2022年9月19日月曜日

佐渡の反省。

 バイク中盤、50kmの里程標を視認したところで、勢いにまかせペダルを踏んでいる自身を諌めた。手始めに、ひとつギアを落としてケイデンスをあげる。脚に負荷をかけず速度を維持。それから小木や西三川の難所(坂)では早めにフロントギアを落として脚の負担軽減をはかった。
 それでも終盤は四頭筋、ハム、それにふくら脛に疲労を感じていた。暑さからくる脱水やオーバーワークだ。腰や背中も辛い状態だった。きっと距離が伸びた場合、スピード劣化は小さくないだろう。

 こういった点を踏まえると、今季のバイク練習は距離をこなすことに終始していたと思う。もう1段うえの持久力、耐久性を目指すトレーニングを怠っていた。
 佐渡のバイクパートでいうならば時速35kmから38km程度で一定時間、あるいは短時間でももがくような練習が必要だった。それは固定ローラーにしても然りで、汗取り程度ではなくハイケイデンスやタバタを取り込んでいかねばならない。
 大会に出るとそういう必要性に気づかされる。実力以上のアクセルをふかして底が割れる。ランニングや、もしかしたら補助トレーニングまでが自分のできる範疇に収まっていたかもしれない。セルフコーチングの落とし穴か。

 佐渡の帰路、港に迎えにきた家内にも話したが、2019年、20年の成功体験が慢心を産んだ。ある程度やれば結果が出せると思い込んでいた。言い訳になるが、脚の故障でランニングが一頓挫したことも大きく影響した。
 レースのリザルトを確認した周りは、凄かったね、頑張ったねと労いの言葉をかけてくれる。具体的に良い点を抽出して誉めたり、肯定的な思考を持つようにアドバイスをくれる。それらには本当に心から感謝している。そして、ぼくも他にかくありたいと願うのだった。

 話を戻そう。バイクに乗る時間が限られている場合は、補助トレーニングが必須と考えている。つまり筋エクササイズだ。恐らく今やっている種目は間違っていない。が、広背筋から腰に掛けた負荷は以前より軽くなっているのは事実で、それは脚部(四頭筋)も同様。唯一の救いは臀筋群で、とりあえずこの距離については全く問題はなかった。
 そこで筋エクササイズを組み立る必要がある。先月(8月)のエクササイズはウェイトは軽いが、内容はどんぴしゃ。これらの実施頻度を増やすそうと思っている。
 目下、新潟シティ対策が中心だが終わり次第、11月のもてぎ耐久へ照準を合せたい。正直言えば迷いや自信喪失はある。けれど今は、次の目標(トライアスロン)へ進むことを前提として、物事を進めようと思っている。まだ止まれない。

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