今は19(土)午前。滞在3日目。多湿の環境に幾らか慣れてきたと思う。今も曇空だが風がそよいでいる。
そして今朝はひとり伊良部島をバイクで1周。曇り空の下、やや風が強かったが2019年のバイクコースの一部をトレースして、いくつかの港へも赴いた。急坂があってバイク練習としては十二分に刺激的だった。橋のたもとにある道の駅で休憩して観光気分も味わえた。午後はバイク預託。確実にレースの時刻が刻々と近づいている。
宮古島トライアスロンの参加はこれで3度目となる。今回は17(木)に出発。翌金曜の航空券が取れなかったこともあるが、1日でも早く現地入りして昨年の轍を踏まぬよう気候に身体を慣らしたかった。宮古島滞在期間中は注意深く自身の体調と向き合いたい。
この出発前夜のこと。一緒に行動する予定だった知人が全ての予定をキャンセルした。どうやらひどい怪我を負ったらしい。旅立ちの前日に怪我をするというのはそうはないだけにぼくの心の裡には暗澹した何かが去来した。今後同じことが自分の身に降りかからないとも言い切れない。宮古島に向かうことへの感謝を忘れてはいけないなと思った。
さて。遠方のトライアスロンに参加する準備というのは骨が折れる。航空券の手配、バイク輸送に始まり、遠征先の移動手段に宿泊など旅の要素が入ってくる。そここでもっとも手間なのはレース必需品を漏れなく梱包し運ばねばならないことだ。ぼくはおっちょこちょいなのでこれで支度は大丈夫!と思っても大抵何かを忘れている。
持ち物リストを作成して出発の2週間前ぐらいから支度を意識する。出発週前半には少なくともロードバイクを専用ケースに納めてしまう。それから競技種目ごとに必要なモノを仕分けまとめる。出発前夜、家の者にリストを読み上げてもらいながらひとつひとつ手にとってバッグに詰める。20〜30分はかかる作業で安易ではない。
旅立ちの木曜日。9:50に車に荷物を積み込んで30分と掛からず空港に到着。荷物を預けて11:00前には待合ロビーに入る。同じ目的地へ向う知人と歓談し、定刻通り空港を飛び立ち、14:10頃に那覇空港に到着、予定通りだ。那覇の気温は23℃。暑いようなそうでもないようで、空調の効いた室内にいるせいでわずか肌寒い。宮古島行きの飛行機を待つ間、お約束のように職場や取引先から連絡があって電話応対する。そういえば昨年も同じようなことがあったっけ。
16:40宮古空港へ向けて那覇を離陸。分厚い雲が下界の景色を遮っていた。目指す宮古の天候はどうやら雨とのこと。想像していた晴れ渡る南国とは少々趣が異なっているようだった・・・。(つづく)
レース補給
スイムCKにはスポドリ持参、スイムアップ後にVespa。
バイクには水ボトル、スペシャルドリンク2本(マルトデキストリン、クエン酸、塩 450kcal相当)を用意。またバイクスタート時にはバックポケットにVespa,モルテン補充。搭載補給ライスピュレ各種6個100kcal、Mag-on(120kcal)、カフェイン含有のKODA。バイクアップ110km過ぎぐらいでVespa。ラン直前でカフェイン入りモルテンまで。
前日の食事など
ウォーターローディングの下地としてアルコールとカフェイン(コーヒー)は4日前から摂取をやめる。今年は木曜日夕方に宮古島入りするので、昨年のような体調不良にならないよに水分補給と室温の管理は気をつけたい。
大会前日のお昼から炭水化物やや多目、夕飯はPM6時頃には済ませたい。就寝前にはマルトデキストリン飲料、マグオン、ヘパリーゼ補給などをする。
当日のAM3時半起床して4時には朝食を摂りたい。
今日は3/23(月)。通勤電車には学生が少なく余裕で座ることができた。この時間を使って今のトレーニングについて考えてみたい。
宮古島大会まで週末の土日はあと3回。つまり時間的制約の少ない状況でトレーニングができるのはあと6日。しかし、そのうち1日は出勤が確定している。まぁここまでくれば調整は十分に可能だろう。たぶん、何事もなければ。
先週は祝日(春分の日)のお陰で室内で3時間程度のブリック練を2回と、ロードで5分半ペースのハーフ走ができたのは良かった。宮古島対策としては足りないのは承知だがしっかりこなせたのは嬉しい。今期はショートのブリック練を平日にも組み入れたことが成果につながっていると思う。ブリック練の質量は過去ログを見返すと遜色のない内容になっている。
ここに至るまでの間、長めの練習を試してはその目標に届かないことを繰り返してきた。それでも何度も繰り返しているうちに距離(稼働時間)を延ばしてようやくここまで辿り着いた。派手さはないけれど地道にトレーニングを積み上げて、こなせる量が多くなっている現状をさらに高られないものか工夫して夏に繋げたいものだ。
・・・と書いた翌日にトレミラン中に左脚を捻ってしまい思うように動けなくなった。皮肉なものだが仕方がない。それを含めて、今できることを積み上げていくしかないのだ。あきらめない。