を下ると村落に入り最後の折り返し地点を迎える。再び来た道を戻り今度は坂を登り、緩やかな下りが続く。ラッキーなことに追い風のオプションがついた。残り3㎞からペースを上げる。他のランナーも考えは同じだった。ぼくは抜き去ろうとするランナーに歩調と呼吸を合わせ並走する。キツイが不思議と粘れる。しばらくすると相手が沈む。そしてまた別のランナーがやってくる。同じように歩調と呼吸を合わせ並走する。自分にも強いプレッシャーがかかる。
コースのレイアウトの起点となる交差点をゴールに向けて左折。エイドには手を出さず眼前の坂を登りきることに集中した。踏ん張りどころだ。坂を登り切ると緩い下りになりゴールの村松公園はすぐ目前だ。脚が重い。スピードを保ちトラックに入り最後の力で必死に走り1時間40分49秒でフィニッシュ。レースの幕が降りた。
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フィニッシュ! |
コースのあちこちに県外から来られた特定のランナーへの歓迎メッセージや、出場ランナーへのメッセージが綴られた手書きのポスターが電柱にくくられていた。主催のホスピタリティを感じずにはいられない。
早朝時ののエントリーも中学生の皆さんがゼッケンを渡していた。沿道にはおばあちゃん達が声援を送る。大勢の地域の方々のボランティアで成り立っている大会だった。来年も必ず参加しようと思う。ぼくにとっては2回目のハーフマラソンだったが、走り終えて本当に気持ち良かった。あの気持ち良さはこれからのマラソン人生(ちょっと大袈裟?)でも確実に記憶に残ることだろう。何度も「あー気持ちよかった」と声に出した。出さずにはいられなかった。間違いない、ハーフはおもしろい、そう確信した。
☆11/18までの走行距離・・・81km
2012年11月6日火曜日
11月4日(日)走友会の練習のこと
11/3(土)早朝からいつもの福島潟をぐるり周回するコースと近所のお馴染みコースをジョグ。18㎞程度を100分少々をかけて走った。早朝ジョギングは久しく、気温が下がりピンと張り詰めた空気の中を走るのも悪くない。寒ければ寒いなりに走る。これからの季節は寒さと仲良くならなければね。
11/4(日)秋晴れだ。陽光が差し、晴れ渡る日に仲間たちと走れることに感謝しよう。練習をやろうよ!といつも声をかけてくださるO女史の運の強さか。快晴の練習会に集まったのは全員で12名。コースは北区体育館〜月岡までの往復20㎞だ。
往路は各自ゆったりとしたペースで進む。ただ一人M谷さんがスタートからハイペースで進む。さすがの走力。来週の五泉紅葉マラソンに向けた追い込みだろうか。残されたぼくら一団は1時間程度かけて目的地に到着する。M谷さんはお土産を買い込んだらしく一人ベンチでまったりしている。ぼくらもお団子屋さんで一服。月岡RUNのささやかなお楽しみだ。団子を片手にそれぞれの話題に花が咲きちょうど良い休憩となる。
さて、復路。ぼくはやや速いペースでスタートをすることにした。集団から抜け前を進む。残り4km付近でファイターズさんが後方から鮮やかに抜き去っていく。それが合図となり一緒に走っていたNさんが猛烈にスピードUP。もちろんぼくも必死になって追いすがろうとするがその差は広がるばかり。明らかに走力が違う。けれど諦めたアカン!そう思いながら懸命に駆けた。秋のやわらかい陽差しと向かい風の中、Nさんの背中は遥か彼方へ。ファイターズさんの背中を追いかけながら体育館へ辿りついた。ハーフ出走前の追い込み感充分の練習となった。 来週は初めての参加する五泉紅葉マラソンだ。楽しみつつ105分を切りを目指したいものだ。
11/5日までの走行距離・・・45km
11/4(日)秋晴れだ。陽光が差し、晴れ渡る日に仲間たちと走れることに感謝しよう。練習をやろうよ!といつも声をかけてくださるO女史の運の強さか。快晴の練習会に集まったのは全員で12名。コースは北区体育館〜月岡までの往復20㎞だ。
往路は各自ゆったりとしたペースで進む。ただ一人M谷さんがスタートからハイペースで進む。さすがの走力。来週の五泉紅葉マラソンに向けた追い込みだろうか。残されたぼくら一団は1時間程度かけて目的地に到着する。M谷さんはお土産を買い込んだらしく一人ベンチでまったりしている。ぼくらもお団子屋さんで一服。月岡RUNのささやかなお楽しみだ。団子を片手にそれぞれの話題に花が咲きちょうど良い休憩となる。
さて、復路。ぼくはやや速いペースでスタートをすることにした。集団から抜け前を進む。残り4km付近でファイターズさんが後方から鮮やかに抜き去っていく。それが合図となり一緒に走っていたNさんが猛烈にスピードUP。もちろんぼくも必死になって追いすがろうとするがその差は広がるばかり。明らかに走力が違う。けれど諦めたアカン!そう思いながら懸命に駆けた。秋のやわらかい陽差しと向かい風の中、Nさんの背中は遥か彼方へ。ファイターズさんの背中を追いかけながら体育館へ辿りついた。ハーフ出走前の追い込み感充分の練習となった。 来週は初めての参加する五泉紅葉マラソンだ。楽しみつつ105分を切りを目指したいものだ。
11/5日までの走行距離・・・45km
2012年11月1日木曜日
10月のこと。
今月は最大目標の「新潟シティマラソン」のフルに出走。そして中1週で「寺泊マラソン」10㎞と2つの大会に出走した。シティまでのフルを意識した練習やマインドの準備が長かったせいか大会10/7以前と以降ではまるで時間の進み方が異なる感覚がする。
シティ(フル)〜寺泊(10㎞)〜五泉紅葉(ハーフ)が今秋の僕の3連戦。毎年恒例化しそうなローテーションだ。
今月の10/30日までの走行距離は154㎞とやや物足りない気もするが、大会へのコンディション作りやレースのアフターなどを考慮すれば致し方ないとも思っている。なによりもレースで得た収穫は、練習の中身を問うことでもっと走力を伸ばせるのではないかと気づいたことだ。気づくという表現は適切ではないかもしれない。今までが走行距離ばかりに捕らわれてバランスが伴っていなかった。たとえば1週間の練習メニューの組み立て方で瞬発力を強化する練習を取り入れたり、週末は長距離を走り持久力を養うといったようなメリハリの効いたメニューに取り組みたいと思う。まずは有酸素運動による体重減(これ重要!)が目的なのだ。
あまり硬っ苦しいことをばかり言っても楽しくなければ続けられない。何はともあれ変化をつけてこれからの時期は寒さにマケズ走り続けたいものだ。今月の五泉紅葉マラソンで年内のマラソン出走は一先ず終了。自己ベストを目指す。
シティ(フル)〜寺泊(10㎞)〜五泉紅葉(ハーフ)が今秋の僕の3連戦。毎年恒例化しそうなローテーションだ。
今月の10/30日までの走行距離は154㎞とやや物足りない気もするが、大会へのコンディション作りやレースのアフターなどを考慮すれば致し方ないとも思っている。なによりもレースで得た収穫は、練習の中身を問うことでもっと走力を伸ばせるのではないかと気づいたことだ。気づくという表現は適切ではないかもしれない。今までが走行距離ばかりに捕らわれてバランスが伴っていなかった。たとえば1週間の練習メニューの組み立て方で瞬発力を強化する練習を取り入れたり、週末は長距離を走り持久力を養うといったようなメリハリの効いたメニューに取り組みたいと思う。まずは有酸素運動による体重減(これ重要!)が目的なのだ。
あまり硬っ苦しいことをばかり言っても楽しくなければ続けられない。何はともあれ変化をつけてこれからの時期は寒さにマケズ走り続けたいものだ。今月の五泉紅葉マラソンで年内のマラソン出走は一先ず終了。自己ベストを目指す。
2012年10月29日月曜日
10月第4週のこと
今週は火、木曜日と体育館でインターバルトレを試みる。本で読み拾ったものからこれなら!という内容だ。
軽いジョグでアップしてからまずは50秒ペースを目標に5周。1周ジョグを挟んで次は4周。ペースは45秒を目標にするが後半は50秒キープするのがやっと。また1周ジョグを挟んで50秒切りを目標に3周。3周は2セット。2本目の3周がキツイ。ゼイゼイハアハアと1周のジョグでは呼吸を整えることが難しくなる。そして2周を2本したあとジョグとダッシュの交互で3〜4本を行う。もちろん、もっとやっても差し支えないのだが十分に疲れる。段々と距離を短くしてスピード走をすることがこの練習のポイントでインターバルトレの初心者向きらしい。あたりまえだがジョグで同じ距離を走るのとは比べものにならない。
この練習でスピードアップが図れるかどうかはまだわからない。やってみると追い込み感があり通常の練習メニューにメリハリが得られる。週ごとの練習メニューに取り入れ継続することに決めた。無酸素運動に近いので頻度や間隔を考えて実施したほうがいいのかなと思う。
日曜は走友会の自主トレで島RUN。あまり天候がよろしくないので、集まった4名でトンネルRUNをすることに。17分ぐらいのペースで6周した後、空模様を伺いながら本川大橋まで往復することに。久々に長い距離を走ったせいで体のあちこちが痛い。土曜日は所用で何もできなかったので日曜で走り溜めをした格好だ。
10/28までの走行距離…149㎞
軽いジョグでアップしてからまずは50秒ペースを目標に5周。1周ジョグを挟んで次は4周。ペースは45秒を目標にするが後半は50秒キープするのがやっと。また1周ジョグを挟んで50秒切りを目標に3周。3周は2セット。2本目の3周がキツイ。ゼイゼイハアハアと1周のジョグでは呼吸を整えることが難しくなる。そして2周を2本したあとジョグとダッシュの交互で3〜4本を行う。もちろん、もっとやっても差し支えないのだが十分に疲れる。段々と距離を短くしてスピード走をすることがこの練習のポイントでインターバルトレの初心者向きらしい。あたりまえだがジョグで同じ距離を走るのとは比べものにならない。
この練習でスピードアップが図れるかどうかはまだわからない。やってみると追い込み感があり通常の練習メニューにメリハリが得られる。週ごとの練習メニューに取り入れ継続することに決めた。無酸素運動に近いので頻度や間隔を考えて実施したほうがいいのかなと思う。
日曜は走友会の自主トレで島RUN。あまり天候がよろしくないので、集まった4名でトンネルRUNをすることに。17分ぐらいのペースで6周した後、空模様を伺いながら本川大橋まで往復することに。久々に長い距離を走ったせいで体のあちこちが痛い。土曜日は所用で何もできなかったので日曜で走り溜めをした格好だ。
10/28までの走行距離…149㎞
2012年10月23日火曜日
2012寺泊マラソンのこと
新潟シティマラソンから中1週。エントリー種目は10㎞。45分内完走を夢見て何度かシュミレーシュンしたが、ちょいと今の実力からは無理と判断し46分を設定。折り返しの後半をキロ4分20秒を切って走る脚力はないと判断した。
ぼくはすぐにフィニッシュラインから踵を返した。ゴールに入ってくる走友会のメンバーに声援を送る為だった。土砂降りの雨が、さらに勢いを増したような気がした。熱い体を急激に冷やす雨だった。
シュミレーションしながら、スピード強化は今後の課題としてインターバルトレーニングなど積極的に取り入れねばと思った。
さて当日。ぼくは走友会メンバーと合流し、体育館の中央に幟(のぼり)を立て我らの陣地が完成する。
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スタート。奥が僕 |
歓談やウォーミングアップも束の間に、気がつけば選手はスタート地点に集合するようにアナウンスが流れていた。
定刻通りハーフ、5㎞とスムーズにスタート。ゲストランナーの有森裕子さんの激励と共に歓声が湧く。そしていよいよ10㎞のスタートだ。ぼくは走友会の快速女子R子さんの後ろについて行くことに決めた。
スタートのペースは想像より早く、とてもついていけそうになかった。2㎞手前ぐらいから落ち着き、R子さんの後ろにこっそり(笑)取りつくことができた。
スタートのペースは想像より早く、とてもついていけそうになかった。2㎞手前ぐらいから落ち着き、R子さんの後ろにこっそり(笑)取りつくことができた。
海からは強い風が吹き、ランナーの行く手を遮った。有森さんがスタート前のアナウンスで「自然とケンカしても勝てない」「風に対して思いっきり屈み込みなさい」と話していたことを思い出し、その通り実践してやり過ごす。前半は気分良く走ることができた。
折り返しまでR子さんの背中をみて23分30秒。想定より10秒遅い。
折り返しから彼女は一気にペースアップ。トレードマークの黄色いTシャツがどんどん遠のいてゆく。追いすがろうとするが息が続かない。
折り返しから彼女は一気にペースアップ。トレードマークの黄色いTシャツがどんどん遠のいてゆく。追いすがろうとするが息が続かない。
風はアゲインストからフォローに変わる。風が背中を押してくれる。けれどぼくはペースキープがやっと。力が出ない、あるいは出せない状況だった。
風が再びアゲインストになり、残り4㎞あたりから雨が降ってきた。時計を見て逆算する。まだ46分台はある。
今振り返ると、折り返し以降、追い越されることはあったが追い抜いたことは殆どなかった。今にして想えば、ペース配分の問題だろうか。
例えば、シュミレーシュンを3㎞ごとに設定をして、残り1kmを死んだ気でスパートするという考え方もあったかもしれない。そもそもバリエーションに富んだペース配分に慣れていないことが要因だが、10kmはあっという間の出来事なのだと認識した。
また当日の環境条件、今回ならばアゲインストの風をもっと考慮することも必要だったのかもしれない。
再びレース回想。
再びレース回想。
水族館を通過し、寺泊のメインストリートに出た。バスターミナルを抜け真っ直ぐ進む。雨が一段と強くなった。誘導に従い左折するとゴールが見える。激しく降る雨の中、有森さんがコースの真ん中でランナーを迎えていた。ぼくは左手でタッチ!
ゴールの時計が47分になろうとしている。力を振り絞りフィニッシュ。47分2秒。PBだが目標には届かなかった。
ぼくはすぐにフィニッシュラインから踵を返した。ゴールに入ってくる走友会のメンバーに声援を送る為だった。土砂降りの雨が、さらに勢いを増したような気がした。熱い体を急激に冷やす雨だった。
今年の10㎞レースが終わった。
10/23までの走行距離…114km
10/23までの走行距離…114km
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