2018年9月7日金曜日

2018佐渡トライアスロン Bタイプ出場編

 ネガティヴ思考がチラホラと脳裏を掠め、得体の知れない不安に覆われる。そいつらは容赦なくやる気や集中力を削いでいく。
 何をするにも自信がない。
 今シーズンのここまでずっとそんな精神状態なのだ。エントリーしたいくつかのレースをスキップした。ただし佐渡だけは…。そう想い続けてここにたどり着いた。
 ジュニアトライ出場の息子の頑張りには勇気をもらった。それでもまだどこか引っ掛かりが残っていた。大会前日の午後、金北山に近い里山を走って汗を流す。時間にして1時間弱。見慣れない風景と心地よいBPMはマインドリセットにはうってつけだと思った。
 全力でレースに取り組む。上手くいかなければ調子が悪かったことにすればいい。それ以上でも以下でもない。そう思うことで少し腹を括ることができた。

□スタート直前
 スイムチェックのあと、仲間達と砂浜に腰を下ろしスタートを待つ。会場上空をホバリングするドローン、先行するAタイプの選手を見ながら、これから始まろうとしているぼくのレースへの想いをポツリポツリ言葉にしながら、硬直しそうな心を解きほどく。
 思い起こせばスタートの直前はいつも誰かが、今こうしている仲間たちの誰かが傍に居た。一旦、皆から離れ、自分のスタートポジションに着こうとしたが、僕は踵を返して皆のところへ戻り「円陣を組みましょう!」とそれぞれの肩に手を置いた。そしてHさんの掛け声と共に「オー!!」と声を上げる。
  スタートポジションに着いた。鼻を両手で包み込み、ゆっくり、大きく呼吸しながら一点を見つめ号砲を待った。

□スイム
 波の立つ浜でOWSをしていたので高波、離岸流といったハードな環境への対応は経験したが、それ以外にこれといったスキルの上達はなく、然りとて量をこなした訳でもない。手持ちのスイムのカードは去年のままだ。
 スタートは前列3番目ぐらいから。蛇行のロスを抑える為に、インサイドのブイを見ながら一定の距離を保つように心がけた。
 1つ目の黄色のブイがヘッドアップで確認できる頃まで、他の選手との接触が相次いだ。今年は初めてゴーグルがズレた。配布されるラバーキャップの下にメッシュ帽をかぶり、その上にゴーグルを掛けていたお陰で完全に外れることはなく、自分でもびっくりするくらい冷静に対処できた。備えあれば何とやら。ただしまともに顔に一発喰らったので、右顔面がしばらく疼いた。

 バトルはそれだけでは終わらなかった。2つ目の黄色のブイを折れてからも苦労した。接触に次ぐ接触。インコースよりの位置取りが災いしたようだ。アウトへ出ようとしても、泳力の近い集団ということもあってか抜け出すのに容易ではなかった。
 そうこうしている間に、気が付けば浅瀬に着いたというのが実直な感想だ。泳ぎながら来年の佐渡OWSは3kmでも嫌がらずに出場しようと思った。いやもっと長くてもいいかな・・・。
 いつものように砂底に手がつくぎりぎりまで泳ぐ。スイムアップはジャスト40分だった。

□バイク
 トランジションで時間を割いてしまった。ペダルに装着したシューズを固定する輪ゴムが、用具入れのカゴに当たって外れてしまった。手を伸ばし、ゴムを掛け直そうとしたがすぐに掛け直せない。心拍が上がっているときは、細かい作業はできないものなのだなぁと、まるで他人の事のように頭に浮かぶ。
 乗車ラインを超えてサドルに飛び乗る。これも、もう少し練習しなきゃなと、昨日のジュニアトラの華麗なテクニックを思い出す。
 サイコンを確認するとケイデンスが取れていない。きっと、さっきシューズを直そうとした時にセンサーをいじっちゃったんだな、まぁこれも仕方ない。シューズに脚を差込みペダルを漕ぎ出す。

 両津の交差点を右折すると、応援に駆けつけてくれた走友会Kさんを発見。掛け声とともに手を振った。同じチームジャージを着ていらしたので気がついた。
 ここまでに補給はマルトデキストリン150g入りのボトルと、サバスのジェル1つを空にした。予定通り両津エイドでボトルを入れ替える。今年のデザインはクリア地に黄色で、僕のバイクに合いそうだった。もう一本必ずもらって持ち帰ろうと思った。

 水津に近づくに連れてフォローの風の恩恵を受け、いつもより一つ重いギヤでペダルを回すことができた。ケイデンスは80ぐらい。時折ふっとペダルが軽く感じられる場面があり、オーバーワークにならないように自制した。
 抜かれてもムキにならぬようにマイペースでペダルを踏む。僕としては十分なスピードでペダルを回すのが楽しくて仕方がない。もしかすると11時30分にはトランジション入りがあるかもと思ったら尚更ワクワクした。
 もう一本用意したマルトデキストリン120gのボトルも赤泊までには空にする。お腹はいっぱいだったけれど、小木に着く頃にはちょうど良くなっていることだろう。

 赤泊のエイドだったかな。通過時に「何が入りますかー?」と大声で尋ねられ、即「いりませーん!」と答えながら通過すると「おーえーん!!」と声がかかり、居並ぶ若いボランティアの皆さんから礫のような声援をもらう。
 なるほどバイクが連なっていると、こういう対応はできないな。これ案外レアなヤツかもと思ったら妙に嬉しくなった。チームプレーの天晴れなおもてなしだ。

 そして小木。平地の勢いそのままに掛けの上がったのまでは良かったが、ギアを落とす際スプロケのチェーンのかかりが悪くなり、つい焦ってギアを落としすぎてしまった。リズムが崩れる。点検の際に指摘されたチェーンとスプロケの交換を思い出し、それを勿体ぶらなければ起こらなかったかもなと後悔した。

 小木の坂に苦戦し、アゲンストの風に晒され、なぜか左側のお尻が痛み、それに伴い腰や背中が強張ってくる…。良くない条件が揃いだす。泣き言が出そうなくらいに。でも、ここは我慢。ランスタート11時30分を目標にペダルを踏む。

 真野湾をのぞむ坂を下ったあたり、更なるアゲンストの風にスピードを抹殺される。上体を起こすとあっという間に減速。DHバーにしがみつくように、必死に、けれどBPMを上げすぎぬようペダルを踏んだ。
 このパートは前半の貯金のお陰で、自分史上最速の3時間31分でバイクを終えることができた。

□ランからフィニッシュ
 トランジションはスムーズだった。両手に補給を握りしめて走り出す。
 バイクの乗車ライン辺りに会場に到着した妻が応援をしてくれていた。そして早朝から会場に待機してくれた息子も一緒だった。彼らに手を挙げて合図をする。いってきます!ほんのすぐ先の反対車線にはマーシャルのKさんがいらして声を掛けていただく。
 さぁ、ここからが本番だ。いっくぞー!と気合と共にアミノ酸のジェルとサバスを口に入れる。

 最初の1kmは5分17秒。バイクで強張った身体をランに順応させることに専念した。距離を踏むごとに身体が慣れてくる。着地する脚全体の動き、地面の感触がはっきり認識できるようになる。だが・・・ペースはまったくもって上がらない。喉が渇く。去年の前半はキロ5で走ったじゃないかと自分に言う。口腔の渇きは収まらない。脱水か、ここにきて暑さでへこたれそうだった。ちょっとだけ脚を止めようかとも・・・。

 黄金色の田んぼ道、道端に並んだ手作りの行灯を見つめながら、明かりの灯るたそがれ時を想像する。それは自分の気を紛らわす為だ。専門誌で見たその光景を重ね合わせながら自分がいつか自分が走る姿を想像する。
 抜かれることはあっても、先を行くランナーを追い抜くことはなかった。ただ脚を動かし、次のエイドを目指して進む。ただそうすることしかできなかった。但し、絶対に脚を止めない。それが自分との約束、必達だった。今回のランで一番辛かったのはこの10km手前あたりだったかもしれない。

 往路の畑野、バイクに跨った応援のKさんが再び登場。
「6時間、切れるぞー!」と声援をいただく。その言葉が妙にフックした。こういう応援の仕方もあるのかーと感心した。今のペースでは、どうやったってその目標を切れない。でも、そうだ、まだ時間は十分にある。諦めたら終わりなのだ。彼の一言が、目標に向かって走りつづける強い動機を与えてくれた。

 そして同じく畑野の復路。小学生ぐらいの男の子が、僕のゼッケン番号を大声で叫ぶ。するとそこから10mぐらい離れていたところで、その親御さんと思われる方から「シグナスさん、がんばってー」と名前で応援をいただいた。すれ違いざまに横目で確認すると、彼女の手にはパンフレットがある。通過する選手へ、その全てに声をかけるのかと思ったら感心を通り越して平伏しそうになった。

 再び金丸のエイドを通過して残り5km。同じチームのH澤さんが向こうからやって来るのに気がついた。
 すれ違いざまに、いってらっしゃい!と呟いてタッチする。彼女のタッチの勢いのよさで、僕の出した右手は後ろへ圧されてしまったが、元気をもらった。

 あと2km。ふと名前を呼ばれ、顔を上げると、佐渡トライ出場常連のKさんが反対車線を走っていた。右手で合図。もしかしたら、すごくへばっているように見えたか。河原田の商店街のアーケードはすぐそこ。僕は前を真っ直ぐ見て背筋を伸ばした。

 河原田の商店街の十字路あたり、ゼッケン番号を呼ばれ「お帰りなさーい」とマイクから声が届く。もう少しだと安堵する。フィニッシュには、同伴ゴールするつもりの妻と息子が待っているはずだ。
 今回もいろんな人から声援を、応援のメッセージを頂いた。僕は計り知れない人々に背中を押されながらゴールを目指している。この感覚は、初めて大会に参加した頃から全く変わっていない。僕1人ではなんにもできない。出場回数を重ねるほどその想いは深く、確信に変っていく。
 苦しんだランは2時間01分。送トータル6時間13分でフィニッシュ。4度目の佐渡トラは家族と共にゴールテープを切ることが出来た。暑い暑い夏の終わりだった。(了)

2018年9月3日月曜日

2018佐渡トライアスロン ジュニアトライアスロン編

 佐渡トラのエントリーの頃、唐突に我が家の小4♂が「出たい」と言い出し、何度も念を押しながら、彼の分もエントリーした。そういう気持ちが、いつから芽生えていたのかはわからない。週に1度の水泳教室だったり、昨年の秋にMTBを手に入れたことが切っ掛けになったのか。
「経験」ほど人を成長させることは他に見当たらない。トライアスロンに出場することは言うまでもないけれど、大会に向けて練習を重ね、それなりの荷物を抱えて佐渡まで行って競技をすることは、間違いなく彼にとってかけがえのない経験になるだろう。きっと佐渡に上陸してからは、どれもこれも彼の想像の範疇を越えているに違いない。それに僕(父親)と始終一緒というのも、それなりのストレスになるのは間違いないので、いつも以上に優しく?接する心構えを持って、8/31(金)から2人で佐渡へ向かった。

 AM11:50分両津港に到着。酷い雨でバイク自走はありえない状態だった。12時発のバスに乗り込み、金井のTさん宅を目指す。最寄りのバス停から、土砂降りの雨の中を、大荷物を抱えて彼の自宅へと2人で歩いた。それは前途多難を思わせる出来事だったが、Tさんの御母堂に笑顔で迎えられて、ホッとひと安心した。

 身支度を整えて、出場する選手の受付会場アミューズメント佐渡へ向う。
 この日に受付を済ます選手の数は、土曜の午後と比べれば少ないが、会場の島を挙げての一大イベントへの熱量というのはなんら変わることなはなかった。むしろ受付の数が少ない分、より手厚く迎えられた気がした。右手に選手IDのリストバンドを装着して頂きながら他愛のないおしゃべりをしたりして…。

 競技説明会は30分程度で終了して、仕事終わりのTさんと合流。佐渡トラ前夜祭の「島祭り」会場へ向かった。会場はスタンディングで食事をしながら、催し物を楽しむようになっており、僕らが到着した時はちょうど「鼓動」の演目が始まるところだった。入り口付近に位置するテーブルの一角に紛れ込み、Tさん友人のSさんご夫婦と一緒に、僕らは数々の佐渡の名産に舌鼓を打ちつつ、同じくジュニアトラに出場するMちゃん親子と歓談し有意義な時間を過すことができた。話題は専ら明日のスイムの有無。今日は終日、雨振りだったので開催内容の心配が先行したのだった。


 9/1(土)ジュニアトラ当日。予定通りAM7:30に会場で受付を済ませる。
 空には雲が満遍なく覆っていたけれど、しばらくのあいだは雨の心配は無さそうな天候だった。ただし海は波が1mぐらい立っていてスイムを心配した。が、特に競技変更はなく、予定通り行われるとのアナウンスだった。
 競技の説明会までの時間、スイムコースの下見、スイムからバイクのトランジションの道のり、バイク乗車ラインの確認、乗車の仕方、えーい、もうこうなったら全部やってしまえということになり、バイク試走、バイクからランのトランジション、とどめに一緒にランコースを走りフィニッシュゲートまで、結局スイム以外は一通りこなしてみた。
 子供にとってはトランジションがクセ者で、それぞれの競技から次の競技へ、自分で身支度を整える段取りが難しい。いい大人だってそれは同じだ。バイクラックにバイクをかける、或いは所定の位置に停めることをしっかり理解させる必要があった。
 さらに競技説明会でハタと気がついたのだが、入門の部ですら子供らの着衣はほぼワンピース、ウチのだけが海パン1枚、上半身裸だった…。気が回らなかったことを反省した。

 説明会の後、参加する皆で準備運動を行い、そのまま競技の部門ごとに隊列を組んでスイムチェックへ。ただ1人、上半身裸の彼はやる気満々風で目立っていた。傍から見ると肩周りの骨格がちょっと逞しくなっている彼の姿が僕にはかっこよく映る。姿を見送りながら、バイクに乗るときにこれ着れよ〜と伝え、ゼッケンをピンで留めたTシャツをトランジションに置きに僕は走った。

 AM9:50。最初の競技、我が子の参加する入門の部がスタートした。
 スタートはゴチャゴチャしていて判別がつかなかったけれど、水面にぽっかり浮かぶ黄色いブイを折り返しあたりから、息子独特のストレートアームを確認。砂浜付近までしっかり泳いでいるのを見て感心してしまう。随分浅いのでドルフィンでこなしても構わないのだが、几帳面な彼らしいなと思った。


 3番目に砂浜に駆け上がったまでは良いのだが、シャワーを過ぎたエイドで、立ち止まって少し迷いながら、コーラを選んで飲んでいる姿を目にした時、僕は思わず笑ってしまった。確かに勝ちにいけとは言ってなかったからね。まぁ、仕方ないかとバイクの降車ポイントで戻ってくるのを持っていたら、なんと先頭から僅差の3位。レース後、あれは一体どうしたのと尋ねたら、死ぬ気でペダルを踏んだ、と答えが帰ってきた。

 トランジションからランへは余裕の表情に見えた。前を捉えていく。僕も併走しながら、思わず声が出てしまう。興奮した。トップの選手を交わしてからはフィニッシュゲートまで先頭を守り切ってゴール。佐渡トラMCといえばこの方、新田朝子さんから、トップゴールのコールを頂いたときは感無量だった。
 表彰のない入門の部と言えども先頭ゴールは確かな事実。ゆめゆめ想像していなかった出来事に胸が熱くなってしまう。
 最高の贈り物をもらい、僕の闘志にも火がついた。ありがとう、息子よ!


次々と抜かれていきます

2位に肉薄して降車

ゴールを目指して・・・。

チャンプ(右)は牛乳で乾杯!

2018年8月31日金曜日

トレ☆レポ 18.8.27〜8.31

 今年の佐渡Bの目標は以下の通り。
 スイム2,000m 40分 (60s/50mペース)  …450kcal
 バイク108km 3時間35分 (ave.30km/h)  …2,760kcal
 ラン ハーフ 1時間50分(5分20秒/km)  …1,500kcal

 走破タイムは6時間と5分、消費カロリーは4,710kcal、おおよそ2000kcalの補給準備をするつもり。これで4度目の参加となるBタイプだが、ちゃんと完走してゴールで待っている家族のもとに辿り着きたいものだ。

 今回は前日土曜の「入門クラス」(S50m,B1.5km,R600)に我が家の小4♂が参加する。もしかすると彼が参加する最初で最後のトライアスロンになるやもしれないので、よーく脳裏に焼き付けたい。
 そんなこんなで金曜日からの佐渡渡航、2人で楽しんでこようと考えている。

※補給
 《 SWIM 》
  スイムチェックのときにスポドリと水のー両方のペットを持っていく。
 《 BIKE 》
  ボトル2本分の粉飴(クエン酸入り)150g,120g(1080kcal)、スポドリのみのボトル。
  スポーツ羊羹×2本(380kcal)
  サバスカフェイン入りジェル3本(510Kcal)、塩分高めの米菓が欲しい。
 《 RUN 》
  アミノ酸ジェル、サバスカフェイン入り×1(170kcal)


※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
27(月)ロード11km (TG走。その後飲み会)
28(火)スイム1,600m 500×2・いずれも9:05,100mインターバル 
29(水)朝ペダル練 夕方ロード10km
30(木)朝ペダル練 夕方 スイム1,000m+α & カブトヤマダッシュ
31(金)佐渡へ

【8月のトレーニング(km) …Swim8.5  Bike570  Run205】

2018年8月27日月曜日

トレ☆レポ 18.8.20〜8.25

 走り続けてウン十年の先輩に、近頃の強い疲労感の話をしたところ、恐らく貧血ではないの?とアドバイスを頂き、早速、鉄剤を貪るように服用する。今週は所用もあり、トレ連休を設けて改善に努めている。
 来週は久々のレースとなる佐渡トラBタイプ。僕にとってトライアスロンは冒険的感覚で臨むという位置付けがあり、かの地の脳裏の光景ををつなぎ合わせながら、当日に思いを馳せるとワクワクしてくる。ただ走破タイムを云々と言われるとちょっと萎えてしまう自分もいる。
 叶うことなら6時間を切りたいが好材料は全くない。スイムは40分を超えるだろうし、ランはこれを記している段階では5分20秒ペースも怪しい・・・。はじめてBタイプに参加したときの記録に近くなるような気がしてならないが、今の力を尽くしてゴールテープを目指したいと願っている。

 あらためて言うまでもないが、今年のここに至るまでの、僕のトレーニング及びレース事情は、汗をかくことに興味を持った以来、前例のない停滞ぶりだ。競技への情熱を失ったわけではないが、そう指摘されても申し開きのできるものではない。
 こうなりたいと想像する自分を見失ってしまった。それはどういうわけなのだろう。ただ淡々と汗を流すだけのおじさんになってしまっている。
 この佐渡を終えた後、僕の中で化学反応が起ることを期待したい。
 そのためにも、この得体の知れない疲労感を取り除くことが急務なのだ。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
20(月)レスト(お通夜)
21(火)レスト
22(水)朝 ロード10km 夕方 ロード10km お祭り準備のお手伝い。
23(木)夕方 ロード10km お祭り準備のお手伝い。
24(金)朝 ロード5km 夜レスト
25(土)朝 バイク65km 保田~290号周回コース 午後 西海岸プール
26(日)AM ロード14km

【8/26までのトレーニング(km) …Swim7.0  Bike565  Run184】

2018年8月20日月曜日

トレ☆レポ 18.8.14〜8.19

 今週は終始、疲労感が抜けない倦怠気味のトレーニングだった。どこか身体の具合が悪いじゃないかしら?と思うほどに。
 連休をとって週末に期待したものの、予定していたバイク&ラン、ランは距離を伸ばせずに終了し、その後のスイム、バイクメンテも兼ねて西海岸プールへ足を延ばすも、お昼を抜いたために力が入らず中途半端な内容になってしまった。
 翌、日曜の午前ランはまるっきりペースが上がらないので予定を大幅に変更して、本当ならバイクに乗るつもりだったのだが、ちょこっとスイムを挟んで、午後はやまびこ通りの坂を利用して刺激を入れる。
 目下、調子は完全に下降気味。ダビスタで例えるならば、駄馬が調教の過程でピークを超えてしまったような状態だ。
 はてさて、困った…。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニングなど  ※ ※ ※ ※ ※
14(火)帰宅ラン11km 途中リタイヤ
15(水)夕方 ロード10km ラストはシャワーラン。そのあと飲み会
16(木),17(金)レスト(送別会)
18(土)朝 バイク75km&ラン10km 午後 西海岸プールへ
19(日)AMロード10km&スイム少々 午後 やまびこラン10km

【8/19までのトレーニング(km) …Swim6.0   Bike500  Run134】

2018年8月14日火曜日

トレ☆レポ 18.8.6〜8.13

 提出期限は9/2。そんな気持ちで今月のトレーニングに取り組んでいる。昨年は何をどうしていたのか気になって、ブログを振りかえってみると、笑ってしまうほど似たようなトレーニングをこなしていた。僕という人間の習性を垣間見た気がした・・・。

 現状のトレはバイクに重点を置いている。当週は少し張り切りすぎたせいか脚部から疲労が抜けず、13日はバイク&ランをやめ、時計を気にせずに(気になるけれど・・・)気持ちよく走ることにした。
 両家のお墓前りを終え、ランニングに出掛ける。その最中、僕という存在はご先祖様達から遺伝子を受け継ぎ、次に渡す役目という意味において、そのうねりの中のちょっとした出来事でしかなく、僕を取り巻くあらゆる事柄は遺伝子継承の育みのなかでは割とどうでも良いことなのかもしれないと思ったら、大体の責任はすでに果たしている気がして気持ちが楽になった。
それは戻ってこられたご先祖様から降りてきた、メッセージなのかもしれない。
 あとは矜持を捨ててしまえるか、どうか。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
6(月)レスト(食事会)
7(火)夕方 ロード10km
8(水)朝 ちょいトレ 夕方 ロード10km & スイム500m
9(木)朝 ちょいトレ 夕方 ロード10km
10(金)朝 ちょいバイク 夕方 西海岸スイム2,000m
11(土)朝 バイク 笹神から保田、290号線から南部線、内の倉ダムから月岡へ & ラン10km 
12(日)朝 バイク 桑川駅で折り返す
13(月)ロード 16km 夕方 息子とちょいスイム

【8/13までのトレーニング(km) …Swim5.0   Bike425  Run093】

2018年8月6日月曜日

トレ☆レポ 18.7.30〜8.5

7/30(月)
 左のまぶたにモノもらいができた。まぶたは腫れ、目ヤニが大量に放出する。疲労すると抵抗力が弱まるというがその類かな。早速、掛かりつけのお医者様に診てもらったら、来週も来なさいということに…。

7/31(火)
 さくっと汗を流した後、飲み会に参加する。最初の1.2杯こそ美味しく飲めたが、その後はなぜか・・・。さらに、大しておしゃべりしてないのに時間が経過するにつれ喉が枯れ、声が出ない。これまた疲労由来かな。大したトレーニングはやってはいないのだけれど・・・。
 この日の収穫は、何気ないおしゃべりの中のバイクの肝について。ずばりケイデンスと重心。大きなテーマだが良いヒントを得た。朝のペダル練にひと工夫して基礎をつくっていこう。

8/2(木)
 夕方ラン。ついにガーミンが逝ってしまったかと思うほどに、のっけから良いペースで走ることができた。少し涼しかったこともあるのか。
 そしてスイムへ。まず500mを1本。目標の9分は切れず、後半につれフォームはばらばら、かつ息もしんどい。その後インターバル泳で終了。

8/4(土)
 週末練。翌日は天気が崩れそうなので予定を変更して、早朝からバイク練を行うことに。笹神を経由して保田から290号線を月岡へ進み、南部線、内ノ倉ダム、そして再び290号線へ。
 上りでの重心位置とペダリング、アゲインストでのサドルポジションなど意識しながらの練習になった。
 帰宅してすぐにランシュを履き外へ。なかなかの陽射しに面食らってランの感触を探る程度で終了。

 8/5(日)
 この日も早朝からバイク。寝坊してしまい予定出発時刻を1時間ほど遅れてしまう。前日の疲労と陽射しに焼かれたせいでとにかく怠い。
 コースは昨日と同じ。剣龍峡でヘロヘロになり全くいいところなし。つきまとうアブに急かされて坂を上る。前日掴みかけた上りのコツを再現するが、丸で力が入らずに維持できない有様…。
 内ノ倉ダムを省略。新発田方面へ向かう途中、ペダルを漕ぎながらふわふわした感じになり、これは!低血糖の兆候と察してコンビニにピットイン。
 補給を入れると、不思議なぐらい元気になった。そもそも空腹がよくなかったのかと思いながら、ひたすらDHバーのポジションで漕いでみる。
 2日連続、1人でミドルレンジを走るというのは久しい。同じコースでやったのも良かった。次の連休はバイク→ランへ繋ぐトレをやる。

※ ※ ※ ※ ※  今週のトレーニング  ※ ※ ※ ※ ※
30(月)レスト
31(火)ペダル練
8/1(水)レスト
2(木)朝 ペダル練&筋トレ 夕方 ロード10km&スイム1,000m
3(金)朝 筋トレ 夕方ロード10km
4(土)早朝 バイク105km 夕方ラン
5(日)早朝 バイク80km 午後スイム,ラン

【7月のトレーニング(km) …Swim8.7   Bike372  Run220】
【8/5までのトレーニング(km) …Swim2.2   Bike190  Run037】