2016年5月30日月曜日

ホノルル滞在記番外編。時を過ごすということ。

 ホノルル滞在中、僕らはシェラトンに宿泊し4日間に渡りホテルのビュッフェで朝食を頂いた。よくまぁ飽きもせずにという声が聞こえてきそうだが、飽くことがなかったので連続で通えたのは言うまでもないし、パッケージの朝食券(1食1人分32$)ももったいないし。なんてたってホノルルの飲食代は観光地特有のインフレでとってエクスペンシヴなワケで…。

 僕らは決まってアウトサイドのオープンテラスを選択した。心地よい風に吹かれながら、海も空も青一色の風景を傍に遅い朝食をいただく。
 食事中、給士の浅黒い肌のオールドボーイがカップにコーヒーを注ぎながら「Beautiful Day」とバリトンボイスでつぶやく。新潟に住んでいると、いやー今日は清々しいなぁ、なんて心から感じられる日はごく僅か。5月のGWを過ぎた頃の時期ぐらいだろう。
 オールドボーイ氏の言う通り、ワイキキは滞在日すべてが「Beautiful Day」だった。空は晴れ上がり、気温湿度ともに快適であった。それは何よりにも勝る恩恵だった。そんな気候の下、異国の空間を満喫しながらの朝食。朝ランでひと汗を流し、シャワーを浴びてサッパリしていることも手伝って身心ともに気持ちがいい。時々、食事の手を休めにぎわい始めたサーフを眺める。今日は何をしようかと、実は概ね決まっているくせに違うプランを考えるフリをしながらぼんやりと時を過ごすのである。
 朝食を終えると、僕らは決まってプールサイドで休憩をとった。僕はいつも海パン仕様&スイム道具一式を携えてビュッフェに訪れて休憩というより、片道20mほどのプールを何往復かゆっくりとクロールするのだった。ひとかきひとかき水の感触を確かめるようにゆっくりと。

 こうした特別な場所ではなく日常の生活でも、ちょっとした心掛け1つで時間を優雅に過ごすことができるのではないか。晴れ渡る空や、心地よい風は新潟にもある。要は感受性とそれを増幅してくれる装置が足りなかっただけなのだ。
 時間を優雅に過ごすこと。ハワイ滞在で学んだ、人生において重要な事柄の1つである。



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