2016年7月31日日曜日

トレーニング'16.7.25~’16.7.31

テーマ : キロ5分走ランニング

月 筋トレ、ラン6k 32分  (5分target)
 筋トレ、ラン5k 28分 (ジョグ)
水 筋トレ、ラン10k 52分 (5分target)
木 バイク 20k+100k 6h (小佐渡サイクリング)
金 ラン10k 55分 70%強度 (夜は部署納涼会)
土 ラン16k 83分 5分target 
 スイム 2,000m 70分(アップ、K500、PV300他、50×18 in西海岸)
日 ラン16k 89分 60〜70%強度
     福島潟駅伝の応援とちょこっとスイム&筋トレ 30

週の振り返り
 5分ペースで10kmをしっかり走りきれる脚と身体をつくる。これが9月の佐渡、続く10月の新潟シティや大阪マラソンへ繋がるトレーニングだと信じ取り組んでいる。ただ毎回それはやれないので、ゆっくり走る時は心拍数を目安に強度を下げすぎないように心掛ける。今週はまずまずやれた。そして日曜日「献血」という負荷?を掛けてみた。どう影響が出るかわからないが、ちょっと楽しみ。

7月のRUN…145km(トレ時間 13h/週)

2016年7月25日月曜日

トレーニング'16.7.18~’16.7.24

テーマ : ラントレ再開

月 朝ラン12k 70分 (ジョグ in 静岡県裾野市)
火 朝ラン6k 32分 (アップ〜5分走)
     ローラー練 タバタ×2など 20分
水 市陸連25周 10k 2.5h (ジョグ〜5分走、ドリル、柔軟、筋膜リリース)
木 朝筋トレ、ローラー練 タバタ×1 20分
    スイム1,600m 60分 (K500、ドリル300、50m 50-10×5本など)
金 朝筋トレのみレスト
土 島ラン27k 2時間50分 6分狙い
    スイム 1,350m 50分 (K500、PV200、ドリルなど)
日 バイク112k  潟鉄バイク練 胎内 4h ヒュッテ&BBQ
    スイム 1,300m 50分 (K500、E&H500、ドリル)

週の振り返り
 今週はトレーニングのメニューに一工夫。一頓挫したがここから上げていく。忘れもしない6/30朝ローラー練をやり、夕方ゼミの30mダッシュで肉離れを起こしたのだ。
 スイム、バイク、そしてラン。時間をどう振り分けていくか。佐渡がすぐそこまで近づいている。

 さて、日曜は潟鉄バイク練&BBQ。初めての胎内ヒュッテに顎が上がる。相変わらず坂は苦手だ。気の置けない仲間たちとの練習は楽しくて仕方なかった。もう少し頑張れるように地道にバイク練するしかない。





今月のRUN 7/24…82km(トレ時間 16h/週)

裾野市ランのこと

 7/18静岡県裾野市に滞在していた。連休を使った久々の家族サービスだ。
 前日、あきる野の東京サマーランドでめいっぱい遊び、ついでといっては何だが山中湖まで脚を伸ばした。間近で富士山の姿を一目拝もうとしたのだが、なかなかどうしてそう簡単に拝めるものではないらしい。目視できる山々には全てうす曇が掛かり空に隠れてしまっていた。それでも圏央道、中央自動車道を経て富士五湖道を通る道中、聳える山々のコントラストは圧倒的な迫力があり、眼に映る風景を楽しんだ。後部座席の2名はプールで遊び疲れたようで、景色など一向に気にすることなく静かに目を閉じている。

 裾野市で一夜を明かし朝、僕らはジョギングへ出かける。スタートは裾野駅。街中を突っ切って特に方向を定めるわけでなく、往復10kmぐらい走れればいいかなぁというアバウトな感じでなんとなく山の方へ脚を向ける。
 空は晴れ間が覗いてはいるものの前日同様、相変わらず上空にうすい雲が張っていて富士の姿を確認することができない。気温は高く湿度もそれなりでジョギングに適した天候とも言えない。知らない土地であることは間違いないのだが、特にこれといった特徴がなく、なんとなく気分の上がらない自分がいた。
  微妙に傾斜する上りの道を進み、走り始めて5kmを超えたあたり、上りのキツい深良中学校の入り口から林道へと脚を踏み入れる。良く手入れされた杉林はまるで天然のクーラーのように涼しくて、木々の隙間から差し込む陽光が神々しく輝いていた。



 坂を上ってたくさんの汗をかいた僕らは飲み物を求め、今しがた来た道を折り返した。見つけた自販機で手に取ったペットボトルからは冷気が立ち昇る。急激に上昇する気温のせいだろうか。走り出した時より空は青みを帯び、陽射しの強さが暑い1日の始まりを予感させた。
 ホテルへ戻る途中、住宅街でふと空を見上げると眼前に富士山らしき姿があった。一気に高揚した。この好機を逃さぬよう、子供達にもその雄姿を見せてやりたいと思いホテルへ急ぎ戻った。しかし時既に遅しで再び雲の中に隠れてしまっていた。


 たまたま訪れた裾野の街だったが案外な穴場だった。富士山、愛鷹山、箱根山系の一部など雄大な山々を天候次第ではあるが眺められるかもしれない。知名度の高い土地からは少し離れてはいるが交通の便は良く、ここを基点にした東西南北どこへでも足を伸ばせるのが特徴だ。
 今回の旅が僕らの初夏の想い出になることを願うばかりである。(了)

2016年7月24日日曜日

博多滞在のこと③

 7/14滞在3日目。
 AM5時に目を覚まし、いそいそとジョギングの支度をする。前日バイクに跨ったとき右脚にはほとんど問題を感じなかったので無理をしなければ走れるだろう。
 どうしても走って行きたい場所があった。福岡には幾度となく訪れているが、なかなか足が伸ばせずにいた。目指す先は大濠公園。特別目当があるワケではないが、以前から気になっていた場所だ。宿泊するホテルからは3kmほど先に位置している。
 渡辺通りから天神駅を抜ける。早朝、車の往来はあるが人はほとんど見かけない。中州や天神といった繁華街が近いので、夜を明かした人たちとすれ違ったりするのかと思っていたが、そういう雰囲はなかった。どこかでしっかり区切りをつけた新しい朝の始まりがあった。

 走り始めは着地の感触に注意を払う。右の脹脛に少しシコリのようなものを感じるが、進むごとに気にならなくなった。これなら平気だろうと少しピッチを上げる。それに併せるように周りの風景も少しづつ変わり、公官庁の建物が立ち並びはじめた。
  気温湿度とにも高い。発汗を予想して補給のペットボトルを用意したが、公園に着く前に半分近くを飲んでしまう。季節柄こういう準備は必要だと強く感じる。まぁ前夜のアルコールの影響もないわけではないけれど。





  汗だくで大濠公園に到着。5時半をちょっと過ぎたばかりなのに、すでに大勢のランナーで賑わいサイクリストもちらほら。コースは濠をぐるり一周して2km。ランナーとサイクリストのコースの区分けや、距離ガイドもバッチリ表記されていて安心して使える。ベタな表現であるがまさに都会のオアシス。スタバもあって周辺の美術館や公園を散策するのにも丁度いい。
  老若男女入り乱れ、それぞれ思い思いのペースで反時計回りに走っている。僕も彼らと同様に走った。朝の僅かなひと時をトレーニングに費やすということは、どこか贅沢で、特に初めて訪れる場所では増す。だからどんな旅行でもランニングシューズは欠かせない。決して速くないスピードで、目に飛び込んでくる様々な情景を眺め、心と体のジョグを行うのだ。

 3周ほどで公園を後にしてホテルへ戻る。街には人々が往来し賑わいを見せはじめていた。
これが故障してから始めての軽快走。中盤以降は5分半より少し速いペースで進み、トータル12kmをこなした。順調に回復している、そう感じた初夏の博多の早朝ジョギングだった。

2016年7月21日木曜日

博多滞在のこと②

 ホテルへはバスで戻り、出発の支度を終えたのは14時を少し回った頃。天候は曇り。気温湿度とも高く、じっとしていても汗ばんでしまう状況だった。
 バイクに跨り早速ホテルを出発。もうこれだけで半分以上の目標を達成した気になってしまった。大雨から一転してようやく乗ることができた。また右脚を故障してから2週間ぶりのことでもあった。漕ぎ出しこそ右の脹脛に違和感があったけれど、博多の街を抜けるまで幾度と無く繰り返したストップ&ゴーが足慣らしになったようで、その後まったく問題はなかった。
 ちなみにサドルはゆーサーモンからお借りした物を竹谷賢二さんの記事に習い、高さと前後の位置を調整して新潟から送り出していた。竹谷さんを参考にしたのは、彼のバイク合宿に参加している鉄女ママの影響だ。今までサドルの位置をちょこちょこといじってきたが、恥ずかしながらすべてフィーリングで何かを参考にしたり頼ったりすることがまるでなかった。ここでしっかり修正、リセットしたいと考えてのことだった。
 街を抜けてからは軽快に進むことができた。箱崎、九州大、白浜、香椎の緩くない起伏を息切れ切れに迷走しながら国道3号線を伝って再び博多へ戻り、福岡空港、レベルファイブスタジアム、それに午前中泳いだアクシオン福岡の周辺をサイクリングする。










  国道3号線を走っているときのこと。信号待ちで停車して、青に変わったところでペダルを漕ぎ出したら何かの拍子でリアの反射板が脱落してしまった。すぐに気がついて後ろを振り向いたが、交差点の真ん中に近かったので取りに行くにも行きようがなく躊躇していたら、すぐ後ろに居たバスが交差点の途中で停車して、運転手さんが座席から立ち上がり、僕の落とした反射板を指差して位置を教えてくれていた。予想していなかった事態に驚きを隠せないまま、僕はこれでもかと言うほどバスに向かって大きく会釈して反射板を拾い上げた。
 午前中のプール帰りのバスといい、この出来事といい、西鉄バスの運転手さんの神対応にえらく感動し惚れてしまいそうだった。かくありたいものである。

 そんなこんなで2時間ちょっと博多周辺を散策した。待ち合わせの時間があったので頃合いを図ってホテルへ戻ることにした。
 空港から街へ通じる二車線道を進んでいる帰路の途中、交差点を突っ切った直後、後輪の違和感に気付く。あれ?まさか。そのまさかだった。後輪を見るとタイヤがペシャンコに潰れている。
  ロードバイクで、人生初のパンク。でもなんでここでなんだろう。
  路肩に寄り適当な場所を見つけて作業を開始。パンクしたチューブを抜き、新しいチューブに少し空気を入れ、ホイールとタイヤに納めようと…。
 あれれれ、ぜんぜん収まんない。タイヤがホイールから外れてしまいチューブをタイヤに収め、ホイールにかける作業に手こずってしまう。手で上手くハマらなかったのでタイヤレバーを使ったその時、プシューっ。
 一瞬、目が点になり呆然としたが何が起こったかすぐに理解出来た。アカンやっちまった。しかし、こんなこともあろうかと取り出したのは、
 ジャジャーン。タイオガリンコウバックゥ(ドラ風に)
 そそくさと自転車をバックに片付けて何事もなかったようにヘイ、タクシー、親指ビシッ。
 空港の傍のお陰ですぐにタクシー捕まえることができた。停まってくれた運転手さんはかなりのお話好きのようで、新潟から観光に訪れたことを告げると、この日は山笠を奉納する祭り行事があって、山車を牽く様子をみれるというので、その通りに連れて行ってもらったり、福岡市内のあれこれをいろいろ教えてくれたりと、話は尽きないしとめどない。お陰で深く傷ついたハズの心も癒え、何事もなかったように無事にホテルに到着。なんと料金メーターは途中で清算という大盤振る舞い。めでたし、めでたしっと。
 …いや、まったくめでたくないから!
これが博多サイクリングの顛末であった。(翌日に続く)



スイム練習のこと

 右脹脛の肉離れのためプール生活を余儀無くされた2週間。結果的には泳ぐことひとつに没頭出来たことで幾つかの気づきを得て、少なくとも故障以前よりは技術的な向上が見られたと思う。
 スイムは僕にとってトレーニングというよりクールダウンやアクティブレストの意味合いが強くリフレッシュ効果への期待が大きかった。そもそもトライアスロンをやろう!と決意した頃は、ちゃんと泳げなかったワケだが、それなりに完泳できるようになったことで満足してしまい(実績はまだ3回だが)、より速く泳ぐ技術的向上に対する意欲が希薄で実践的なトレーニングに結びつかないでいた。それが様々な流れの中で、この4月から10週に渡ってスイム教室に参加したことで、実はまだちゃんと泳げてないことに気付き、漫然と距離をこなすことより、技術向上を狙ったドリルの積み重ねがいかに重要であるか気付かされ、たまたま走れない状況に陥ったところでスイムトレに時間を集中させたのだ。
 今になって振り返ると、これこそ不幸中の幸いだったかもしれない。
 可逆的な技量や知識を基礎にして、練習量を積み上げることでより速く、より効率的になっていくというワケだ。
 練習量を積み上げる前に技量を身につける。これは肝だ。そして何より、この期間で一層スイムが好きになった。
 
☆基本練習メニュー
アップ200m〜キックドリル(K)500m
プルブイドリル(PV)キャッチ50m、両手プル50m、イージー&ハード50m×4本程度
インターバル50m 50秒-10秒レスト 5本 250m
インターバル100m 105秒-10秒レスト 5本 500m
TOTAL 1,750m

2016年7月20日水曜日

博多滞在のこと①

 7/13(水)博多滞在2日目。
 福岡県全域に大雨警報が出されていた。50年に一度の大雨になるらしい。確かにホテルを一歩出たらどしゃ降りで、雨粒が傘を容赦なく叩いた。当然のことながら僕は予定していた北九州方面へのサイクリングを取り止めた。腹の底では納得はいかなかったけれど、前日から予想された事態だったので心の準備は出来ていた。それでもどこか釈然としないのは言うまでもない。
 気持ちを切り替えようと行動を開始。アクシオン福岡の県立総合プールへ向かった。通勤の時間帯に紛れ、JR博多駅の横にある多階層のバスターミナルからバスを乗り継いだ。
 バスに揺られながら雨の博多の風景をぼんやり眺めていると、普段と変わらない日常のように見え、これから何処へ向かい、何をしようとしているのか解らなくなる。平日の朝、プール道具を携えているというのは、いつもよりちょっとした優越に浸れるが、明らかにそれと分かる旅行者を目にすると、せっかく九州まで来てるのだから、志向を切り替えた方が懸命だったかなぁと後悔が顔を覗かせた。せめてサイクリングならばと空を見上げるばかりだった。



 最寄りのバス停は目指す施設のすぐ横に佇んでいた。バスを降り、広げた傘を大きな雨粒が叩いた。雨脚は相変わらずだった。
 「アクシオン福岡」の看板が立つ場所から、勾配の急な長い階段を上ると目的の建物が現れる。後ろを振り返ると福岡空港の一部が眺めることが出来た。ホテルを出て約1時間が経っていた。

 この日は屋内の50mプールが一般に解放されていて、25mの方は中学生の大会が行われているらしかった。支度を整えプール屋内へ出ると、8つあるコースのうち一つのコースが使われていて、天井は高く、観戦スタンドが広がるだだっぴろい空間には監視の男性と僕を合わせた3名だけだった。大規模な大会を想定して建てられたものだと一瞥で判る。
 25mと50mのプールは屋根を同じくしているけれど、上の写真の外壁と似た様なガラスで仕切られていて音はほとんど聞こえない。時折、拡声器を通した様なアナウンスが僅かに聞こえてくる程度だ。
 大会で使用される電光掲示板やら、見たことのない設備が整備されているのに関わらず、全体的にはどこかもの寂しい雰囲気が漂い、天井から吊るされた水銀灯は煌々と灯っているが全体をカバーする程の照度はなく、水を張ったプールの水面に反射することでかろうじて屋内の明るさを保っていた。外のガラスにへばり付く無数の雨粒と、覗く鉛色の空がより一層暗くさせる。

 深水は1.6m、水は冷たくて重かった。経験したことのないプールの仕様に戸惑いながらアップからキック、それからプルブイを使ったドリルを普段通りに行ってみた。
 水面を叩く音は直ぐさま水に溶けてしまうようで、動作を止めた途端に静寂が戻る。巨大なプールを独り占めしているような気分になりドリルに集中することができた。と言うより集中するほかに選択はなかった。
 ドリルの後は100mを1分40秒と少しで、呼吸がやや落ち着くまでレストを取って回す。時計を追いかけると長水路はキツい。それから水が冷たいせいか体を動かしているのに関わらず寒さを感じて、プールを出て2度熱いシャワーを浴びた。結局100mを12本。軽く頭痛が出たのでそれを合図に練習を終了した。相変わらず屋内は閑散としていて薄暗く、バタフライの練習を始めたスイマーの水面を打つ規則正しい音だけが響いていた。

 プールを後にしてバス停に向かった。雨脚は少し弱まったような気がしたが、バイクを乗るには無理のある天候だった。バスの到着時間には20分以上あったので、次の停留所まで歩いてみることにする。
 雨の中を特に急ぐワケでもなく歩いた。2つ目の停留所を超え、3つ目、空港通り沿いの停留所が見えてきた頃、不意にバスが現れ僕を追い越していった。僕は咄嗟に追いかけて走り出すと、バスは認識したようにゆっくりとスピードを下げて停留所で僕の到着を待ってくれた。バスに乗り込みすぐに運転手さんに会釈をした。

 特にすることもないので博多駅の東急ハンズを物色する。一通り見て周り、もちろんいくつかの買い物もした。それからなんとなく空腹を感じたので上階のダイニング「くうてん」で一休みすることにした。ダイニングの名の由来は9階と10階に渡ってあるからだろうか。その「くうてん」の階段の吹き抜けのところで、空を見上げると相変わらず鉛色の空は広がっていたが、すっかり雨は止んでいた。携帯で博多周辺の天気予報を確認する。これ以降は曇り時々雨。ぼくは躊躇することなくエレベーターへ向った。(続く)