2015年4月10日金曜日

笹川流れの向こうに見えるのは粟島とは限らない。

 先週の笹川流れマラソンを終え、自身の走力について感じたことと、それに伴う幾つかのことを記しておきたい。
 昨シーズンを終えた後、フルマラソンを3時間半で走りる力を定着すべくキロ4分40秒をペースの基準に、たまたまLT閾値もこの辺りだったこともあって、意識してトレーニングしてきた。その甲斐あって笹川流れは、概ねこのペースで押し通すことができた(最後の坂は除く)。
 昨シーズンの白根マラソンや湯沢コスモスも近い時計で走っていたけれど、今回のそれとは計画性の点では根本的に異なっている。これで次走の佐渡トキマラソン(フル)は平均4分50秒を目標に挑戦する自信につながった。はなももの平均が53秒でありキロ3秒の短縮。もちろん佐渡の舞台は、はなももとは異なっているので、おいそれと短縮が可能だとは思ってはいない。けれど佐渡を駆けるぼくの背骨になることに違いはない。

 …とは言え、笹川流れの後半は納得のいくものではなかった。出来ることならば後半ペースは20秒ぐらい短縮したかった。できない理由はあったかもしれないが、あれが本来の実力で理由なんて何もなかったかもしれない。いずれにせよ後半の速力を欠いたのは事実。絶対スピードの領域を押し上げる必要を強く強く感じた。
 
 こんなふうにぼくは愚考を繰り返し、きっとそれは人より数回多く、ようやく腑に落ちたとき、新しい扉をほんの少しだけ開くのかもしれない。それも恐る恐る。
 どういうわけだか想像を大きく超えて、やる気の引き金を引いてくれた笹川流れマラソン。出走の機会を与えてくれたH澤@KHYさんに感謝しつつ、この意欲を継続できるように努めたいと思う。
 さぁ、次いってみよー!

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