2015年5月16日土曜日

ここまでを総括して次のシーズンへ向かうのだ。

 昨年秋のマラソンシーズン終了後から、もっと速いペースで走る能力を身につける為にLT(無酸素性代謝閾値)ペース、4分40秒を目安にラントレに取り組んだ。
 その結果、フルマラソンは4分50秒ペースで走れるようになった。ネガティブスプリット走、補給ルーチンなど技術的なことを付加することで安定した。昨年とは比較にならないぐらい楽にフィニッシュし、レース後のダメージ回復も早くなった。またハーフは4分30秒ペースで走れるようになった。

 そして来たるべく秋シーズンに向け、過去20週のトレを振り返りぼくなりに考察した。
 要点をまとめると、やっぱりスピード練習不足。LTペース以上のトレは20週中16回、距離は概ね10km前後、20km以上は1回のみ。ちなみにこの1回とは笹川流れマラソン、つまりレースである。全走行距離に対する割合は12%である。言い方を変えると強度の高くないトレーニングが90%近く占めていたワケだ。
 これを大人の遊びとしてみれば、悪いところは微塵もない。
 けれど学生の部活だったら間違いなく、ぼくは万年補欠だろう。

 腕組みをして天井を仰ぐ。すると、折角気付いたんだからもう少し頑張ってやってみる?とリトルCygunsが耳元で囁いた。

 走力向上は最大酸素摂取量、無酸素性代謝閾値そしてランニングエコノミーの3つだと言われている。これらをバランスよく向上させる為に、強度の高いトレーニングを構築する必要がある。どうしても走行距離に捕らわれてしまう、この意識を変えなくてはならない。
 そしてもう一つ、ぼくにとって忘れてはならない体重管理。来週、専門家のアドバイスを得る為に面談を予定している。
 この移行期間を利用して総合的なパフォーマンスを上げる為の足掛りを作る。

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