2015年5月4日月曜日

トレーニング(レース後週)'15.4.27〜5.3

4月5週〜5月1週のトレーニング
テーマ : フルマラソン後のケア


金 スイム 1,500m (100×3、50×2、クロール25m往復で1,100m)
土 ロード/ジョグ 10km 1時間
日 佐渡トキマラソン フル 3時間23分22秒 ☆PB

月 積極的休養/帰宅バイク走 18km 50分
火 積極的休養/朝ロード/ジョグ 5km 30分
水 潟鉄バイク練 胎内〜五十公野〜剣竜峡 94km 3時間半
     ロード/ジョグ 11km 65分
木 休養
金 休養
土 バイク練 だいろ、観音寺 154km 6時間20分
     ロード/ジョグ 5km 32分
日 ロード/ジョグ 12km 65分


今週の振り返り
 
 フルマラソン明けの週。身体を酷使した分だけ相応しい休養が必要と考え、月、火共に積極的休養に充てる。水曜はバイク練&ジョグペースでラン。木曜はサラリーマン的お付き合い。金曜は前日の深酒がたたり身体を動かす気にならず。
 連休初日の土曜は早朝から初の弥彦路へ。道中のバイクのローテーション走、だいろ、観音寺の難所を経験する。翌日は疲れが取れず積極的休養みたいな状態。

 4月のトレーニング…スイム 8.5km(7) バイク165km(3) ラン279km
 5/3までの走行距離…17km

2015年5月2日土曜日

GWのバイク練のこと。

 4/29(祝)
 潟鉄バイク練。皆が集まって一緒に練習をしたのは昨年のちょうどこの時期だった。あれから1年。今年もその機会がやってきた。天候は申し分ない。そして今回は2人の強力過ぎるサポーターが加わり全11名で胎内を目指す。
 胎内走は通算3度目。290号から里山道に入る。速いメンバーはローテーションを回しながら目的地へと向かった。ぼくは少し離れた後ろから追いかける。
 登り坂に入るとほぼ間違いなく千切れてしまう。皆との実力差を痛感する。それでも諦めず汗だくになりながら皆を追いかけた。
 胎内で休憩&補給を入れ、次に五十公野公園へ向かう。この20kmばかりの道中は平坦だったので積極的に踏んだ。この日の為に装備したDHバーをフル活用し、エアロポジションの効果を体感する。

 五十公野でBBQ補給。充分すぎるほど補給したあと、腹ごなしを兼ねて有志4名で剣竜峡へ。潟鉄きっての若者G君はここでも健脚を披露。反面ぼくは相変わらず喘ぎ喘ぎ坂を上る。
 そんなこんなで全行程94km。3時間ちょっとのバイク練。いろんな刺激を受け勉強になった走行会となった。上級者の走りを身近に見れたことが一番の収穫だった。

 帰宅してすぐに着替えて放水路ラン。途中、ヒグマサさん、それから先ほどまでバイク練で一緒だったH間さんと合流。ヒグマサさんのバイク購入の話題に花が咲く。潟鉄バイク練にもう一人メンバーが加わるわけだ。これも楽しみなことだ。


5/2(土)
 午前6時。みなとタワーにスピリットさんと待ち合わせ。ぼくは自宅から集合ポイントめがけてペダルを踏む。朝はまだ肌寒く途中で上着を持ってこなかったことを後悔した。
 なんとか待ち合わせに間に合う。そこからは2人でローテーションしながら目的地を目指す。途中でKHYさんが合流。そこから3人でローテーション。
 朝のシーサイドラインの海は穏やかで、晴れ渡る空青に吸い込まれそうな最高のコンディション。現実は残酷でこの日も上り坂で千切れてしまう。
 ホントに坂は苦手だ。どうやったら軽々と進むのか、研究と実践で克服せねば。

 初のだいろに観音寺。何分かかったか見当がつかないが、スピリットZさんとKHYさんは軽々と上っていく。スゲーなぁ〜と関心していると、後ろから他のバイカーにも次々と抜かれていく。むむ、いかん。頑張らねば。そう思い一生懸命ペダルを回していると腰が痛くなってくる。それに伴い辛さも加わる。負の悪循環。腰の痛みに耐え切れず、開き直ってランで坂を上る時のような姿勢をとる。これが断然楽。クルクルとペダリングができる。ナルホド〜。そんな風にあれこれ工夫しているうちに頂上に到達。上ってみればあっという間だった。

 頂上で休憩&補給。その最中、スピリットZさん、唐突に
「いや〜シグナスさん、良い体ですね〜」
「ガッチリしてますね〜」
「肉の塊ですね〜」
ん?肉の塊?それ言い過ぎー(笑)
実はその時はなんにも思わなかったけれど、帰宅してジョギングしている時にフト思い出し、これはブログに書かなきゃなと思いました。つまり、ぼくの初だいろ&観音寺は肉の塊な訳です。これしばらくネタにしよう思います。いや一生の思い出かな。

 頂上でKHYさんとお別れし、帰りは北国街道を経由して402号線へ。道中はスピリットZさんとローテーション。途中ぼくは頑張り過ぎてへばってしまい、速度を下げサイクリングで帰路に着いた。それでも一度で154km、6時間20分もバイクに跨っていたのも初体験。楽しい一日でした。

2015年4月30日木曜日

佐渡トキマラソン2015 ②

 もう1度、佐渡トキマラソンをスタートから振り返る。

 スタート数分前。ゲートのすぐ後方。
 周囲を見渡すと、さすが佐渡!と思わずには居られない。ランパン、ランシャツ姿のランナーが多かったが、トライスーツの方々も負けないくらい見受けられる。それはスコットカップ狙いとか、秋の佐渡トラの予行としてとか、そんな安易な理由ではなく佐渡に対する深い愛情を持って関わりを持とうとする大人達を垣間見た気がした。
 そんな佐渡ラブなスピリットZさん、それから初めましてのKさんと共に、ぼくはスタート号砲を待った。Kさんは見るからにスポーツマンという風貌で、現役のフットボーラーとのこと。初フル挑戦とのことだった。
 ぼくの性質上いじらない理由はない。スタートの直前まで社交辞令抜きでフルマラソンの恐ろしさを語りつつ、時々チョッピリ背中を押す発言を交えながらフル経験者ヅラをさせて頂いた。お陰でとてもリラックスできました。ありがとう、Kさん。

 号砲と共に拍手が沸き起こる。ぼくも拍手をした。そして押し出されるようにコースへ飛び出した。前のランナーを交しながら流れに乗る。スピリットZさんに並ぶと、ちょっと早いねと、お互いに時計を確かめ合った。入りの1kmは4分50秒だった。

 両津の町を抜けると加茂湖が左に見える。その頃、ぼくは息が整わないで少し喘いでいた。時折、深呼吸を入れて酸素を多く取り込んだ。ペースを少し落として身体が順応してくれるのを待った。上半身の無駄な力を抜く。最初はゆっくりでいいと自分に言い聞かせる。

 5kmの里程標を過ぎると眼前にはやや急な上り坂が現れた。コースの左右に雑木林があり、まるで里山コースに入るような佇まいで、なかなか頂上が見えない小さな難所だった。陽光に照らされた坂道をセッセと上ると頂上付近でスピリットZさんと並走する格好になった。お互いに一息つくように言葉を交わした。すこし先のコースについて教えていただき、下ると平坦が続くよ、というフレーズが耳に残った。

 坂を過ぎてからZさんを先頭に見知らぬランナーを挟み3人で隊列をつくって走った。10km過ぎにはそこにもう一人加わり4人となった。
 斜め前方から風が吹いてくる。風と喧嘩しちゃいけない、と教わったフレーズを思い出す。風を強く感じるときはより深い前傾姿勢をとり無駄な力を使わぬように進む。

 12km通過で時計を確認する。55分と少しだった。やっと1時間。あと2時間半は走らなきゃならないんだと漠然と思う。すると、なんだか途方もないことに思えウンザリする。ネガテイブ思考は脳に良くない影響を与えるので、それを強制終了して再び走ることに集中する。

 記憶の順序は曖昧だが、確かこの辺り、右に折れ曲がる上り斜面に差し掛かった。前を行くランナー達は例外なく対向車線からショートカットして右に切れていくが、Zさんはそのまま道なりにコースをトレースする。Zさんらしいなぁと、その背中を見ながらぼくも付いて行く。

 行政機関を思わせる建物群に向かって走る。市役所だ。沿道には人が多く、声援も厚くなった。我が走友会会長のNOBOさんの言っていた、手を合わせる老婆の姿は確認できなかったけれど、一人ぐらいはいらしたであろう、そんな賑わい感があった。
 吹奏楽団の演奏が鳴り響く中、颯爽とクランクを駆ける。エイドを通過すると黄色いパイロンで仕切られた駐車場のコースに誘導される。そしてそこから再び公道に出ると目の前が開ける。前方を行くランナーが芥子粒のように確認できるほど視界を閉ざす遮蔽物は何もなかった。ただし、風は容赦なく先ほどより威力を増した。

 15kmを通過したあたりのこと。幾つかの起伏を超えていた最中、隊列のペースが少し落ちた気がした。迷わず先頭に出た。一度前に出てしまうと引っ込みはつかないもので、そのままペースをキープして一つ前の集団に取り付いた。それ以降、スピリットZさんのプレッシャーに絶えず怯えることとなった。
 右には屹立する山々の稜線が仰ぎ見れ、左には遠くまで田園が広がっている。壮大な風景画の中をぼくらは走っているようだ。風は弱くはない。一先ず折り返し地点を目指して駆け続ける。
 
 ほどよく直線を進むと左に曲がるよう誘導される。右手にあった山々を背中にして、目の前に見える集落へ向かった。すると折り返してきた先頭のランナーが現れる。独走状態だった。しばらくして2番手の方が現れた。彼も単独だった。すれ違いながらやや苦しそうな表情がうかがえる。それからポツポツと後続が現れる。その中にはなももでご一緒させて頂いたA木さんを発見、それからF井さんと続いた。F井さんは普段と変わらない柔和な表情で合図して駆けて行った。余裕を伺える。

 折り返しのランナーが見えたことで、折り返し地点が近いように思うが、なかなかどうして、そこに辿り着くのには相応の距離と忍耐が必要だった。一帯には住宅やら建物があり、なんの前触れもなく風が止んだ。すると風は今まで陽射しを和らげてくれたのだと気づいく。掛け替えのない恩恵を失った。喉が渇くような暑さを感じはじめる。早くここから抜け出さなきゃと思った。

 そして折り返し地点。今度は来た道を戻る。すぐにスピリットZさんとすれ違い合図を交わす。いつでも仕掛けられそうな余裕を感じた。早い段階で来ないことを願うばかりだった。
 集落を抜けるとフォローの涼やかな風を受ける。雄大な山々を眼前に直線道を進んでいると、対向車線にメグメグさんを発見。すれ違いの合図を交わす。

 市役所、国仲バイパスを通過するこの区間は特に気持ち良く進むことができた。沿道の風景は変化に乏しいが、右手にそびえる山々は尾根から稜線にかけて見事な曲線を描いていた。佐渡のダイナミックな風景の中、キロ4分45秒前後のラップを刻んだ。前走のはなももマラソンに引き続いて楽に進めていた。どこまでもこの状態で進みたいと願った。そして時折、いつ後ろからスピリットZさんがやってくるのかが気になった。恐らくそれが仕掛けの契機になるだろう。来るべきときの備えとして25km付近でゆっくりとジェルを、30km過ぎにはアミノ酸を補給する。

 31kmのエイドを通過すると緩やかな登りが始まる。行く手を視線で辿るとはっきりとそれがわかった。後半のポイントに差し掛かった。じわりペースが落ちる。

 32kmを過ぎ、残り10km。キロ5分ペースで目標の25分切りはいけそうだった。ここで目標達成を強く意識する。とにかくペースキープ。出来るだけ四頭筋に頼らないように下腹部を意識して脚を出した。

 だんだんと1km毎の距離表示が気なり始め、じわじわ疲労が色濃くなってくる。脚が重い。この辺りの記憶はとても断片的で、唯一浮かび上がる光景は日吉神社のあたりで沿道から声援を頂き、かろうじて手で合図をしたことぐらい。

 37km付近で下りに差し掛かる。ハッと我に帰る。ここを利用しない手はないと思った。ラスト5km。時計を稼ぐ為に思い切り駆けた。着地の度にズシリと衝撃を受ける。この衝撃で眼が覚め意識がハッキリした。もう、そろそろ後ろからZさんが来るだろうと思った。

 続いて加茂湖の形に沿ったコースは大きく左に湾曲し、遠くの建物が目視できた。あそこまで行くのだろうかと考えると、残りの距離が数字以上に感じられた。
 ずっと前方にランナーが見える。その背中を目掛けペースを上げた。辺りはとても静かで自分の息遣いしか聞こえない。目標の背中とは少しづつ距離が詰まっていく。時計を覗くと思ったほどのペースアップではなかった。けれど力を抜かず走り続けることができた。

 目の前の背中を捉え次の目標を見定める。コースの傍に5kmの折り返し看板立てかけられていた。もう少し、あと少し。40kmを越えてしまえばもうどってことない。きっとそれは前のランナーも同じ思いだったのだろう。捕まえられそうで捕まえらない。
 40kmの表示を越えた辺りからいくつも声援が聞こえるようになった。ラスト!とか、ガンバ!とか。レースを走り終え一仕事やり遂げたランナー達が、コースを走る僕らにエールを送っているのだった。

 両津港の入り口。信号機のある交差点では交通整理が行われている。両津港から連なる歩道には幾人ものランナー達がこちらに眼を向け、或いは声援を送っている。すぐに見覚えのある両津港の防波堤が視界に入った。

 ぼくは背筋をシャンとして脚を上げる。フィニッシュゲートにつながる長い直線に出た。戻ってきたのだ。しっかりとした足取りを心掛ける。沿道にはいくつかの幟旗が掲げてあった。ぼくらの走友会の幟が眼に入る。ゴールではぼくのためにテープが貼られているのがわかった。もう何も考える必要はない。スピードを緩めず思い切りテープを切った。
 フィニッシュ。
安堵で気持ちが緩む。この瞬間ぼくの佐渡トキマラソンが終わった。
 3時間23分22秒。PBだった。

  ※  ※  ※  ※  ※

今回、こうして、もう一度佐渡のことを記したのにはいくつかの理由がある。大半の理由は佐渡の事をしっかりと思い出し、拙い文書ながら推敲する時間が作れた事が大きいが、動機の根源はレース報告の方向性を誤っていた事に気づき、初心に戻ろうと思ったからである。
 実は期せずして、昨日4/29のバイク練の昼食時にスピリットZさんがポツンとおっしゃていた、「自分のブログを見て誰かが(トレーニングに対する)モチベーションを上げてくれたらイイんだ」という一言に類似した動機がキッカケです。
 長々と、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。



 

2015年4月27日月曜日

DHバー装着完了

 相方のキャノンデールCAAD10にDHバーを取り付けた。あれこれと考えあぐねた結果、形状は従来型のエアストライクS(プロファイルデザイン)を選択した。

 選択理由は3つ。
1.サドルポジションを変えずに握れる。
2.バネ式の肘置きである。後にバー部分を交換する場合のことを想定するとコスパが高い。
3.在庫があった。

 …以上の理由で決定。基本取り付けは佐々木輪店さんにお願いして、微調整はもちろん自分でやりました。サドル用のダブルボトルゲージも走行中に取り易かったです。
 DHバーのポジションは楽です。特にアゲインストの風の時なんかは適面です。これほど気持ちよいものとは思いませんでした。
 という事でバイクの戦闘力+2上昇です。

佐渡トキマラソン2015

 AM6時に新潟を出港するフェリーに乗船しなければならなかった。乗り場には1時間くらい前に到着した。すでに場内は佐渡へ渡るランナーで賑わっている。佐渡へは何度か訪れたことはあるけれど人でごった返す光景は初めて見た。
  船では朝食をとったり歓談したりと、到着するまでの時間はあっという間に過ぎた。時間を持て余すだろうと思っていたがそうではなかった。仲間たちとのトレーニングに関する情報や意見交換がレース前の穏やかなひと時を作ってくれた。

 定刻通り両津港に上陸。港に降り立つと、眼前にはドンデン山や金北山が聳え、その頂上の残雪が空との境界を明確にして山そのものを浮かび上がらせている。注がれる陽射しに強い力を感じ、暑い1日になりそうな予感がした。この時にぼくはランパン、ランシャツで走ることに決めた。
 

 会場の「おんでこドーム」ではオープニングイベントが開催されている。ぼくらはエントリーを済ませ早速支度にとりかかる。ランナーに解放された駐車場で着替えをし、見知った方々と挨拶を交わし歓談する。そうこうしている間にスタート時刻が近づいてきた。
 H間さん、スピリットZさんらフルマラソンに出場するお馴染みのメンツと共にスタートゲートすぐ後方に整列し待機した。
 今回のぼくの狙いは4分50秒のイーブン走。3時間25分切りが目標だった。
 そして、AM10時。ぼくにとって通算9回目のフルマラソンが始まった。
 
 ゲートをくぐり一斉にランナーが速力を上げる。すんなり位置を取ってランナーの群れと共に駆ける。里程標がないので通過距離が掴めない。運営の用意する1キロ毎の地点表示に馴れてしまったせいだ。頼りは相棒のガーミン。1km毎の通過タイムと平均ラップを確認しながら進む。

 初めて走るコースなので周囲に気をとられる。田起こしが終わり水を張った田んぼ、さざ波立つ加茂湖、経年を感じる建築物。
 風光明媚な佐渡の自然の中、アスファルトを踏むぼくらの足音だけが聞こえる。
 最初の5kmは24分25秒。3時間半の小さな旅が始まった。
 6km付近の長めの上り坂、そして民家や商店の居並ぶ通り、吹奏楽団と佐渡市役所。次々と風景の断片が流れていく。そして遥か遠くまで一望できる国仲バイパス…。
 10km 24分6秒
 15km 24分8秒
 20km 24分2秒
 折り返しから再び来た道を辿る。そこからはしっかり1km毎の里程標が立てられている。ハーフ以降も体調に変化は感じられない。行きの道中に吹いていた風が強い陽射しを和らいでくれていたがお昼頃を境に弱まった。

 ここまではオールグリーン、問題なし。平均ラップは概ね4分50秒。予定通り刻めている。余力を持って駆けていることが自信につながり、気持ちよく走れていた。山々の稜線が間近に映り、時々仰ぎ見ながら佐渡内陸部を駆けていることを意識する。
 25km 23分54秒
 30km 23分47秒

 30kmを通過。ここからが真価を問われる。体内のエネルギー備蓄はそう多くないはず。じわりじわりとタンクが空っぽになるイメージが浮かんだ。この先、何があるかわからないと自身を戒めながら慎重に踏む。そしてラストの粘りを担保してくれるであろうアミノ酸を補給。ちょうどその辺りから上り基調のコースが待ち構えていた。
 35km 24分47秒

 緩いのぼりがスタミナを奪っていく。少しづつ辛くなってきた。ペースが微妙に落ちているのが判る。37km付近で長い下りが現れる。時計を挽回すべく勢いをつけておりた。着地の衝撃が疲れた脚や身体に容赦なく伝わってくる。このひと刺激で闘志を奮い起こす。
 まだ大丈夫。気持ちはことのほかしっかりしていた。
 続く加茂湖をトレースするコースは遠くにランナーを置いて声援はほぼ皆無。ひとりで練習走をしている感覚に陥ってしまいそうだ。それは精神的に小さくない試練だった。つい気を抜いてしまいスピードを緩め兼ねない。前のランナーの背中を目指して駆ける。
 40km 24分17秒。

 両津港に近づいてきた。ゴールは近い。それにつれ沿道に人が増えた。走り終えたランナーから声援を貰う。かろうじて手で合図を送る。まだ力が出せそうだった。
 残り2km。ゴールはもうすぐ。力を振り絞りながらも余裕を持ってスマートにゴールすることを考えた。
 遂にフィニッシュゲートが視界に入った。そして、その手前にオレンジ色の我が走友会ののぼり旗が見える。
 ゲートではスタッフがピンとゴールテープを張って、ぼくをゴールに向かいいれる準備をしてくれているのがわかった。遠慮なくテープに飛び込み両手を挙げフィニッシュした。
 

 無事に完走することができた。時計はネットで3時間23分22秒。概ね走破計画通りのPBだ。フルマラソンは自分で作った42kmの旅のしおりで状況の変化に対応しながら目的地に到達するようなものだ。秋以降のマラソンシーズンは新しい旅のしおりを携えたいと強く思った。

 この佐渡への渡航ランは思いのほか楽だった。到着した港がマラソン会場というのが大きく寄与している。今回の参加で良い印象を持てたので、翌年も機会があればエントリーしたい。もう少し余裕を持ってイベント会場なんかを散策したいものだ。
 今回の目的の一つであった、川内選手の走りを目の当たりにできなかったことが非常に残念。目撃情報から推察するにやはり一見の価値はあったようだ。けれど神様はぼくらに別のご褒美を用意してくれていて、帰りのフェリーはトライアスロンに対するモチベーションを大いに掻き立てられることになった。その話はまた別の機会に記したいと思う。
 
 なにはともあれ、佐渡トキマラソン2015に関わったすべての人たちに感謝。本当に
ありがとうございました。また来年お会いしましょう。〈了〉

2015年4月24日金曜日

トレーニング(レース週)'15.4.20〜4.24

4月4週のトレーニング
テーマ : フルマラソン前のテーパリング。

月 休養
火 ロード/ジョグ 12km (65分)
水 積極的休養
     朝ロード/ジョグ 5km (30分)
 休養
金 朝ロード/ジョグ 6km (35分)

今週の振り返り

 フルを控えた今週はレースのスピード感を失わないように確認を入れつつテーパリングに徹した。先週の日曜練が予想以上に身体に応えたようで疲労感が強く、いつもより1日分休養を多めに取る。今晩、ランとスイムで身体を適度に動かし、明日の午前中にジョグを1時間入れる予定。
 それから毎度のアルコールとカフェインの摂取制限も開始している。大方の準備は整った。

 右足の中指と薬指の付け根に痺れと痛みを伴っている。ランニングで着地するとビリビリと痛みが走る。ちっちゃいピカチュウを踏むと、きっとこんな感じになるのかな。ネットで症状を検索すると「モートン病」の疑いが拭えない。マラソンを走り終えたら診てもらうつもり。
 4/24までの走行距離…211km(トレ時間/週…2時間程度)

2015年4月22日水曜日

佐渡トキマラソンまで、あと4日。

 春到来とは思えないぐらい、肌寒い日が続いている気がしていたが、今日あたりから天気の良い日が続くようだ。春めく以前に突如夏めきそうな気配もあるが、紫外線対策をバッチリ決めてしまえば恐るものなど何もない。僕としてはトレに絶好な日を望むばかりだ。
 さて、この日曜は佐渡トキマラソン。シーズン最後のフルマラソンとなる。2週後にハーフマラソンを予定しているけれど、佐渡でマラソンに対する気持ちに一区切り付けようと思っている。
 走破目標はいつか触れたことがあるがキロ4分50秒を目安に3時間23分を目標に臨むつもり。展開はもちろんネガテイブ走。但し、いつもならソロリソロリと慎重にレースを運ぶのだけれど、今回は前半から攻めの走りをしようと思う。そして30km以降、少なくとも残りの5kmは余力を使い切るつもりで走り抜きたい。
 …とはいうものの、4分50秒イーブンで刻むことで恐らく余力は残っていないと思われる。果たして前走のように上手くいくのだろうか。フルマラソン1週前のルーチンをこなし、先ずは佐渡に上陸しなきゃね。