宮古島人にとってトラ開催日は島を挙げての一大イベントだ。島の人口が最大になるのはこの日だとか。
「ワイドー」(頑張れ)の掛け声が、街のそこいらじゅうから聞こえてくる。名前で声援をいただいたのは数え切れない。宮古島はもちろん、伊良部、池間といった海を渡る橋を通るそれぞれの島でも、それはもう大盛り上がりで住民が迎えてくれる。
そして何より、ゴールの盛り上がり方が素晴らしい。衣装を纏った子供たちが、ゴールする選手につき「ワイド、ワイド」と小気味よく太鼓を鳴らしながらフィニッシュまで付いてきてくれる。これは何かの神話や伝承の一部が由来しているのだろうか。
また選手に同伴者がいる場合は、横断幕、花束、もう様々なアイテムがゴールに飛び込む選手に贈られる。
パーティーで意気投合した沖縄のトラチームTETI(テチ)の同伴ゴールをお手伝いすることができた。キャプテンとぼくの2人で幅3メートルほどのチーム横断幕を広げ、選手の背後について同伴ゴールするのだ。さっきまで選手として出場していただけに光栄なことだ。
ある選手の同伴ゴールのその途中、突然年配の女性が選手に駆け寄り、ご祝儀袋(花代)を渡すではないか。その選手の同伴者はお父上だったのだが、ゴールに駆け込んだ瞬間、「今日は俺が奢るから、全部任せろ」って、お父さん、かなりの興奮っぷりでお話をされている。島の言葉だったので大半はわからなかったけれど・・・。
なにこれ、そんなの今までみたことない!
トライアスロンのフィニッシュにこれだけの熱くなれる選手以外の人達がこんなにもいるなんて。とにかく地元選手のフィニッシュは盛り上がる。見ているこっちもワクワクして、楽しくなっちゃうほど。
この感動フィニッシュにも参加させていただき、応援する側としても大会を楽しむことが出来た。また参加したい大会のひとつ、訪れたい場所となった。宮古島はオンリーワン。
…そして、ぼくの初ロングトラ完走に至るまで、関わったすべての人々に感謝します。
ありがとうございました。
地元選手のフィニッシュ |
選手フィニッシュのひとこま。 |
※第35回宮古島トライアスロン 10時間41分にて完走。
2 件のコメント:
完走おめでとうございます!
天候急変の連続で過酷なレースだったようですが、その分、達成感は半端ないと思います。
次は佐渡ロングでご一緒できる日を楽しみにしてますよ~(私は今年も落選ですが・・・)
ファイターズサンへお返事です。
ありがとうございます。ようやくロングデビューができました。
この経験で自分の楽しみ方が何なのかもわかりました。
それを忘れずに、また次の目標へ向かいます。
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